2017.08.21
[ 2017年08月 ] の記事一覧
2017.08.20
Zollverein Coal Mine(ドイツ・エッセン、その2)
ドイツのエッセンにヨーロッパスポーツ科学会議にて院生の発表が終わった後、エッセンにある、ツォルフェアアイン炭鉱遺跡は2001年にユネスコの世界遺産に登録されています。
https://www.zollverein.de/service/english-page
1986年までは2.4億トンの石炭が掘り出され、毎日8,000人の労働者が炭鉱地帯の地上と地下で働いていたそうです。現在は炭鉱の跡地に博物館も設置されており、エッセンの観光名所の一つになっています。
とにかくこの遺跡群の広いこと!とてもじゃないですが、半日では歩いて全てを見て回るのは無理でした。
博物館も以前、工場施設だったと思われる建物の中に建設されてますが、博物館に繋がるエスカレーターは石炭を運ぶ通路(?)だったのか、とてつもなく長い。。(上から見下ろしてみました)
博物館内に入るのは有料ですが、遺跡群の敷地内は自由に地域の住民が出入りしていて、犬の散歩をしていたり、バンドが野外でライブ演奏の練習をしていたり、複数の飲食店もありました。
イメージしていたユネスコ世界遺産とは少し異なる印象でしたが、地域と上手く融合している雰囲気が楽しかったです。
satoshi
2017.08.19
偶然の出会いから今日が-恩師はありがたきかな
毎年お盆が近づくと“青山クラブ”(母校の軟式庭球部・ソフトテニス部OB会)から、卒業生の親睦と現役部員の激励・支援を兼ねて親善試合の案内が届きます(いつも都合が悪く不参加)。今年は部長兼監督兼コーチとしてご指導を頂いた“恩師の喜寿のお祝い”を兼ねるということでほぼ四十年ぶりに会にだけ参加してみました。
先生は大学卒業後新潟高校に着任し、以来38年間体育教員として全く移動もなく過ごされ(前例無しとか)、ご自身の国体選手としての輝かしい実績以外に、インターハイ出場選手を多く育てられました。小生の頃(1964年~67年)はまだ着任3年目で、教員としてか或いは選手としての人生かに迷っておられたのか、先生のクラブの指導方針については納得できず常に反発をし、学内校友誌に主将として小生なりのクラブの在り方を述べたりしました。でも、反発しつつも強く惹かれ、この先生との出会いがなければ今の自分もなかったのではと思っております。「おまえは体育教師に向いていない。でもこれからはおまえのような教師が必要となってくる。」と、入試の実技試験に備え、ご自身の脚の怪我にもかかわらず冬の寒い柔道場で練習相手をしてくださった日々のことは今も鮮明に覚えています。半世紀が経ちました!
テニス部OB・OG 120名からの出席者のなかで小生が最年長者とかで乾杯と挨拶をさせられましたが、紅顔の美少年・美少女?がなべて白髪(有れば良い方)。でも、恩師を中心に昔を懐かしみつつ、コートで培った様々な想い出は一層先輩後輩の結びつきを深め、まるで1枚の布のように、縦と横のそれぞれの糸がしっかりとむすばれている感を強めました。(老ブロガー・ハル)
2017.08.18
第2弾☆教員インタビュー(前編)
2017.08.17
今日は静かです。
2017.08.16
危機感が生むもの
その勢いに乗って、ゼミはまた一段とチームらしくなってきました。自分のテーマだけでなく、仲間のテーマに耳を傾けて相談し合うカタチが、すばやく、ごく自然な流れで生まれるようになりました。
ツッコミも激しくなり、にぎやかなディスカッションの場ですし、そのおかげで卒論の進度も急に上がってきたように思います(本人たちがそう実感できると言っているので、何よりなことです)。
おもしろいのは、ゼミでの付き合いが2年目に入ってくると、卒論の取り組みの様子で、部活動のチームでその学生がどんな動きをするのか見えてくるような感覚になるときがあります。ときどき、そんなことをその学生本人(たち)に伝えながら、彼/彼女たちのプレイスタイルやリーダーシップのあり方を自分でどう見ているのかを教えてもらっています。
2017.08.15
合格祈願
2017.08.14
アクティブでいこう!
2017.08.13
マウリッツハイス(オランダ・ハーグ、その2)
オランダのハーグを訪問した際に有名な美術館であるマウリッツイハイス美術館を訪問してきました。
https://www.mauritshuis.nl/nl-nl/bezoekinformatie-japans/
外観は大きな屋敷みたいです。地下から入りますが、真横の河川よりも低い位置に入り口があり、不思議な感覚に陥ります。
(川が氾濫したりしないのかな、と心配になるくらい)
広々とした部屋に絵画が展示されています。とても最先端だなと思ったのは、美術館内は無料でWi-Fiが繋がるのですが、美術館のアプリが配信されており、美術館内の案内から個々の展示物の詳細な説明まで全てがスマホのアプリ上で確認可能です。
絵画の説明は英語での音声ガイダンスもあります。通常は音声ガイダンスは有料で貸し出しているのが一般的かと思いますが、アプリ利用は全て無料でした。
作品リストから興味のある作品を見つけて、地図上でそれがどこに展示してあるかを確認できるので、時間が無い場合は興味のある作品だけをピックアップして鑑賞することもできます。
平日に訪問したからか、特に観光客でごった返している様子もなく、美術館内は比較的空いていました。オランダを代表する画家のレンブラントの「デュルプ博士の解剖学講義」やフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も含め、多くの作品をじっくり自分のペースで楽しむことができるのがマウリッツイハイスの魅力の一つだと思います。
satoshi
2017.08.12
研修会に参加して
過去4年間の“ツケ”がまわって、5年間の研修単位数をこの1年間で取得しないと資格が失効するといった非常事態のため、土曜/日曜は研修会に出席することが多くなってきました。参加する度に思うことではありますが、集中講義は行う方よりも、聴く(聞くではなく)方が我慢を強いられ、苦痛?だと、学生の気持ちに思いを馳せる機会になったりしています。
今回の研修会のテーマは「発達障害児の不器用さを考える~発達性協調運動障害について~」でした。発達性協調運動障害Developmental Coordination Disorder; DCDは年齢相応の協調運動(粗大運動や微細運動)ができないことではありますが、単に苦手意識があるだけではなく、年齢があがると対人関係やコミュニケーションにも大きく影響し、自己評価が低くなることにもつながります。DCDはまた単独の特徴というよりも、案外多いのが自閉症スペクトラムAutism Spectrum Disorder; ASDが合併している場合です。ASDの特徴としては、視覚優位(見えないものがわかりにくく、話し言葉が苦手)、2つ以上の情報処理が苦手(○○しながら△△する)、情報の重要性を整理できない、記憶が良い等々があげられています。
発達課題を抱えた子ども達が、それを乗り越えて行くためには、構造化された発達運動トレーニングとそれを支える人が必要なことは言うまでもありません。その為の具体的な方法・内容についてはふれませんでしたが、またの機会にしたいと思います。(老ブロガー・ハル)