[ 2017年12月 ] の記事一覧

2017.12.21

授業ももうすぐ終わりです。

こんにちは、shinoです。

今週は良い天気が続いていますね。寒いですけど。

2017年の授業も残すところ、数日となりました。
年末年始の休みを挟んで、後期も残すところわずかです。

先日、私が担当している基礎スポーツ医学では、
2週にわたって、テーピングの実技を行いました。

この講義は、救急や応急処置が授業の中に組み込まれています。

以前のこのブログでも、心肺蘇生の実技を行ったことを書きましたが、
今回はスポーツ傷害に対する(応急)処置の一つとして、
テーピングをみんなで勉強しました。

毎年、このテーピングの実技を行っているのですが、
学生達は、クラブ活動中などの現場で観たことや、巻いてもらった経験をしているせいなのか、
テーピングにかなり興味を持ってくれているようです。

お互いに被験者になり、手や足にテーピングを巻いていきます。


すでに、他の授業で経験していたり、
学生トレーナーとして活躍している人は、
さすが、かなり上手いです。



ほとんど初めての人も、回数を重ねるごとに、
徐々に上手くなっていってました。

授業の最後には、代表で数名がスピードと、正確さ、見栄えも含めた
テーピング速巻き大会を行いました。





みんな、かなり速く、きれいに巻くことができていました。
甲乙つけ難かったです。


これを機に、
テーピングだけでなく、傷害予防に目を向けてもらえたら嬉しいです。

2017.12.20

O先生からのドイツ便り

O先生は、いまドイツに滞在・研究中です。若手研究者ホープのお一人です。頂いたメールがこの季節ぴったりのドイツ便りでしたので、是非ご紹介させて頂きたいと思います。

“学外研究で3人ヨーロッパで活動するとは、本当にインターナショナルな学部だな~と実感” とのメールで始まりました。(本当にそうですね)
ドイツでも精力的に研究活動をされていて、次の研究活動につながる有意義な期間になっているようです。

週末に出かけられたという、アーヘンのクリスマスマーケットの様子。クリスマス・マーケットの本場、ドイツらしく、ダイナミックさも伝わってくる写真です。
O先生からのコメントは、写真の下です!

● 教会付近 (アーヘンは大聖堂の周りをマーケットが立ち並んでいました。地形は坂が多かったので、三次元的に明るかったです。ケルンの自宅付近の駅でも小さいマーケットがありました)

そして、研究だけでなく、いろいろな変わった?経験をされているようです。帰国してからのお土産話が楽しみです。
歯医者にて:親知らずを「医者が思いっきり道具で歯を掴み、腕をプルプルさせながら全力で抜かれました」とのこと。(私 ippo は、歯医者に行くのは日本でも勇気がいるのですが…すごい・怖い話です)。
美容院にて:切りたくもないもみあげをそり落とされてしまいました(笑)…(笑っているところに、O先生のおおらかさを感じます)。


●奥様のご協力もあってO先生の姿が…。もみあげの様子、目を凝らしてご覧ください!

【表紙の写真】なかなか良かったですよ、というコメントともに「マーケット入口」の写真。
 
※アーヘン:ベルギーとオランダとの国境に近い、ドイツ最西端の街。カール大帝、古代ローマ時代からの温泉街として有名なところ。一度は出かけてみたいですね。
※表紙の写真:銘菓プリンテンがこのクリスマス市のシンボルのようです。
 
ippo

2017.12.19

教員採用対策2

 BKCのバス停から北の方向に目を向けると、山頂に多くの雪が積もっているのが見られる季節になりました。琵琶湖周辺と言っても、湖南と湖北では随分と気候が異なり、湖北では先週木曜日の降雪でかなりの積雪があるようです。滋賀県内のスキー場でも全面滑走が可能なところもあり、昨年と比べても冬の訪れが早いように思えます。

 
 今年も残すところ後2週間。世間では、クリスマスや年末・年始の準備で賑わっています。
京都駅の階段広場には、大きなクリスマスツリーがディスプレイされ、自宅近くの大型量販店は多くの買い物客で賑わい、駐車場も長蛇の列です。慌ただしい時期ですが、事故などには注意したいものです。


 教員採用を希望する3回生の「自主ゼミ」は、今日が今年最後の活動となりました。来年度の面接試験に備え、冬季休業中に「教育課題」について自分の意見をまとめてくるように宿題を出しました。ゼミの代表が教育課題を皆に振り分け、一人が三問ずつ解答を作成して、年明けにみんなで模範解答をつくる作業を行います。
 面接で何を聞かれてもすぐに対応できるように、多くの「引き出し」をづくり適切に答える事ができるように練習をしましょう。


【司】

2017.12.18

2期生とバッタリ!

先週のブログでは、1期生とバッタリ、朱雀キャンパスで会ったことを紹介しました。

 今回は、2期生とバッタリ! 研究室の前で会いました!
 私の研究室の前の研究室は、ab先生の研究室です。

    

 バッタリあった2期生の【ちより】さんは、abゼミを巣立って、栄養に興味を持ち、かつ管理栄養士の資格を取得するために、兵庫県にある大学に編入しました。その大学でも極めて優秀であるとお褒めの言葉をゼミ担当者(小生の友人であったので)から聞かされていました。そのせいで、その大学のHPなどでも取り上げられていました。

 今回は、管理栄養士試験が終わり、ab先生に挨拶に来たときに、バッタリ会えました。

 これから、卒業論文をまとめるとのこと。おそらく、良い論文に仕上げて、そのエッセンスは学術雑誌として彼女ならまとめるでしょう。

 卒業後は、フリーの管理栄養士として、様々な活動を考えているようです。
 自らのキャリアを本気で考え、その方向に思い切りドライブをかけて進んでいる卒業生は、本当にキラキラ輝いています。これからの未来もさらに切り開いていく、と確信しました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
12月15日に、立命館東京キャンパスで
『東京大学スポーツ先端科学研究拠点・立命館大学スポーツ健康科学研究センター』協同シンポジウム 
「健康長寿社会をつくる革新的運動プログラムの創出
   ~東大・立命館発の「グローバルスタンダード」を目指して~」
を開催しました。定員100名が早々に埋まるほど注目されたシンポでした。
【忠】

2017.12.17

シンタクラース

オランダには11月になるとシンタクラースがやってきます。そうです、サンタクロースではなく、”シンタクラース”です。シンタクラース(聖ニコラウス)は、赤いマントと冠、そして長い白い髭が特徴で、見た目はサンタクロースそっくりです。 


この聖人は、毎年11月中旬、「ピート」と呼ばれる大勢の従者をつれて、”蒸気船”に乗ってやってきます。オランダでは12月5日の晩にサンタクロースのように子供たちのお家に訪れて、プレゼントを置いて行くと信じられています。
(悪い子はスペインに連れてかれるそうです。。)

オランダ人に尋ねたところ、オランダ人の子どもは主にシンタクラースからプレゼントをもらうのが風習で、日本のようにサンタクロースからクリスマスにプレゼントをもらうことのほうが希なんだそうです。

見た目はサンタクロースそっくりですが、付き人のピーとを引き連れてくるところもサンタクロースと大きく異なる特徴です。多くの子供たちはこのピートに扮して、まるでハロウィーンのように着飾ってイベントに参加します。

11月18日の土曜日にマース川を渡ってシンタクラースがやってくるイベントには大勢の家族連れで、街は大賑わいでした。この日から12月5日(シンタクラースの誕生日)まで街の様々なところでイベントが繰り広げられます。

歌や踊り、子ども達とのゲームなど、イベントも様々です。この時期にスーパーで売られているクッキーのKruidnoten(クラウドノーテン)は茶色い小石のようなクッキーですが、シナモンやショウガの味付けが絶妙で結構食べ出すと癖になります。



大学でも12月5日までは至る所でクラウドノーテンが振る舞われます。ちょっと食べ過ぎたかな。。

長男が通っている現地の保育園では12月5日の朝はシンタクラースが登場するイベントがあり、ものすごい人だかりでした。同じ研究室の先生の娘さんも幼稚園に通っているのですが、前日4日の晩は興奮して眠れていなかったそうです。子ども達にとって、シンタクラースはとても大事なイベントです。

こういった異なる文化に触れることができるのも、ヨーロッパ生活の醍醐味ですね。

satoshi



2017.12.16

スポーツの関わり方

 天気予報通り、スタート時はやや寒かったものの、爽やかに晴れ上がり絶好のマラソン日和となった10日、地元の“奈良マラソン2017”が開催されました。出場選手は19,342人(2/3以上は県外選手で、台湾、中国、イギリスなどの海外からも700人以上とか、本学の院生も出場しました)。毎年、参加申し込み受付十数分で締め切られる(先着順)ほど人気のある大会となっており、今年で8回目となりました。地方都市の特色を活かしたスポーツツーリズムの成功例ともなっています。奈良から天理までの往復コース、世界遺産となっている多くの社寺や平城宮跡の朱雀門などを巡るコースは、何と贅沢な!とも言われています。さらに、沿道での声援や補給所での“奈良流のおもてなし”が最高(以前に参加された岡本先生談)とのこと。


 

 奈良県のスポーツ推進審議会に関わって十年近くになりますが、“だれもが、いつでも、どこでも気軽にスポーツに親しめる環境づくり”(標語)の中の一つに、あこがれと感動を生むスポーツがあげられており、トップアスリートの発掘、育成も重要なテーマとなっています。しかし、チャンピオンへの道については議論されるものの、いずれ、それも人生の比較的早期に迎えざるをえない引退、離脱に関することについては、特別の事件でもない限りなかなか関心がもたれにくい面があるようです。夢と感動と勇気をもたらす華々しいスポーツと喧伝され、その主人公になってもすぐに忘れ去られ、それまでの努力が報われないといった思いからの喪失感を、あるいは競技における最終目標が達成されたからといった充実感、人生設計の中で新しいキャリアを積む時期であるといった明確な目標感等々、選手の語りにはひかれるものが多々あります。

 スポーツカウンセリングの授業を担当しているせいか、毎年卒論でバーンアウトや引退のテーマが選ばれ、今年も自身の学生選手引退に伴って生じた種々の喪失感から、新たな自分への挑戦に踏み出せない心理的背景についての研究が進められています。(老ブロガーハル)

2017.12.15

おつかれ様でした

4回生、そして卒論担当の先生方、卒論提出お疲れさまでした。
今年はフリーの傭兵のごとく色んな学生の分析をお手伝いさせていただいていたので、私のもとにも「提出できました」の報告が届き、うれしい限りです。

自分のことを振り返ってみても、卒論の完成までには、社会で必要な様々なエッセンスが詰まっていたと思います。文章力や分析力、専門知識はもちろんのこと、スケジュール管理も自分でしなければなりませんし、調査や実験をやる人はコミュニケーション力が必要になります。
つらい時、きつい時に様々な人からの支援があったでしょうし、人によっては自分の能力の限界と向き合って誰かに助けを請わなければならない時もあったはずです。

今は実感できなくとも、後々に「知らない間にこれが出来るようになっていたのは、あの経験があったからなんだな」と感じる時がきっとあると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

まぁ、でもまだ口頭試問が残ってますからね。これを舐めてかかると痛い目を見ることになります。しばらくゆっくり休んで、また頑張ってください! 

そして、昨日の記事でshino先生も紹介していましたが、1回生のゼミナール大会の分科会が行われました。

マネジメントのプレゼンもなかなかのものでしたよ。初めてなのによくできてるなぁと感心しきりでした。
うちのクラス(A)の子たちの発表はどうだったろうか…。うまくいっていることを祈ります。

発表中に写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので、最後に集合写真を撮らせてもらいました。



こちらも、きっと今後の学習の中でこの経験が生かされることになると思います。
反省したところは忘れず、良かったところは誇りをもって、次のステップへと進んでいってください。

とりあえず、お疲れさまです!
ファイナルステージの進出グループは、最後まで頑張ってください。

Hitomi

2017.12.14

ゼミナール分科会

shinoです。

今週も寒かったですね。
今朝は前日の夜からの雪がうっすら残っていました。
ここ、くさつキャンパスも、今年初めての雪でした。

さて、本日は、スポ健学部生の卒業論文最終提出日でした。

私のゼミでは、ちゃんと全員が提出できました。
最後は結構ドタバタでしたが・・・・
まぁ、とにかく無事に完成して良かったです。

大学も後期も終盤に近づき、
4回生だけでなく、
各学年でも今年1年の締めくくりに入っていきます。

スポ腱の1回生も数人のチームででテーマを決めて研究を行い、
その成果発表会であるゼミナール大会が毎年開催されます。

今週はそのゼミナール大会の分科会が行われました。
この分科会で評価が高かった数チームが、ゼミナール大会の本選に出場します。

私はその分科会の審査を担当させてもらい、
4チームの発表を聴講させてもらいました。




昨年も担当させてもらったのですが、このゼミナール大会、
かなり力が入っていまして、
ユニークな研究テーマであったり・・・・
研究内容が凝っていたり・・・・





論文やプレゼンもかなりしっかり下調べをしていることが分かり、
毎回、聴いていて非常に興味深いです。

今年も、チームのみんなが努力して作り上げたことが
よく分かる発表でした。

4回生の卒論にも負けていないと思います。
この努力、達成感を4回生の卒論までつなげていってくれたらうれしいです。
もちろん、4回生の卒論もなかなかの内容です。

学生は「興味を持つこと」が特に大事だと思います。
常に興味を持ち、様々なことにチャレンジして、
大学生活を有意義に過ごして欲しいです。

最後に、今週土曜日に我がラグビー部が選手権大会の試合(対慶応)を
キンチョウスタジアムで行います。
みさなんの応援が力になりますので、時間のある方は足を運んであげてください。

2017.12.13

今年のまとめに向けて

ここ1カ月はとくに、レジデンスの勉強室に籠って勉強している学生が多くなった時期でした。どこでも、今年のまとめの時期になったようです。

「日本語クラスのテスト、満点だった!」と報告してきたスペイン・セゴビア出身の学生Pくんがいました。途中、進度が早いからついていけない…と弱音を吐きかけていた学生くんでしたが、がんばったようです。みんなで、彼に会ったら、日本語を共有して「おめでとう!」と言ってあげることにしたのです。そのあと、彼に会って伝えたときは、本当にほっとしたような、やったぞというような、表情でした。
彼のがんばりは、私の刺激にもなります。

スポ健の4回生ゼミっ子たちも、提出前の集合写真を送ってくれました。とてもいい表情で無事に提出できたようです。本当にほっとしました。
大学も超えて、いろいろな先生方、職員の皆さんにサポートしていただいたおかげです。本当にありがたい環境で、学生ともども過ごせていると思います。
担当者がいないことで不安や戸惑いをいっぱいにさせてしまった回生なのですが、それを見事に乗り越えて、自分たちでとてもいいチームを作ってくれたことに、うれしさと一層の申し訳なさを一人感じていますが。

みなさんは、どのような「まとめ」をされますか? この学生たちのように、満足できる、楽しかった、やったぞ…と言えるまとめをしたいものです。

バレンシアの12月。
街のなかは、クリスマス・シーズンに入り、そのお祝いムードが漂ってきました。大きなツリーやベレン(という、クリスマス飾り。イエス・キリストの誕生を表した人形たちのことです)が、街の要所に出没してきました。バレンシアでは、1月6日が本当の(?)クリスマスらしく、しばらくはこの雰囲気が続きそうです。

(市場で売られているベレン。日本との雰囲気の違いを感じる季節です)

ippo

2017.12.12

年末に思うこと&スポーツ指導実習

 先週あたりから寒い日が続いています。
 BKCでは、広葉樹の葉が落ち、風に吹かれてインテグレーションコアの入口付近に落ち葉の吹き溜まりが出来ています。

 今年も残すところ20日程度。
 幼少期を振り返ってみると、年末に家族が協力して新年を迎える準備をしていたことを思い出します。破れた障子に新しい紙を貼ったり、母親がかまどでもち米を蒸し、父親と兄が臼と杵を使って餅をつき、母と私が鏡餅やお供え餅、お雑煮に入れる四角の大きな餅を作りました。また、ストーブの上で小豆を煮てぜんざいを作り、お節料理は自家製が当たり前でした。正月はほとんどの店舗が休みだったので、家族で正月用の食材を買い出しに行き、初もうでが終わったら家族みんなで食べる事が楽しみでした。最大の関心事は、「お年玉」でしたが・・・。現在は年末年始、大型量販店は平常営業、お節料理はインターネット通販・・・便利ですが正月の風情が失われていくような感覚を持つのは私だけでしょうか。
 高知では、大きな長方形の餅(縦30cm、横50cm、厚さ3,4cm)を縦横に切った長方形の餅を味噌汁に入れて「お雑煮」として食べていました。全国的には餅が丸かったり、すまし汁だったりするようですが、地域でお雑煮文化も違うのですね。

 スポーツ指導実習(機械体操)では講義も終盤を迎え、受講生の模擬指導が始まりました。昨日は「鉄棒」の指導を行い、各自が教具を工夫したり、補助の仕方を考えたりして実践に取り組んでいます。体育館が寒いので、金属製の鉄棒は冷た~くなっていますが、指導者が真剣に頑張っているので受講している学生も寒い中ですが真剣に取り組んでいます。来週は「マット」、再来週は「跳び箱」の指導を行う予定です。



【司】