2019.03.11
[ 2019年03月 ] の記事一覧
2019.03.10
最後のミーティング
2019.03.09
ラグビー45年会東西対抗戦 調査デビュー
3月2日にラグビーワールドカップの会場でもある
東大阪市の花園ラグビー場で
第3回ラグビー45年会東西対抗戦が開催されました。
これが最後の東西対抗戦になること、
そしてワールドカップを盛り上げるという意図もあり、
選手は500人以上、家族、お手伝い等を含め、
参加者は600人になりました。
この試合の参加者に対して、調査を実施し、
調査には、4月から3回生となる5人のPre-ゼミ生も参加してくれました。
現場での調査デビューです。
調査の実施に際し、当日、そして準備の段階から
45年会の幹事されているO様に大変お世話になり、
お話等も聞かせていただきました。
45年会は、1989年、昭和天皇の御崩御のため、
第68回全国高校ラグビーの決勝として予定されていた
大工大高校と茗渓高校の決勝が中止なり、
2015年に幻の決勝戦を実施することから発足されたそうです。
その後も大変熱心な幹事さんを中心にコミュニケーションを取られながら
Facebook上でネットワークが広がっていったようにおっしゃっていました。
例えば、私設ファンクラブ、特定の製品や施設の愛好者の会といった
コミュニティに関して、Facebookのようなソーシャルメディアでは
「ポチッ」とクリックすることで、「参加」が可能になるため、
実在のコミュニティよりも参加へのハードルは低くということが指摘されています(藤本, 2018)。
東西対抗戦に参加された方々は、SNSでコミュニティへの参加の促進と関係性を維持させながら、
実在の「集い」への参加につなげているモデルケースだと思われます。
幹事の方々、選手の方々はもちろんみなさんお仕事を持ちながらですが、
十代にやり残したことを、時を超えて埋めるパッションや、
ワールドカップ会場である花園第一グラウンドで
500人を超える選手が集う大会を開催される実行力など
この調査を通じて、本当に数多くのことを学びました。
試合といえば、タッチフットから本気ラグビーなど
個人のコンディションに応じて参加できるようになっていました。
独走はやや辛そうで、試合が後半になるにつれて、
包帯姿の方や、足を引きずる方など増えてこられましたが
仲間と笑いあい、イキイキと楽しそうな姿がとても印象的です。
Pre-ゼミ生の5人ですが、驚くほど積極的に調査票を配布し、
「調査方法論」で学んだことを活用し、テキパキと調査票を仕分けるなど、
5人で適宜役割分担をして素晴らしい動きをしてくれました。
ほとんど指示をすることもなく、本当に初めてなのかなと感心してしまいました。
調査でも、イベント運営でも即戦力となれる学生たちです。
後日大会関係者の方からも、立命館の学生は素晴らしいとお褒めの言葉を頂戴いたしました。
残り2年の大学生活で、周囲にある環境を積極的に活かしながら、
学内外で理論と実践を経験してくれることでしょう。
そして将来、様々な場面で今回の大会で集われた方々のように、
仲間を大事にし、新たなものを創りだせる人に育ってほしいと願います。
分析も含め、ここからは私が向かい合うお仕事です。
ゆ
第3回ラグビー45年会東西対抗戦の記事はこちらから
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000101-spnannex-spo
写真は3回ラグビー45年会東西対抗戦と調査の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#45年会の皆様、ありがとうございました。
#お天気にも恵まれ、日やけ気味です。
#あちらこちらに感心している間に一日が終わりました。
#現在データ入力作業に追われています。
2019.03.08
卒業式の季節を迎えて
こんにちは、嶋村です。少しずつ暖かくなってきていますが、今日は比較的寒いですね。まあ春らしくなるのはいいのですが、僕は前回も書いたように花粉症なので毎日辛い日々を送っております。一応毎日薬は飲んでいるのですが、どうしても鼻がムズムズしたり、目が痒くなったりしますね。僕は花粉症の症状がおそらく5月頭まで続くので、しばらく憂鬱な日が続きます。。。
さて僕は相変わらずな日々を過ごしていますが、先週末北野天満宮まで梅を見に行ってきました。娘は梅の花を嗜むような年齢ではないので、あまり楽しくなさそうでしたが、露店でお餅や飴を食べたり、水に浮かべる占いをしたり、それなりに楽しんでいたようです。
ところで学生さんはそろそろ成績が出た頃ではないでしょうか。みなさん一喜一憂されているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。僕は以前にも話したことがあるかも知れませんが、大学は合計で8年通いました。6年は経済学部でなんとか卒業させてもらうことができました。そして言語学を勉強したいと思い3年次編入で大学に入り直しました。その後日本の大学で修士、アメリカの大学で博士を取得しました。
さて言語学を始めてからは真面目な学生になったので、特に何か言うことはないのですが、しばしば聞かれるのが「経済学部で何をやっていたのか」ってことです。今となっては細かい詳細は記憶の彼方にあり語ることが出来ませんが、ただ朧げに覚えているのは、まあとにかく無責任な学生生活を送っていたということですね。先生に対するリスペクトもなく、よってコミュニケーションすることなく、授業もサボりがちで、なんとなくこれでいけるだろうと適当にやっていた気がします。もちろん僕は僕なりに何かしらのポリシーが自分の人生に関してあったと思いますが、今思えば無知であり浅はかだったと思います。それでも最後まで大学を卒業できるのを待ってくれた、そしてサポートしてくれた親には感謝しているし、自分の娘が大きくなって道に迷ったときは彼女の好きなように色々試させてあげたいとは思います。結局、あの時は自分のことが最優先で周りを見ていなかったことなんだと思うのですが、のちに自分をなんとか修正しました。まあけれど留年が決まった時(2回あるのですが。。。)、僕は途方に暮れていたし、親はとても怒っていた気がします。何がしたいわけでもないし、あの当時は自分に何か才能があるわけでもなかったし、どうしようって感じでしたね。色々な人にたくさん迷惑をかけました。
最近の学生さんは、自分の将来についていつ頃から考えるのでしょうか。そしてそれに対して具体的な行動を取り始めるっていつくらいからなのでしょうか。僕はよくわかりませんが、多少無責任なことを言うと、ちょっとくらい留年しても大丈夫かなって思ってます(笑)。結局大学4年間で見つけられないこともあるし留年すると孤独になり自分のことを内省する時間が増えると思います。だって同級生はもういないのですから(僕はもともと友達が少なかったですが 笑)。内省する中で何か新しい可能性が見つかるかも知れません。そういう意味で僕の2年間の留年は意味がないことはなかったかなって思います。なので、単位を落としたり、留年することになった人は今こそ自分の甘さや愚かさを見直す時期で、今後さらなる飛躍につなげる時、あるいは気づかない自分の特性を見いだす努力をする時かも知れませんね。留年することによって失ったものを、それを補ってプラスに転じる何かを得る努力をするべきです。一応、僕はそうしたと思っています。って4年で卒業するのがもちろんベストですよ(笑)。あはは。。。
ではまた。
2019.03.07
花粉症がつらいです。
2019.03.06
Eコマースとプロスポーツチーム
今週初め、3回生ゼミで秋学期を通じて取り組んできた
「プロスポーツチームにおけるEコマース」
の成果のプレゼンテーションに、ゼミの代表2名、
酒井真侑さんと山下理恵さんが北海道日本ハムファイターズ
を訪れました。
ゼミ生たちは2月いっぱいまで、何度もグループで
大学に集まり、このテーマに取り組んで来ました。
ファイターズでのプレゼンテーションを担う代表2名の
責任は重大です。
直前まで入念に準備して、本番に臨みました。
プレゼンテーションの出来は上々でしたが、
内容については、現場感覚と先見性に裏付けられた
厳しく鋭い指摘をいただき、何とかブラッシュアップ
して形にしたいと意欲を新たにしています。
北海道日本ハムファイターズには、ご多忙の中、私たちの
ために長時間を割いてくださり、心から感謝しています。
それから、ゼミの卒業生で、現在、北海道日本ハムファイターズ
で働く、篠原萌さんも頑張っていました。
会うたびに逞しくなっていく萌さんを目の当たりにして、
本当に嬉しく思います。
私のゼミ生たちは、単なる大学の中での勉強だけではなく、
実際のスポーツビジネスの現場が持つ課題に取り組み、
社会との関わりを自覚して、いずれ社会に貢献できる社会人に
なることを目指します。
スポーツ健康科学部の教員は、それぞれがいろいろな社会との
ネットワークを持ち、学生たちはそのネットワークを生かして
勉強に励んでいます。
みなさんもぜひその輪の中に入ってきてください。
Apollo
2019.03.05
削除することの難しさ
2019.03.04
これからの企業に求められる人材
2019.03.03
卒業生からの連絡
2019.03.02
授業準備とシンポジウム
大学は春休み中で授業はない期間ですが、
私は書籍、テキスト、論文、新聞など
とっかえひっかえしながら、2019年度の授業準備をしています。
授業準備の一つとして、何か応用できることはないかと
2月は複数のシンポジウムにも足を運んでいます。
いくつかご紹介すると、
一つ目は、「カスタマーエクスペリエンス(顧客の経験)」と
「カスタマーエンゲージメント」に関するシンポジウムです。
カスタマーエクスペリエンスは、
「経験価値マネジメント」(シュミット, 2000)に基づき
スポーツマネジメント領域でも注目されています。
経験価値は、消費者が製品を消費する「機能的な目的」ではなく、
製品に興味を持ち消費するまでの経験を差別化すること
(どんな経験をさせるのか)に着目しています。
そして、製品を消費することによる消費者の「経験価値」を高め、
製品や企業にエンゲージすること(傾倒して結びついていくというような意味)
によっての長期的なつながりの強化を目的としています。
法人向けのシンポジウムでしたが、
授業の達成すべき目的に対して、授業での経験(アクティブラーニング)を通じて
どのように研究や、大学内外での活動へのエンゲージを促すことができるのか
ということも考えるきっかけになりました。
二つ目は、日本マーケティング学会のサロンとして開催された
小規模の座談会のようなものに参加してきました。
いつも東京で開催されるスポーツマーケティング研究会に参加し、
顔見知りの先生方から最新の視点と情報を共有していく場所としていたのですが
ちょっと勇気を出して、今回はHenry W. Bloch School of Managementから
ゲストスピーカーを招聘して大阪で開催された
「おもてなしの国際比較」というテーマのサロンに初参加してきました。
東京2020オリンピック・パラリンピックの招致では、
プレゼンテーションで注目された「お・も・て・な・し」ですが、
どうやら「おもてなし」は「Hospitality」とは異なる日本独特の概念であり、
起源は万葉集の時代まで遡るようです。
そして、三つ目は、幕張メッセで開催されたスポーツビジネス産業展です。
幕張メッセという日本最大級の施設で、
Jリーグ、プロ野球、大学教員、大学院生の知人・友人に会いました。
複数の講演とブースに立ち寄りましたが、
やはりホットな話題は、どのような楽しい経験を観戦者にさせるのか
という点でのデジタルを駆使したスタジアム(アリーナ)の最適化の追求、
データ分析、そしてeスポーツです。
御覧いいただいている写真は、eスポーツの試合会場や
デジタルを用いたスタジアム・アリーナの
デモンストレーションを見せるブースの様子です。
デジタル化の賛否やeスポーツがスポーツなのかどうかという議論もされていますが、
eスポーツ、デジタル関連のブースが大盛況だったところから考えると
まずはeスポーツの仕組みや消費者(する人・みる人)を
理解する必要があると強く感じました。
これらのシンポジウムで得た知見は、
授業等でも反映していきたいと考えています。
これまでもいくつか授業準備をしてきましたが
これまでの経験と最も違うことは、
授業を受講してくれるであろう学生さんたちの顔が
チラホラと浮かぶことでしょうか。
ゆ
写真は幕張メッセのスポーツ産業展
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#3月はスポーツマネジメントの理論と実践
#4月からのゼミ生も積極的に活動中