こんにちは。かわいです。
5月に入ってすっかり春らしく、梅雨に入るまでの気持ちのいい季節です。
教養科目で教育を広く学ぶ科目を担当しています。
授業では毎回学生さんの書いてくれる感想を手がかりに考える時間を設けています。
最初の数回では、「教養とはなんだろうか」という問いを投げかけて考えてもらいました。
私が示したのは、
・教養は「単なる物知り」ではなく、自分で問いを立てて知識を活用しながら答えを探究していくことで磨かれる。
・教養は、自分と知識と人生とを編み合わせていくことで鍛えられる。「自分」抜きの学びは浅く薄い学びとなる。
・頭と手とマインドを動かして、立命館らしくお互いに学び合って形成していってください
というメッセージでした。
そのあと学生から寄せられた声に、
「私は、教養は「自分とは異なる考えを受け入れる練習」だと思っている」
というものがありました。まず、私が示したことを超えて自分の考えを寄せてくれたことが素晴らしく、また内容も素晴らしかったので次の回で紹介することにしました。そうすると、他の学生からも、「とてもいい考えだ」「自分も教養で異なる考えを知って視野を広げていきたい」という反応がありました。
引き続き、お互いに学び合うことで成長が生まれる場になるよう挑戦していきたいと思います。
かわい