[ 2025年06月 ] の記事一覧

2015.04.03

新学期

新入生の皆さん、入学おめでとう御座います。上回生の皆さんも新たな年度の始まりですね。それぞれ目標を立てて、一日一日を実り多い日にして行ってください。

今週はオリエンテーション期間という事で毎日イベントが目白押しです。今日は昼頃開催されたスポーツ健康科学部交流企画に参加して来ました。吹奏楽団とチアリーディングのチームが来てくれ、応援歌・校歌の練習セッションやパフォーマンスをしてくれました。皆さん有難う御座いました!



一件我々の仕事の宣伝もさせてください。昨年末から私とHassy先生が社会連携部の方々のご協力を得て作ってきたオンライン講座「ランニングのスポーツ健康科学」の募集が始まりました。
https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga040/2015_06/about
今日で募集開始から4日目ですが、登録数は既に690名を超えているそうです(驚)。現在コンテンツの仕上げに掛かっています。開講は6月です。是非御受講ください!



皆さんの2015年度が素晴らしいものになる事を祈念しつつ、一回目の記事を〆させて頂きます。


2015.04.02

新入生父母説明会

本日から立命館大学スポーツ健康科学部のブログ木曜日を担当させていただくIt’s meです。

本学部創設から6年目にして、この厳しい役割が回ってきました。小生はとして、ほかの皆さんが見ることのできない画像をできれば多く紹介したいと思っています。よろしくお願いします。

 昨日4月1日に新入生のガイダンスと父母の皆様への新入生父母説明会が行われました。

 新入生ガイダンスでは、立命館大学スポーツ健康科学部の学びの特徴について説明し、立命館大学スポーツ健康科学部が、この分野で日本一 世界一になるためには、新入生の一人一人が、自分自身の日本一、世界一を目指すことが必要であることをお話ししました。 学生諸君は大きな声で挨拶を楽しみながら、聞いてくれました。

 次に、新入生ガイダンスをお聞きになっていた父母の皆様がいらっしゃる新入生父母説明会の教室に移動して、父母の方にお話をさせていただきました。この企画は、学生の学びや就職活動は、父母の理解なしにはできないからです。特にスポーツ健康科学部の学生さんは、就職活動が部活等で遅くなることが多いのです。足下の悪い中、数こそ少なかったのですが、熱心に小生のお話を聞いてくださいました。その場で、しかとることのできない写真を撮りました。

 これからの学びは、新入生の方々が、自ら行うものです。しかし、重要な時点での父母の皆様のお力は必要です。これから4年間よろしくお願いいたします。

 

 

 

立命館大学の話題

3月29日(日)に立命館大学の新しいキャンパスであるOIC(おおさか いばらき キャンパス)の竣工式でテープカットが行われました。

大阪駅から10分の茨木駅から徒歩7分のOICの規模・立地の良さは立命館大学に新しい教学を開く可能性を秘めていることが感じられました。

2015.04.01

こんにちは。お久しぶりです。

<RecO便り105>
 abです。あいコアの☆には3年ぶりの登場になります。



インテグレーションコアの1階栄養調理実習室(RecO studio )を「スポーツ健康食育」の拠点とし、色々な活動をしています。前回同様、RecOでの活動を中心に、1年間お伝えできればと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

(ちなみに写真はabを纏った私の研究室OGの娘「みなみちゃん」(仮名)これから時々、彩りに登場してもらう予定です)

<今週の別腹>
色々な食材の宝庫である滋賀県。国内大豆の産地でもあります。「大豆は畑の肉」と言うように、豆類の中でもたんぱく質が多いのが特徴。



写真は「大豆ごはん」。大豆の香りを楽しみながら、たんぱく質の量と質を高めることができます。滋賀県体育協会発行の「Bispo+」の中の「湖国の幸 スポーツの膳」の頁で紹介しました。作り方等の詳細はこちらまで。↓
http://www.bsn.or.jp/HP/mimi/recipe/1.pdf



2015.03.31

しばし、ごきげんよう

Hassyです。

今年度のブログを担当させていただきましたが、次週からはMoto先生にバトンタッチです。
色んな方からブログを見てるとのコメントを頂きました。
今年1年、ブログ初年度に比べてブログが大人しくなったとのコメントも幾つか頂きましたが(笑)、ご愛読いただきありがとうございました。

明日からは、コペンハーゲンに学外研究に参ります。
どんな国?とよく聞かれますが、森百合子さんの著書によると、民主主義の質が高い国で1位、
ついこの前事件がありましたが、2年前では世界で平和な国2位、
お母さんにやさしい国6位、
私にとって嬉しいのは、1人あたりのコーヒー消費量3位、ワイン消費量7位と、研究生活のお供に欠かせないこれら嗜好品が充実しているようです。

そしてデンマーク人が大切にしているのが「居心地がいいこと」らしく、これは「すべてがほどよく収まっている感じ」だそうです。

北欧にはヤンテローという考えがあり、最高や一番よりも、平等やほどほどを好み、他者を尊重することが一番重要という思いがあるようです。
かつて留学経験のある米国とはそのあたり、少し違う気がするので、この「世界で一番しあわせな国」(ここでは1番ですね!)と言われるデンマークの雰囲気を堪能し、楽しみたいと思います。

勿論、研究を頑張って参ります!!

それではみなさん、しばしごきげんよう、さようなら。


2015.03.30

いよいよ新年度

今週から、いよいよ新年度がスタートします。

 

ブロガーの先生も大幅に交替します。各先生から、学部・研究科の教育・研究、それぞれの日常を語ってもらえるのは本当に有り難いです。各分野の専門家(プロ)としての観点、立場からの語り口は勉強になります。

 

プロとは、専門家としての観点を持っていること、と考えています。今週入学してくる新入生諸君、ならびに在学生には、卒業・終了時に、「プロ」としての専門知識、観点をもって、羽ばたいてもらえるように、これからの在学期間でしっかりと学んでください。

 

新年度もブログ「あいコアの星」をご愛読のほどお願いします。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週、東京出張の折、久しぶりに富士山をゆっくり眺めました。いつもシャッターチャンスを逃していましたが、久々に良い写真が撮れました。富士のように雄大でどっしりとした仕事ぶりが、新年度に展開できることを願っています

【忠】

 

 

 

 

 

2015.03.29

アメリカ便り (24): USC

日本のニュースを見ていると桜の便りも届き始めたようですが、
皆様いかがお過ごしですか。

私は、先日、University of Southern California
(USC; 南カリフォルニア大学) で
開催された 28th CUNY Conference on
Human Sentence Processing に
参加してきました。

この学会は、人間の自然言語処理を専門に扱う学会としては、
最も歴史のある学会の一つです。
私が現在所属しているメリーランド州立大学からは、
ポスターと口頭発表を含め、10数名が発表を行い、
非常に精力的に学会活動を行っていました。

会場となった南カリフォルニア大学は、
L.A. のダウンタウンにも地下鉄で20分ほどと近く、
キャンパスの近くには、NBA の L.A. レーカーズの本拠地や、
1984年のロス五輪のメインスタジアムもあり、
スポーツも非常に盛んな地域です。
(時間が無く、遠くから見るだけだったのが残念でした)
またスポーツ科学の研究も行われ、スポ健の Toshi 先生も
先日まで、研究を行われていました。

お金持ちの私立大学だと聞いていましたが、
キャンパスを学会の合間に散歩したところ、
「キレイ」のひとことでした。
燦々と降る太陽の中、緑が茂る中、噴水が癒してくれる、
まるで「天国」のようでした (笑)
こんなに素晴らしい環境なら、外にいる方が楽しくて、
「勉強する気が起こらないだろう」なとも思いましたが・・・
(ちなみ学会期間、メリーランド州では、雪が降っていました!。
こちらは、勉強するしかない環境です (笑))



学会に参加していた日本の研究者と
「これだけの美しいキャンパスが日本にあるかな?」と
話をしていて、「どこにもないな・・・」という結論に達しました。
アメリカの大学が環境整備に力を入れるのは、
在学生、卒業生にキャンパスに愛着や誇りを持ってもらって、
卒業後も、金銭的な見返りを得ようとする事とも無関係ではありません。
そしてその試みは一定の成功を収めているように思います。

日本の大学も、アメリカの大学を見習って、
もう少し緑を取り入れて、学生が誇れるキャンパスにしても
良いのではないかと感じる今日この頃です。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。

<<街でよく見かける英語表現#24>>
建物の入り口に、聖書の言葉が、刻まれていました。
"Wisdom is better than Weapons of War." (ECCL IX 18)
「英知は、戦争の武器よりも偉大なり」
日本も含め、世界では、他国や他民族を批判する
ヘイトスピーチが問題となっています。
心にかみしめたい言葉ですね。

2015.03.28

学びて厭わず、人を誨えて倦まず…

桜がちらほらと咲き始め、「新学期」を迎えるムードが整い始めました。
その一方、2期生が本学を巣立っていきました。入社式はまだとはいえ、社内研修が始まるなど、「社会人」としてのスタートを切り始めたことでしょう。

私が大学を卒業し、他大学の大学院に進学する際に、恩師からある言葉を送られたことがあります。
それは、「学而不厭(学びて厭わず)」という言葉です。
当時は、進学する私に学ぶことをいつまでも厭うことがないように…というぐらいにしか捉えていなかったのですが、後々調べてみると、これは、孔子の論語に書き記された言葉で、「黙してこれを識(しる)し、学びて厭わず、人を誨(おし)えて倦まず。」というものでした。
博学な私の上司は、よく使っています…(笑)

古代中国考古学の第一人者であり、孔子の研究や論語の解説書も記す貝塚茂樹先生によれば、「黙って覚え、学んであきず、他人に教えていやにならない」という意味なのですが、貝塚先生の注釈によれば、「識(しる)」という言葉は、「注意を集中してこれを記憶するまで頭にたたき込むこと」の意味であり、「誨(おし)える」という言葉は、単に「教える」という漢字の原義や一般的な概念ではなく、一つひとつの事柄を懇切丁寧に、そして具体的に指導するという意味とのことです。

人は、誰でも興味のあることにはエネルギーを注ぎ、自ら学ぼうとするわけですが、我々は、学ぶことだけではなく、学んだことや培ったことを、一つひとつ懇切丁寧に人に「誨える」ことはもっと大切なことなのだと、この孔子の言葉から考えさせられます。

卒業生は、社会人になって、がむしゃらに働き、様々なことを吸収することでしょう。時が経ち、後輩や部下ができ、その時、「黙してこれを識(しる)し、学びて厭わず、人を誨(おし)えて倦まず。」という言葉を思い出して、未来を生み出し、社会を切り拓き、そのような志を持った人を育ててほしいと思います。


ちなみに…
この孔子の言葉、「我に於いて何事かあらん」という言葉で締めくくられており…
孔子にとっては、黙って覚え、学ぶことを厭わず、人に教えることを嫌にならないのは、自分にとって何でもないことだ…ということです(笑)

私にはさすがに…とは思うのですが、大切な同僚で、他大学に異動されるma34先生が信条になさっている「子どもの躓きに寄り添う指導」の意を受け継ぎ、「人を誨えて倦まず」ということを実践したいと思います。

Jin



2015.03.27

進路選択

新4年生の就職活動が活発になってきています。と、同時に、一般企業に就職か教職に就くかを迷い始める学生が増える時期でもあります。

今日も一人、悩んでいる学生が来ました。一応、就活はしているけど、教職に就きたくて身が入らない。どうしたらいいか…と悩んでいます。
教員になりたい人にとっては、もっとも悩む時期かもしれません。周囲の友人たちは、就職活動を活発に進め、少しずつ内定が決まり始めると不安になる気持ちもよくわかります。スポーツ健康科学部の中で教員免許を取得する学生は少なく、またその中から採用試験を受験する学生はもっと少なくなります。さらには、1年目で合格する人はもっともっと少なくなります。そういう状況のもと、数年かけて採用試験に合格する!と決意することは容易ではありません。教育学部であれば、ほぼ全員が教員免許を取得し、何十人もの同級生が数年かけて採用試験に挑戦し教師になっていきます。卒業しても勉強会を開いたりすることも少なくありません。まったく異なる状況の中、「一人で」と言っても過言ではないチャレンジに躊躇することも当然かもしれません。

なぜ就活に身が入らないか?
なぜ教師になりたいか?
教師の魅力は何か?
本当に教師になりたいか?
数年かかるかもしれない覚悟はできるか?
それでも教師になりたいか?
それでも教師になりたい理由は何?

堂々巡りのような質問と回答かもしれませんが、これらのことを何度か話すようにしています。ぐるぐるぐるぐる巡って話しているうちに、あ~やっぱり教師になりたいんだと定まればGoです。不安も多いとは思いますが、採用試験に合格できなくても、講師として働きながら次のチャンスがあります。採用の少ない都道府県では、平均8~9年かかって採用に至ることもあります。

今日相談に来た学生は、少し話をした後で吹っ切れたようです。まずは、受けようと思っている市町村の過去の採用試験問題を探す。今年はダメと分かっていても様子を見るため受験する。週に時間を決めて勉強し、分からない個所を一緒に解決する。これを決めて帰って行きました。来た時より清々しい表情でした。

教員採用試験と就活を迷っている皆さん、どっちつかずにならないよう、しっかり決断してほしいと思います。


2015.03.26

今年度最終回です

博士学位授与式、卒業式、修了式という大きなイベントが先週末すべて終わり、輝かしい未来に向けて旅立ちの時を迎えました。既にブログ内でも紹介されたように、教職員や在学生が一体となり笑顔で卒業生を送り出しました。この学部・研究科の素晴らしさを改めて感じることのできる数日間でした。

卒業式やその日行われた卒業記念パーティーでは、卒業生や修了生とゆっくり話をすることができました。多くの卒業生は、4月から始まる新しい挑戦に向けての期待と不安が入り交じった状態であるように感じられました。4年間みっちりと教育を受け様々な経験(挑戦)をしてきたスポ健生、卒業式の時点で何かを指導する必要はありませんでしたが、「まずは続けてみること」の大切さを繰り返し説明しました。現時点では、目の前にある道はぼんやりとしてゴール(到達点)は見えないかもしれません。けれでも、走り続けることで、見える景色が変わってくるものです。新しい景色を見るためにも、我々は前に進まなければなりません。

卒業式の翌日、卒業生への激励と何よりも感謝の意味を込めて、ゼミ生に最後のメッセージを贈りました。その最後に、私からの約束(宣言)として以下の3点をあげました。

〇皆さんが将来、成長の様子を報告するため戻って来てくれた時に、最高の笑顔で迎える自信があります。
〇皆さんが将来、壁にぶつかり悩んだ時に、何らかのアドバイスができる自信があります。
〇ずっと皆さんのことを応援しています。

これは私だけでなく、教職員全員の共通した想いでしょう。そして、この約束を果たすことができるように、これからも学生とともに頑張っていきます。

さて、今年度毎週木曜日のブログを担当してきましたが、今回が最終回です。ブログを担当したのは2年目なのですが、前回と比べて教育に関わる内容の書き込みが大幅に増えました。もちろん今でも研究は頑張っているのですが、素晴らしい学生と出会い、学生の成長を間近で感じる中で「教育」に対する自分の強い思いを反映しているのかなと自己分析しています。

1年間ありがとうございました。次週からもさらにパワーアップした「あいコアの星」をお楽しみ下さい!!

2015.03.25

5年間、ありがとうございました。

皆様、おはようございます。
ma34です。

とうとう、最後のブログとなってしまいました。
スポーツ健康科学部設立から5年、
ブログを書かせていただくようになってから3年(でしょうか?)、
あっという間に過ぎてしまった気もしますし、
思い返せば、いくつもの素敵な出会いや経験をさせていただき、
大変充実した時間だったとも思います。

3月11日に開いていただいた送別会では
涙ながらに語ってしまいましたが、
スポ健の先生方、教職員の皆様、そして学生・院生の皆さんに
温かく支えていただき、かつエネルギーを頂いていました。
本当にありがとうございました。

また卒業式では、私の誕生日であったこともあり、多くの方に祝っていただきました。大変嬉しい一日でした。ありがとうございました!!

最後の今日は、学生からいただいた言葉をふりかえり、最後の〆の言葉としたいと思います。

本年度最終講義のときに、ある学生がワークシートに書いてくれた言葉がありました。

「先生が最後に語ってくれた先生の信念、『子どものつまずきに寄り添える指導者を育てる』ということ、
 非常に共感します。
 ぼくもそうした指導者になることを信念にして生きていきたいと思います。
 そして、そんな信念をもつ先生なら、新天地でも、どこでも、きっと大丈夫です。
 頑張ってください。応援しています。」

とりわけスポーツに一生懸命取り組み、成果を上げてきた学生たちから、
中途半端でくじけてしまったスポーツ経験しか無い私が
こんな有難いコメントをもらってよいのでしょうか。。。とても嬉しいお言葉です。
とくに、

自分に「信念」があることに改めて気づかせてもらったこと、
そしてそれを彼らに応援してもらったこと、
さらに彼らも共感して、そうした指導者を目指したいと言ってくれたこと、
 
これらの点がとても嬉しく、私の大切な「宝物」になりました。

わたしも学生に負けないように、色々と考え、感じながら、強い芯を持って生きていきたいと思います。

最後に、いつも読んでくださった読者の皆様、大変ありがとうございました。
皆様も、それぞれの場での益々のご活躍、ご発展を心よりお祈りしております。
そして、スポーツ健康科学部、研究科の益々の発展を期待しております。

桜の開花ももうすぐです。
素敵な新学期をお迎えください。

追伸:「スポーツと平和の写真展」もうすぐ開催終了です(~明日26日まで)。
    ぜひ感想をお寄せいただけましたら幸いです。そちらも宝物にします!!

ma34