【敦】先生が発表したNeuroScienceの学会がワシントンDCでありました.ワシントンDCから地下鉄に乗って約20分のところに,光O助手が研究で滞在しているメリーランド大学のNeuromechanics研究室を訪ねてきました.この研究室の主任研究者は,Dr.Shim先生です.http://www.sph.umd.edu/KNES/faculty/jkshim/neuromechanics/
Dr.Shimは,韓国のキョンヒ大学出身で,Ball State大学で修士号を取得のちに,Penn State大学で博士号を取得して,メリーランド大学に着任しました.国際バイオメカニクス学会でISBのYoung Invetigation Awardを受賞した新進気鋭の研究者です.研究室にはには複数のポスドク(博士取得した若手研究者),大勢の院生を抱えて精力的に仕事しているのが分かります.
研究室の名前は,NeuroScience+Biomechanics を融合させた研究ということでNeuromechanics研究室としてます.研究テーマは大きく3つあり,①手・指の神経制御,②義足のバイオメカニクス,③ランニングシューズのバイオメカニクスです.研究のテーマ,対象も私と非常に似ており,研究の内容についても意見交換することができました.来年から,スポーツ健康科学研究科に博士課程ができる ことを告げると,興味ある学生がいたら短期でも研究交流のために,派遣してもらっても良いと言ってもらった.国際的に通用する研究者として育てるためにも海外での研究機会に恵まれることは重要な教育要素と考えており,有り難い話を頂きました.
また,話の中で,なぜ,そんなにアクティブに仕事できているのか?と尋ねたら,研究の仕事が大好きで,ドクターの学生の頃から,寝る,食べる,以外のほとんどの時間を好きな研究に打ち込めてきたので,今の状況(環境)を得られたのかもしれない,と謙虚に答えてくれました.
研究者としても,人間としても非常に優れたDr.Shimと会って話ができて,大いに研究の刺激をもらうことができました.受けた刺激は,研究科の院生,先生方にもお裾分けしたいと思います.たくさん欲しい方は早めに研究室に来てください.
<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>
オハイオ州立大学の博士課程に通っていた友人からメールで,8月に博士の学位取得ができたこと,今後,履歴書を書くときのリファレンス(推薦人)になって欲しいこと,がかかれていました.嬉しいかぎりで即座にお祝いとOKの返事をしました.博士課程入学前に一人目のお子さんが生まれ,博士論文をまとめるときに二人目を出産され,小さいこども二人の育児をしながら,実験研究を進め,見事に博士号を取得されました.心から敬意と祝福をもうし上げたい.
【忠】