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2017.02.01

女子相撲選手のキャリア

少し前のことになりますが、「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」で、本学部の現2回生、野崎舞夏星さんがスポーツを通した自分自身の経験・キャリアについて講演してくれました。

このプロジェクトは、すぐれた資質のあるジュニア選手の発掘・育成を行うこと、その経験をもとに社会の発展に貢献できる人材を育成することを目指した事業です。このプロジェクトの一環で「インテレクチュアル・プログラム」を【Jin】先生が担当されているということで、出かけてきました。

この日は、午前中は小学校4~6年生、午後は中学校1,2年生を対象に行われました。野崎さんからの講演、そしてきっずからの質問コーナーという流れでした。

野崎さんのキャリアの詳細は、本人や女子相撲の活躍とともに今後注目して、知っていっていただければと思います。
ただ、その中でも、今回印象的だったのは、その昔、彼女がある試合で負けたとき、お母さんが「勝った子とお友だちになっておいで」と声をかけられたそうです。そして、何よりも、この短い講演時間の中で、彼女が数ある経験・想い出の中で、このエピソードを披露したことに大切なものがあるように思いました。

>> 午前の部:Q&Aセッションの一場面

きっずからは、食に関すること、試合で負けたときや緊張したときの対処の仕方などなど、質問が途絶えることがありませんでした。また、彼女が的確に、分かりやすく対応してくれていたので、きっずにとってもとても意味のある時間になったのではないかな、と思いました。

>> 終わってから、サインの列は長く伸びて…

このプロジェクトが始まったとき、当時4年生だったきっずが、今中学校2年生です。身長も伸び、自分の経験や想いをもって話ができるようになってきました。続けている競技の中で、怪我を含めていろいろな経験をし、想い悩み、どうやって成績を上げようかと挑んでいるようでした。

才能が、その人自身を活かすものとなることを願うばかりです。

ippo

2017.01.30

2月のイベント

いよいよ大学受験のシーズン、本番となりました。
体調管理にはくれぐれも注意頂き、実力発揮して大学の門を叩いて下さい。

2月は大学入試、卒論、修論、博論の発表会・公聴会が各学部で開かれています。
さらに、本学部・研究科では次のようなシンポジウムも開催します。
聴講はどなたでもOKです。
興味があれば是非お越し頂き、最新、最先端の「スポーツ健康科学」の研究成果に触れて頂ければ幸いです。

2017年2月1日(水) 13:30〜16:30(開場:13:00)
国立スポーツ科学センターとの教育研究交流協定締結記念シンポジウム
「アスリートサポートのジャパンスタイルを考える」
立命館大学 びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1F/アカデミックラウンジ
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/assets/file/symposium_20161211.pdf

2017年2月6日(月) 14:00-17:00/意見交換会17:30-
「Integrative Physiology of Sport and Health Science」 国際シンポジウム
立命館大学びわこ・くさつキャンパス ローム記念館
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=302273
申込み:下記URLのフォームよりお申込みください。
http://bit.ly/20170206-01

2017年2月11日(土・祝)8:00~17:40
2016年度後期:スポーツ健康科学研究科 修士論文公聴会
立命館大学びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1F アカデミックラウンジ
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=318409

是非、この機会を活用下さい。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週のブログで紹介いたしましたが、
M1のスポーツ健康科学キャリアプロジェクトの最終課題で作成した、
各班のビデオクリップがYouTubeにあがっております。

10年後の未来のキャリアに基づいて熱心に作成してくれました。是非、ご覧頂ければ幸いです。

4班「プロフェッショナル-田中の流儀-」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=PVbIOoo29fc
3班「プロジェクトR」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=r7EazAvqi8s
2班「七転び八起き」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=AbC_ene2jfg
1班 「恋ダンス」
     URL: https://www.youtube.com/watch?v=5z8nIF6Ovs0

【忠】

2017.01.29

スポーツ健康コモンズを見学

今回は本年度に完成したスポーツ健康コモンズを
見学させていただきました。

施設としては、トレーニング室、スタジオ、室内プール、
室内スイムミル、屋外プール、体育館などがあります。
運営は健康運動指導士実習でもお世話になっている
HOSが行っています。
今回は、HOSの樫原様に施設をご案内いただき、
健康運動指導士実習の受け入れが可能かどうかの
お伺いをさせていただきました。



体育館は2面のバスケット場ボールコートがあり
その他にも、バレーボールやバトミントン
卓球などが使用可能です。
定期的に卓球台などを設置し
BKCキャンパス所属の学生たちに開放しています。
入り口横には、学生が集えるスペースがあり、
そこから体育館の様子が一望でき、
その様子を見て参加する学生も多いようです。

室内プールは25mが7コースあり、競技用にも使用可能なようです。
屋外プールは50mが4コースですが、真冬の現在は氷も張っており
もちろん使用できる状態ではありません。
スイムミルは、室内の流水プールですが
トレーニングや水泳の実験など幅広く利用できそうでした。
ロッカールームとシャワー、ドレッサーも完備されています。



スタジオには情報理工学部の西浦先生のグループが開発された
超音波スピーカが設置されており、最先端の研究も活用されています。
このスピーカーは周辺の人にしか聞こえない仕組みで
壁を作ることなく隣同氏で別々の音楽を流すことができます。
すぐ近くにいるのに隣の音は全く聞こえず
2つのレッスンを同時に開催することができます。

トレーニング室には現在はランニングマシンが数台あるのみで
ウエイトマシン等は設置されていませんでした。
健康運動指導士実習を行うには、
まだ運動プログラムもなく、施設も十分ではないようでしたが
まずは少人数からでも始めて、様々な運動プログラムを
HOSの皆様とスポ健学生で考えていけたらと思います。


Good day!

sana

2017.01.28

子供達が喜ぶスポーツ指導・体育指導!


先日、高槻市の授業研究会に参加してきました。
写真は、その時の研究会の様子です。

写真1 授業研究会の様子




参観させて頂いたのは、T市立O小学校の5年生の授業でした。
ボール運動の授業で、子供達は、やる気十分!
授業開始のチャイムが鳴る前から体育館に全員集合。
準備運動の一貫として実施されている体育館内のランニングも、全力疾走です。
しかも、授業開始前には、既に終了しています。

さて、授業開始。
3年目の若い先生が、
「じゃあ、ランニング体育館一周!」と言うと、
「え~。」と子供達。
「早くやりたいから、ランニング、もう一回しようよ~。」
と子供達から言葉が出ます。そして、ランニング、もう一周です。

授業は、アルティメットを使ったボール運動領域ゴール型の内容です。
投げる練習、取る練習、チーム練習をして、いよいよ待ちに待ったゲームです。

写真2 アルティメットの試合の様子




試合では、あまり運動が得意でない女子が、パス→リターンパス→キャッチ→ゴール!!
参観者から、「お~!」と歓声が上がりました。

現在、中学校の女子の運動時間が極めて少ないことが問題視されています。
この状況は、小学校3年生くらいから始まっていると考えられます。

そこから見ると、この授業では、女子児童が大変積極的に運動に取り組んで、授業に熱心に参加していました。
写真3の様子を見てください。とても、熱心に取り組んでいる様子が手に取るように分かりますね。

写真3 試合の後の振り返り



そして、先生による授業のまとめ、です。

写真4 授業のまとめ





荒削りでしたが、とてもよい授業を見させて頂きました。
当日の授業に、体育指導の大変な可能性を感じました。

実は、昨年の11月に立命館大学スポーツ教育学研究室に勉強に来られて、
いろいろと討論し、今回の授業が実現されました。


スポーツ健康科学部の学生が、こんな体育授業・スポーツ指導を、
できるようになるといいなあと思って帰ってきました。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.27

新春マラソン大会に参加

 naoです

1月22日に、第25回高槻シティハ-フマラソン大会に参加してきました。
この大会は、ハ-フ、10㎞、5㎞、エンジョイ2.7㎞(小学生)と種目が多く、子どもから高齢者まで集めた大会です。
高槻市民ばかりでなく、かなり遠方からも参加されています。
JR高槻駅から、参加者を送迎バスが何本もピストン輸送をされており楽に会場まで行くことができました。

会場に着くと、メインスポンサ-の企業名や大学名が飛び込んできました。
参加者のゼッケンには、大学名が入っていました。





参加者を見ていますと、他の大会よりは若者が多く、私と同年代の(50歳代)のランナ-でも走り込んでいる方々が多く参加されていたように感じました。
いくつかの関門で、制限時間が設けられ、初心者には厳しい大会かもしれません。
ほとんどの大会はランナ-を優先しますが、この大会はでランナ-を止めて車を走らせる箇所があります。
情報として知っていたのですが、今回はその場面に遭遇しました。
しかし、不満という感覚は全くなく、ボランティアの方々はじめ多くの地域住民の理解を得ながら25年も継続してきた実行委員会に感謝する気持ちで一杯でした。

今回の大会で苦しかったのは、みぞれと寒さでした。
また河川の多少狭い堤防道路を走ることから、人を抜くというよりもペ-スランニングに徹しました。

私は、他の市民マラソンの参加賞で頂いたTシャツを着ていましたので、○○マラソン大会コースはどうですか?とレース中に声をかけられ、情報交換をし合うこともありました。
1時間50分~2時間程度走るランナ-たちは、個人新記録よりは、目標タイムを設定して走っており、次は○○大会に参加しようと、トレ-ニングを兼ねた小旅行に出かけてきた雰囲気があるように思いました~

この大会も女性ランナ-が増えており、プログラムで各年代の男女比率をみていると、最も女性比率が高いのは50歳代でした。
男性よりも女性の方が、競技スポ-ツに参加しているという雰囲気があるように感じました。
またレース後に足を引きずって歩く女性ランナ-はほとんど見ませんでした。
よく走り込んでいるのか、それとも体重が男性よりは軽いことから脚への負担が少ないのか、どちらなんでしょうね?

2017.01.23

Mの力 「スポーツ健康科学キャリア形成プロジェクト」

立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科には、いわゆる修士号取得を目指す博士課程前期課程とその上の博士号取得を目指す博士課程後期課程があります。

日常的に、前者をM、後者をD と呼んでいます。

表題のMの力は、まさに博士課程前期課程(修士)でつけられる力 ということです。
今年度は、この「Mの力」という言葉で、本研究科のMの魅力をアピールしてきました。その内容は、下記のブログをご覧ください。

パンフレット
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2016-08-08
【智】先生のブログ記事
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/blog/archive/detail/?date=2016-09-03
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2016-09-10




Mの中では、修士論文に取り組むとともに、コースワーク(授業)にも取り組みます。

私が担当している科目は、 「スポーツ健康科学キャリア形成プロジェクト」です。まさに、キャリアを考える授業です。

シラバスには次のように概要を書いています。
 スポーツ健康科学キャリアプロジェクトでは、身体運動科学領域及びスポーツ人文社会科学領域、並びに、キャリア形成の観点から実践的にスポーツ健康科学を学ぶ。 特に、セミナー等によって、身体運動科学領域に関する内容、スポーツ人文社会科学領域に関する内容、及び、キャリア形成に関する内容を理解する。それを受けて、受講生主体の討論、グループワーク、プレゼンテーション等を通して、実践的にスポーツ健康科学を社会等に適用する。

 各分野のゲスト講師のキャリアを紹介してもらい、そのキャリアを題材にして自らが進んでいくキャリアとの共通点、相違点を出して、自らのキャリアを深めたり、自らの研究内容と隣接分野の研究内容(同級生)と結びつけて新しいテーマを考えたりもしました。さらには、GROWモデルをつくりながらキャリアを考え、そして10年後までのキャリアプランも授業の中で披露してもらいました。

 最終課題は、次のような内容のビデオ作成です。
 ・時間設定は10年後
 ・配役は、10年後に未来予想した自分を演じる
 ・シナリオ、場面設定自由
 ・芝居(ビデオ)時間は6分
 ・衣装自由(ただし各自で)
 ・1グループ4-5名

 先週の最終講義日にて、4つの班から秀逸のビデオを披露してもらいました。院生(M1)は、中間発表の前日にもかかわらず、かなりのレベルのビデオを作成してくれました。何よりも、院生がみずからの10年後をイメージし、視覚化、言語化できているところが素晴らしいといえます。まとめの挨拶でも話しをしましたが、そこまでのレベルまでイメージできればほとんどのことができると確信しています。
 10年後の同窓会での再会が今から楽しみです。思い描いたキャリアへ進めるよう、これからも「Mの力」を充実させていきます。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は卒業論文の口頭試問、M1の中間発表、今日は、修士論文の締め切り日。来週が修士論文の口頭試問です。以降も次のようなイベントが続きます。
2/03 9:00-16:30 D1,D2中間発表会 アカデミックラウンジ
2/01 JISS との合同シンポジウム  アカデミックラウンジ
2/06 14:00-18:00 スポーツ健康科学研究センターシンポジウム
2/11 8:00-17:30 修士論文公聴会 アカデミックラウンジ

【忠】

2017.01.21

2017年度のゼミ 始動!


早いもので、2016年度の卒業論文の提出が終わり、
今週は、卒業論文の口頭試問です。

口頭試問が始まる前の今週の月曜日、1月16日(月)に、
新3回生とゼミの活動が開催されました。

新しいメンバーと出会うことは、大変嬉しいことです。
なかなか、フレッシュなメンバー揃いです。

月曜日に、
「このブログに載せるよ~。」
 と言ったところ、
「ブログ見てます~。」
 と言った返事が帰ってきたり、
 なんだか、嬉しそうです。

写真1 2017年度新3回生! 【 智 】ゼミ



 面白かったことは、奥に座っている一人の学生さんが、
 大きく手を挙げ、それに呼応して、みんなが対応していく、
 そんな感じの広がりでした。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.20

第35回全国都道府県女子駅伝の応援

naoです

1月15日に京都市内を走る皇后杯第35回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会が開催されました。
私は、公益財団法人滋賀県体育協会の一員として応援に行ってきました。
朝から寒い中、選手らは各中継所に散らばり、入念なウォ-ミングアップしていました。私は、スタ-トと第三中継所付近で応援しました。



毎年、女性の白バイ隊の先導で華やかさを感じる大会でもありますが、今回は大雪という悪天候のためパトカ-の先導でした。
スタ-ト(ゴ-ル)位置付近では、残雪が多く足場が良くなかったのですが、選手の走るコ-スだけは丁寧に整備されていました。

この大会は、都道府県対抗駅伝ということから、会場周りには各都道府県の名産店(グルメ店)が並んでいました。焼肉や様々なうどんといったB級グルメの店舗が多く、最高の香りを漂わせていました。



選手がスタ-トして、私は急いで第3中継所(西京極⇒京都御所南)まで移動し、滋賀県の選手を応援しました。
携帯電話で各中継所における順位を知ることが出来ので、「京都は3位で入ってくる」とか、「滋賀県は22位ぐらいで入ってくる」といった予測をしながら応援することが出来るのが楽しかったです。
私は、衣笠近くに住んでいたこともあり、今回は今出川通りから北の応援は避けたいと思っていました。
予想通り北大路通りや国際会議場付近では、大雪が降っていたようです。
選手の頭に雪が降り積もるという映像を見て、選手の転倒が心配になりましたが、道路整備だけは丁寧に行われていたと聞いています。



沿道には、各都道府県の応援団が、暖かい声援をしていました。
特に、最終ランナ-に対しては、○○県頑張れ~と大声を出して応援する姿が印象的でした。
もう一つ、大会運営事務局の凄さは、中継所での各担当者のマニュアルが徹底されていることで、「道路閉鎖します」という警察のアナンスで中継所を一瞬にして作ってしまうのです。
あるボーイスカウトの方は、横断歩道で通行者の制限を担当したり、中継所付近に通行者が入らないよう、う回路を作ったりするのです。

ランナ-が走り終わると、折り返し時間まで制限を解除するなど、警察と陸上競技連盟や地元のボランティアの方々が一体となってサポ-トしておられました。
京都は、12月に高校駅伝も行われることから、最高のマニュアルが年々バ-ジョンアップアされていくのでしょうね。
テレビでは見れないサポ-ト場面です。
スポ-ツ健康科学部の方には、中継所の様子をぜひ見学してほしいと思います。



私は応援した、滋賀県は26位(昨年36位)でした。
京都府は、さすが逆転し優勝でした。
立命館から佐藤成葉さん(神奈川 区間2位)、園田聖子さん(福岡)、和田優香里さん(京都)、池本愛さん(高知)らが活躍されていました。
寒い中、ご苦労様でした。

2017.01.18

卒業論文 口頭試問 (火曜日版)

4回生の集大成、卒業論文の口頭試問(火曜日ゼミの分)が昨日開催されました。
ippoゼミは、ozawaゼミと合同で行いました。

私が教室に行った時には、4回生たちがいつもとかなり違う身なり(スーツ姿)で、緊張した面持ちで、てきぱきと準備をしていました。
雪が降り積もった寒い朝でしたが、教室はすでにあたたかく、学生たちがかなり早い時間から揃って、発表に備えていたんだろうと思いました。


 (”ゆとり世代”の自分たちに関わっての研究発表中)

最後に、「卒論をやってみてどうでしたか?」とたずねたところ、ippoゼミから「楽しかった!」と即答でした。
思いがけないプレゼントをもらってしまった気分でした。私は、卒論・研究活動は楽しいことなんだと思っている人間ですので。

楽しんで創り上げた力作の卒論。タイトルだけでもご紹介。

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   ・ 時系列的なモチベーションの変化とその促進要因の検討
   ・ 新参者に対するメンターの対応が親密関係の構築に及ぼす影響
   ・ 販売接客における雑談が消費者意識・行動に及ぼす影響
   ・ ”ゆとり世代”の思い込みが自身のモチベーションに及ぼす影響

   ・ スポーツチームにおけるハーフタイム中のムードがチームパフォーマンスに及ぼす栄養
   ・ 動機スタイルの違いが野球のスイングスピードに及ぼす影響
   ・ リーダー継承がフォロワーに及ぼす心理的影響
   ・ リーダーのフィードバックがチーム・パフォーマンスに及ぼす栄養-性差に着目して-

   ・ チーム内の関係性の時間的変動と競技成績との関連分析-ダブルダッチを対象として-
   ・ 複数リーダーのリーダーシップスタイルがフォロワーの帰属意識に及ぼす影響
   ・ 下位チーム選手のモチベーション向上に有効な条件の検討-ラグビーチームをケースにして-
   ・ 選手層別にみた効果的なフィードバックの解明
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 (口頭試問が終わって…良かったと思う発表をお互いに投票中・・・突然はじまってビックリ!)

ゼミ生には、ずっと、卒論の経験は社会に出てからも役に立つことだと伝えてきました。卒論で培ってきた物事の捉え方、作業の進め方、周囲への感謝や仲間との協力が大切だという気持ち、などなど。
自分たちが一生懸命にやってきたことには自信をもって、社会に出てからも突き進んでほしいなぁと願っています。

ippo

2017.01.16

年明け “初実験”

昨日、一昨日は、センター入試でした。受験生のみなさん、ご苦労さまでした。非常に寒い天候でした。これからも入試が続きます。くれぐれも体調には注意してください。

先週、土曜日は、今年に入って、研究室の初実験でした。写真のように、スポーツパフォーマンス測定室で、ウエイトリフティングの実験を行いました。



この実験を行うきっかけになったのは、京都府で長年多くの優秀選手を育ててこられた先生からの相談からでした。ウエイトリフティングは、スナッチ、ならびにクリーン&ジャークの2種目の合計重量によって順位が決まります。自分の体重よりも重い重量を、頭上まで持ち上げます。瞬発的に力を発揮する最もパワーが必要な競技です。

単純な競技のように見えて、持ち上げ方、リフティングスタイル、テクニックは様々あります。先生からの相談は、どのようなあげ方が、高校生を指導する場合に有効か、またどのようなタイプ(体型・体格、筋力など)にどのようなテクニックが当てはまるのか、ということを一緒に研究して欲しい、というものでした。

この相談に基づいて実験計画、実施をスポーツ健康科学部・特任助教 佐藤隆彦先生が、全面的にサポートしてもらい、実験することになりました。もちろん、研究室のM1ならびに4月から研究科のM1になるM0の二人も手伝ってくれました。

実験の詳細な結果は、学会、論文にまとめていくことになります。当たり前ですが、世の中に、スポーツ健康科学研究者として貢献する大きな一つは、論文として知恵を残していくことになります。

20年前に、初めて英文誌に掲載されたのは、次のウエイトリフティングの研究でした。まさに、成人になる期間を経て、もう一度ウエイトリフティング実験ができたことを嬉しく思うとともに、発展してきたスポーツ健康科学の知恵の蓄積に基づいて解析していきたいと感じています。

T. Isaka,  J.Okada,  K.Funato
Kinematic Analysis of the Barbell During the Snatch Movement of Elite Asian Weight Lifters
Journal of applied biomechanics 12(4) · November 1996
DOI: 10.1123/jab.12.4.508

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


先週の金曜日の昼休みを利用して、BKCの新年懇親会が開催されました。吉田総長より、本学部4回生の梅原紗月さん(女子陸上競技部)と奥井悠子さん(ボート部)の2名が、2016年度の体育会活動にて収めた優秀な成績により表彰されました。二人の活動成果も素晴らしいものですが、二人が大勢の教職員の前で行った挨拶も素晴らしいものでした。学生アスリートのロールモデルとして、これからさらに発展してもらいたいと願っています。
【忠】