2016.10.15
[ activity ] の記事一覧
2016.10.14
あざい お市マラソン
2016.10.13
運動フェスティバル会場の下見
会場はもちろん立命館大学びわこ・くさつキャンパスにできた新しい施設「スポーツ健康コモンズ」です.
先週,ブログで書いた通り,この運動フェスティバルでは,様々な運動を体験することができますが,我々が開発している「スマートウェア」もお披露目します.まだ参加者の皆さまに着てもらえるだけの数量がないため,代表として私の研究室の院生が着て,運動のイベントに参加します.コモンズ1階のアリーナで開催する運動イベントにスマートウェアを着て参加する予定です.今日はそのための会場の確認を行いました.
1階アリーナでは,スマートウェアだけではなく,超音波スピーカーが図のように何台も設置されています.このスピーカーも運動イベントで使用します.超音波スピーカーの体験もお勧めです.普通のスピーカーはスピーカーを中心に音が広がりますので,スピーカーの周囲にいれば音が聞こえます.アリーナに設置している超音波スピーカーはスピーカーの向いている方向のみに音を伝えます.ですので一人や特定の範囲だけに音を伝えることができます.この不思議なスピーカーも是非一度体験してみてください.
また,下見ついでに近々プールを利用した実験を行う予定ですので,プールの下見も行いました.昨年は学内にプールがないため外部のプールを借りて実験を行いました.学内にプールがあると本当にありがたいです.
またプール実験の場所の候補としてもう一つ,スイムミルの見学も行いました.このスイムミルは,水流を起こし,それに逆らうように泳ぐことで同じ場所で泳動作を行うことができます.一定速度で泳ぐ,定点で動作を観察するなど色々な使い方ができます.本日は時間がありませんでしたが,他にも色々なことができそうです.新しい機器をみると色々と想像が膨らみます.
スイムミルは,運動フェスタで公開はしないと思いますが,その他にも見どころ満載の施設です.運動フェスタにお越しの際には,そんな施設にも注目してください.
naru
2016.10.12
鹿児島の地で“想う”
今月はじめにさかのぼって… 鹿児島に出かけてきました。もう10月で、関西は涼しくなってきたというのに、鹿児島はまだ真夏の気温を記録中でした。
九州出身の私ですが、鹿児島大学は初めての訪問でした。大学の中には、稲盛通りがまっすぐにのびていました。あの、京セラやKDDIの創業者である稲森和夫氏のご出身ということだからでしょう。
稲盛通り
出かけたのも、その稲盛和夫氏の基調講演を含めたシンポジウムが、鹿児島大学稲盛アカデミー主催で行われたからでした。2009年以来の母校での講演という、稲盛和夫氏の基調講演の後、日本の著名な先生方によるパネルディスカッションが行われました。
学部学生や院生、教職員がホールを埋め尽くしている中で、「“考える”よりも、自分が心にどのようなことを“想う”かが非常に重要だ」というお話をされました。それが、人間性を養うことにもつながると。これが、生き方、考え方なのだと。
講演後は予定時間を超えて学生の質問を受けられ、なかなかいい味の掛け合いに、会場も盛り上がりました。
(稲盛経営哲学研究センターの紹介とともに、センター長から「何を研究し教育するか」の話題提供中)
いま、立命館にも稲盛経営哲学研究センターが2015年6月に開設され、稲盛経営哲学を学際的、国際的に研究し、その成果を発信しようとして取り組んでいます。私も、周囲の方の支えのもとでそのメンバーに加わらせて頂いており、いろいろな分野・大学・企業の方々と一緒に活動することができています。学生にも、リーダーシップや組織について、もっともっと研究レベルでも関心をもってもらえることを願っているところです。今回鹿児島に出かけたことで、稲盛氏ともほんの少しでしたがお話しをさせて頂く機会に恵まれ、「心理を勉強している」とお伝えすると、すぐに握手をしてくださいました。これまでの稲盛氏の取り組みを重ねると、どれほど人の心というものが重要で、そこに人々の関心が寄せられることを願っておられるか、その握手の一部始終に反映されているような気がしました。このような反応をされた経営者/リーダーの方は、私は初めてでした。
社会の中で、短期的な成果を求めれば求めるほど、なぜか心理は地味な分野になっていきます(成果にすぐには結びつきにくそうな印象だからでしょう…)。そういうときでも、心が健やかな状態で居続けることができるように土壌をつくり、大学にいる人間だからこそできることを地道にやっていきたいなと、鹿児島の地で桜島を見ながら思いました。
ippo
2016.10.10
高大連携のセミナー
さて、先週の金曜日に、京都府立北嵯峨高等学校に行かせてもらい、スポーツ科学コースの2年生、3年生約80名の前でお話しする機会を頂きました。大学院スポーツ健康科学研究科を修了して、保健体育教員として活躍しているWest先生から依頼を受けました。West先生は、学部卒業するときに、京都府の教員採用試験に合格し、より高い研究力と実践力を身につけるために、本研究科修士課程で学んだ後に、教員の現場に立たれました。京都府は、このような採用試験合格者が、大学院へ進学して学ぶ間の猶予期間を与える制度があるようです。素晴らしいことです。
話しがそれましたが、今回は、「高大連携」の一貫という観点で依頼されましたので、
1.大学で学ぶとは
2.スポーツ健康科学とは
3.これから求められる人財
という内容で、日頃考えていることを中心に話しました。そして、最後のところで、グループワークをしてもらいました。テーマは「10年後の社会のイメージと課題、そして皆さんの貢献」。
「大学で学ぶとは」の冒頭で、「なんで大学へ行くの?」と生徒へ質問させてもらいました。それぞれにしっかりとした回答、専門性を身につけたい、将来の夢のため、国際的な視野を身につけたいなどをもらいました。どれも素晴らしい考えです。
私が説明したのは、『未来の応用問題を解けるようにすること』です。高校までは、基礎問題(正解がある問題)を解き基礎学力をみにつけ、大学では、正解はないかもしれないが、「これを解きたい!」という課題(応用問題)を自らが設定し、それを論理的な思考で解くこと。また解けるまで諦めない人間力をつけることが、大学の学びです、と説明しました。
「これから求められる人財」のところでは、いわゆる社会人基礎力といわれている、
・前に踏み出す力
・考え抜く力
・チームで働く力
について、卒業生やアスリートの例を引きながら話しをさせてもらいました。これらの力は特別な時に身につくのではなく、日々の日常においても少しの気づきと工夫で実践できることも話しをさせてもらいました。
話しに熱が入り休憩時間をとることができず、2時間通しのセミナーとなりましたが、生徒の皆さんは本当に集中して、熱心に聴いてくれ、おかげで秋空のように清々しい気分で教室を出ることができました。先生方の日頃の教育の賜物と感激・感心しました。
今回のセミナーをきっかけに、大学進学も含めて自らのキャリア形成を考えるきっかけとなれば嬉しい限りです。また、その中で「スポーツ健康科学」への興味・関心を深めて、本学部の教育・研究への理解を深めてもらえれば何よりです。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今日は体育の日。先の東京オリンピックの開会式の日です。各地で運動会が行われていることでしょう。たまにしか運動されていない方、しばらく全力で運動 したことがない方は、くれぐれも無理のないように。私の同僚で、陸上の元日本選手権出場経験を持つ40代のコーチが、先日地域の運動会で両太腿肉離れ、と なりましたので、「昔取った杵柄」は一番用心すべきのようです。
【忠】
2016.10.08
【 智 】ゼミでの学び:その3
2016.10.07
立命スポーツ編集局の活躍
2016.10.06
運動フェスティバル その2
10月22日(土)に
スポーツ健康コモンズ竣工記念
「挑戦したいを応援する」運動フェスティバル
を開催します.
家族で,一人で,友達同士で,子供から高齢者の方まで
様々な運動が体験できるイベントになっています.
開催日も近づき,色々なイベントも具体的になってきましたので,
今日はその中でもスポーツ健康科学部に関連する見どころの一部を紹介したいと思います.
その1「スポーツ健康科学部施設見学」
企画の一つとして,スポーツ健康科学部の施設見学会を開催します.
大学院生や学部生がスポーツ健康科学部の施設や設備を説明します.
スポーツ健康科学部では最先端のスポーツ健康科学関連研究施設・装置が揃っています.どのような機器があり,現在の科学技術でどんなことまでできるのか.スポーツ健康科学部はどんな研究をしているのか.そんなことも垣間見えると思います.
その2「スマートウェア」
様々な運動企画でインストラクターやスタッフがスポーツ健康科学部で開発したスマートウェアを着用する予定です.現在,どの企画で,というのは決まっておりませんが,決まり次第,このブログでお知らせします.実際のスマートウェアを見てみてください.
その他にも様々な企画が満載ですので,このブログでも紹介したいと思います.
イベントのチラシはこちら
皆さまのご来場を楽しみにしております.
naru
2016.10.01
あいコア会 その2
2016.09.30