夏休み期間はビーチや観光地に行くことが多く
ここ2週間ですっかり焼けてしまいました。
ほとんど現地人と変わらないくらいで
観光客の外国人に道を尋ねられることが多くなりました。
さて、今回はハワイ大学マノアキャンパスにある
看護学部のナーシング・シュミレーション・ラボをご紹介します。
シュミレーション・ラボは、医療現場に行くことなく
医療実習を行うことができる施設で、マノアキャンパスには看護用の
カカオカの医学部には医師用のものがあります。
ハワイは小さな島国ですので医療施設も限られており
医学部や看護学部の学生さんの実習機会も少ないため
このような施設が充実しているようです。
学生の実習の25%はこの施設で行われ、基礎技術を習得したのちに
実際の医療現場での実習に進みます。
今回の訪問は、現地でお世話になっているC先生のご紹介で
大阪大学大学院医学研究科のS先生と兵庫県立大学看護学部のO先生
と一緒に見学させていただきました。
ご案内いただいたのは、ハワイ大学マノアキャンパスシュミレーションセンターで
准教授をされているローリエ・ウォン先生でした。
近年は、チーム医療が勧められていることからシュミレーション・ラボは
看護学部だけでなく、医学部、薬学部の学生も授業で使用します。
患者用の人形は、しゃべることができますし、呼吸も脈もあります。
ペンライトを使うと瞳孔も閉じたり開いたりします。
ワイヤレスで全ての人形がコンピューターでプログラムされています。
このプログラムによって、交通事故や津波など
様々な患者のシチュエーションを選択できます。
1年ごとに更新されるらしく、最近ではテロ後の患者などもあります。
人形は大人だけではなく、新生児などもありました。
実際の実習ではその時で決まった症例しか体験することができませんが
シュミレーションですとどんなパターンでも実習することができ
また、みな同じ条件で行えるので、正当な評価ができるそうです。
見学のついでにマノアキャンパスのスポーツ施設も体験してきました。
最近できた施設のようで新しく、トレーニングルームの他に
ロッカールーム、体育館、トラックがあります。
会員制ですが、ビジターでも1日5ドルで使用することができます。
多くの学生が汗を流している中にまじって、
自転車漕ぎとトラックでのウォーキングをしました。
Good day!
sana