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2015.09.25

もうすぐ新学期

もうすぐ新学期ですね。学生の皆さんは夏休みをどの様に過ごされたでしょうか?

大学の教員は夏の間何をしているのか?と良く聞かれます。個人差はありますが我々には特に「夏休み」はありません。では何をしていたのか?ざっと説明してみます。

まず7月末、授業が終わってすぐ試験期間でした。学生さんは試験が終わったらひとまずほっと一息(単位が取れているかどうかは別として)という所ですが、教員には試験の採点・成績評価という大仕事が残っています。受講者が200名を超える様な授業も多く、公平・公正な採点のために多くの時間とエネルギーを使います。

また7月末から8月初旬に掛けて、サマースクールやオープンキャンパス、講習会といったイベントがありました。こういったイベントは参加者の方々に1日・2日といった短い期間で「来て良かった!」という印象を持って頂く必要がありますので、普段の授業とは別の形で気を遣います。

今年は8月中旬のお盆の時期は特に用事が無かったため何日か休みました。(去年は海外で学会があったため殆ど全く休み無しだったと思います。この時期に国際会議が開催されることは少なくありません。)

8月末は体育学会に参加のため東京・世田谷の国士舘大学にお邪魔しました。今回は私の発表は無かったのですが、重要な会議等があるため3日間毎日会場に足を運びました。聴講した発表も面白いものが多く、大変勉強になりました。

9月に入ってからは比較的時間の自由がきいたので、自分自身が取り組んでいる実験や、学生さんのテーマについて研究活動を進める事が出来ました。1年のうちで一番研究に取り組みやすいのが9月の時期という気がします。今年は新しいトピックについて予備実験と解析をする事が出来、まずまずの成果を出せたと思います。

という訳でもうすぐ新学期です。学期が始まると色々と忙しくはなりますが、学生さん達からエネルギーを貰えるというのもまた事実。有意義な一学期にしましょう!

写真は子供を連れて虫捕りに行った時のものです。流石に自然の豊富な滋賀県、短時間でセミ・セミの幼虫・カマキリ・トンボ・チョウを捕まえることが出来、大漁でした。(その後は全て無傷で放しました。)

2015.09.19

掲載忘れるところでした・・・

さて、今日の写真は、先日武蔵大学に行った時に撮ったもの。
江古田キャンパスに行ったのですが、その時に研究所の名前に「根津」が入っていて、
ん・・・根津・・・東武鉄道?
という疑問が湧き、ちょっと調べてみたら、
やっぱり東武グループの創業一族が作った育英会が運営組織でした。

ちょっとした小ネタ・・・


それはさておき、今日は本当に落とすところでした・・・
公開時間がいつもと違う・・・間違い探し見たいですが・・・と思いますが、
娘の運動会が終わってから慌てて大学に来て書いています。
職住が近いと、いつでも来れるのが便利なところ(笑


で、今日の本題は、安保法制かなぁ。
たまには、硬派でどうでしょう??

さて、安保法制が今日の未明に参議院で採決され、法律が変わる事が確実となりました。
みなさんは、賛成でしょうか?反対でしょうか?
民主党は、「戦争法案」と呼んでいて、マスメディアも同じように話していて、
社会的には、この法案が成立すれば、戦争が可能になると考えている人は多いですが、
法案そのものを読んだ人はどれぐらいいるのでしょう??

私自身はリベラルな立場で、右翼でも左翼でもなく、本当に「戦争に向かう」のだろうか?
という疑問があって、実際に改正の法案を読んでみました。
そうすると、「戦争法案」というキャッチコピーそのものに色々な疑問が・・・

大きいのは、武力攻撃を受けた時と存立危機事態の時に、
集団的自衛権としての武力行使を認める、という内容です。
存立危機事態とは、案文からそのまま引けば
「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態をいう。」

存立危機事態を単純に言えば、
泥棒がAさんのところに忍び込んで、その次に自分の家に同じ泥棒が来るのがわかっている時、
でしょうか。
今の法律で言えば、泥棒が敷地に入ってからでないと、対応できません。
それを、泥棒をつかまえるのに協力する、と言っているにすぎないように、私には思えます。

ただ、いくつか問題があって、
一つは憲法9条との関係です。
9条の1項で、
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
という事があげられています。
この「武力の行使」を認める、という法律ですので、
法律として最上位にいる憲法に矛盾します。

もう一つは、「存立危機事態」の認定基準です。
拡大解釈をすれば、
「近所のあいつは怪しいからやがて泥棒に入って来るに違いない」
と言う事で、何もしていないうちにつかまえる事が可能になります。
そんな事が起こらないように、コントロールしなければならないのですが、
それが案文を読んでも、わかりませんでした。

で、長くなってきたのでまとめますが、
私自身は、現行の法案では、例えばミサイルが飛んで来た時に領海に入るまで撃ち落とせない状況ですので、
それを公海上でも撃ち落とせるようにする、という意味では理解できます。
また、近年は、海賊の問題や、テロによる殺害など、様々な事象がおこっていますので、
こういった事を未然に防ぐために、一定の力の行使はいたしかたないかと思っています。

ただ、先の二つの問題、憲法とコントロールを解決しなければならない、と思っています。
ところで、皆さんは、どう考えるでしょうか??

ではでは。
なんとなく、その日ネタを意識して書いてみました。たまにはいいかなぁ・・・というよりも近いネタを書くのがブログか・・・スポ健っぽくないネタばかりですが(笑)そうそう、そろそろ写真が尽きます(笑

2015.09.18

日本トレーニング科学会大会@鹿屋

第28回日本トレーニング科学会大会「動きを診る測る~最新のトレーニング科学イノベーション~」に発表申込をしました。会期は今年の11月14・15日の週末、場所は鹿屋体育大学です。毎年この時期に開催される大会で、2012年には立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催されました(今日の写真はその時のプログラム集の表紙です)。2013年には山形県の蔵王で、2014年にはお台場の産業技術総合研究センターで開催されています。学会の守備範囲が我々の研究内容とぴったりマッチすることのみならず、開催時期や発表資格の観点からも非常に貴重な学会です。例年冬の時期に開催されるため、春頃からコツコツ準備を進めた研究を発表するのに丁度良いタイミングです。また会員になれば学部生も発表することが可能です。今回は当研究室からは4件応募させて頂きましたが、その内2名は他大学・他学部を卒業して4月に入学してきた大学院生、1名は3回生でした。この時期に毎年定期開催してくださる事は大変有難く思います。感謝の意も込めて毎年定期参戦しようと思います。

また、上記4件の応募に際しては 【忠】先生、fjmt 先生、sg 先生、ootk 先生に大変なご助力を頂きました。心より感謝申し上げます。

鹿屋体育大学にお邪魔するのは今度で3回目です。学会に参加して思うのは、プログラム等を見ると一見似た構成をしている様に見えますが(主催側はそれぞれの学会に応じてある程度先行するフォーマットを踏襲するので)、その時々で新たな出会いがあり、そして何より自分自身の状況が年々変わって行くので、どの一つも自分にとってユニークなものになるという事です。学生として参加するのとポスドク等のプロの研究者として参加するのでは全く違いますし、自分の指導した学生さんが発表する、という立場になるとまた全く違う世界です。この分野に入って19年、参加した学会は全て鮮やかに思い出すことが出来ます。これから学会に参加する学生さんはそのつもりで全力を注いで準備をしてください。

鹿児島には美味しいものも多いので、夜の部も楽しみですね。


2015.09.07

『百歳の力』

表題の本は、現役の美術家 篠田桃紅さんが書かれた本です。墨で抽象画をかかれています。

表紙の帯にあるように、我慢しない、期待しない、逆らわない、年を考えない、予定を立てない、と柳のような柔軟な受け流し。なかなか、そこまでは達観できません。長年の来し方の中で身につけられたのでしょう。

この本の中で、印象に残ったところを2つほど紹介します。
絵心はありませんが、具象画、抽象画ぐらいの見分けはつきます。そのことを書いていました。
「具象というのは、かたちが決まっているから、見ても想像力をかきたてらえるということは少ない。具象は見てわかる、理解するものだからです。抽象というのは理解するものではなくて、感じるもの。だから、千人いれば千人感じるものがちがう。感じる範囲が非常に広いから、ある人には発明のヒントにもなりうるのでしょう。」
 やはり抽象画をみるには感性がいるのですね。かたちが決まっていないので自由度が高く、想像につながる。先日、東京理科大のある研究センターの建物のロビーには、抽象画が飾っていました。やはり、発想をかき立てるためでしょうか。ちなみに、インテグレーションコアのエレベータホール前には、素晴らしい日本画(具象)があります。皆さんを、ホッとさせてくれます。こちらもご覧ください。

もう一つは仕事についてです。
「生身の人間ですから、おのずと良い日もあればそうでない日もありますよ。だけどいちいちそれをあげつらって、今日はどうの、明日になれば、というのは仕事じゃない。」 「仕事というにはそんな甘いことではない。それをもって社会に立っている以上は、気分がすぐれるとかすぐれないとか、気分で生きちゃいけないんですよ。一切を超えているんですよ。」
背筋が伸びる言葉です。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
京都に104歳のマスターズ選手(100m)がいます。世界記録保持者です。凄い人はいます。スタートラインに立つだけでも凄いです。
【忠】

2015.09.05

今年の夏季休暇期間

さて、今回の写真は、
昨年久御山にあるコカコーラのボトリング工場に見学に行った時の一枚。

書くネタには、そこまで困らないけれど、写真ネタには、とても困る・・・
全ては写真を撮る習慣がない私が悪いのですが、
来週こそは、何か写真を。

最後は、びわこ・くさつキャンパス内の施設を一枚一枚・・・
そうすれば、41週もつはず(笑)・・・ん?
41も建物あるのね・・・キャンパスマップで・・・
改めてびっくり。


それはさておき、今週は何の話しにしようか・・・

そういえば、手元に会った新聞に、医療費昨年40兆円突破、とありました。
高齢化が進んでいること、入院患者が増えていること、など色んな要因があると思います。
ただ、現在のままでいけば・・・保険制度の維持がどんどん困難になっていくでしょうね。

そういえば、そんな話を見ながら、以前話を聞いた保健師さんの事を思い出しました。
話を聞いたのは、長野県の山の中の村・・・市町村合併もしなかった村・・・です。
そこでは、保健師さんがビジョンを持って、制度づくりをがんばっていらっしゃいました。

その村では、1980年代の初頭には高齢化率(65歳以上人口比率)が20%を越え、
現在30%を越えています。
そして、現在の後期高齢者(75歳以上)が25%を越えて、
高齢化を越えた超高齢化、ともいうべき状況になっています。

ここでは、高齢者は自宅で最後まで住むことを前提に、様々なプログラムを組んでいます。
当たり前のように聞こえますが、在宅介護・在宅療養が最後まで貫かれることは、
他ではあまりなく、多くは最後は病院や介護施設で過ごすことになります。

保健師さんのやってきたことは、他ではあまり例を見ないことなのですが、
基本は、当たり前のことです。
高齢者の話を聞いて、どこで過ごしたいかを聞いて、
その過ごしたい、と言う事に対して、制度を作って仕組みで支える、と言う事です。
簡単に聞こえますが、社会の常識、やっぱり介護施設や病院の方が安心だよね、
と思う人が多い中で、自宅で最後まで過ごす仕組みづくりは大変なことです。

ただ、この当たり前のことを実行し続ける力、これがすごいですし、
こんな力を自分自身も持ちたく、また学生の多くにも持ってほしい、と思っています。

今週は、このあたり、で。
ではでは、また来週。
(来週の写真がBKCの建物写真になったら、41週続く、と思っていてください(笑))
さて、今週はAPUに行くので、写真を何枚かとってこよう・・・APUシリーズ・・・その次は・・・??お、関空まで見送りに行くぞ・・・その次は・・・ないなぁ・・・写真撮影の旅、風景シリーズでも作るか(笑

2015.09.02

世界相撲選手権2015。

<RecOだより126>

 去る8月30日、大阪府堺市大浜公園相撲場において、世界相撲選手権が開催されました。
 今年は、第20回を記念して、9年ぶりの日本開催。世界25国の代表選手が参加。
 開会式では、土俵に万国旗(写真右上)。見慣れない風景ですが、勝ち負けのわかりやすい相撲は、現在、海外での人気も高く、ロシア、モンゴル、ウクライナ、ブラジル等の力をつけた国の選手が、日本選手を超す成績を収めているとのこと。確かに、男女共に、日本選手では考えられないような体格の外国人選手がたくさん出場していました。

 この記念すべき大会の、女子の部日本代表選手として、山中 未久さん(軽量級)、稲葉 映美さん(重量級)、スポ健からなんと2名が出場となりました。
 
 abゼミ生の山中さんについては、以前、ゼミ生の活動紹介として、あいコアの☆でも紹介しましたが、彼女のこの大会のチャンピオンを目指す意気込みと毎日の努力を、ずっとそばで見ていたので、当日は朝からドキドキしながらの観戦となりました。
 朝9時からスタートした予選、一度の取り直しの末、見事に勝利(写真右上)。その後かなりの時間をおいて16時半からの準決勝。残念ながら、相手より先に手をついてしまい、無念の敗退。しかしその後、気持ちを切り替えて、敗者復活に勝利し、3位となりました。

 一方、稲葉さん(写真右下)は、予選で敗れるも、敗者復活戦で勝ち残り、3位を勝ち取りました。
 団体戦にも出場した稲葉さんは、こちらでも大活躍。決勝まで進み、見事2位を勝ち取りました。
 団体戦の準決勝において、前の選手が破れ、後のない状況で、自分よりかなり重量(であろう)モンゴル選手に勝利した試合は圧巻でした。

 記念大会で、見事にメダリストとなった両選手。
 それぞれに、悲喜こもごも、感慨深い大会になったと思いますが、二人にとって他の人には絶対に得られない貴重な体験は、メダル以上の価値と重さになったことと思います。

 男女一緒に開催されるこの大会、試合の間の時間が長く、その間の気持ちを保つのがとても大変そうに感じました。選手控え室もなくオープンなスペースでの待機となるため、その間、応援に来てくれている人たちへのあいさつ、取材への対応等、常に周囲に心配りをしている二人の姿が印象的でした。
 個人的には、もう少し、選手が集中できるクローズな場所を作ってあげられないかな、と思ってしまいました(会場の環境から難しいのだと思いますが)。

 山中さん、稲葉さん、本当にお疲れさまでした。
 二人の美しい勇姿を見る事ができたこと、光栄に思います。
 あまりに試合に見とれてしまい、写真を撮るのを忘れてしまったため、いい写真がなくてすみません・・・。

<今週の別腹>
 学部長it's me先生、学生部長であり稲葉選手のゼミ担当でもあるHaru先生、早朝から応援の事務室Sさんと観戦(写真右下)。
 感動を分かち合いました!
 ab

2015.08.31

先週の活動報告

今日は、【みち】先生風に、先週の活動報告してみます。

(月)午前中に研究室で打ち合わせをすませて、京都で研究助成のヒアリング審査。運動指導によって多世代の交流と健康を促進することを考えている指導者の方が提案した申請書に、参画していて、ヒアリングに同席しました。その指導者の堂々と、ハキハキした発表に、私も元気をもらいました。プレゼン10分、質疑10分。もちろん時間厳守です。ヒアリングの結果は1週間後に発表とのこと。指導者の方と講評しあって、そのあと東京へ移動。

(火、水、木)【aknr】先生が書いていますように、国士舘大学で体育学会があり、専門領域のキーノート、一般発表、学会企画のシンポなどに参加して、情報を入手してきました。この学会期間中に大型助成の話題も聞きつけ、関連しそうな先生方とも懇談しました。夕方から夜は、night scienceといわれるように、ネットワーク構築とよりフランクで深いディスカッションを行ってきました。

(金)午前中は、東京ビックサイトで文科省主催による「産学官による未来創造対話」 というテーマでの基調講演、パネルディスカッションがありました。アメリカの大学の例が紹介されており、民間資金(民間財団)が大学改革に大きく貢献したこと、さらには大学そのものがアントレプレナー(起業家)にならなければならない、ということをスタンフォード大学の事例から紹介されていました。そのあと、東京ビックサイトでJSTフェアが開催されていて、COI拠点(アクティブフォーオール拠点) のブースがでていたので立ち寄ったところ、ある国会議員の先生が見学に回られていて、タイミング良く説明する時間をもらいました。ほんの5分ほどでした。如何に短時間でインパクトを与えて説明できるようになるか、まだまだ腕(いや話術)を磨く必要を感じました。この後、大学に戻り、博士院生と打ち合わせ。

(土)朝に身体をほぐしてから、たまった仕事の整理。申請書の構想・アイデアメイク。

(日) アスリートパフォーマンス研究会の日。健康運動指導士などの更新講習会対象のプログラムにもなっています。今回の内容は、「SSCトレーニングの理論と実践」F谷先生、「高齢者のためのトレーニングの理論と実習」O松先生、「パワートレーニングの理論と実習」 F原先生。いずれも最新のデータを入れた内容で、参加者は大満足でした。(写真)

先週同様、今週も力一杯の一週間になりそうです。体調の管理が何より大事です。皆さんも、季節の変わり目ですのでくれぐれもご注意ください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
体育学会のシンポジウムで、卓球協会の宮崎先生(JOCエリートアカデミー総監督)の話しが非常に熱いものでした。トップアスリートを育てるのに、「情熱、本気、戦略、情報」が指導者に必要であることを示唆した内容でした。
【忠】

2015.08.29

今週の活動と日常

いつもどおりの今日の写真の解説から。
天井川であった(旧)草津川を国道1号線が抜けているトンネルです。
このトンネルは、戦前に開通して、80年ばかり経っているとか。

そしてこのトンネルは、撤去され、ここから西の方の草津川の跡地には、
公園などができていきます。
ただいま、撤去工事中で、このトンネルを見れるのも、あと少し。
ちなみに、元の草津川は、別の方に水を流すように付け替えられました。


そんなこんなですが、今週の活動を若干。

今週は、ちょっとだけ色々あって、その事から。
(そういえば、30分ぐらいの時間合わせに、車でコンビニの駐車場って便利ですね(笑))


火曜日の午後は、子育て世代の住みやすさってなんだろう?
という草津市のワークショップに行ってきました。
行った、というよりも講師の一人だったのですが。
今回、市の職員の方にがんばっていただき、台風の強い風が吹いているにもかかわらず、
事前申し込みをされた方の欠席がゼロ、というびっくりする状況でした。
特に、小さなお子さんを連れてこられたお母さん方も、欠席なしで参加。
皆さんがワークショップの中で、

自分の経験から大切なこと、
他のお母さん方にとって大切なこと、

こんな事を、市の職員と一緒にいっぱいアイデアを出していらっしゃいました。
アイデアを出していらっしゃる間は、私はグループに入っていませんでしたので、
子どもと一緒に遊んで(遊ばれて?)いました(笑

終わってから、色々と考えて、行動して、変えていかなければいけないこと、
って多いなぁ、とつくづく思いました。


そして木曜日は大津市の協働事業提案のプレゼンテーションをして、JHCへ。
JHCは前にも書いたかと思いますので、とりあえず、とばします。

大津市の協働事業提案のプレゼンテーションですが、
大津市保健所とリスクコミュニケ―ターを養成しよう、というプログラムです。
リスクコミュニケ―ターと言うのを聞き慣れない人も多いと思いますが、

簡単に言えば、
食品の衛生・安全に関わって、リスクを知り、それを人に伝える事ができる人、
のことです。

プレゼン10分、質疑10分でしたが、久々に評価されて、それで通るかどうかが決まる立場になって、
試験を受けている気分で、ちょっと悪い方の緊張をしました。

この後、東京に移動しなければならず、結果は新幹線の中で、
保健所の人からのLINEで、まず知らされました。
通った、と言う事で嬉しい半面、詰めなきゃならない事が増えた、
という思いもあり・・・です。

ただ、ゼロベースで考えて、実行していける企画ですので、
保健所で申請する予算が降りて、2016年度からやり始めたら楽しいだろうなぁ、
と思っています。

長さが、だいぶ長くなったので、このあたりで。
しかし、活動報告って、けっこう長くなる?
困ったら、このパターンが・・・(今週時間に余裕があってこれぐらいの長さだから・・・)

ではでは。
写真募集中!写真募集中!写真募集中!くどいって??今週も、おうみんちに行って、フェリエでワークショップ、保健所で打ち合わせ、大津市役所でプレゼン、東京キャンパスで講義・・・でも、写真を撮り忘れたまま・・・来週が山かもしれません(笑)、あ、あおばな館・・・休みのあおばな館・・・だめか・・・

2015.08.28

体育学会@国士舘

日本体育学会第66回大会に参加してきました。会場は国士舘大学世田谷キャンパスです。新宿駅から電車で10数分、駅から徒歩10分位という好立地に綺麗なキャンパスがあります。以前の日本バイオメカニクス学会大会の時以来、学会でお邪魔するのは二度目となりました。

日本体育学会は「体育」に関する分野を広く包括する学会です。体育哲学、体育史、体育社会学、体育心理学、運動生理学、バイオメカニクス、体育経営管理、発育発達、測定評価、体育方法、保健、体育科教育学、スポーツ人類学、アダプテッド・スポーツ科学、介護福祉・健康づくり、の14の専門領域のセッションと、学会本部企画・大会組織委員会企画・共催企画がプログラムを構成する大きな学会です。今回は3日間にわたって開催さました。スポ健の先生方や学生さんも多数参加されていました。とはいえ14の専門領域がほぼ同時進行するためアチコチ見て回るのは中々大変でした。幸いにも隣の部屋(運動生理学)で行われた moto 先生のシンポジウムは聴講することができました。

前述の通り体育学会は大きな規模で行われますので、これを機会に同窓会を開催される先生方が多い模様です。スポ健の4つのコースも全て専門領域の範疇に含まれると思いますので、現在院生の皆さんも将来そういった機会があるかも知れません。私はと言うと、今回体育学会のタイミングに合わせて企画された恩師のF先生の還暦祝いに参加させて頂きました。懐かしい面々に会うこともでき、非常に楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

学会は勿論自らの研究を発表したり、情報収集をしたり、ディスカッションをしたりする場なのですが、ネットワーキングをする場としても非常に重要なので院生の皆さんは良く覚えておいてください。共同研究にしても全く知らない人と組むことはリスクを伴いますので、お互いの人柄の理解は矢張り大切です。研究員や教員のポストを探す際は尚更です。研究発表の場面のみならず、懇親会等の場でも気の利いた振舞いや発言が出来る様日頃から研鑽してください。

来年は日本バイオメカニクス学会大会を立命館大学で開催します。昨年9月から実行委員会を組織し、着々と準備を進めて来ています。良い大会と出来る様万全の用意をしようと思います。実行委員をお引き受けくださった皆様、何かとお手数をお掛けするかと存じますが、引き続きよろしくお願い致します!(学生さんのアルバイトも近々お願いさせて頂くと思います。よろしくご協力ください!)


2015.08.22

夏休みの就職活動

さて、本日の写真は、東京キャンパスの入口の写真。
JHCでお世話になっている場所です。

ちなみにこの写真を撮ったのは、22時半ぐらい。
なかなか遅い時間でした・・・


それはさておき、夏季休暇中ですが、みなさん、どう過ごしているでしょうか。
私は日々、遅くまで仕事をしています・・・
なぜか授業がないのに、仕事時間が長い・・・不思議です・・・
今もこのブログを書きながら、裏でエクセルのセルの置換。
空白を0にするのに、データ数が多いので、ものすごい時間が・・・
1時間ぐらいかかりつつ、まだ終わっていません。


そんな事もおいておいて、そうそう、違う話。
昨日、東京キャンパスで、就職に関わって、
お盆の期間中のキャンパス利用者がどれぐらいいたのか、聞いてみました。
けっこう多かったようで、今年の就職活動の傾向を示しているような気がしました。

先日、新聞で、誰も大変になっただけだよね、という記事を見ました。
ただ、1年で変えることはできないので、来年も継続させる、との事です。
期間が変わった事が、だいぶ影響しています。

また、OBの新卒採用担当者と先日会った時に、ちょっと会話しました。

「夏はどう?」
と聞くと、
「夏の間に休みは取れません」
と言われました。
夏季休暇は、9月に入ってからゆっくりとるとか。

4回生を含め、一部にとても負担がかかっているなぁ、と思います。
ただ、あちこちに行っていても、
昨年までのように、
「あ、就職活動!」
というフレッシュな感じをした人はほとんどおらず、
なんとなく、長期にわたると、4回生からもフレッシュさが消えるものだ、
と妙に感心したりもしています。

次に4回生ゼミ生と会うのは、9月の末ぐらい。
それまでに、良い結果が出ている事を期待しています。
とは言っても、前期中でほぼ全員が内々定をもらっていたりもするのですが・・・

なんとなく、いつも以上にまとまりがないですが、
このあたりで。

ではでは。
みち
見えない字コーナーで、最近良いネタがありません。このコーナーまで募集したらダメだろうなぁ・・・ちなみにブログテーマと掲載希望写真は、まだまだ募集中です!