[ career ] の記事一覧

2018.08.01

「大学生のスポーツビジネスアワード2017」─二本の大賞を受賞!!

こんにちは。


少し前のことになりますが、私たちの3回生のゼミ生たちが、読売新聞社主催の
「BASEBALL BUSINES AWARD 2017 ─大学生のベースボールビジネスアワード2017─」で
2本の優秀賞をいただきました。




今日は、その受賞メンバーの一人である佐藤祐輔君が、今まで彼の家に置いてあった
受賞盾を私の研究室に持て来てくれました。


佐藤君が、この秋から、カナダ、バンクーバーのUniversity of British Columbiaに
留学するので、「この盾を研究室に飾ってほしい。」との意向からです。


研究室には、3回生のゼミ長の春日結汰君も訪れ、「先輩たちの業績を引き継いで、
今年は大賞を」と決意を述べていました。


私の3回生ゼミでは、秋学期、このジャイアンツのスポーツビジネスアワードでの
受賞を目指して、ゼミ内に四つのチームを編成し取り組みます。


このアワードへの応募提案は、今、読売巨人軍の現状を踏まえ、直面している課題の
解決を目指す、実施可能性を展望した提案です。
この提案作成を通じて、ゼミ生たちはプロスポーツビジネスの特徴やその現状を
現実のものとして学ぶことができます。


ゼミ生たちは輝いています。


みなさんもぜひ、その輪の中に入りませんか。


今週末の8月4日、5日、立命館大学びわこ・くさつキャンパスでオープンキャンパスが
開催されます。
そして、4日の11時から、スポーツ健康科学部の企画の一つとして、私が模擬講義を
行います。
テーマは、「ビジネスとしてみるプロスポーツ」。
ビジネスとしてのプロスポーツの特徴をわかりやすくお話しします。


興味のあるみなさん、ぜひお越しください。



Apollo

2018.07.30

総長報告 相撲部 野崎さん

スポーツ健康科学部4回生 野崎さんが、
第6回全国学生女子相撲選手権大会(女子インカレ)にて
見事に、団体優勝、ならびに個人優勝しました。

      

常任理事会の冒頭に、総長報告という形で、祝辞を受けられました。
(またそのときの挨拶も見事でした)

         

本当におめでとうございます!

怪我との闘いもありながらも見事に乗り越えての優勝です。

次は、いよいよ全日本チャンピオンへの挑戦です。

大学生最後の年、是非、大きな目標をつかんで欲しいと願っています。
(そのときの総長報告も楽しみにしています)

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
1期生の卒業生、下崎くんが来てくれました。
        
本学部、初のATCです。現在もアメリカの大学でATCとして頑張っています。身体は学生のころより二回りは大きくなっています。ATCとしても同様に大きく成長することを期待しています。
【忠】

2018.07.23

わが同志 Ryutokuさんの結婚!

先日、Ryutokuさんの結婚披露宴によんでもらいました。

  

早いものですがRyutokuさんとは、かれこれ11年間のつきあいとなります。

スポーツ健康科学部の構想の「種(たね)」の段階からのつきあいです。彼との出会いから、学部づくりの設置委員会の事務局長となり、「この分野では従来にない新しい取り組み(研究成果)により、未来を切り拓く人材づくり」を大きな旗印にして、構想、カリキュラム、キャリアデザイン、施設、機器、人事構想、人事など、学部づくりに必要なありとあらゆることを、一緒にさせてもらいました。

 構想、設置、開設までのあしかけ4年間、Ryutokuさんとともに、事務局のメンバーでフル回転したことを思い出します。

 その後、2010年4月に無事、開講し、新入生を迎えたときの感激も一緒に味合わせてもらいました。Ryutokuさんが事務室から異動になったとき、数百人の学生が彼を見送ったことは、今でも鮮明に記憶しています。

 学部づくりから、学部の初期運営まで、親、兄弟のように、想いを共有してともに働いてきた同志として(Ryutokuさんはパートナーといってくれています)、この間過ごせたことは、私にとっても貴重な時間です。今も大学院の新しいプログラム(超創博士人材プログラム)で一緒に働けているのも嬉しい限りです。

  

 いずれにせよ、共通の想い、共通の時間をともに過ごした同志の大きな節目にも参加できたことも大きな喜びです。

    

 写真のように、多くの友に慕われ、多くの友に慈愛を与えてきたRyutokuさんがこれから新しい家庭を築き、さらに発展することを同志として期待しています。

 おめでとうございます!

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今日から定期試験がはじまります。暑い日が続いています。寝不足などもあるかもしれませんが、くれぐれも体調には注意をしてください。1回生は初めての経験になりますが、落ち着いて、そしてしっかりと対応して下さい。
【忠】

2018.07.11

オリックスバファローズのビジネスを学ぶ。

こんにちは。

この間の日曜に、いつも私がスポーツを通じた社会貢献活動に一緒に取り組んでいる、
伊丹アスリートクラブ主催のスポーツビジネス視察ツアー2018で京セラドーム大阪に
行ってきました。


このツアーでは、普段観ることのできない京セラドーム大阪のゲームデーの
舞台裏を観て、オリックスバファローズのチケッティングとファンクラブグループを
統括する山本さんに、そのビジネスについて伺い、教えていただき、その後、
バファローズ vs ホークスのゲームを観戦するイベントです。

プロ野球チームのビジネスについて実際に観て、学んだ後でゲームを観戦すると、
それまでは気にならなかったことが気になったり、気づかなかったことに気づいたり。



立命館大学スポーツ健康科学部からも1回生を中心に積極的な学生諸君が参加。
山本さんにサッと手を挙げてなかなかいい質問をしていました。

そして、一行を統括するのは、ぼくの学部、大学院を通じての教え子、佐藤慎一君です。

積極的な学生たち、そして社会人として活躍しながら、社会貢献にも取り組む卒業生。
なんだかいろいろ嬉しくなってきました。

私に限らず、立命館大学スポーツ健康科学部の先生方は、いろんな分野にネットワークを
持っています。
そんなネットワークを積極的に活用して学びを深めるのもスポーツ健康科学部での
学び方の一つです。


Apollo


2018.07.09

保護者との懇談

先週は、猛烈な大雨でした。近畿地方でも避難指示が多くの地域で出されました。

JRも、とまった区間が多く、先週木曜日の夕方から金曜日、そして土曜日にかけて全学で休講となりました。

みなさまのところで被害が出ていないことを願っています。

下記の写真は、BKCで開催しましたオープンカレッジでの様子です。

  

副学部長のMOTO先生にコーディネイトをしてもらい、学部生、院生の3名に登壇してもらい、「学生生活・キャリア」についてパネルディスカッションを行いました。

スポーツ健康科学部でどのような学びがあり、生活があり、そして将来のキャリアをどのように描いているのか、について学生・院生として語ってもらい、それを保護者のみなさんに直接聞いてもらうという内容です。
このパネルディスカッションのあと、3つのグループに分かれて、保護者の皆さんから、直接、学生・院生に聞きたいこと、教職員への要望なども出していただき、懇談をいたしました。

普段はなかなか聞けないこと、直接触れられない情報にも接していただくことを願って、毎年、6月頃に開催しています。我々としても、直接に保護者の皆さんからご意見を頂く貴重な機会となっています。

保護者のみなさんの関心は、やはりキャリアにありますが、「この学部にきて楽しそうにしています」という声も多数きくことができ、ホッと安心することもできました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
1日キャンパス、というのも大学で展開しています。全国47都道府県を、教職員で分担して6月から7月にかけて回っています。今年は、香川県と青森県を担当させていただきました。大学がでむいて、大学の様子をつたえ、保護者の皆さんと直接お話しできる非常によい機会となります。両県とも非常に素敵な懇談が出来ました。お子様を起点として、「立命ファン」になって頂いていることも感じられ、嬉しい限りでした。
 写真は青森からの帰りの飛行機から撮影した富士山です。
   
【忠】

2018.07.05

7月になりました。


こんにちはshinoです。

7月になりました。
梅雨や台風でまだ雨が続いています。
なかなかすっきりしませんが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

大学は春期授業も今月で終わりです。
学生は定期テストの準備やレポートに頑張っていると思います。
同じく、我々教員もより一層忙しくなってきました。

そんな中、私は、相変わらず、
週末に、スポーツドクターとして、どこかのスタジアムや競技場に行っています。

先週末も、なでしこ女子サッカーの試合のマッチドクターとして出務していました。

先週末は、本日と違って、天気は快晴で良かったです。

試合開始は午後2時でした。
こんな日に注意しないといけないのは、なんと言っても熱中症です。

風はそこそこ吹いていましたが、試合が近づくにつれ、気温は上昇し、
試合開始前より運営スタッフは、かなり気にしていました。



試合自体は大きな怪我人が出ることなく進行し、問題なく無事に終了しました。




しかしながら、
大会スタッフ数名と選手に、熱中症様の症状が出てしまいました。

医務室で休ませ、身体の冷却、水分や塩分摂取を行いました。
病院受診のタイミングを逸しないように、注意深く観察します。

熱中症は、症状が進行していくので、経過をしっかり観なければいけません。

全員、熱中症が悪化することなく、病院受診も必要ない程度で落ち着き、
少しずつ改善してきました。ホッとしました。


これから皆さんも、
イベントやスポーツ現場で熱中症に注意しないといけない機会がたくさんあると思います。
水分、塩分の補給、無理せず休みを多めに入れるなど、しっかり予防に努めて下さい。

もし、熱中症になったかも・・・と思ったら、
たかが熱中症と、軽視しないで、しっかり状態をチェックし、
何か気になることがあれば、早めに医療機関へ受診して下さい。

熱中症だけでなく、事故や怪我のないよう注意し、
夏を楽しく過ごしましょう。



2018.07.02

藍星賞

 いよいよ蒸し暑い夏がやってきました。
 みなさん、体調管理にはくれぐれもご注意下さい。

 スポーツ健康科学部・大学院同研究科には、「スポーツ健康科学会」という組織があります。
   https://sites.google.com/view/spoken-gakkai/
 スポーツ健康科学に関連する学術の研究と普及を目的として、2010年から発足し、立命館大学スポーツ健康科学部の教員、学部生、院生から構成されています。

 この学会にて、『藍星賞』という表彰制度を設けました。先日の学会総会で表彰式を行いました。
研究部門、教育部門、国際部門、社会連携部門において、顕著な成果を収めた若手を対象としています。

     

2017年度の受賞者は次の通りです。
1.研究部門   大塚 光雄(立命館大学スポーツ健康科学部 助教)
2.教育部門   岡松 秀房(立命館大学スポーツ健康科学部 特任助教)
3.国際部門   西条 正樹(立命館大学OIC総合研究機構プロジェクト研究員 )
4.社会連携部門   藤本 雅大(立命館大学スポーツ健康科学部 助教)

表彰内容は、次の通りです。
https://sites.google.com/view/spoken-gakkai/藍星賞

4名の素晴らしい若手研究者をモデルにして、学部生、大学院生が活躍してくれることを願っています。

本年度も募集(自薦、他薦)しますので、「我こそは、彼こそは、彼女こそは!」という若手研究者のご推薦、自薦をお待ちしています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
食マネジメント学部の開設記念行事にて、『美味礼賛』の言葉が紹介されました。
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当ててみせよう」
「食」というのが栄養学的な観点にとどまらず、歴史・文化・社会的な観点から反映されていることを示していています。「食」も奥深いものです。
【忠】

2018.06.25

Spalding University

今年の春、卒業したDaiki君から、嬉しい知らせを聞きました。

 Spalding Universityの大学院から合格通知が届きました!
 とのこと。

    

昨年、TeradaM先生、Danmatsuさんと一緒に、アメリカの複数の大学をまわり、当方のGATプログラムについて説明し、立命館大学スポーツ健康科学部でのGATプログラムを修了した学生を、大学院で受け入れてくれるよう交渉してきました。

 そのときに、Spalding Universityでは、アメリカでATCを取得した本学出身の松野さんが、教員として働いていることもあり、今年、GATプログラム修了生を受け入れてくることになりました。
 おかげで、GATプログラムとして、ESUとSpalding Universityの2つの進学先が確保できています。これからもGATプログラムで頑張る学生が安心して学べるように、今後も提携先を増やしていきます。

 Daiki君は、夏からSpalding Universityにいきますが、来週からNATAのコンベンションで、卒業論文での研究成果を発表します。一足先に、多くのATC関係者とあって、研究のディスカッションだけでなく、ネットワークも広げられるようです。
 
 卒業生の活躍を楽しみにしています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今日は、BKCで食マネジメント学部の開設記念行事が開催されます。お隣の学部の教学と施設を拝見させてきます。
【忠】

2018.06.24

若手研究者海外挑戦プログラム

これまで何度か紹介した通り、スポーツ健康科学研究科では、多くの大学院生が国際学会での研究発表に積極的に取り組んでいます。また、英語での論文投稿にも比較的早い時期からチャレンジをします。研究の世界に国境はありませんので、グローバルな視点から研究活動を推進して欲しいと教職員も様々な面からその活動を支援しています。

 

これに関連して、若手研究者の海外での研究活動(留学)を支援する制度も増えています。例えば、優れた若手研究者が採用される「日本学術振興会・特別研究員制度」においては、採用期間中の海外留学が可能です。さらに最近では、「若手研究者海外挑戦プログラム」という制度が新たに開始されました。この制度は、「大学院博士課程後期課程に在籍する大学院生が3ヶ月〜1年程度海外の研究者と共同して研究に従事する機会を提供する」ことを目的としています。留学に際しては、往復航空費、滞在費および研究活動費が支給されます。今回、この制度を活用して、私の研究室のSahiroさんがイギリスに3ヶ月間留学することになりました。


 



 

彼女はスポーツ健康科学部の1期生(20104月入学)で、学部在籍時は体育会ボート部に所属し活躍してきました。また、3回生からは私のゼミに所属し、その後、大学院に進学をしました。誰もが認める努力家で、日本学術振興会・特別研究員(DC2)への採用に加えて、国際誌にも多数の論文を発表しています。その他、今年度は民間の助成団体から2つの研究が研究助成を受けています(大学院生としては珍しいケースです)。博士課程後期課程での海外留学はかなり以前から計画し、そのための準備を続けてきました。今回状況が整い、留学が実現することになりました。

 

海外での研究活動には大きなチャレンジを伴います。研究活動だけでなく、日々の生活も勝手が日本とは異なります。ただしその中で逞しく研究活動に取り組むことで、国内での研究活動だけでは得られない貴重な経験をすることが可能です。また、「国際的に優れた研究成果がどのようにして創出されるのか?」このことを直接自分の目で確認することができる、これも大きなポイントです。

 

写真は、研究室でのミーティングにおいてSahiroさんが留学に向けた意気込みを語っている風景です(写真が暗くて申し訳ありません。。。)。隣でその姿をじっと見つめる博士課程前期課程1回生の後輩二人も印象的です。身近な先輩が海外で挑戦する姿を見ることで、数年後この二人が海外での研究活動に挑戦する瞬間が来るかもしれません。

 

Sahiroさん、海外での研究活動を存分に楽しんで来て下さいね。行ってらっしゃい!

 


 

2018.06.21

皆さん大丈夫でしたか?


こんにちはshinoです。

今週は大変な1週間でしたね。
地震の被害は大丈夫でしたか?
雨も降り続いていいます。土砂災害などにも気を付けるようにして下さい。


さて、私は先週土曜日に
神戸で開催されたラグビー日本代表とイタリア代表の試合にメディカルとして出務してきました。

前週、同じ対戦カードで日本代表はイタリア代表に対し素晴らしい試合を行い、見事に勝利しました。
その影響と、神戸での代表戦は珍しいこともあり、たくさんの観客が来てくれていました。
私は試合開始2時間ほど前にスタジアムに入りましたが、
途中の電車から、たくさんのサポーターが日本代表のジャージを着て乗っていました。
スタジアムの前にも試合前から結構盛り上がっていました。




来年のワールドカップを見据えたトレーニングを我々メディカルも兼ねており、
本番と同じ体制で臨みました。
私は、今回、Immediate Care Lead Doctor(ICL)という立場で、
いつもの脳震盪の判定をするマッチドクターではなく、
マッチドクターやチームドクターのサポートを行う役目でした。

つまり、グランド内で、チームドクターがサポートを要請した場合、
最初にグランドに入っていく予定でした。

スタジアムに入ると、設備の確認、搬送のトレーニングなどを入念に行います。
さらに、レフリーやチームドクター達とブリーフィングを行い、様々な対応を確認します。
2時間以上前には会場に入りますが、試合前にしなければいけないことが結構あるため、
なかなか忙しいです。

試合中は、メインスタンドの最前列に座り、
何かあったらすぐにグランドに出ることができるように待機しています。





試合結果は、皆さんご存じだとは思いますが、日本代表は惜敗してしまいました。残念でした。

また、今回は大きな怪我人が出ることは無く、我々の出番はほとんどありませんでした。

試合終了後も結構バタバタします。
試合後に体調が悪くなったり、怪我が判明したりすることもありますので、
しばらくは医務室で待機しています。

観客がスタジアムを無事に出て、選手が何も問題ないことを確認したら、
我々の仕事は終了となります。

結局、試合後に少し仕事がありましたが、大きな問題は無く、全て無事に終了いたしました。

来年のラグビーワールドカップが無事に終了するように、
トレーニングを積んで、レベルアップしていきたいと思います。