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2018.05.07

大学院 合同ゼミ

立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の特長のひとつに、「合同ゼミ」があげられます。

博士課程前期課程(通常、Mとよぶことが多いです)では、身体運動科学系とスポーツ人文社会科学系の2つに分かれて、それぞれの系で合同ゼミを開催しています。身体運動科学系では人数の関係でさらに2つにグループ分けをして合同ゼミを行っています。

ここでは、Mの1回生(通常、M1)とM2も合同ゼミに参加し、そこに参加する院生の指導教員4-5名が合同ゼミのメンバーとなります。もちろん、オープンにしていますので、関心のある先生、若手研究者も参加します。

春学期は、自らの研究に関連する論文のレビュー、研究計画、研究の進捗状況報告が中心です。先生方ならびに、同級生、先輩院生からも、コメントならびに指摘を山のように受けます。一人の持ち時間は決めていますが、学会ではないので、常にエンドレスの延長戦の中で戦っている印象を院生の皆さんは持っているようです。

入学してから3回ほどの合同ゼミを終えた折に、大学院生活はどうですか?とM1に尋ねたところ、「ハードな毎日で睡眠不足です」「学部とは違い常にPBLのような授業でディスカッションするということ学んでいます」などなどが聞かれました。

M2に聞いてみると、「振り返ってみればM1の頃は時間に余裕があったと思う」「M2になったらさらにハードになる」などなど。

先生方に激励とアドバイスをもらうと、「キャパは大きくなるから心配しないでよい」「楽になることはないので楽しようとは思わず頑張りましょう」「体調維持は大事なので睡眠がしっかり取れるようにタイムマネジメントしましょう」などなど。

いずれにしても、鍛えられる“場”であることは間違いなさそうです。
Mの皆さんの成長が楽しみです。

  

写真は、上記の合同ゼミが行われた日に、MとD(博士後期課程)の新入生歓迎会がおこなわれたときに、撮影しました。
この間紹介している、3分エクササイズ 『ACTIVE5』も合同ゼミの開始時にさせてもらっています。彼女たちには、その伝道師、ACTIVE Fivers になってもらえればと期待しています。

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週の連休中には、多くの卒業生、修了生が顔をみせに来てくれました。嬉しいですね。今年、Mを修了したD智君は、この間、缶詰になりながら猛烈な研修を受けてきたようです。「大学院で学んだことが役にたっています!」と嬉しいひと言をくれました。大学院で力をつけたことを実感してくれて何よりです。
【忠】

2018.05.03

GWですね。

こんにちは、shinoです。

5月に入りました。GWですね。
新年度が始まり、早1か月が過ぎましたが、
新しい生活にも慣れましたでしょうか?疲れているかもしれませんね。
このGW中に疲れを癒して体調を整えて下さい。


さて、先週末に私は女子サッカーリーグのマッチドクターに行ってきました。
もう5年以上前からお手伝いをさせていただいているのですが、
今年も3月末にシーズンが始まり、本年度も引き続きお手伝いをさせていただいています。



一言でスポーツドクターと言ってもいろいろな仕事があります。

私が女子サッカーリーグで行っている仕事は、
ホームゲームのマッチドクター(年間10数試合あります)、
メディカルチェック、
救急対応などです。

女子サッカーの場合のマッチドクターとしての役割は、
主に、相手チーム(場合によってはホームのチーム)と観客、スタッフの救急対応になります。

出動することが無く、何もなければ試合を観ています。
試合を観ていると言っても、怪我人が出ないかを注意しながら観ていますけど。



さらに、観戦に来ているサポーターの怪我や体調不良にも対応します。
試合会場には十分な設備や道具があるわけではないので、まず診察し、できる範囲で応急処置を行います。
必要があれば救急車を要請し、救急病院で対処してもらうことになりますので、
求められているのは、その判断ということになります。

あと、これは試合以外のことですが、
公式戦に出場するためにはメディカルチェックが必要なので、病院で行っています。
やはりスポーツ時の重篤な傷害発生をできるだけ少なくするために、
メディカルチェックを行い、異常が無いかどうかの確認を行う必要があります。

他には、試合や練習で怪我をした、あるいは痛みが続いていてプレーできないなど、
選手の傷害に対する診察、治療を行ったりもします。

以上が私が普段しているスポーツドクターの仕事です。

で、先週末は、試合のマッチドクターとして出務してきました。

日中の開催で、良い天気だったので、
普通は観戦日和として嬉しいのですが、
良い天気であれば、我々は熱中症になる人が居ないかが気になってきます。
これから特にそうなのですが、選手はともかく、
観客やスタッフの熱中症が意外と多かったりするので、注意しておかなければいけません。

幸いにも、先週は全く問題なく、
怪我人も1名も出ず、無事に終えることができました。
良かったです。安心しました。



これからあらゆるスポーツのシーズンが始まり、
試合や大会がたくさん行われるので、
スポーツドクターとしてできるだけサポートしていきたいと思います。


2018.04.30

大学院進学説明会(5月10日昼休み)

 今日は、昭和の日 の振り替え休日ですが、
 立命館大学では、通常の授業日です。ですので、朝から学生・院生、もちろん教職員も大学に来ています。

 新入生も少しずつキャンパスに馴染んできて、交友関係も広がり、また90分間の授業にも慣れてきた頃でしょう。

 本日は、表題にあるように大学院の進路説明会の話しです。
 回生問わず、学部問わず、

「大学院」

というものを知りたい、どんなところ!?という興味を少しでも持っている方は是非お越し下さい。

5月10日(木)昼休み 1Fのアカデミックラウンジ です。

人生100年時代

働き方は変わっていくでしょう。ゼミ生に「みなさんの時代は、定年は80歳もしくは定年というのはなくなっているかもしれないね」と良く話しをしています。そのような時代になったとき、進化するテクノロジー、社会システムの中で、自分らしく働き、過ごし、そして世の中に貢献するには、学び続けることが必要です。ときには、思い切って学び直しも必要になるでしょう。
同時に、これから大学の教員以外でも、キャリアをあげていくときに、修士、博士の学位が求められる時代になるといえます。
身につけるべき力、そしてさらにそれらを発展させる力が求められます。大学院では、そのような力と磨き方が学べます。
また、今年の大学院進学説明会では、大学全体で考えている新しい大学院博士人材育成の構想についても、話しがされます。これからの時代を担う学生のみなさんが関心を持って来てもらえると嬉しいです。

   

下記にもろもろ情報がありますのでご覧下さい
 https://www.ritsumei.ac.jp/gs_shs/news/article.html/?news_id=371
 https://www.ritsumei.ac.jp/gr/exam/point.html/

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週の水曜日から、「朝食実習」がはじまりました。学部の基礎演習クラスが、順繰りに栄養調理実習室(RecO Studio)で、Ab教授から朝食の大事さの話しを聞き、クラスみんなと卓袱台を囲んで朝ご飯を頂きます。学部長も毎回招いてもらい、1回生から夢・目標をきかせてもらい、楽しく懇談しながら大きな鯖の味噌煮定食を頂戴しています。
【忠】

2018.04.26

暑くなってきましたね。

かなり暖かくなりました。
日中は暑さを感じる日も増えてきました。

先週末に私は理学療法士が主催している超音波エコーセミナーでレクチャーをさせていただきました。
奈良県内のスポーツ整形外科、リハビリを盛んに行っている病院が主催で行っている研究会です。

最近、整形外科、スポーツ医学の分野において、
診断や処置を行うためのツールとして、
超音波エコーは非常に注目されています。

特に理学療法士さん達も超音波エコーを使用することはできるので、
今後、リハビリテーションの分野では必須となっていくと思われます。
と、考えている理学療法士さんも多く、
このような超音波エコーセミナーは最近たくさん開催されており、
みなさん積極的に参加されています。

以前のこのブログにも書きましたが、
立命館でもトレーナーさんに超音波エコーのセミナーを行いました。
理学療法士さんも、トレーナーさんも、整形外科やスポーツ医学などの運動器に
関わる人は超音波エコーを是非ともマスターして欲しいと思っており、
私はそのために最近はワークショップでのレクチャーを行っています。

朝から行われていたのですが、私は午後からの参加で、
まず初めに膝関節を中心に、スポーツ障害の病態に関するレクチャーを行いました。

ワークショップのデモンストレーションの後に、参加者が交代で被験者にエコーを行っていきます。
みなさん、熱心に話を聞き、ワークショップにも一所懸命参加していました。

私への質問も皆さん積極的に行っていただき、大変充実した研究会でした。

研究に対する興味も強く持っていただき、毎回宣伝している効果もあるのか、
大学院にも興味を持ってもらえました。

運動器の分野では超音波エコーはまだまだ分からないことが多いので、
こういったセミナーをきっかけに、研究に興味を持ってもらい、
知識や技術を深めてもらえれば嬉しいですね。

今後もこのようなセミナーを積極的に開催、参加していきたいと思います。
こんにちは、shinoです。

かなり暖かくなりました。
日中は暑さを感じる日も増えてきました。
すぐに夏が来そうですね。

先週末、私は理学療法士さんのための超音波エコーセミナーでレクチャーをさせていただきました。
奈良県内のスポーツ整形外科、リハビリを盛んに行っている病院が主催して行っている研究会です。

最近、整形外科やスポーツ医学の分野において、
診断や処置を行うためのツールとして、
超音波エコーは非常に注目されています。

特に理学療法士さん達も超音波エコーを使用することはできるので、
今後、リハビリテーションの分野では必須となっていくと思われます。

と、考えている理学療法士さんも多く、
このような超音波エコーセミナーは最近たくさん開催されており、
みなさん積極的に参加されています。

以前のこのブログにも書きましたが、
立命館でもトレーナーさんに超音波エコーのセミナーを行いました。
理学療法士さんも、トレーナーさんも、
整形外科やスポーツ医学などの運動器に関わる人は、
超音波エコーを是非ともマスターして欲しいと思っており、
私はそのため最近はワークショップでのレクチャーを積極的に行っています。

朝から行われていたのですが、私は午後からの参加で、
まず初めに膝関節を中心に、スポーツ障害の病態に関するレクチャーを行いました。

デモンストレーションの後に、参加者が交代でエコーを実際に触っていきます。




参加者の方は皆さん熱心に話を聞き、ワークショップにも一所懸命参加していました。



私への質問も皆さん積極的に行っていただき、大変充実した研究会でした。

研究に対する興味も強く持っていただき、毎回宣伝している効果もあるのか、
大学院にも興味を持ってもらえました。

運動器の分野で超音波エコーはまだまだ分からないことが多いので、
こういったセミナーをきっかけに、知識や技術を深めつつ、
研究に興味を持ってもらえれば嬉しいですね。

今後もこのようなセミナーを積極的に開催、参加していきたいと思います。

2018.04.23

Drs.カップル

 先日、目出度いニュースがありました。
 昨年3月、博士号を取得して、現在、本学の研究員として勤めているHayato君と
 今年3月、博士号を取得して、在学中からJISSに勤務している Ayaさん
 が結婚されました!

  

 お二人は、2013年に大学院博士前期課程から入学してくれました。その後、修士を経て、みごと博士号の学位を取得しました。

 どんな経緯で、目出度く結婚までに至ったのかはよく知りませんが、自立した研究者同士として、そして家族として、これからも「スポーツ健康科学」を研究し、家庭での実践にも活用してもらえれば、この上なく嬉しいです。

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
少し前になりますが、入学式後の「吉例 懇親会(あいコア会)」の写真です。新しい先生も迎え、春からスタートダッシュがききそうです。
  

先日の東京からのもどりの富士山です。
「10年後には、すくなくとも日本一に」 という学部開設時に、教職員のみなさんと誓ったことをいつもリマインドしてくれます。
  

【忠】

2018.04.12

関西セブンス大会

こんにちは、shinoです。

暖かい日とまだ肌寒い日が交代で来ている気がします。
昨日も強い風が吹いていましたね。
皆さん、新学期も始まったことですし、疲れも溜まっていると思います。
体調は崩してないでしょうか?

先週末に私は奈良県天理市で開催されたラグビー関西セブンス大会にマッチドクターとして参加してきました。

一般的にラグビーは15人で行うものなのですが、
セブンス大会とは文字通り、7人で行うラグビーです。
前回のリオオリンピックで正式種目として、男女の試合が行われていたので、
皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれませんね。

7人で行うのですが、サッカーのフットサルとは違い、
グランド(コート)は15人制と同じサイズなので、
かなりの走力が求められます。

にもかかわらず、15人制と同じくコンタクトをしても良いので、
頻度は少ないですが、選手が激しくぶつかり合うこともあります。

さらに、よく走っているので、スピードが乗っている状態でぶつかり合うことも多く、
15人制同様、怪我も大きなものが発生することもあります。

本大会は、土曜、日曜で行われました。
特に土曜日は気温が寒く、強い風が吹いていたため、コンディションとしてはあまり良くありませんでした。

私は主に土曜日の担当でした。
土曜日は天候のせいもあるのか、脳振盪の発生が数件ありました。
救急搬送された人もいました。

トップレベルの試合以外は、脳震盪と判断した場合はすぐに退場させます。
マッチドクターはその権限があるので、
選手を守るため、少しでも脳震盪を思わせるような動きが見られたら、
すぐにグランドに入り、選手を捕まえて、退場してもらいます。

ということで、今回は大忙しでした。
脳振盪と他のケガが同時に起こったりもしたので、試合中のグランド内を走り回っていました。

でも、幸いにも、後に大きな障害となるような選手は出ることがなかったので良かったです。

日曜日には試合に合間に講習会がありました。
ラグビーは試合中にグランド内に入るためには資格が必要なんです。
トレーナーであっても、ドクターであっても、セーフティーアシスタント(SA)という資格を取得しなければなりません。
その安全講習会が開催され、関西ラグビー関係者の方々が受けていました。

ラグビーはこのような制度が設けられています。
ラグビーだけでなく、どのスポーツでも選手が安全にプレーできるように、
このような講習会や制度を作ってもいいかもしれません。

こういう取り組みがスポーツをさらに発展させることにつながるのだと思います。

最後に、
今年度のブログ担当が終了となります。
1年間読んでいただいてありがとうございました。
皆さんが知らないようなスポーツ現場の裏側(メディカルの活動)を中心に書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
試合が行われている裏側ではいろいろなことが考えられ、行われてるんだということが少しでも分かっていただけたら嬉しいです。
少しでもトレーナーやドクターなどに興味を持ってもらって、その道に志してもらうことができたらと思います。

なんて、今回で終了するような書きっぷりなのですが、
次年度もこのブログの木曜を引き続き担当させていただくことになりました。

今後もスポーツ医学、実際の現場、フィールドでの活動を中心に書いていきたいと思います。

次回からもよろしくお願いします。
こんにちは、shinoです。

暖かい日とまだ肌寒い日が交互で来ている気がします。
昨日も強い風が吹いていましたね。
皆さん、新学期も始まったことですし、疲れも溜まっていると思います。
体調は崩していないでしょうか?

私は先週末に奈良県天理市で開催されたラグビー関西セブンス大会に、
マッチドクターとして参加してきました。

一般的にラグビーは15人で行うものなのですが、
セブンス大会とは文字通り、7人で行うラグビーです。
前回のリオオリンピックで正式種目として、男女の試合が行われていたので、
皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。

7人で行うのですが、サッカーのフットサルとは違い、
グランド(コート)は15人制と同じサイズなので、
かなりの走力が求められます。




にもかかわらず、15人制と同じくコンタクトをしても良いので、
頻度は少ないですが、選手が激しくぶつかり合うこともあります。

よく走るので、スピードが乗っている状態でぶつかり合うことも多く、
15人制同様、怪我も大きなものが発生することもあります。

本大会は、土曜、日曜で行われました。
特に土曜日は気温が寒く、強い風が吹いていたため、コンディションとしてはあまり良くありませんでした。

私は主に土曜日のマッチドクター担当でした。
土曜日は天候のせいもあるのか、脳振盪の発生が数件あり、
救急搬送された人も数名いました。

トップレベルの試合以外は、脳震盪と判断した場合はすぐに退場させます。
マッチドクターはその権限があるので、
選手を守るため、少しでも脳震盪を思わせるような動きが見られたら、
すぐにグランドに入り、選手を捕まえて、説明し、退場してもらうようにします。

ということで、今回は大忙しでした。
脳振盪と他のケガが同時に起こることもあり、試合中のグランド内を走り回っていました。

でも、幸いにも、後に大きな障害となるような選手は出ることがなかったので良かったです。





わが立命館大学ラグビー部も、もちろん大会に出場していました。
頑張っていましたよ。応援もたくさん来ていました。

また、日曜日には大会の合間に安全講習会がありました。
ラグビー競技は、スタッフが試合中にグランド内に入るためには資格が必要なんです。
トレーナーであっても、ドクターであっても、セーフティーアシスタント(SA)という資格を取得しなければなりません。
その資格取得のための安全講習会が開催され、関西ラグビー関係者の方々が受けに来ていました。
私も受講生として参加してきました。



ラグビーにはこのような制度が設けられています。
ラグビーだけでなく、どのスポーツでも選手が安全にプレーできるように、
このような講習会や制度を作った方が良いかもしれません。

こういう取り組みがスポーツをさらに発展させることにつながるのだと思います。

最後に、
今年度のブログ担当が終了となります。1年間読んでいただいてありがとうございました。
皆さんが知らないようなスポーツ現場の裏側(メディカルの活動)を中心に書かせていただきましたが、
いかがでしたか?
試合が行われている裏側ではいろいろなことが考えられ、行われてるんだということが、
少しでも分かっていただけましたでしょうか。
また、このブログを見てトレーナーやドクターなどに興味を持ってもらい、
将来スポーツの現場に携わりたいと思っていただくことができたらさらに嬉しいです。

なんて、今回で終了するような書きっぷりなのですが、
次年度もこのブログの木曜日を引き続き担当させていただくことになりました。

今後もスポーツ医学、スポーツドクターの仕事、フィールドでの活動を中心に書いていきたいと思います。

次回からもよろしくお願いします。

2018.04.11

塩のように

今日まで2年連続で担当させて頂きましたが、水曜日のブログ担当が交代します!水曜日のブログを共有してくださった方々、本当にありがとうございました。

この1年間、とくに後半は、日本人とほぼ会うことのないマチに拠点を移して、他の大学、他の地域で活動するこ機会を頂きました。その期間、忙しい中でも日本からメール等を送ってもらえたことはとても嬉しいことでした。「戻って来るのを楽しみに…!」「戻ってきたら…!」という言葉が、こんなにほっこりするメッセージなんだと気づかせてもらいました。

毎日撮り続けて2万枚を超えた写真の中から、お気に入りの2枚を最後に。どちらももっとゆっくり過ごせばよかったと後悔。
上:セゴビアの水道橋。悪魔がつくった橋と言われるほど巨大な(全長800m超)、ローマ時代に建設された橋。人間の忍耐と智慧の偉大さにただただ驚かされました。
下:マヨルカのパルマ大聖堂。朝、昼、夜でいろいろな表情を魅せてくれます。この建物のように、静かで、安定感があり、いろんな魅力を備えたいものだと憧れてしまいました。


スペインに伝わる「塩のように好き」という昔話を知ってからは、いろいろとふり返って気づく時間と出会いに恵まれました。気づくのも、そこで痛い想いをするのも、人間関係の中でのこと。とびきり嬉しい想いをするのも、これまた人間関係の中でのことです。そのことを今後の学部教育・研究の活動に還元していけるように努めると同時に、自身のこれからのことももっと意識したいと思います[スペインの食事に、塩とオリーブオイルは必需品!その塩に纏わる昔話、ぜひ一度検索して読んでみてください]。

来週からは、もっと学び多く、楽しさもパワーアップした水曜日になります!Joe先生による水曜日のあいコアの星☆ 引き続きお楽しみください。


帰国してすぐ、卒業生たちと会うことができました。みんな、迷ったりやりがいを感じたりしながら、でも確実にいろんな人にとっての ”塩” として活躍している様子は、まさに、輝くあいコアの星☆そのものです。

ippo

2018.04.09

オリエンテーションでのACTIVE5

先週の木曜日までオリエンテーション期間でした。金曜日から、授業がスタートしました。

新入生は、学部・研究科で学べることにワクワクしている様子が感じられます。
「色んなことが出来るのでどこから手をつけたら良いか迷ってしまいます!」
という声も聞きました。

まずは、最初の一歩を踏み出して、どれからでも試してみてください。

オリエンテーション期間に、学部の学生団体の紹介がありました。
その時間に、スポーツ健康科学部の先生が中心となって進めている

文科省COI アクティブ・フォー・オール拠点
  http://www.activeforall.jp

で開発された、「ACTIVE5」 を紹介してもらいました。

  
特長は
その1
3世代(親・子・孫)で同時にできる 「個人でも、集団でも楽しめる」

その2
健康維持のために基本的な5種類のエクササイズが3分でできる

その3
続けていればカッコよく上手くなる!

下記に詳細とレッスン用のビデオがあります。
是非、お試ししてもらい、元気に、アクティブになってください
  http://www.activeforall.jp/active5/

スポーツ健康科学部の学生、院生、教職員にはマスターしてもらい、指導者ライセンスも取ってもらいたいと考えています。自らがアクティブになり、まわりも元気にさせる、スポ健ファミリーを目指します。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
  
3年間、事務局を支えてくれ、事務室をまとめてくれたM川事務長が、BKCの理工学部の事務長に異動となりました。M川事務長、ありがとうございました。新しい事務長に、石Nさんをお迎えすることになりました。石Nさん、よろしくお願いします
【忠】

2018.04.02

学部新入生歓迎式典

新年度がはじまりました!

 昨日、満開の桜のもと、希望に満ちた新入生が集まってきました。
 

新入生歓迎式典の冒頭に学部長として挨拶させてもらいました。
我々、教職員のメッセージは、

  それぞれが望むキャリアに進むため
  自らの可能性をこの学部で磨き上げて欲しい
    ということです。
 
 
そのために、4年間で学んで欲しいこと、成長して欲しいこと、そしてこれからの世の中の動向の中で、『プロフェッショナル』として活躍し、成長し続けることなどを話しました。

 身につけて欲しい力は、
 『未来を拓く力(創造する力)』

 そのためには、
 ①問題を見つける力(考える力)
 ②解く力(論理的な思考力)
 ③諦めない人間力(知・徳・体)

 を磨くことを伝えました。

 入学初日に、このような話しを聞き、

『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになることを
ここに宣言いたします

   

 に署名し、その裏面に、今の時点での夢・目標を記入してもらいました。

   

 真剣な眼差しで、記入していました。そこで記載されたものが見事に達成されるように、
スポ健ファミリーである、教職員、院生、学部生、卒業生、保護者の全がサポートしていきます!
新入生のみなさん、遠慮なく、話しかけ、相談してください。

 プロフェッショナル宣言のあとは、スポーツ健康科学部の先生方による、教員紹介がありました。
コースごとに分かれて、楽しいパフォーマンスをしながらでしたので、新入生の緊張もほぐれたようです。

 実りある4年間になることを心から願っています!

 *歓迎式典の様子は、下記のYouTubeでみることが出来ます。是非、ご覧下さい。
    https://youtu.be/IBzNIpACrnQ

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 先週、学部1期生、2期生と、東京・新橋で同窓会をさせてもらいました。
 
 
 それぞれに、思い描いたキャリアを進んでいます。彼ら、彼女らの新入生の時のことも思い出しながら、成長、発展とさらなる飛躍に心が弾みました。卒業生の元気、そして活躍は本当に嬉しいです。今年は、各地を訪問して、同窓会をします。是非、お声かけ下さい。
【忠】

2018.03.29

春ですね。

こんにちは、shinoです。

暖かいですね。
ついこの前までの寒さがウソのように、
非常に暖かくなりましたね。

すっかり春です。

さて、私は、先週末に勉強会で講演をさせてもらいました。
奈良リハビリテーション勉強会という会で、
日曜日に開催されました。

奈良県の理学療法士さんたちが中心となって、
年に数回の勉強会を行っているそうですが、
その10周年の記念勉強会に特別に講師として呼んでいただきました。

もともと、奈良県の病院勤務が多かったので、
奈良県で勤められている理学療法士さん達の知り合いが多いのですが、
その中の1人の先生に声をかけていただいて、
今回、話をすることになったんです。

奈良公園のそばにある会場で、
朝、会場に向かって歩いていたのですが、道中には、桜が咲いているところがチラホラありました。
天気も良かったので、たくさんの観光客の方々が奈良に遊びに来ていました。



講演の内容は、『足・足関節の機能と解剖』という題で、
理学療法士さんや鍼灸師、マッサージ師さん達が、
日常の治療で使えるような知識やポイントについて話しました。

勉強会には、奈良だけでなく、関西一円から多数の参加者来られ、聴講してくれていました。
好評だったと聞き、安心しました。
役に立ったようで良かったです。

内容は、特に難しいことを話しているのではなく、
私が毎年行っている基礎機能解剖論の講義がベースになっていて、
学生のみなさんが講義で聞いた内容も、多数入っています。

人の身体に携わる場合、解剖って基礎中の基礎で、非常に大事なんです。
理学療法士さんも、鍼灸師さんも、トレーナーさんも、すでに働かれているのですが、
それでも少しでも知識を増やして仕事に活かそうと、日々勉強されています。

みなさんも、スポ健に入ったからには、人の身体の仕組みをしっかり理解して、
いろいろなことに役立てて欲しいと思います。

講演終了後、
せっかくなので、帰りに奈良公園、若草山を歩いてきました。




桜も綺麗で、シカも元気に走っていました。


暖かいですね。
ついこの前までの寒さがウソのように、
非常に暖かくなりましたね。

すっかり春で、桜もかなり咲いています。

さて、私は、先週末に勉強会で講演をさせてもらいました。
奈良リハビリテーション勉強会という会で、
日曜日に開催されました。

奈良県の理学療法士さんたちが中心となって、
年に数回の勉強会を行っているのですが、
その10周年の記念勉強会に特別に講師として呼んでいただきました。

もともと、奈良県の病院勤務が多かったので、
奈良県で勤められている理学療法士さん達の知り合いが多いのですが、
その中の1人の先生に依頼してもらい、
今回、話をすることになったんです。

奈良公園のそばにある会場で、
会場に向かって歩いていたのですが、道中には、桜が咲いているところがチラホラありました。
天気も良かったので、たくさんの観光客が花を観ながら、散策をしていました。

講演の内容は、『足・足関節の機能と解剖』という題で、
理学療法士さんや鍼灸師、マッサージ師さん達が、
日常の治療で使えるような知識やポイントについて話しました。

奈良だけでなく、関西一円から多数の参加者来られ、聴講してくれていました。
好評だったと聞き、安心しました。

内容は、特に難しいことを話しているのではなく、
私が毎年行っている基礎機能解剖論の講義がベースになっていて、
学生のみなさんが講義で聞いた内容も、多数入っています。

人の身体に携わる場合、解剖って基礎中の基礎で、非常に大事なんです。
理学療法士さんも、鍼灸師さんも、トレーナーさんも、すでに働かれているのですが、
それでも少しでも知識を増やして仕事に活かそうと、日々勉強されています。

みなさんも、スポ健に入ったからには、人の身体の仕組みをしっかり理解して、
いろいろなことに役立てて欲しいと思います。


せっかくなので、帰りに奈良公園、若草山を歩いてきました。