2018.10.28
[ education ] の記事一覧
2018.10.22
スポ健学生広報部
2018.10.21
「?」があるから実験だ
2018.10.19
専門英語の話
みなさん、こんにちは。またまた金曜日になってしまいました。嶋村です。
後期が始まり、毎年後期に僕は専門英語を担当しています。専門英語というのは、スポ健の専門分野に関する英語論文を読んで英語でディスカッションしたり、自分の研究に関して英語で発表したりする授業です。まあそういう内容なんで、僕一人では頼りないので、専門の先生がもう一人ついて下さり、後期はいつも僕と T 先生という布陣になっております。T 先生もアメリカで学位を取られたということで、英語も流暢だし、僕がいる必要があるのかよくわかりませんが、とりあえず素人なりに一生懸命付いて行こうとしている次第であります。
今週水曜日は学生さんによる論文レビューの発表がありました。ハンドアウトやスライドなどがしっかり用意されていてとても頑張っていました。質疑応答も英語なんですが、ちょっとした海外の大学院の授業みたいなって、僕はとりあえず英語だけは話せるのでしょうもない質問をして迷惑をかけただけかもしれません。
さて、今回発表したお二人は三回生でしたが、とても感心させられました。僕が三回生の時は、まだ経済学部にいた時で、ひどい学生でした。。。 まあ結局経済学部は 6 年かけて卒業して言語学にスイッチするのですが、専門英語の受講生のみなさんのように早い段階で自分のやりたいことが見えているのは正直羨ましいですね。
僕が経済学部で得たのは、自分にとっては役に立たない経済学部の卒業証書としょうもない音楽と気取った小説から得た影響によるこのちょっと感じの悪い(笑)冷めた性格だけのような気がします。
僕としては、自分の失敗を通して今の大学生のみなさんに、特にいろいろ悩んでる人には自分の将来に自分の経験を伝えることで何かしらの希望をもてるようになってもらいたいと思ってます。トルーマン・カポーティは、「失敗は、成功を引き立たせるための調味料だ」と言ったらしいですが、まあそれは程度にもよりますね(笑)
2018.10.14
オープンゼミDAY
2018.10.11
合同ゼミ
2018.10.10
「オフサイドはなぜ反則か」
「オフサイドはなぜ反則か」
みなさん、なぜだと思いますか。
ラグビー、サッカーなど、フットボールのルールによれば、オフサイドは
反則です。
それはみなさん、知っているでしょう。
オフサイドが反則であるとされるのには、フットボールの発祥からその
発展のプロセスに理由があるのです。
みなさん、その理由に興味はありませんか。
この本には、その理由が詳細な資料の検証に基づいて記されています。
オフサイドが反則であると定められた経緯は、スポーツが社会を円滑に
機能させるうえでの文化であることを示しています。
スポーツ健康科学部で学生たちは、いろんな視点からスポーツを学びますが、
表面的にスポーツを学ぶのではなく、スポーツを歴史的に、あるいは
社会的背景の中で深く学ぶことはとても大切なことです。
そうしてこそ、スポーツの意義、社会的貢献のあり様を理解することが
できます。
ここで、この本の内容を紹介することは止めておきましょう。
それは、みなさん自身が興味津々で探ってください。
ところで、この本は、東京・田原町の書店、「Readin' Writen'」で求めました。
この本屋さんの店主は、元毎日新聞社で運動部長、編集委員、論説委員を
務めた落合博さんです。
落合さんとは、彼が東京から大阪本社の運動部長に赴任された時からの
ご縁です。
毎日新聞在籍中から、単なるスポーツの結果報道にと止まらず、落合さんの
書く文章は、教育的であり、哲学的であり、、常に歴史の中で、あるいは
社会とのかかわりの中でスポーツを描いて来られました。
私は、東京出張のたびに、時間があるとここへ必ず立ち寄ることにしています。
直接的に仕事に役立つ本ではなく、知識を深めたり、時には心の凝りをほぐして
くれる本を求めるためです。
Readin' Writen'の書架に並ぶ書物は、すべて落合さんの目で選んで仕入れたもの。
必ず「いい本」に巡り合えます。
そして、「本屋の親父」の落合さんとの語らいも楽しみです。
みなさんも機会があれば、ぜひ一度お訪ねください。
行ってみてハズレはありません。
Apollo
2018.10.09
うれしいお知らせ
2018.10.08
天高く馬肥ゆる秋
2018.10.06
学べることへの感謝
秋学期になって1回生の「基礎演習」も
大学生活に慣れることより、
大学での学び、研究に焦点を当てる時間が増えてきました。
今週の基礎演習は、「論文の書き方」を学ぶための講義がK先生によって実施されました。
「論文とは何か」という理解は研究を進める上で不可欠です。
1回生の時から卒業論文の話を聞いてもまだ先のように思えるかもしれません。
しかしながら、「学位」に値する論文を書くには
知識やスキルのほか、考えること、乗り越えることを身に着けていく必要があるでしょう。
一方、研究について学ぶ2回生の授業、
「研究入門」の第一回目の講義は台風の影響で休講になってしまいました。
今年度、様々な災害が続き、休講も増えています。
休講になることを皆さんはどのように捉えているでしょうか?
私が修士課程に進学する2011年3月11日に東日本大震災が起こりました。
その被害は繰り返し繰り返し報道され続けました。
社会人大学生という不安と期待を目前にし、
私にできることは何か、ということを考え続ける時間が続きました。
その結果、まずは目の前にあることを精一杯努めていくことである、という結論に至りました。
そのことは今日に至るまで私を支えるエネルギーの源です。
特に、立命館大学に戻ってきた今年度、災害の度にその時の気持ちを思い返しています。
授業、課題、発表、レポート等々、逃げたくなることも多いかと思います。
しかしながら、学べることへの感謝の気持ちを持つと、
どこかしらエネルギーが湧いてきます。
新学期を迎え、なぜ、学ばなくてはならないか、も大切ですが、
なぜ、大学に通えているのか、なぜ学ぶことができるのか、
ということを考えながら過ごして欲しいと願います。
ゆ
写真は1回生全員に対する基礎演習
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#K先生、ご講義をありがとうございました
#感謝はすべての原動力
#共に学ぼう