[ education ] の記事一覧

2020.02.24

卒業生たちとのつながり

寒暖の差がありますね。くれぐれも体調には気をつけてください。
インフルエンザ、新型肺炎などの予防にも十分お気をつけください。

先日、アメリカンフットボール部の納会にお招き頂きました。その折りに、写真の卒業生から声をかけてもらいました。

 

  二十数年前に私の授業をとっていたとのこと。当時は、大学のキャンパスは衣笠キャンパスのみでしたが、体育館でバレーボールの授業を担当していたときの学生で、アメフトのマネージャーをしていたとのこと。その頃、アメフト部は衣笠から北へ上がった原谷で練習をしていました。
思わぬところで昔の教え子に会えて、また彼女の最近の活躍振りを聞けて元気を頂きました。

その週に、FBのメッセンジャーで連絡をくれた方も、その頃に授業を受講してくれた方。思い出も語ってくれながら元気な様子を知らせてくれました。

不思議なことは続くもので、他大学の先輩研究者から、立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科に、興味を持っているのがいるので紹介するわ。と言われてその方と電話で応対していて、電話での最後に、「いまアメリカでポスドクされている○○さんと先ほどお話ししていて、先生とこれから電話で話します」、と伝えたらなんと○○さんは、本学理工学部の出身で、私の授業を受けたとのこと。「熱心で興味深かった」とのこと。時間が社交辞令を生んでいると思いつつも、人の繋がりに感激し嬉しくなりました。

二十数年前の着任時は、理工学部所属で、全学教養教育の中のスポーツのサイエンス(講義)、スポーツ方法実習などを中心に授業担当していました。当時は、大規模講義で500名を越える規模もありました。実習系科目も数多く担当していましたので、全部の学生の顔と名前は記憶できていませんが、先方の記憶に残っているのはありがたいことです。
記憶する数から考えれば、学生サイドが圧倒的に教員を記憶しやすいことになります。

授業の内容も含めて、糧になるような記憶と理解を与えられたかどうか、そのフィードバックは卒業生の活躍に頼るしかありません。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
2つのシンポジウムのお知らせです。
2/29土  KCAA公開シンポジウム@大阪いばらきキャンパス
https://www.kcaa-jp.org/post/20200229

3/6金【スポーツ健康科学研究センター シンポジウム】「科学が導くスポーツと健康の未来」
@立命館フューチャープラザ(立命館大学 大阪いばらきキャンパス B棟)
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=449595

【忠】

2020.02.23

第4回 ラン智タイムセミナー (後半) / スポ健な人 (39) Mamoru さん

今週は、火曜日に雪が降りましたが、
皆様いかがお過ごしですか。

今回は、かわい先生がお書きになった
「第4回 ラン智タイムセミナー (前半)に引き続き、
後半を紹介させて頂きます。

後半のスピーカーと務めてくれた
Mamoru さんは、元々、ATC を目指して
スポーツ健康科学部に入学したのですが、
大学中にいろいろな事を学んで、
興味関心が広がり、その一環で
APU に半年間国内留学したとの事でした。

APU で学んだ様々なことについて、今回、
ラン智タイムセミナーで発表してくれました。

 (atsushi)20200203-02

APU は、学生の半数が留学生で、授業でも、授業外でも、
コミュニケーションの手段として英語を用いなければならない環境です。

その中で、様々な人種・国籍・性別の学生と交流することで
「英語がツールであること」「恥をかくことを恐れないこと」を
強く感じたと言います。

普段の英語の授業で、学生たちはミスを恐れて
なかなか積極的に話さない傾向が強いので、
「どうやれば立命館でも話すようになるか?」聞いた所、
「自分もそうだったけど、やはり英語を話さなければ
生きていけない環境がないと厳しいのでは」と言われました。

残念ながら、急にスポーツ健康科学部の半分が
留学生になるというのは難しいので、
皆さん、在学中に、留学に行きましょう!
海外が厳しいなら、APU に行きましょう!
そしてサバイバルしてきてください!

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2020.02.18

第4回ランチタイム・セミナー(前半)

こんにちは、かわいです。


今日はランチタイム・セミナーで学生の地域貢献活動を

紹介・共有してくれました。


サッカーでつながろうプロジェクト


いろいろな人とつながって、活動している学生さんでした。

「この大学に来てよかった」というメッセージを示してくれました。嬉しいですね。


サッカーでつながろうプロジェクト

目的は「子どもたちの未来にひとつでもポジティブなことを増やしたい」

という思いを掲げています。サッカー元日本代表の方を講師に複数の施設の子どもたちが一緒に集まってクインススタジアムで1日イベント形式で開催されました。


淡々と話す言葉の端々に想いが溢れます。

「仲良くなるのもスポーツ、喧嘩するのもスポーツ、仲直りするのもスポーツ

スポーツで人がつながっていく」

という言葉がとても印象的でした。


なぜやりたいのかという思いのところがしっかりしていたので、周りの協力も得られたというふりかえりも考えさせられます。自分自身の思いを練っていくことの大切さがあると思わされました。


写真は、最後に示してくれたメッセージです。


 (kawai)20200218


人が一つになる空間を創りたい


この思いを持ってさらに活躍してくれることと思います!


かわい






2020.02.17

ICT先進国 エストニアの首相とお会いしました

先日、立命館大学OIC(大阪いばらきキャンパス)にて
エストニア共和国ユリ・ラタス首相、マイリス・レップス教育研究大臣をはじめ、

 

ICT関連のエストニア企業による
Estonia Digital Transformation Leaders Forum in Kansai が開催されました。
首相、教育大臣にご挨拶させていただきました。

エストニアの国土は、九州と同じ。人口は九州の10分の1の130万人。
歴史的に隣国からの侵略されてきた経緯があり、その歴史から3つの危うさからのがれる教訓を得て、今の発展につなげたようです(駐日エストニア大使館、須原氏)。

1)物理空間の危うさ(サイバー空間の重視)
2)中央集権の危うさ(P2P; peer to peer、中央統制がないまま皆が自発的に繋がる)
3)小国の危うさ(効率化を重視する)

このような状況があり、ICT先進国へと発展してきたようです。教育においてもICTを活用して、PISAの成績は、OECDのトップであると教育大臣が誇らしげに語っておられました。もちろん、ツールとしてのICTは重要だけども、学校教育ではクリエイティブ・マインドを持たせることが大切であると強調しておられました。

国レベルにおいても、自国のおかれた状況、強み、危機感などを勘案して、どこの部分でブレークスルーするのかを考え、ベクトルを合わせて、大きなうねりにしていくことで、大きな成功につながることを教えていただきました。

非常に刺激を受けました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週の21日―23日にかけて、
京都駅南 イオンモールKYOTO Sakura 館5階で、
立命館 映像展があります。映像学部の作品が上映されます。
昨年みせてもらいましたが、レベルは極めて高いです。詳しくは次のHPから
https://www.ritsumei.ac.jp/cias/event/

【忠】

2020.02.16

学習サポート Brush-Up Room

先月末で定期試験期間も終了し、
キャンパスは閑散としています。

今週、秋学期の成績入力期限でした。
学生たちは、自分の成績が気になっていると思うのですが、
今回は、スポーツ健康科学部の1回生向けの
学習サポート「Brush-Up Room」について
紹介したいと思います。

スポ健では、1回生時に「基礎理科」と「基礎数学」を
受講し、最低限でもどちらかの単位を取得しなければなりません。

ただ1回生の中には、数学や理科が不得意な学生もいますので、
そのサポートのため、毎週火曜日に「Brush-Up Room」が開設されていて、
数学や理科が得意な上回生がサポートしてくれています。

私が覗いた日も、写真の手前に座っている学生が
普段英語Pで担当している学生で、
「Brush-Up Room」に参加していて、
必死に上回生の説明を聞いていました。

 (atsushi)20191208-01

このようにスポーツ健康科学部では、非常に手厚い (or 手厚すぎる??)
学習サポートが行われていますので、
なんとか彼らが「Brush-Up Room」で力をつけて
無事に単位を取得してもらうことを願っています。
(ちなみに背中が写っている学生のクラスの
定期試験監督をしました。ちゃんとできていることを祈る!)

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2020.02.11

2019年度M2公聴会


こんにちは かわいです。

28名の修士論文の研究発表でした。M1も30名近くおり、Dの先輩方も参集、教員も全員参加で教室には100名近くの人が入っています。

口頭試問を経た上で「わかりやすく」発信することが求められるいい機会だと思います。

大変ですが、全員で院生さんを励まし、これまでの全力投球を讃える意味合いもあります。

堂々と発表していて素晴らしい限りです。


先生方の投げかける質問がすごく刺激的です。

このまま教員同士のディスカッションに突入すれば面白いかもしれませんね。

 (kawai)20200211_2


最後に家光先生からも「堂々と発表していて素晴らしい、これからもスポ健魂で挑戦していってほしい」と激励の言葉がありました。


今日はスポーツ健康科学部の日ですので、このまま懇親会まであります!



かわい

2020.02.10

2月の入学試験が終わりました

昨日までの入試で、2月の入学試験は終わりました。
残りは、3月7日(土)の3月入試のみとなります。

 

大学受験を含めて、人生の中では大きな節目となる機会が多くあります。
その節目、節目でどのように考え、過ごしていくのかによって人生も大きく変わります。

最近、知った情報の中で、キャリア(仕事だけでなく人生そのものの過ごし方も含めて)の8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される、といわれているようです。学校に限らず、色んな場面で多くの出会いがあります。旅先での出会いもあります。何気ない一言を聞いて、大きな影響を受けることもあります。書物の一節を読んだ瞬間に、大きな啓示を受けることもあるでしょう。

そのような予期しないことを、ただ漫然と待つのではなく、積極的に生かすという発想で、「計画的偶発性理論」というのがあるようです。偶然の機会を、自ら創り出せるように積極的に行動して、意図的・計画的にステップアップの機会につなげていくという理論のようです。それを実践するためには、次の5つの心構えで行動すると良いとされています。
①好奇心 ②持続性 ③楽観性 ④柔軟性 ⑤冒険心

 平たくいえば、「チャレンジ精神をもって、明るく、しなやかに前向きに考えて継続的に行動する」
 ということになるでしょうか。

いずれにしても、そのような心構えと行動があれば、偶然の出会いの中で、大きな発見をしたり、大きなチャンスを手にすることができるでしょう。これまでの科学の大きな発見もそのようなことがあることを証明してきています。
ただし、行動しない限りは何も動かないのも事実です。

素敵で、素晴らしい偶然に出会えるように、日頃の準備が大事ということになります。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先日、鹿屋体育大学に伺ったときに撮影した、桜島です。冬の時期は、鹿屋の方向に火山灰が流れるようです。桜島の眺めも雄大です。

 

【忠】

2020.02.05

ミライヲヒラク

最近訳あって(下述)徒歩通勤ですが、今朝は気持ちの良い晴天でした。
今朝、受験用ブレザーがない・・といって友達との待ち合わせに恐らく遅れた息子の未来はアッパレ(天晴)でしょうか。。

さて、先月下旬に超創人財育成プログラム『プロジェクトゼミナール』の成果発表の場として

中間発表会が開催されました。

https://www.ritsumei.ac.jp/gr/aldp/report21.html/


 (th)2020-0205pt1

写真にあるように各院生(M1)にそれぞれ企業からメンター教員として産業界でご活躍の方々が指導にあたり、これまでのプロジェクトの進捗・感想を一緒になってご報告いただきます。

各院生も、普段の研究科での研究に加え、こうして企業メンターから指導を仰ぐことができ、いいプログラムだと思いました。

各院生の発表に対して、フロア(各企業メンター)から多角的な質問・コメントがあり、普段のアカデミアでの学会報告等とはまた異なる、極めて貴重な、有意義な質疑(応答)であったと思います。

謳い文句の「博士」を超える「HAKASE」、その未来像が楽しみです。


いやあ、、様々な試験(受験)シーズン真っ只中ですね。
昨日に修士論文の口頭試験が終わりました。
産学様々な道に進んで行くわけですが、その未来像が楽しみです。

未来像は非常に楽しみですが、上述したように気が気でないのは我が息子、いよいよ今週から高校受験が始まりました。
今日も今頃頑張っていることでしょう。
このところ、自転車がパンクして(だから徒歩)、自宅のウォシュレットは水が止まらなくなって、、サングラスもどこかに失くして、、ツイてないから息子にはツキを!と思っていたら、徒歩通勤の途中で失くしたサングラスが道に落ちているのを拾う!ということが先日あり・・・
まあ、、あまり験を担いでも仕方ないですし、当人も、受かるところが「自分の身の丈」に合ったところや、、と泰然自若としているので、まあ未来は楽しみにしております。。。
(ただ、そんな息子も人の子(というかHassy Jr.ですが)、さすがに最近はストレスが溜まってやや落ち着きを欠いています。。とにかく幸運を祈るのみです。)

2020.02.04

第三回教学実践フォーラム参加


こんにちは、かわいです。


高大接続の観点から、高校の探究学習と大学の探究学習の報告と討議がありました。

 (kawai)20200204

1つのテーマを立て、問いを継続的に考え続けること

・考えたことをさらに検証したり、さらに調査したり

 学びを累積的に積み立てていくこと

探究学習の肝になります。


その土台として、教員間で教科横断で課題意識を統一(=カリキュラムマネジメント)

すること、そのために目標を適した単位で配置していることが重要になりそうです。

探究活動では、SDGsをテーマにしていたり、iPadを用いたりと大学の教育改革で

取り組もうとするアイデアが実施されています。

(金沢工業大学が開発した「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」

 というカードゲームは面白そうでした。)


高校教育の変化が進む中、高大接続はどういうあり方になるか。


高校生が「自分のテーマ」で探究し、発表し、評価を受けることで、

テーマが育まれるだけでなく、自分が育まれます。自己形成です。


高校段階では大学での学びに向けて目的意識を形成しますが、

大学での学びでは、社会や学びにある価値に向けて目的意識を

再形成、組み替えていくことが必要なのかもしれません。

自然とつながってくると素晴らしいですが、そこには意識的な

学習者への関与が必要になることでしょう。


学ぶという営みを駆動する自己を高校や中学でつくりあげることができれば、

入試のため、成績のため、単位のためといった手段主義的で消費主義的な学び

を超えて自己形成につながる学びをできることでしょう。


かわい

2020.02.03

入学試験が始まりました

2月1日土曜日から、立命館大学の入学試験が始まりました。

  

受験生のみなさん、体調を整えて試験に臨んでください。

先日、理事・監事・評議員の新年懇親会がありました。
会の中で、文化・芸術・スポーツで活躍している学生が紹介されました。
また、紹介された学生の挨拶がありました。
2019年 世界の女性100人に選ばれた今さん(女子相撲)が、挨拶で語ってくれたことに感激いたしました。

 

「立命館大学は、私の可能性を広げてもらえた大学です」
 嬉しくなりました。また、エネルギーをもらいました。

 立命館大学は、学生の未来を拓く大学です。
受験という扉を開けて入学された皆さんには、そのことを実感してもらえると確信しています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
現在進めている文科省の大型研究プロジェクトCOIの拠点面談が市ヶ谷のJSTでありました。その行きの新幹線から撮影した富士山です。
 

素晴らしい富士山を眺められたおかげで、拠点面談もうまくいきました!
研究期間の残り2年間で社会実装して、貢献したいとメンバー一同心で確認できました。
【忠】