[ education ] の記事一覧

2017.03.21

卒業式間近

立命館大学では卒業式が、3月20日〜22日にキャンパス別に実施されており、スポーツ健康科学部が属するBKC(びわこくさつキャンパス)では、明日22日が卒業式となっております。
【忠】先生もご紹介されておりましたが、キャンパス内も卒業式に向けて準備が進められており、各方面で活躍している学生さんを紹介した大きなパネルが設置されていました。明日は、多くの卒業生がこのパネルの前で卒業の喜びを爆発させることとでしょう。


卒業は、英語で graduation といいますが、その語源となるラテン語は gradus(グラデュス)で、その意味は「歩み、足取り、階段」などを指すようです。つまり卒業とは、4年間なり2年間という時間をかけて歩んできた道や登ってきた階段を振り返るとともに、たどり着いた先に見えてきた階段を、どのように歩んでいけばよいのかを考える時間なのかもしれません。

明日は、それぞれが歩んできた道をともに振り返り、お祝いしたいと思います。


※週末に岐阜大学にて開催された「第15回日本発育発達学会」に参加してきました。今回の大会テーマは「強い子どもを育むための戦略的ビジョン」であり、スポーツ庁の鈴木長官も出席したシンポジウムや発育発達に関する多くの研究発表があり、大いに刺激を受けました。所用のため、参加できなかったプログラムも多かったのですが、参加された方に伺うと、実技なども公開され、日頃保育・教育・現場等で指導されている方々の熱気を感じる大会となったようです。開催を担当された方々のご尽力に感謝いたします。


会場となった岐阜大学のキャンパス内でみかけた梅の花ですが、花弁の色が白とピンクに分かれていました。この木は、枝により、花の色が違っていたので、おそらく、接木等がなされたことによる、キメラなのかもしれません。
しかし、卒業のおめでたい日にはうってつけの花でした。




【ken】

2017.03.14

高大連携プログラム〜プレゼンテーション発表会

これまでもこのブログにて紹介してきましたが、スポーツ健康科学部は、滋賀県で唯一の体育科を有する高等学校である「滋賀県立草津東高等学校」様と多様な高大連携プログラムを展開しています。具体的には、スポーツ健康科学部の教員や大学院生らによる体力測定、保健体育科授業支援、栄養学やコーチ学の出張講義、サービスラーニング、さらにはスポーツ・健康に関わる発表指導等が年間を通じて実施されております。

この日は、これらのプログラムのうち、高校1~2年生を対象に行われている専門教科の「スポーツ総合演習」のプレゼンテーション発表会が立命館大学ラルカディアにて行われました。出席したのは、草津東高等学校体育科の1年生及び2年生、教職員の方々、保護者のみなさま、そして、来賓として滋賀県教育委員会の指導主事の先生方と近隣大学のスポーツ科学を専門とする先生方と、多くの方々が出席されていました。



このような多くの出席者を前に発表をした2年生は、この1年を通じて、自らが取り組んでいるスポーツ競技や健康に関するテーマの設定、テーマに関連する知識の収集・整理、効果的なプレゼンテーションスライドの作成、発表の練習等を行なってきており、私も作成途中で生徒のみなさんの発表を見させていただき、助言等を行なって参りました。そして、高等学校内での事前審査を経て、発表会当日は、選ばれた6つの演題が発表されました。以下がその演題です。
  • 「メンタルトレーニング」〜精神面から実力をあげる
  • 「プロテイン」とは
  • 打てる選手になるには
  • 効率よく筋肉をつける
  • 競技力とメンタルの関係性
  • スポーツと汗
どの演題も、高校生が日頃アスリートとして競技に取り組む上で出てきた疑問を大切にしながら、それを調べ、自らのトレーニングや試合に生かそうとする目的が明確に設定されている発表でした。なかには、文献やWEBサイトでの渉猟にとどまらずに、実際にアンケートを実施した結果を報告したり、自らで撮影・編集した分かりやすい動画を提示して説明したり、さらには、実際に調べたことをもとに日常生活習慣の改善をはかって、その成果を報告する等、随所に工夫が見られる発表ばかりでした。


今回発表した2年生は、春からはいよいよ高校生活の集大成となる総体等が始まります。今回得られた知識や経験を、それぞれの競技さらには、将来の進路決定に活かして欲しいと思います。また、1年生は先輩の発表の様子をみて、いろいろな刺激を受けたと思います。是非、1年後の自分が立命館大学で発表している姿をイメージしながら、日頃のトレーニングを通じて感じている素朴な疑問などを大切にして、テーマの設定に取り組んで欲しいと思います。


※追記
緊張しながらも、のびのびと発表する高校生のフレッシュな姿に、私も元気をもらいました。
このブログの執筆担当も、のこすところ3回となりました。初心を思い出し、フレッシュな投稿で締めくくりたいと思います。



【ken】



2017.03.12

心リハ・ワークショップ in Hawaii

再びハワイに帰ってきました。
天候は、あいかわらずさわやかで
とても気持ちの良い日々が過ごせました。

今回は、ハワイ大学の留学先のMasaki先生との打ち合わせもありましたが
主には健康運動指導士のスキル向上に重要な
心リハ分野のワークショップに参加してきました。
スケジュールは、Straub Hospitalでの合同カンファレンスや
ハワイ大学の語学教員の斎藤先生による医療英語特別講義、
現地の病院視察などを行いました。
大阪産業大学の佐藤先生が主宰されているワークショップで
今年で11回目となります。



Straub Hospitalでの合同カンファレンスでは
Chieko先生のコーディネートで現地の施設見学と運動負荷試験の説明
等が行われました。
斎藤先生の授業では、なかなか聞けない英会話力向上の秘訣や
自己アピール法、学会での質疑応答の仕方などを聞くことができました。
発音の仕方やハワイならではの言い回しなど基本的なことですが、
非常にためになる話ばかりでした。



また、今回は留学時にお世話になったサルサダンスのメンバーや
ミュージッシャン方々とも再開しました。
今回は半年ぶりの再会でしたが、一度、ハワイで信頼関係を築けた友人は、
久しぶりでも当時のままに接してくれます。
心温まるハワイは第二の故郷となりました。



Good day!

sana

2017.03.11

北九州市の挑戦!

先日、北九州市にお邪魔しました。そこで、お話しをして来ました。

写真01 講演会場の様子



写真02 講演の様子



北九州市は、およそ人口100万人の政令指定都市です。
コンパクトながら、やはり大変大きな都市です。

小学校はおよそ130校、児童数はおよそ5万人、教員数はおよそ3,000人弱です。

2013年から、本研究室のUme垣先生と共に、北九州市のある小学校に関わり出しました。
その後、Ume垣先生に紹介を頂き、2015年の冬から、北九州市全体と関わり出しました。

本ブログでも【ken】先生が時々紹介してくださっていますが、
体力向上で今年の春から市内の小学校全体で取り組みが開始されました。
その結果、一昨年度までは、全国最下位に近かった順位が、全国平均を超えるまでになりました。
市長、教育長も大変肯定的に捉えておられ、一層取り組みが進むようになっています。

その勢いを受けて、来年度、2017年は、本丸の体育授業の改善に進みます。

体育授業の改善は、なかなか手強いものです。
先生方が、体育授業の理論を踏まえた実践を、行わなければならないからです。
先生方、といっても、130校、3,000人です。

さて、どうしたものか。北九州市教育委員会ばかりでなく、北九州市小学校校長会と十分な打合せと綿密な計画が必要です。

まずは、小学校の校長先生方はもちろんのこと、教頭先生、研究主任、あるいは、体育主任の先生方が、どのように体育授業の改善を図るのかが、具体的に分かる必要があります。

写真03 校長先生等、先生方による具体的な取り組みの様子



そのような趣旨の話をするために、先日、北九州市に、Summer Princess先生とともに、お邪魔してきました。
上手くいくかどうか、なかなか、手強いのですが、全力で取り組み、子供たちが楽しいと感じる体育を実現できるように、強力なサポートをしたいと考えています。


それでは、良い週末を!

【 智 】

今日は、3月11日です。
「2011年(平成23年)3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、およびその後の余震により引き起こされた大規模地震災害」(ウィキペディア)を、私たちはいつまでも忘れてはならない、と思います。

2017.03.09

研究室同窓会

3月に入り、学位授与式(卒業式)まで2週間を切りました。スポーツ健康科学部・研究科があるびわこ・くさつキャンパスでは、下記の通り、3月22日(水)に学位授与式を行います。


スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科
学位授与式(卒業式)

    日時:3月22日(水)14:30
    会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス
            BKCジム
                               ※詳細はこちら


スポーツ健康科学部・研究科からもたくさんの卒業生、修了生が巣立っていきます。うれしいと同時に送り出す身としては少し寂しくなる時期でもあります。

そのように「別れの季節、、、」と思っていたのですが、先週の土曜日に卒業生数名が研究室の同窓会を開いてくれ、懐かしい面々に再会しました。



同窓会といっても在学生も参加OKの会にしたようですが、元気な顔に久々に出会うことができて、うれしかったです。また、「仕事をがんばっている」、「実は今、こんなことをしています」、「春から新しいことを始めます」など、近況も聞くことができました。社会に出て、もちろん大変なこともあるようですが、まだ社会に出て少ししかたっていませんが、みんなしっかりとした社会人になっていました。

次は、夏にまた同窓会を開いてくれるみたいです。楽しみにしています。

naru


2017.03.07

子供の遊びを豊かに

紀貫之が「春霞 たなびきにけり 久方の 月の桂も 花や咲くらむ」(後撰集18)と詠んだ春の月は、秋とは違った趣があり、春の霞におぼろになった様子は、またよいものです。草津市も少し霞がかかっており、昼間でも遠景がおぼろとなっております。


今回は、現在私の研究室のゼミの学生が取り組んでいるプロジェクトを紹介したいと思います。
その内容はタイトルにもしましたが、「児童の運動遊びを豊かにする!」として、小学校の休み時間(長休みや昼休み)に、大学生が小学校を訪問し、スポーツ健康科学部でこれまで学んできたトレーニングやコーチングの知識や実践力を活かして小学生にさまざまな運動遊びを教えることで、外遊びをする児童の数や、運動遊びのバリエーションを増やすことを目的としています。

今週は、そうした成果を検証するために、まずは、現在の小学生児童が、昼休みにどのような遊びを行なっているのかを、事前の調査に出かけております。あらかじめ大学近隣の小学校に連絡を取った上で主旨を説明し、学校長の許可をいただいた上で、対象校の児童の1週間の昼休み校庭で行われている運動遊びを調査しています。

具体的な調査項目は
  • 運動遊びに校庭に出てきている人数
  • 運動遊びの種類・内容
  • 校庭の滞留時間
としており、ビデオを複数台設置し、休み時間に校庭で遊んでいる児童をじっと撮影しながも、適宜人数をカウントしたり、メモをとりながら、調査しています。



その結果は、現在集計・分析中ではありますが、
運動遊びの種類・内容をみてみますと、ドッチボール、サッカー、縄跳びが圧倒的に多く、そのほかの遊びは、少人数の児童が、固定遊具を用いた滑り台、ブランコ、ジャングルジムなどで遊んでいる程度で、校庭で遊ぶ児童の遊びの内容は、バリエーションに欠けるものでした。たとえば、あんたがたどこさ等の伝承遊びはほとんどみられないようでした。

次年度には、実際に大学生が昼休みに小学校を訪問し、伝承遊びを含めたさまざまな運動遊びを提供することとなっております。
この介入により、児童の遊びがどのように変化するのでしょうか?
また、この介入の効果が児童の運動に対する有能感、さらには体力・運動能力にも影響を及ぼすのでしょうか?
大変興味深いところです。

今後のゼミ学生の頑張りに大いに期待したいと思います。


※追記
「人間と遊び」を考える際に、是非とも読んでおきたい文献としては、やはり「ホモ・ルーデンス」(Huizinga,1938)を挙げる必要があります。オランダの歴史学者であったホイジンガは、人類の歴史をひもときながらもあらゆる文化および文化的装置に「遊び」が深く関連している様子を圧倒的な博識と、円熟した筆致で展開して、人間存在の根源的な様態として「遊び」を位置付けました。そして「すべては遊びなり」という結語で本書は締めくくられます。校庭で遊ぶ子供たちが我々に指し示してくれるのは、我々人間に必要なすべての根源的なものかもしれません。それを見つめる学生らがなにをどう受け取り、どう語ってくれるのか、大変楽しみです。


「ホモ・ルーデンス」ホイジンガ著, 高橋英夫訳, 中公文庫





【ken】

2017.03.05

第6回健康運動指導士養成大学全国連絡協議会

今週は、健康運動指導士の養成大学が全国から集まる
連絡協議会に行ってきました。
今回は、新潟医療福祉大学が主幹となり
新潟市のコープシティ花園にて開催されました。

健康運動指導士養成大学全国連絡協議会は、
養成大学での担当教員と資格を出す健康体力づくり事業財団と合同で
資格取得者の状況や大学側からの要望を財団側に伝え
学生の資格取得の利便性を高めるための有意義な情報交換がなされます。
冒頭ではスポ健前学部長のTabat先生が会長の挨拶をされ
研修1では「スポーツを通した地域活性」として新潟医療福祉大学の
西原先生がご講演されました。



健康日本21(第二次)では、健康づくりのための街づくりが
新たに追加された大きな目標の1つとなっています。
社会学と健康科学の融合が今後は重要であり
健康運動指導士にも地域コミュニティ形成のためのノウハウが
今後必要となります。
我々教員もそれぞれの分野の融合研究を進めなければならないと感じました。



研修2では「メディカルフィットネス その現状と現場が求める人材像」
として、猫山宮尾病院の内科医である太田先生にご講演いただきました。
メディカルフィットネスは一般的なフィットネスに加えて
健康診断や栄養指導、保健指導等の医療的サービスも提供できる施設となります。
対象は主に生活習慣病発症者で、医師の管理のもと運動を行うことができます。
太田先生の所属されている施設「CUORE」では、健康運動指導士が7名所属しています。
全ての会員が担当運動指導員とのマンツーマン指導を受けることができます。
運動指導員は取得した会員データをまとめ、国内の学術会議にて発表も行っています。
11名の指導員が在籍されていてそのうち3名が大学院に所属されているそうです。
メディカルフィットネスは、全国に160施設ほどあり、関西地域にも多数あるそうです。
指導員の皆さん、是非立命館大学のスポーツ健康科学研究科へお越しください!



2日目は、「新潟医療福祉大学の取り組みについて」佐藤先生が講演され、
健康体力づくり事業財団からは資格の現状や課題、試験傾向、カリキュラム、
手続きなどが報告されました。
新潟医療福祉大学は、健康スポーツ学科だけではなく看護や介護等の医療系の総合大学で
2期生から学科を超えた小集団ゼミが展開されており、
幅広い医療分野の学生とのコミュニケーションが行えます。

健康体力づくり事業財団からは以前、この会でも議論された要望がいくつか実現しており、
卒業生でも科目等履修生として取りこぼした単位が取得できるなど
資格取得の利便性が高めっていることが確認されました。


Good day!

sana

2017.03.04

第14回 教授会FD研修会!

写真01をご覧ください。2月28日(火)のアカデミックラウンジの様子です。

写真01 先生方全員がアカデミックラウンジにいる!



先生方が一堂に会していますね。それも、アカデミックラウンジに!

先生方が一堂に会して、様々な審議・報告等を行う会議は、
通常、インテグレーションコア2階の大会議室で行っています。

実は、この日は、我が立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科が、
1年の間に夏季と春季の2回、教員と職員が合同で研修を行う
教授会FD研修会が、アカデミックラウンジで開催されていました。
朝から夕方まで、一日中行っています。

スポ健はこれからどうあるべきか、
我々はどのような方向に進むべきか、
我々の進んでいる方向に誤りは無いか等、
スポ健の過去・現在・未来について、
情報を共有し、論議し、時には激論を交わす会が、
この教授会FD研修会です。

この研修会には、教員は全員参加、
職員は、関係の箇所に参加です。

写真02 をご覧ください。

写真02 教授会FD研修会の様子


ご存じ、我らがDANちゃんです。

スポ健の現在について、学部長・研究科長と共に、
教員に極めて分かりやすく、堂々とお話し頂きました。
本当に素晴らしい我らがDANちゃんでした〜!
DANちゃん、ありがとうね〜!!

そして、以下の写真をご覧ください。

写真03 総長がご出席!



総長自ら、男女共同参画社会の重要性、多様性の重要性等、
立命館大学の在り方について、我々にお話ししてくださいました。
超多忙なスケジュールを調整して頂き、本学部までお越し頂きました。
大変ありがとうございました。

さて、この教授会FD研修会、2010年の学部・大学院博士課程前期課程開設と同時に、
開催されることになりました。今回で、14回目です。

私が前任の大学に在籍している時に、
毎年ニュージーランドの国立のクライストチャーチ教育大学に訪問していました。
現在、国立クライストチャーチ教育大学は、国立カンタベリー大学に吸収されています。
この措置により、ニュージーランドに6つあった国立大学が、5つになったと記憶しています。

その学部長であったイアン先生と仲良くして頂いていたのですが、
有る時、彼が、「来週、学部にとって極めて重要な2日間がある!」というのです。

私  「何があるの?」
イアン「明日から2日間、学部教員全員泊まり込みで、会議をする。」
私  「泊まり込みで何するの?」
イアン「半年間の学部の方向を決める。」
私  「何で泊まり込みなの?」
イアン「徹底的にするからだよ。夜を徹してやるために泊まり込みだね。
私  「大変なの?」
イアン「Terrible!」

weblioによると、
terribleの主な意味は、「恐ろしい、怖い、ものすごい、ひどい、
つらい、厳しい、非常に悪い、実にいやな、ぞっとするような、(…に)すごく下手で」
だそうです。

酷い意味ですね。けれども、彼に言わせると、「この会議がないと、私の学部はやっていけないんだよね。」

本学部では、「Terrible!」にならないように、今後も、明るく、楽しく、実りのある、教授会FD研修会であって欲しいと願っています。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.03.02

メディカルジャパン2018

少し前になりますが、2月15-17日にインテックス大阪で「メディカルジャパン」という日本最大の「医療・介護の総合展」が開催されました。



メディカルジャパンは複数の展示会で構成されており、今年はすべての展示会を含むと1067社の出展がありました。大きな展示会ですので来場者も多く、3日間の合計で約3万人が参加しました。全体の様子はこちらからご覧になれます。
この展示会に我々が開発研究を行っているスマートウェアも出展しました。

私の研究室の研究員のSさん、大学職員のHさん、そして私の研究室の学部3回生のNさんが出展者として参加しました。



Nさんは卒業研究のテーマとしてスマートウェアの開発にも関わっています。なかなかこういった大きな展示会で学部生が参加することはないのですが、しっかりと対応してくれました。



ロコモティブシンドロームやサルコペニアとの関連に関しても聞かれたようですが、そこはさすがスポ健生です。私見も交えかなり詳しく説明していました。

その他、Nさんは空き時間にまわった関連展示についても報告してくれました。普段からスマートウェア開発に貢献してくれているNさんですが、たくさんの最新研究や来場者からのコメントに触れ、スマートウェアの開発研究をより発展させてくれると期待しています。

naru

2017.02.27

総長報告 2件

 毎週水曜日の午後は、常任理事会があり、朱雀キャンパスで、この会議に参加しています。
学園の重要案件を扱う会議のため気が抜けませんが、学生の活躍を紹介する総長報告は、リラックスし、かつ嬉しい時間です。

先日の総長報告で、2件がスポーツ健康科学部に関するものでした。

一つは、
立命館大学体育会トライアスロン部 細矢 祐香さん(スポーツ健康科学部2回生)
2016 日本学生スプリントトライアスロン選手権 女子オープンの部優勝
スプリントは、通常の半分の距離で行われる競技です。スイム(水泳)0.75km、バイク(自転車
ロードレース)20.0km、ラン(長距離走)5.0km の総合距離 25.75km で競います。


 細矢さんから、今後のトライアスロンでの目標とともに、トライアスロンの魅力を伝える人になりたい、という願いを伺うことができました。
 
もう一つは
立命館大学体育会女子陸上競技部
2016 全日本大学女子選抜駅伝(富士山駅伝)競走4 連覇


 クラブを代表して、記念写真の左から和田さん(スポ3)、中央・松本さん(スポ3)、右・佐藤さん(経済1)が来られました。
 学生代表で挨拶をされたのは、和田さんから、大学ならびに関係各所への感謝が述べられ、今後さらに課外と正課を通じた成長を続ける、という決意が語られました。

自らの目標達成に向けて努力し、成就した学生たちの活躍に、元気をもらいました。毎回の常任理事会で、このような学生の活躍を紹介する総長報告があることを願っています。同時に、学生が正課、課外などで活躍できるようにするために、会議でしっかり議論することを改めて考えさせてもらいました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
明日の火曜日は、朝9時半から16時まで、スポーツ健康科学部教授会FD研修会です。
教授会メンバーだけでなく、教職員全員が一堂に会して、朝から夕方まで、学部・研究科の入り口(入試)、教学内容、研究内容、キャリア、社会連携、将来構想について、議論します。テーマごとにグループワークをしながら知恵を出し合い、アイデアを生み、実行できる計画にまで仕上げていきます。学部創設から、年2回このようなFD研修会をしています。情報共有・アイデアメイクを通じて、学部・研究科の発展のプラットフォームの一つになっています。
 【忠】