[ education ] の記事一覧

2016.12.04

キャンパス禁煙キャンペーンを開催

現在、3キャンパスすべてで全面禁煙となっています。
数年前よりは学生の喫煙率が減っているようですが
まだ校舎のすみ等で喫煙しているものが後を絶ちません。
喫煙場所によっては火気厳禁の施設もあり
火災の原因ともなりかねません。



本学では、2008年4月に
『立命館学園キャンパス全面禁煙に向けた指針』を策定しており、
喫煙者の多くが大学時代に喫煙習慣を身に付けている実態をふまえて、
大学の社会的責務のひとつとして
受動喫煙の防止とキャンパス全面禁煙化を図ってきました。
2013年4月1日から「キャンパス全面禁煙」の実施が決定されました。
現在、「キャンパス全面禁煙化」に向けて、
①学園構成員の当事者意識を高める工夫、
②モラル・マナーの向上を図る取り組みの実施、
③禁煙教育の継続的実施(新たな喫煙者を生まない工夫)、
④近隣住民、学生との連携した取り組みを中心に、
学生・教員・職員等、真の意味での学園の全構成員を挙げて活動を行っています。

今回はその一環として、教員と職員、学生によって
キャンパス内を回り、禁煙キャンペーンを展開しました。
今回は学生主事のAtsushi先生と学生たちで
プリズムハウスからエポック21までの区画を担当し
禁煙の指導を行いました。
たばこは百害あって一利なし。
自分のため、社会のために禁煙を進めてまいりたいと思います。



話は変わりますが、
先日、健康運動科学コースのスポ健教員が初めて集まり
懇親会を開催しました。以前は良く交流していたのですが
最近は、忙しさに感けてすっかりご無沙汰でした。
先生方、楽しいひと時をありがとうございました!


Good day!

sana

2016.11.30

大学院M1の授業の1コマ

大学院M1の必修科目の一つに、リーダーシップ特論があります。

その授業では、本研究科の「Mの力(博士課程前期課程:修士課程の力)」として、「洞察力」「コーチング力」「現場応用力」を念頭に置いて、授業を展開しています。

毎年度、院生の雰囲気は違っています。今年は、学部のときからオリターやAAで一緒に活動したメンバーも複数人いることもあるのか、質問も、気づきも鋭いように思います。

ここでは、チームワークやその中でみられる人間関係、感情の動きを考えていきます。人間関係トレーニングでよく行われるやり方を、基本的にはもとにしています。

 よくみるマジック・・・ されどマジック!

チームが複数動き出すと、このマジックをめぐって、おもしろい現象がみられたりもします(このことは、学生たちが一生懸命に取り組むからこそ、私が気づかされたことです。気づけば、あるあるネタなのですが…)。
簡単そうな課題なので、短時間で終わると思いながら取り組む学生が多いのですが、結構、真剣になり始めて、気づけば時間オーバーということもあります。

 惹きつけるプレゼン、できているか!?

真剣に取り組んだ課題だからこそ、他のチームの出来栄えも気になります。席を離れて、見やすいところまで移動し発表を見聞きし、ときにはツッコミを入れ合ったりしています。

ここでの経験が社会に出てどのように活用されていくのかは、私自身も未知です。ただ、インパクトをもたせるために、1課題1情報(私からのメッセージ)の提供で進めています。それ以上のものにするかどうかは、仲間と話題にする中で蓄積していってもらえればと思っています。

今は、私がファシリテーター役をがんばっていますが、そろそろ役割を交代します。ファシリテーターが院生に代わるのです。どんな展開になるか、楽しみです。

ippo

2016.11.29

ゼミ生の投書が掲載されました。

寒さがだんだん厳しくなってきて、朝布団から抜け出すのに苦労する季節となってきました。今朝のBKCキャンパスでも、どんぐりが苔の布団の上で気持ちよさそうに?転がっていました。
しかし、冬の朝は「キリッ」とした空気で気を引き締めてくれます。是非早起きして、朝の空気を存分に取り込みたいものです。

【ken】の担当するゼミでは、論理的な思考と、豊かな表現力を身につけて欲しいと思い、時事問題や自らの周囲に起こったこと、将来の展望等の「いま」について文にして、それぞれの出身地の地元紙の投書欄に投稿してみるということを行なっております。この間各自が書いてきた原稿の推敲を重ねながら、論点を明確にしたり、より適切な表現に変更したりを行なってきました。そして、本人が納得した形になった時点で投稿をしていますが、続々と掲載されたとの連絡が来ています。

まずは、長野県出身のYanagiさんの投書が「信濃毎日新聞」に掲載されました(2016.11.12付)。
地元出身の武将で、大河ドラマでも大きな注目となっている「真田幸村」と自分の境遇を重ね合わせながら、就職活動に立ち向かう自分を鼓舞するとともに、地域貢献を宣言する瑞々しい文でした。これについては、スポーツ健康科学部のFacebookページにおいて、Yanagiさん自身が投稿していますので、そちらもご参照ください。



また、大阪府出身のUmechiさんの投書が「読売新聞」に掲載されました(2016.11.29付)。
身近なものとなってきたマラソンイベントの社会的役割や、運動がもつ普遍的価値とその可能性について論じることから、スポーツ健康科学部での学びを活かした将来の自分のキャリアビジョンに繋げた意欲的な文でした。



昨今では、SNS等の普及で簡単に自分の意見を世に発信できるようになりました。しかし、SNSは限られた層にのみ届くメディアで、やはり、あらゆる世代に向けて活字を通じて表現するには、未だに新聞の投書欄は有効であるといえると思います。また、SNSとは異なり、何度も推敲を重ねた文が実際に掲載されることは、大学生といえども大きな喜びがあるようです。

こうしたことを通じて、時事ニュース等の社会で起こっていることに敏感に反応し、それらを論理的にさらには批判的に思考し、それを表現することができる技術を身につけて、就職活動や卒業論文の執筆へと立ち向かって欲しいと思います。




※追記
【nao】先生に触発されて、人生初めてのフルマラソンにエントリーしました(これまでハーフマラソンの経験のみ)。大会は、2017年3月末の開催なので、本番まであと4ヶ月を切りました。短期間での調整となりますが、完走目指して頑張ります。時々本ブログでも練習の経過を報告したいと思います。





【ken】

2016.11.27

健康運動指導士の資格認定試験

第134回の健康運動指導士認定試験が
11月23日(水・祝)に行われました。
会場は東京、大阪、福岡で同時に行われますが
スポ健生は大阪の南港・コスモスクエアの
大阪アカデミアで行います。



問題は択一式試験で75問、4肢択一式で
解答用紙は、マークシート方式により行われます。
多くの問題は正しい記述を4つの中から1つ選ぶという感じです。
会場には13:30より入室が可能で、
試験は14:30から2時間となります。
1問の問題に対して解答時間は平均で1分30秒しかありません。
60%以上の回答率で合格となります。



今回の受験生は7名でした。
3月試験も同様の人数が受験しますので
受験生は年間15名程度となります。
毎年の健康運動指導士の現場実習に参加する学生は
50名程度ですので、もう少し受験人数が増えてほしいものです。
受験生が減ってしまうのは、受験時期が4回生のこの時期ですので
大方の就職先が決まってしまっていて
受験する意欲がなくなってしまうようです。

通常の健康運動指導士養成コースの受講料は
体育系大学卒業者は51単位取得に145,000円がかかりますが
スポ健での所定の単位を取得すると無料になります。

http://www.health-net.or.jp/shikaku/shidoushi/youryou.html

認定試験を受けないで卒業すると、この資格は数年で失効します。
健康運動指導士の資格をもっていると、
運動指導者等への再就職の際に非常に有利です。
受験前には過去の受験生からの膨大な情報を基にした
試験対策勉強会を開催しています。
就職先に関わらず、迷っている学生は
是非受験をしていただきたいと思います!


Good day!

sana

2016.11.26

卒論追い込み!頑張れ、4回生以上~!


 この時期、普段は余り大学に来なくなった4回生以上が、
研究棟であるインテグレーションコアによく来ます。

 スポーツ健康科学部では、学部での学びの集大成として卒業論文を必修化しています。
 4回生は、卒業論文を仕上げるために、個々人の課題に精力的に取り組んでいます。
 【 智 】のゼミ生も、他のゼミ生同様に、本当によく頑張っています。


 このような先輩の取り組みを、3回生も見習って欲しい、そして、4回生は自分の卒業論文をクリアに理解して欲しいと思っています。
そのために、今年度のゼミでは、3回生と4回生の合同ゼミを実施しています。4回生は、自分たちのゼミ以外の時間に3回生のゼミの教室に来てもらっています。

写真は、4回生が、自分の卒業論文の内容を、3回生が分かるように説明しているところです。

【写真1】 4回生が3回生に自分の卒業論文を説明している様子



3回生は、4回生の話を聞いて、なるほど、と思ったり、これはどういう風に分析するのか、と聞いたり、あるいは、
なぜこのテーマを卒業論文として選んだのか、などと思ったことを4回生に質問します。

4回生は、自分で分かっているつもりでも、3回生に改めて聞かれると、ドキッ、としたり、冷や汗をかいたりして、答えています。

【写真2】 3回生が4回生に質問している様子



4回生には、3回生から質問があった点について、少し調べて、その回答を卒業論文に活かすように、話しています。

卒業論文を提出する人は、既に卒業論文のタイトルの提出が済んでいます。
これから、3週間弱で、卒業論文の本体の提出です。
風邪など引かないように、体調に十分気をつけて、頑張って欲しいと願っています。

頑張れ~!4回生以上~!


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.23

論文作成をきっかけに…回生越え

マスク着用率が高くなってきました。

1回生は、この時期、ゼミナール大会に向けて活動をしています。
不思議なことに、はじめはやらされ感も若干漂うのですが、だんだん本気になるチームがほとんどです。
(もちろん、チーム内では多かれ少なかれ、いろいろな人間関係の悩みが生まれるのですが、それも実践ならでは、真剣だからこその産物です)

ゼミナール大会のポスターも、委員の学生たちが時期に合わせて、今年度は数種類登場しています。

今は、【聡】先生の分かりやすいプレゼンガイダンスが終わり、データを集めて分析し、チームで一本の論文を仕立て上げていきます。そして、いよいよあと1週間ほどで論文提出です。

  1回生全員、静かに聴いています、見入っています!

ある日には、卒論で切羽詰まってきている4回生と合流することも。

  左側が1回生、右側が4回生。お互い頑張ろうと声かけしつつ。

こんなふうに、論理的に書こうと仲間どうしでディスカッションして知恵を出し合っている様子は、本当にみていてこちらがわくわくする光景です。

同じ空間で、励まし合いながら1回生と4回生が論文作業をするのは(私は)はじめて出会った場面です。
本学部に着任して7年目ですが、学生たちはまだまだ新しい経験をさせてくれるようです。

ippo

2016.11.20

多賀町・近畿健康管理センター共催の「いきいきライフ体験塾」

いまさらですが、南草津と立命館大学を往復する
近江バスの2車両連結の黄色いバスに初めて乗りました。
運転もスムーズで運搬能力も半端ないですね。



さて先日の10月30日(日)に多賀町健康づくり推進協議会と
近畿健康管理センター(KKC)、スポ健学生が中心となって運営している
ヘルスポ+Rとの共同で「いきいきライフ体験塾」が開催されました。
KKCは栗東にある健康センターで主に健康診断を行っている会社ですが
地域貢献のためのイベント活動も行っています。
ヘルスポ+Rは立命館大学の学びのコミュニティ形成のための+R奨学金を得て
健康運動指導士の普及活動と地域貢献を行っています。
sanaゼミの4回生H君と3回生Tさんや他の研究室、他学部の学生さんも参加しています。
H君は今度の+Rな人に選ばれていて、大学のホームページにも紹介されるそうです。



今回のイベントは町民の方の健康意識の向上と、
一次予防としての運動習慣の定着・食生活の改善などを目的に開催されました。

http://blog.livedoor.jp/zai_kkc/

KKCでは地域住民を対象とした骨密度測定会が行われ
ヘルスポ+Rはロコモチェックとサルコペニアチェックを担当しました。
サルコペニアは加齢による筋肉の老化でロコモは歩行能力の低下を意味します。
いずれも介護予防には重要な要因となります。
サルコペニアチェックは2010年に体力科学に掲載された論文をベースに開催されています。
滋賀県の皆さんは非常に健康意識が強く熱心に質問される方が多かったようです。
KKCのTakarikiさんをはじめ開催関係者の皆様お疲れ様でした。
ご参加いただいた多賀町の皆様、ありがとうございました!

Good day!

sana

2016.11.19

大学院ウィーク! スポーツ人文社会科学編



 【 智 】が担当した4月16日(土)のブログで、スポーツ人文社会科学領域の話をしたかと思います。思い出して頂いた方がいれば、大変嬉しいです。

 そのブログで、
「実は、この「スポーツ」に関連する考え方や言葉は、「人文社会科学」を基盤として成立している。
 それは、スポーツは、人間がいることを前提にした文化だからです。
 スポーツ人文社会科学領域は、人間、すなわち、漢字の「人」を対象とする学問領域です。」
と書きました。

 それで、今日は、このスポーツ人文社会学領域の院生さん達の
 学生生活について、ご紹介したいと思います。

 今週月曜日から、インテグレーションコア1階で、スポーツ人文社会科学領域のパネル展示がありました。
 そう、大学院ウィークです。大学院の紹介が、あちらこちらで行われていたかと思います。
 先週は、身体運動科学領域の展示でした。

 さて、写真1は、授業の様子です。

 写真1 スポーツ人文社会科学領域の授業の様子




 教員は、極めて多様な分野を扱っている専門家です。
 例えば、スポーツ教育学、スポーツ心理学、スポーツ情報処理・統計、スポーツコーチング、スポーツ栄養学、スポーツマネジメント、アダプテッド・スポーツ。
 基盤的な学問領域に関しては、経営学、産業・組織心理学、精神生理学、健康心理学、発育発達学。
 学校教育に関する学問領域に関しては、体育科教育学、栄養教育論、学校保健学。

 様々な観点から、院生さん達は学ぶことができます。

 写真2は、研究授業以外にも様々な所で活躍している様子です。

 写真2 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の活躍

 


 例えば、草津東高校での授業補助、専門学校・公立高校での非常勤講師、野球の指導者、
 陸上部の合宿への帯同、等々です。

 大変実践的で、大学外での活動が大変多く見られます。

 写真3は、スポーツ人文社会科学領域の院生さん達のプライベート写真です。身体運動科学領域とも仲良しです。

 写真3 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達のプライベート写真集

 


 女子会有り、男子会有り、海水浴、BBQ、お誕生会、レクリエーション野球、花火大会観覧、等々です。
 楽しそうですね~。

 これらの息抜きをしながら、しっかりと研究も進めています。

 写真4 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の研究成果の発表1

 


 写真5 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の研究成果の発表2

 

 
 研究成果の一端については、【 智 】担当のブログ、7月23日(土)、7月30日(土)、8月6日(土)をご覧くださいね~。

 

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.08

ゲストスピーカー招聘

先日、私の担当するスポーツ指導実習A(サッカー)において、徳島県立鳴門渦潮高等学校の吉成浩司先生にお越しいただき「育成年代における「個」を重視した指導のあり方」としてご講演をいただきました。ご講演の内容については、スポーツ健康科学部の公式サイトでも紹介されておりますので、そちらをご参照ください。


講演後には、受講生が直接吉成先生にさまざまな質問をするなど、非常に積極的な様子がうかがえました。また、受講後に書いた感想も非常に大きな学びがあったようで、さまざまな側面から多様な意見が寄せられました。これらは、吉成先生にもお伝えしたいと思います。

それらの感想のなかから、以下に1つ紹介したいと思います。
「吉成先生のお話は今後教師になって、部活動の指導をしたいと思っている私にとってとてもためになるお話だった。今回話を聞いて、少ない人数の中全国を生徒と一緒に目指し、また生徒とのコミュニケーションをとって素敵なチームを築いてる吉成先生は本当に教師の鏡だと思った。チーム競技は選手だけでなく、チームメイト全体の気持ちが勝利に向いていないといけないと思うので、そういった面でも生徒一人ひとりに寄り添わなければならないと思う。教師になるにあたって、その種目の内容についてはもちろん、それ以上に生徒との距離を縮め生徒からの意見を尊重しなければいいチームは作ることができないのだなと今日のお話を聞いて改めて感じた。貴重な話を聞けて将来について考えなおす良い機会となった。すごくいい時間だった。」



日頃、講義のなかでさまざまな指導法の工夫をして、受講生の学びを喚起するようにしているつもりですが、このように外部から講師の先生を招いてお話しいただくことは、学びを促進する上で非常に大きな効果があります。特に将来の自分のキャリアと近い講師の方との対話は、そのひとことに大きな影響力があります。
今回の講演で、それぞれが得た学びを、ぜひ将来のキャリアに役立ててほしいと思います。


※追記
今回の吉成先生との対話で、個人的に特に面白かったのは、男子と女子のサッカーの違いです。そのなかでも特に「女子のサッカーは男子に比べて論理的である」という点が面白く思いました。どちらかというと、女子のほうが感覚的・感情的に行い、男子は論理的に行うものだと思っていましたが、これは逆で、男子は高い身体能力で感覚的にプレーすることがある反面、身体能力で劣る女子は論理的にサッカーを組み立てていかなければならないとのことらしく、吉成先生は指導する女子選手らとよく“論戦”となることがあるそうです。そして、それには絶対に妥協なく臨む(論破する)とのことでした。
サッカーはオープンスキル系の種目で、試合の状況が刻々と変化していきます。そうしたなかで、チームメイトと同じ思想を共有していることが求められるわけですが、その際に論理的に考え、そして語ることができることは、大変重要なこととなるようです。明日からの指導に私も取り入れていきたいと思いました。




【ken】

2016.11.07

ロボティクス学科開設20周年

11/5 土曜日に 立命館大学理工学部ロボティクス学科設立20周年記念事業がありました。

びわこくさつキャンパスが開設されたのが、1994年
そしてロボティクス学科が開設されたのが、1996年

時のたつのは本当に早いもので、BKC開設当初より、BKCにて教育・研究に携わらせてもらっています。

スポーツ健康科学部ができるまでは、理工学部機械システム系(ロボティクス学科)に所属しておりましたので、ロボティクス学科開設20周年には感激ひとしおです。

20年といえば、人間で言えば成人に達する年数。こどもから少年、青年、成人と急速な変化をおこす加速期に相当します。

大学の学部、学科は、学問研究を通じて人を育てる場です。この20年間の成果はまさに、どのような人が育ったのか、に関わります。

20周年記念行事の一つとして、1期生講演会があり、
スポーツ健康科学部  准教授 の塩澤成弘(naru)先生が、
「Why not choose Robotics? - ロボティクス学科卒業生としてのいま -」
でお話しされました(写真)。


 大学入学前の夢(「発明家」になる)から始まり、今までにないロボティクス学科に入学したあと、学部の卒業研究で企業との受託研究に携わった経験、大学院で博士号取得までの研究などについて、当時の資料を織り交ぜながら、楽しく語っていただきました。後半には、スポーツ健康科学部の宣伝とスポーツ健康科学研究科では、工学的なアプローチで研究できるので、「大学院からスポ健おいで」というプロモーションまでかけていただきました。

 講演の中で、印象に残った先生の名言がありました。その一つを紹介すると
 簡単にできませんは言うな。できる方法を考えろ。「できない」を「できる」にするのが研究だ!

 そして最後の締めくくりに、ロボティクス学科で学んで良かったこととして
    1)学際的な専門性→どんな分野でも活躍できる力
    2)ものづくり→考えたことを実現できる力

 ロボティクス学科、そのあとの大学院博士課程を経て、社会で活躍した一期生の語らいは、次へ続く後輩への大いなるエールとなり、教職員にとっては、人財育成への確信となりました。

 スポーツ健康科学部は、2020年に10周年、2030年に20周年を迎えます。その時に、卒業生たちがどんな語らいをもたらしてくれるのか、今から楽しみです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は良い天気が続きました。キャンパスを素敵な風景写真がとれました。
今週は、前半 icSportsという学会でポルトガルへ行っています。後半は富山でバイオメカニズム学術講演会です。


【忠】