[ education ] の記事一覧

2016.10.02

本年度も東海コホート測定が終了しました

帰国して1週間がたちましたが
まだ夕方になると眠たくなります。
時差がまだ残っているようです。

今週の月曜日から後期授業が始まり
久しぶりに3回生、4回生のゼミ生と会うことができました。
3回生はハワイでの研究発表と
学生の夏休みの活動に関して話を聞きました。



4回生は卒業論文提出まであと2か月少々となり
提出までの予定の確認と就職活動状況を確認しました。
公務員試験の結果待ちの学生を除いて
4回生のゼミ生全員の就職が決定しました。
本年度は、全日空CAや滋賀銀行、関西アーバン銀行、
その他、食品メーカー、商社、人材派遣等の会社に決まりました。
ハワイで過ごしているうちにしっかりと就職活動を進めていたようで
この半年間の間に急激に成長したように思えました。


大学院博士課程のIさんが主導する愛知県東海市を中心とした
高齢者の認知機能コホートが、この夏2年目を迎え
無事に測定を終了できました。
測定項目は、認知機能や生活活動調査、運動機能測定等です。
名古屋大学からも測定に来ていただき、共同で研究を進めています。



Iさんはサルコペニアと抑うつの関係について検討しています。
抑うつに対して筋肉量は高齢者ほど維持することが重要となる結果が出ています。
超音波測定も行っており、サルコペニア肥満も分類することができます。
学部4回生や前期課程の院生も測定に参加していただきました。
できるだけ長くこのコホートを続けたいと思っています。
Iさん、お疲れ様でした!

Good day!

sana

2016.09.29

基礎数学

他の先生方も書いている通り,後期の授業が始まりました.
私の担当する後期の講義 基礎数学も本日が第1回目の授業でした.
基礎数学は主に1回生が受講しています.前期に1回生の授業を持っていない私にとっては,新1回生に対する初講義になりますので,新1回生に会えるのを楽しみにしていました.



この基礎数学は3クラスに分かれており,前期の定期試験中に行ったプレテストの成績などに応じてクラス分けを行っています.スポーツ健康科学は一般入試で考えても文系入試と理系入試のそれぞれで入学することができます.ですので,高校時代に理系クラスに所属していた学生,文系クラスに所属していた学生,数学が得意な学生,苦手な学生が入り混じっています.少し数学の進度が異なりますので,基礎数学に関しては,数学のレベルに応じて授業を行っています.

もしかしたら,「数学ってスポーツ健康科学に必要?」と考える方もいるかもしれません.しかし,今後の専門科目を考えると,すべてではありませんが,数学の知識や能力が必要になってくるものもあります.

さらに卒業後のキャリアを考えても全く不必要だとは言えません.
スポーツ健康科学部には,保健体育教員やスポーツ関連を含む一般企業への就職を希望する学生もたくさんいます.
色々な人と話していると,保健体育教員は数学や理科の先生ではないので,「数学は不必要!」と考える方もいます.しかし,理論的,客観的に物事を捉える場合,突き詰めていけば,数学が出てくることも少なくありません.スポーツ科学が良い例だと思います.そして何よりも,教員採用試験では,数学の問題が出ます.こういった観点で考えると,数学も保健体育教員になるために,なった後も,必要な知識や能力といえると思います.

一方,スポーツ関連を含む一般企業への就職を考えた場合もSPI試験などの試験を行う企業がたくさんあります.もちろんこの中でも数学の問題が出ることが多くあります.

このようにスポーツ健康科学部で学んでいくためにももちろん必要ですが,将来を考えても最低限の数学の知識は必要になってきます.

将来の選択肢を少しでも広げるためにも,学生と一緒に数学を勉強したいと思います.

naru

2016.09.28

後期の始まりはじまり!

前期よりもたくましく、少し大人顔になった学生たちが大学に戻ってきました。
前期の成績を受け取り、さて、後期はどう過ごそうとしているのでしょうか。

1回生は、あの基礎演習(小集団クラス)で、前期にも増して賑やか、元気でした。

(1回生26名、AA2名、全員揃って後期スタート!)


2回生は、そろそろ研究室配属の時期を迎えます。研究室配属というのは、いかにも大学っぽい!と、その昔、とても楽しみにしていたのを思い出します。
毎年この時期は、学生たちにそういう場が提供できているか?と、自分自身がふり返る時期でもあります。

3回生は、就職活動のセミナー案内が伝えられました。まだまだ「就活?!もしかして、私たち???」という表情で、実感がない様子です…。
教員にしてみると、ようやく4回生の進路が落ち着いてきたかなというときに、もう次の回生の就職活動です。

そうこうしていると、4回生の卒業研究が本格化し、集大成の論文作成へ突入です。

(4回生ゼミ…卒論に向けて…和やかです…)

来週には、中間報告会が行われる予定なので、どの学生も緊張の面持ち…のはずです…おそらく。

(卒論等々の関係資料… 卒論の時期っぽい風景かもしれません)

おっと!ここでそうきたか!! あちゃちゃ…!と、こちらがドキドキしたり、驚かされることも多々ありますが、学生が一生懸命になれるテーマで、一緒にひとの気持ちに近づいていければと思います。

ippo

2016.09.26

2016年度 後期スタート

いよいよ本日から2016年度後期の授業がスタートします

夏期休暇中に、それぞれの思い思いの活動を充実させてきた学生でキャンパスがまた賑わいを見せるようになります。
1回生にとっては初めての長期休暇。2回生にしてみれば、キャリアを少し意識しながらインターンシップを含めいろいろと考えた夏期休暇。3回生は、将来のキャリアを見据えて多方面でのチャレンジ、4回生は卒論に向けての活動も含めた夏期休暇であったでしょう。

いずれにしても、それぞれの過ごし方を経て、いよいよ後期のスタートです。

立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の学生、教職員は、下記のようなプロフェッショナル宣言をしています。その宣言に基づいた活動を後期にも期待しています

ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになる



写真は、「富士山」好きの小生に、研究仲間から送ってもらったものです。
秋の良い季節になってきているのを感じる写真です。各自が目指す頂(目標)に向けて、それぞれの活動がさらに充実、加速する秋になるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は台風16号の影響が各地で出ました。BKCも大雨に見舞われました。特に9/20は警報もでました。その日に、正門横に設置された、「BKCスポーツ健康コモンズ」の竣工式がありました。
https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=388
また、午後にはシンポジウムもありました。
https://www.ritsumei.ac.jp/events/detail/?id=232
いずれも無事に終了し、こちらも良いスタートとなりました。
【忠】

2016.09.24

 〇〇 の秋!


朝晩、めっきり過ごしやすくなってきました。そろそろ夏も終わりですね。
さあ、やってきました、「秋」です。

「 〇〇 の秋!」。皆さんは、この「 〇〇 」に、どんな言葉を入れるでしょうか。

写真を見てください。

写真1 スポーツの秋! 野球、楽しそうですね。



野球は、9人対9人で試合をします。

よく見ると、審判が4人います。なかなか、本格的です。
中学生の硬式野球の試合でしたので、本当に広い球場で行っていますね。
整備されたグラウンド、黒土、芝生、気持ちよさそうです。

少し、グラウンドの外に出てみましょう!
沢山の方が、同じ色、赤色のTシャツを着ています。

写真2 観戦している保護者の様子




チームの保護者が応援しているようですね。
もう少し、視線をずらすと、バックネット裏に、テントが設営されています。

写真3 沢山のテント




そこには、試合のウグイス嬢、記録者等の多くの方がおられますが、この試合の運営本部のようですね。

写真右端にもテント、写真奥にもテントが張られています。沢山のテントが設営されています。

もう少し、視線をずらしてみましょう。
こんな様子がありました。
選手のバッグとクーラーボックスと思いますが、きちんと並べられていますね。


写真4 バッグとクーラーボックス




特に、バッグは、ブルーシートの上に置かれています。

さて、皆さんは、これら4枚の写真をみて、何を感じられるでしょうか。


スポーツをする中学生。

それを支えるために、本当に多くの大人が関わっています。
社会施設の借り受けから、試合のための準備、そして、
試合に参加するためのユニホーム・グローブ・バット等の野道具、お揃いのバッグ等、
等々。。。

大変高価な「遊び」になっているようです。

「全ての子供が、自分のしたいスポーツに参加できる日が、やってくるのだろうか?」

これらのスポーツ場面の様子を見て、私が感じたことです。
そして、

「そんな日がやってくるように、私に何ができるのかな。」

とも思いました。



さて、「 〇〇 の秋!」。

「読書の秋!」もあるでしょうし、
「天高く馬肥ゆる秋!」もあるかと思います。

皆さん、豊かな秋をお過ごしください。

立命館大学では、来週9月26日(月)から、後期の授業が始まります。
さて、学生の皆さん、逞しくなって帰ってくるでしょう。
来週からの授業が、とても楽しみです!

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.09.22

卒業式・学位授与式(前期)

ご卒業,おめでとうございます!

本日(9月22日・木)は,朱雀キャンパスで前期の卒業式・学位授与式が行われました.後期の3月に卒業する学生が多いですが,スポーツ健康科学部でも8名が卒業しました.

卒業式の前半は,スポーツ健康科学部を含む8学部9研究科合同の卒業式で下の写真のようにホールで行いました.



その後で,学部や研究科毎に分かれて卒業証書 学位記の授与を行いました.


寂しい気持ちもありますが,やっぱりうれしいですね!卒業証書 学位記の授与の後は卒業生,卒業生+ご家族,卒業生+ご家族+教員と様々なバージョンで記念撮影を行いました.それぞれの1回生のときを考えると,立派に成長しました.


(写真:卒業生)


(写真:卒業生+ご家族+教員)

私のゼミではT君とS君の2名が卒業しました.2名とも卒業研究では,頑張って興味深い卒業論文を書いてくれた学生です.T君は,弓道選手のメンタルストレスとパフォーマンスとの関係を調べました.T君自身も弓道選手でしたので,弓道選手としての経験を活かした研究計画と結果の考察は
S君は,スマートウェアをインターバルトレーニングなどのダッシュ時でも心電図が計測できるようにスマートウェアの改良やその評価を行ってくれました.この成果は,11月の学会で発表します.

学長や学部長の祝辞に「未来を拓く」という言葉がありました.それぞれ進む道は違いますが,ぜひそれぞれの未来を拓いていってください.また,卒業生として,いつでも元気な顔をみせに帰ってきてください!

naru


2016.09.20

高大連携プログラム〜大学院生による授業協力

立命館大学スポーツ健康科学部は、キャンパスが位置する滋賀県とさまざまな連携をしておりますが、高等学校とも連携をしております。なかでも滋賀県で唯一の体育科を有する草津東高等学校様とは、以前にも紹介しましたが教員、院生、学生間でもさまざまな交流が行われています。

この日は、高等学校の保健体育科の授業「体つくり運動」の授業単元に、スポーツ健康科学研究科所属の大学院生が補助として入る「授業協力」が行なわれ、その担当は、佐久間先生の研究室所属の大学院1年日比さんと、海老先生の研究室所属の大学院2年村上さんの2人でした。このうち、この日の指導を中心に行った日比さんは、昨年度スポーツ健康科学部を卒業され、スポーツ心理学を学びながら、将来保健体育科の教員を目指されています。すでに近隣の他の高等学校でも非常勤講師として活躍されており、授業の導入から落ち着いて指導をされていました。


この日の対象者は、草津東高等学校体育科に所属する1年生および2年生総勢80名で、2学年合同で行いました。
授業では、ペアストレッチングからはじまり、様々な体ほぐしの運動が実施されたあと、グループに分かれて、目隠しをした状態でロープを引っ張り、互いに声をかけあったり、ロープの引きの強さ等を感じながら、正方形などを作るというエクササイズが行われました。
これにより、普段あまり話をしない異学年や異性間で、積極的に声を掛け合って、運動を行う様子がみられ、運動がもつ「心と体の調整」の効果について、楽しく体を動かしながら学習が進められていました。
授業の最後には、今回の実施内容でねらいとした「運動とこころの関係」について、しっかりと説明をすることで、高校生の生徒のみなさんも運動の大切さについてさらに理解ができたようで、大きく頷いている人も複数みられるいい授業でした。




この「授業協力」は、このあともスポーツ健康科学研究科に所属する大学院生らの専門とする研究領域に応じた多様な授業内容(実技・講義)が準備され、実施される予定となっております。
また、このほかにも地域のなかで、スポーツ健康科学部・研究科が育成する人財がリーダーシップを発揮している様子も積極的に紹介したいと思います。



【ken】

2016.09.18

マハロ!ハワイ

とうとう来週の22日に帰国することになりました。
あっという間の半年間でした。
お世話になった皆さま、誠にありがとうございました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
I appreciate evryone that I met in Hawaii.

本日は、クワキニ病院の研究室で隣の席のミスティを
紹介させていただきます。
ミスティは、カリフォルニアのペパーダイン大学出身で
教育老年学(Education Gerontrogy)を学ばれました。
日本ではなかなか耳にしない言葉ですが
高齢化の問題は世界中でかなり深刻で、
教育老年学は高齢者の生涯教育をサポートするために
エイジングと学びとの関連を探求する
新しい人文社会学系の学問領域です。
彼女は大学卒業後、UCLAの医学部のEducation Specialist
として働かれて、今はハワイ大学医学部の学生やレジデントに
生涯教育の研究サポートをされています。
おばあさんが沖縄県出身だそうです。



クワキニ病院では、100歳以上の高齢者の方がたくさん来られます。
ハワイでも高齢者の病院として知られています。
病院では様々な高齢者へのイベントが開催されていて
本日も1Fホールで、フラダンスのショーが行われていました。
高齢者の皆さんは、ベッドのままホールに来ることができます。
ホノルルハートプログラムは、1965年から始まって50年が経過しています。
ハワイの日系人を中心に、独自の生涯教育プログラムが
半世紀以上にわたって脈々と受け継がれています。



下の写真はハワイのモアナルア・ガーデンパークにある
この木なんの木で有名な「日立の樹」です。
この時期たくさんの花を咲かせていました。



Good day!

sana

2016.09.17

スポ健な…人々(5) 多彩なお姉様達


スポ健な…人々(5) 多彩なお姉様達

「スポ健な…人々」シリーズ、第5弾です~。

昨日、夕方6時過ぎにスポ健インテグレーションコア2階に下りていくと、写真を見てください。誰もいません。学生さん達がいないと、本当に寂しいですね。


写真 誰もいないインテグレーションコア2階の様子





そこで、事務室に行くと、いましたぁ、お姉様達~とお兄さん(注Ten河さん)。


写真 いましたぁ、お姉様達~とお兄さん(注Ten河さん)。





そこで、これまで、私の取材を受けておられなかった段pineさんに、「私の取材を受けてもらえますか?」とお聞きしました。
間髪入れずに、ニッコリと微笑んでくれました(ついでに「Vサイン!」)。もちろん、「OK!」の意味と理解し、早速、シャーペンとメモ用紙を持って行き、横に座りました。Ten河さんは、今回は、スルーしました(ごめんなさい。またの機会ね~。。。)。


写真 ニッコリと「Vサイン!」・Ten河さんは、今回はごめんなさい~。






それで、少し時間を頂いて、お話を伺いました。

【 智 】 近況はどうですか?
【 段pineさん 】
 履修相談とか面談を最近しています。来週にある前期の卒業式で、知っている学生さんを送り出すことは、嬉しいことですが、ゆっぱり、寂しいですね~。

こんな感じで、インタビューはスタートしました。


写真 【 段pineさん 】へのインタビューの様子①




 

国際企画課という部署から言語教育企画課を経て、我がスポ健へ、いらっしゃいました。
海外の大学と立命館大学との協定を結んだり、国際会議のアレンジをしたり、海外の教員の招聘や学生の滞在について対応したり、等々、なんだか、国際的な方だなあ、と思いました。

それで、写真タイムです。
なかなか、写真写りがいいですねぇ~。


写真 写真写りのいい【 段pineさん 】!



 

よくよく聞いてみると、びっくりしました。
【 段pineさん 】、英国のサウスヨークシャー州にあるシェフィールド大学・グローバライジング・エデュケーションという大学院に1年間留学し、修士号を取得されたとのことです!(The University of Sheffield, MA Globalising Education: Policy and Practice)

どんな研究科かというと、国や研究機関に関して、それらはどのように国際化していくのか、国際化を図る時に他の地域間との関係はどのように変化するのか、国際化する時に生じる問題は何か、その解決方法は、等、まさに、国際化と教育の関係について、研究している所のようですね。

留学の費用はどうしたんですか、と聞きましたが、立命館大学の事務の方は、研修を受けて、最終論文を書くそうです。そして、その中で、なんと、最優秀賞を獲得されたそうです。
その結果、留学の費用を出してもらえることになった、とのことでした。

そんな話を聞いていて、凄いなぁ、よく勉強しているんだなぁとしみじみ思いました。
段pineさん、いつも、ニコニコして、とっても、丁寧にお仕事をされています。
段pineさんの作成された資料等を見ると、とっても、綺麗、分かりやすい、温か、速い、の4拍子揃っています。
また、昨日もあったのですが、私たちが見落としていることを、さっと、教えてくださいます。私たちも、恥をかかずに済んでいます。

そして、必要なことは、やっぱり、きっちりと話してくれます。

そんな段pineさんに、教員一同、感謝、感謝、です!

等と思っていたら、後ろから、「段pineさん、才女なのよね~!」「そうですね~!」とお声がかかりました。

そこで、後ろを振り返ると、「いましたぁ、お姉様達~!」
それで、記念写真です。パチリ。



写真 いましたぁ、お姉様達~!





お姉様達と、会話開始!

あ~、今日は成績ガイダンスで疲れ気味~、あ~、後期がもうすぐ始まる~、あ~〇〇、あ~〇〇等、心の声も聞きながら、インタビューとお姉様達との会話が、無事終わりました。

お姉様達、インタビュー、写真撮影のご協力、大変ありがとうございました~。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.09.14

夏休みと卒論

9月も中旬になり、すっかり秋の雰囲気になってきました。いかがお過ごしですか?

学生たちもいい色に焼け、4回生は学生最後の夏休みとあって、充実した時間を過ごしているようです。ゼミの学生たちも、一緒にラフティングに行ってきたようです。台風が来そうな日に出かけるようでしたので心配でしたが、そんなことよりも、楽しさいっぱいの土産話でした。

そんな楽しみの中でも気になっては消え、消えては気になるのが「卒業論文」のようで、最近、ときどき研究室にやって来ます。いくつか理由があって、ゼミ生には「卒論のことは、何人かで一緒に来る」ように伝えてあるので、毎回、ゼミの中で一緒に行く仲間探しから始まります。

夏の旅行の話、部活の試合や合宿の話、そしてお土産のお菓子を囲みながらスタートです。


(お土産を囲んで、その土地のことも学びつつ、話も弾みつつ。日本も、世界も、広いですね)

おもしろいもので、おおよそ自分たちの話が終わると、学生たち自身でいつの間にか研究の話を始めます。一緒にやっていく中で、「お!なるほど(そういう好みの学生なのかぁ)」「お!なるほど(そういう視点できたかぁ)」と、学生のことも、研究の内容についても私自身が気づかされることも多くあります。

卒業論文を卒業するために作成する、というだけでなく、ものごとの「考え方」「観る姿勢」、自分の気持ちに「正直であること」を身につけてほしいなと思っていますし、心理/リーダーシップの研究室ということもあって、「ひとって、やっぱりいいよね」「ひとって、変われるんだね」と、研究を通じて実感してくれるといいな、と思っています。

ippo