[ research ] の記事一覧

2018.01.07

NUTRIM Symposium

今日はマーストリヒト大学の学科内でのシンポジウムがありました。School of Nutrition and Translational Research in Metabolism(NUTRIM)は設置されてから今年が25周年だそうです。そのため記念シンポジウムも行われましたが、中心となるのは大学院生の発表です。

まず最初に、大学院のコンセプトや運営状況について大学院課のコーディネーターから最初に説明がありました。博士課程の大学院生の研究活動がマーストリヒト大学の推進力の源であることをデータに基づいて話をされたのは印象的でした。

大学の博士課程における教育理念や、卒業生の就職先、なぜ今博士号の獲得が社会的に求められているのか、等についての話がありました。単に専門分野の研究力を養うだけでなく、コミニケーションスキルや創造力、チームワークやリーダーシップなど、立命館大学のスポーツ健康科学研究科でも推進している共通したスキルを大学院課程における教育目標として掲げているのは嬉しい驚きでした。

オランダでは社会的に経済に何かしら貢献している人口全体の約7%が博士号を有しているとのことです。ヨーロッパの中では決して高い数値ではないそうですが、それでも社会人の7%の人が博士というのはとても興味深いデータです。

ちなみにマーストリヒト大学の大学院における博士課程の在籍期間は平均4.5年だそうです。4年のプログラムですが、これは多くの院生が在籍中に就職が決まり、両立しながら修了を目指すことが理由だそうです。

今年は異なる分野から77のポスター発表が行われました。ポスターは2分間の口頭発表の後、3分間の質疑応答を審査員が順番に実施し、専門分野ごとにまとめられたポスターの中で優秀と判断されたポスターが午後の本審査で口頭発表する機会が与えられます。




午後の口頭発表は2枚ほどのスライドを使った発表ですが、こちらも質疑応答が行われ、最終的に優秀ポスターが表彰される、というシステムがとられています。これも博士後期課程の教育プログラムの一環として実施されています。

毎年の進捗報告を兼ねているので、ポスターによっては必ずしも結果・考察までまとまっておらず、今後の研究計画を示している場合もあります。しかしその内容に関わりなく、フリーディスカッションの時間は皆ポスターの前で熱心に同僚とディスカッションしていました。

内容としてはスポーツ栄養学から臨床栄養まで様々でとても幅広いですが、共通した認識としてはすべての研究結果を運動・栄養指導の現場に活かすというTranslational Research(橋渡し研究)に焦点をあてたシンポジウムになっています。

個人的にはとても興味深かったのは、学科が運営するシンポジウムとしては珍しく、この分野に貢献をしている世界でも有数の研究者を招待し表彰すると同時に記念シンポジウムを開催することです。
今回はNIH(アメリカ国立衛生研究所)で長年にわたりサルコペニア(加齢に伴う骨格筋量と筋機能の低下現象)の研究を実施しているDr.Luigi Ferrucciの講演でした。研究内容はもちろんですがサルコペニアの概念についての話やコホート研究の難しさなど、研究アプローチに関する話も大変参考になる貴重な講演でした。

http://www.mintonline.org/event-nutrim-symposium.pdf

全体として学内のシンポジウムというよりは、独立した学会の年次学会のようなレベルの高いイベントで大満足です。

satoshi

2018.01.04

あけましておめでとうございます

こんにちは、shinoです。

あけましておめでとうございます。
2018年、今年初めのブログになります。

皆さん、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

年末年始はそれほど寒くなかったですが、
昨日よりかなり寒くなり、
体調を崩してませんでしょうか?


大学は今週まで冬期休暇です。

が、前回にも書いたように、
私は、年末から高校ラグビー選手権大会にマッチドクターとして参加しています。

昨日は、準々決勝の4試合が行われました。

例年、準々決勝が一番盛り上がると言われてまして、
かなりの観客が入っていました。

さらに、今年はベスト8に関西のチームが多く残っていたため、
スタンドはほぼ満席でした。



途中、霰が降り、かなり寒い中でしたが、
さすがにベスト8になると、チーム、選手のレベルも非常に高く、
試合も全て好ゲームでした。




とにもかくにも、大きなけが人も出ることなく、
無事に終わったのが、何よりでした。

あと、1月5日の準決勝と、
1月8日の決勝戦の2日が残っていますが、
無事に大会が終えることができるように、
最後まで頑張って努めたいと思います。

最後に、
女子陸上部が年末に行われた富士山女子駅伝に優勝し、5連覇を達成しました。
おめでとうございます。良かったですね。


2017.12.31

修道院での口頭試問

先日博士課程の口頭試問を見学をする機会に恵まれました。
現在滞在しているマーストリヒト大学のSchool of Nutrition and Translational Research in Metabolism(NUTRIM)ではたくさんの博士課程の学生が所属しています。

今回は直接は関わりのない他の研究室の大学院生の口頭試問でしたが、博士課程修了までの手順は全学同じのようで、基本的に博士後期課程は4年で修了を想定したプログラムになっています。

口頭試問はメインキャンパス内にある教室棟で行われました。ここは以前は修道院だった建築物を改装したらしく、そのデザインに先ず目を奪われます(ブログ下の2枚目の画像)。

大学内の博士課程の口頭試問は全て同じ会場で実施されるそうで、毎週のように予定が詰まっている、とのことでした(特に金曜日は口頭試問の後にパーティーが続くので特に予約がぎっしり詰まっているとか)。

口頭試問の前に、院生は審査員の先生が迎えに来るまで控え室で待機します。この控え室、牢獄のような重々しい雰囲気のドアで閉ざされていますが、中は落書きでぎっしり!
これはこれまで過去の口頭試問を受けた院生が皆記念に名前と口頭試問の試験日を書き込んだ跡だそうです(写真左下・右下)。



口頭試問の流れとして、まずスライドを使った10分間程度の比較的短いプレゼンテーションを行います。その後なんと5人のOpponents(副査)から次々と質問が降りかけられます(写真左上・右上)。

それぞれの副査が約10分弱の質疑応答を行い1時間後に合図が出て完全にそこで審査が終了します。

今回の発表者の??は睡眠の乱れ(夜勤による時差ぼけなど)に関する研究を行っていて、睡眠が身体の代謝調節(血糖値の制御など)に及ぼす影響を調査していました。
(実際に被験者を外から光が全く入ってこない、時計もない部屋に数時間管理することで、昼間の晩の感覚を麻痺させるそうです。。)
個人的にはとても興味のあるトピックでかなり真剣に聞き入ってしまいました。

Opponentsからの質問内容は建設的で細かい基礎的な質問というよりは、より論理的に研究全体を総合的に思考することが求められるような質問が多かったです。
15分ほどして、審査の結果が報告され、何とその場で学位授与!プロセスが早い。
そしてその後はもちろんパーティーです。

口頭試問は午後に行われたのですが、実は数名のOpponnetsの先生方が講演するセミナーが同日の午前中に実施されました。フロリダ大学のKaryn Esser教授を含め、体内時計の分野のトップの研究者が講演するのですから、それは盛大なセミナーで、まさに学会のシンポジウムそのものの雰囲気でした。

我々のスポーツ健康科学研究科も学外から招聘副査をお招きしますが、そういった先生方に別の時間を割いて頂いて、学部・研究科全体に講演したして頂く、というのも将来的には面白いかも。

皆さん、どうぞよい新年をお迎えください。

satoshi

2017.12.28

今週も寒い日が続きますね。

こんにちは、shinoです。

今週は寒い日が多いですね。

大学は25日をもって授業も終了し、
2週間ほどですが、冬期休暇に入りました。

みなさんは、年末年始いかがお過ごしでしょうか?
この期間に実家に帰省している人も多いと思います。

私は、毎年、この年末年始の休み中に東大阪市の花園ラグビー場で開催される
高校ラグビー選手権大会にマッチドクターとして参加しています。
今年も昨日27日に開幕し、私は昨日から参加しています。

この期間は、病院がまだ通常業務をしていますので、
ドクターがなかなか参加しにくい状況です。
なので、私は積極的に参加するようにしています。

12月27日から1月8日までの間に、計8日、試合日があるのですが、
その半数以上は会場に行って、マッチドクターとして参加しています。
年明けにも行く予定です。

現在、花園ラグビー場は、2019年のワールドカップの会場となるべく、
改修工事を行っています。その中での今回は開催になりました。




CS放送では全試合放映していますので、もしかしたら、
グランドで走っている所が映っているかもしれませんね。
映っているということは、誰かが怪我をしているということなので良いことではないのですが・・・

この大会は、野球でいう甲子園のようなものなので、
高校生たちは、この大会にかけて相当な辛い練習をしてきています。

我々は、彼らが良い状態でプレーできるように、
ベストパフォーマンスを出せるように、
安全に試合を終えるように、
全力でサポートしています。

毎年、熱戦が多数行われています。
本日も全て見ごたえのあるいい試合でした。





年末年始にお時間があるようでしたら、
是非とも花園ラグビー場に足を運んで、スタンドで観戦してみて下さい。

来場される時には、かなり寒いので、防寒をしっかりしてきて下さいね。

2017.12.10

バーミンガム大学

イギリスのノッティンガムでの学会参加の後、電車で1時間半ほど移動してバーミンガムに来ました。ここバーミンガムはイギリスのウェスト・ ミッドランド州に位置しており、ロンドンに次ぐ2番目に大きな都市だそうですが、、、やはりロンドンに比べると、中央駅近辺の雰囲気は少しおとなしい感じがしました。ただ、現在急成長中の都市で人口もどんどん増加しているとか。

今年の10月までデンマークでお世話になっていたコペンハーゲン大学のLars Holm先生がこの秋よりバーミンガム大学の教授として栄転されました。現在、コペンハーゲンではその共同研究が進行中(主に大学院生が被験者のリクルートから実験までこなしてくれています)のため、研究の打ち合わせも兼ねてバーミンガム大学を訪問しました。



大学のキャンパスはとても広く、図書館そしてスポーツ施設も新設されたばかり。とても素晴らしい施設でした。Holm先生が所属するスポーツリハビリテーション学部も実験機器は一通りそろっていて、培養細胞を使った基礎から、ヒトを対象とした応用までの幅広い調査が可能です。現在コペンハーゲン大学でも共同研究が進行中ですが、ここバーミンガム大学でも、ヨーロッパと日本の中高年者を対象に調査を実施し、生活習慣の違いが骨格筋量や筋機能に及ぼす影響についての調査を行っていくことを計画しています。

バーミンガム大学は研究に力を入れており、国際的な交流を深めていくことを1つの目標として掲げています。我々の骨格筋の研究においても、Holm先生を含め、国際的に著名な研究者が複数所属しています。実は、立命館大学で僕のゼミ生だったN村君が、ここはバーミンガム大学で修士課程に所属しています。彼は来年度から博士課程にそのまま進学する予定です。現在N村君の指導教官であるDr. Leigh Breen先生は、以前立命館大学に客員教員として本学の大学院生に向けた夏期の集中講義を実施してくださった、マクマスター大学のStuart Phillips先生の教え子でもあります。色々な形で国際的な研究のつながりが構築されています。
スポ健の卒業生が国際的な研究者として活躍している姿を見ることができるのは、とても嬉しいです。
(嬉しすぎて写真を撮り忘れました)

satoshi

2017.12.07

先週1週間

こんにちは、shinoです。

今週は寒かったですね。
雪が降るという予報も出ていましたので、心配していましたが、
今のところは大丈夫でしたね。

スポ健では、今週から4回生の卒業論文提出が始まりました。
来週の木曜日が最終なので、私のゼミ生も、今、まさに頑張っています。

できるだけ良いものに仕上げて欲しいと思うので、
我々教員も添削に追われ、かなり寝不足の毎日を過ごしています。

4年間の学びの集大成を見せることができる物なので、
あきらめず頑張って欲しいです。
きっと、いい論文になると思います。


先週は、月曜から整形外科の国際学会に参加していました。
行き先は、南アフリカのケープタウンでした。

今まで、多くの国際学会に参加していますが、
タイミングが合わず、アフリカに行くのは初めてでした。

南アフリカは、ラグビーやサッカーのワールドカップが開催されていますが、
その時にテレビや雑誌で、さんざん南アフリカの紹介がされていたのを
目にすることがあったと思います。

その時は、『南アフリカは治安が悪い』という印象が強く残っていました。
なので、いつもは何もせずに国際学会に向かうのですが、
今回は、相当警戒し、いろいろな情報を集めた上で、出発しました。

ですが、ケープタウンは、そんなに治安が悪い雰囲気は無く、
ヨーロッパの街に近い感じで、少し拍子抜けしました。




でも、やっぱり裏通りは危ないようで、
行かない方がいいと、現地の人には教えてもらいました。

南アフリカは首都ヨハネスブルグの治安が悪いらしいです。
現地の人もヨハネスブルグには行かないと言ってました。

日程の関係上、2日の滞在だったのですが、
大きなトラブルは無く、無事に帰って来ました。
ほとんど飛行機に乗っていた感じです。

帰ってきた日は、ちょうど日曜の朝だったので、
そのまま万博記念競技場へ直行し、
パンサーズの試合を観に行きました。




皆さんご存じのとおり、残念な結果となってしまいましたが、
よく頑張っていたと思います。
負傷者も少し出てましたが、大丈夫だったでしょうか・・・

寒い中、たくさんの応援も来てくれてました。

来年また頑張って下さい。

2017.12.03

ロビン・フッド

今週はノッティンガムで開催されていたBASES(The British Association of Sport and Exercise Sciences)カンファレンスに参加してきました。

ノッティンガムはイギリス中部にある街で、イメージしていたよりもずっと小さく静かな街並みでした。かの有名なロビン・フッド伝説でも有名な街です。

BASESのカンファレンスは、通常スポーツ科学(運動生理学やスポーツバイオメカニクス)が中心の学会のようですが、今年はFEPSAC(European Federation of Sport Psychology)と合同で開催されたため、トレーニング科学の中でも、スポーツ心理学に関連したトピックの発表が目に付きました。

スポーツ心理学のセッションでは、リオオリンピックでの選手に対する心理サポートの逸話や選手帯同における苦労話など、スポーツ指導の関係者はメモを取りながら熱心に聴き入っていました。

運動生理学の分野は発表のトピックがとても幅広く、アスリートに対するトレーニング方法の検討から一般の中高齢者に対するダイエット目的の運動処方の検討まで様々で、何を見に行くべきか迷うくらいでした。



本学会では研究室の博士後期課程のとりっぴー君が小学生の疾走能力を身体組成や力学的観点から調査した結果をポスター発表しました。また、学会会場では現在ドイツに学外研究中のO塚先生にもお会いすることができました。
この学会でも立命館大学の名を知らしめた(?)ことと思います。

学会会場となっているカンファレンスセンターはノッティンガム大学の中にあります。ノッティンガム大は敷地がものすごく広くて、移動が大変でした。ノッティンガム大学は1881年にノッティンガム市内で初の市民大学として始まった由緒ある大学のようです。建築物も歴史を感じる佇まいで、ゆっくりとした時の流れを感じながらも厳かな雰囲気を感じる素敵なキャンパスでした。

学会2日目が終わったので、これから電車に乗ってバーミンガムに移動します。

satoshi

2017.11.30

もう冬ですね。

こんにちは、shinoです。

寒いですね、明日より12月です。
もう冬ですね。

お正月はスポーツの大会がたくさん開催されます。
どのスポーツも楽しみにしているのですが、

ラグビーは、高校選手権大会が、12月末から、
大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催されます。

私は、毎年、医務医員(大会ドクター)として、参加しているのですが、
その前に地方予選会があります。

先日、その地方予選会に、大会ドクターとして出務してきました。

奈良県の予選会で、会場は天理市のラグビー競技場です。

その日はいい天気で、陽が照っているところは、ポカポカと気持ちよく、
芝の観客席には、たくさんの高校生が、チームの応援に来ていました。





奈良県は、高校選手権大会で、毎年結構、勝ち進むのですが、
地方予選会に出てくるチームは10校にも満たないです。

さらに、ここ数年は、他の地方でも同じように、1つの学校では、
試合に参加できるぐらいの部員数がいないところも多く、

そのような学校は、いくつかの高校が集まって合同チームを作り、
その合同チームで予選会に出場してきます。

合同チームは、他の学校と比べると、練習時間もあまり確保できないと思いますし、
普段一緒にいるわけでなないので、なかなかチームとしてまとまるのは、大変だと思います。

勝ち進むのは、正直難しいのですが、それでもみんな一生懸命プレーしていました。



全部で3試合あったのですが、
今回も大きな怪我は出ず、無事に終了しました。

今年の年末年始も、高校選手権大会にドクターとして花園ラグビー場に行く予定です。

高校ラグビーも観ていてかなり面白いと思うので、
お時間のある方は、足を運んでください。

トップチームだけでなく、中学、高校からしっかりサポートし、
ラグビーがしっかり盛り上がるように努めていきたいと思います。

2017.11.27

ハイパフォーマンス・スポーツ・カンファレンス2017

 先週、ナショナル・トレーニング・センター(東京・西が丘)にて、表記のシンポジウムが開催されました。
   

 ハイパフォーマンスセンター(HPC)が、2016年4月に、日本スポーツ振興センター(JSC)の組織替えの中で、新しく設置されました。新しい建物が建てられた、というのではなく、これまで設置されている国立スポーツ科学センター(JISS)、ナショナル・トレーニング・センター(NTC)を包含し、さらには、スポーツ科学研究、戦略部門も含め、日本の国際競技力向上に貢献するセンターとしての位置づけを持っています(詳しくは下記をご覧ください)
https://www.jpnsport.go.jp/hpc/about/tabid/612/Default.aspx

 このハイパフォーマンスセンターの今後を見据えたシンポジウムが開催されましたので、参加してきました。ハイパフォーマンス向上のための国際的な状況について、海外研究者の基調講演があり、HPCの内容、方向性の説明、スポーツ科学の現場への活用事例などが紹介されました。さらには、測定、実習なども展開され、HPCをよりよく知ってもらい、競技団体、地域、大学ともコミュニケーションしながら、日本全体の競技力向上に貢献したい、という趣旨がよく感じられました。

 今回の訪問の折、博士後期課程2回生の笠井君とJISSでばったり出会いました。現在、1ヶ月ほど、JISSで実験をさせてもらっています。笠井君のJISSへの派遣は、『本研究科と国立スポーツ科学センターとの教育研究協力に関する協定』によるもので、博士後期課程院生を、JISSで受け入れてもらい委託研究指導を行ってもらっています。
https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=443
 JISSを含め、学部・研究科ならびに教員が持っているネットワークを活用して、学部生、大学院生が大いに伸びて欲しいと願っています。

 学生、院生のみなさんは、是非、これらのネットワークをフル活用してください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 日本科学未来館で半年間、COI関係の展示をさせてもらいました。お世話になった方々へお礼の挨拶と、半年頑張った展示たちの雄姿を見納めて来ました。『おえかきんでん』で出てくる自分の声も聞かせてもらいました。
    
こちらの下の写真は、東京訪問中に縁をいただきお会いできたボルドー大学の副学長です。楽しい宴席の後、上機嫌で握手をさせてもらいました。次回の来日の折には、本学部にも来てもらうようお願いしておきました。
    
【忠】

2017.11.23

今日は勤労感謝の日です。

こんにちは、shinoです。

すっかり寒くなりましたね。
みなさん、風邪などひかれてないでしょうか?



今日、11月23日は勤労感謝の日です。
祝日ですが、今日は大学授業日です。
クラブ活動があるゼミ生は、祝日なので試合が組まれているらしく、
授業終了後、急いで試合会場へ行きました。

さて、先週末の話です。
先週末は、日本臨床スポーツ医学会という学会に参加してきました。

場所は、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターでした。
土日で開催されていたのですが、私は日曜日のみ参加しました。

臨床スポーツという名前の通り、私の専門領域である整形外科だけでなく、
様々な領域のスポーツ医学に関する演題がたくさんありました。

頭部(脳震盪)や、脊椎、四肢の傷害、
メディカルチェック、現場での対応、女性アスリート、歯牙傷害、栄養に至るまで・・・
ほんとに様々なテーマで演題が組まれています。

いつもは専門領域の学会参加なので、普段聴講することのない内容がたくさんあるので、
逆に目移りして聴きたい演題が多く、どれを聴こうか迷ったぐらいでした。
非常に新鮮で興味深かったです。

どの分野でもドクター、コメディカル、トレーナーなど、全てののスタッフが、
スポーツ傷害に対する治療と予防に取り組んでいることが伝わってきます。

このような取り組みが、2020年の東京オリンピックでの成功につながってくるんであろうと、
実感し、刺激を受けて帰ってきました。

我々、立命館大学スポーツ健康科学部も、スポーツの発展のために頑張っていきたいと思います。


最後に、
立命館パンサーズ、見事に勝利しましたね。
おめでとうございます。良かったです。

次戦も近いですが、引き続き頑張って下さい。

またみんなで応援しましょう。