今日の写真は、先日能登半島まで行った時の夕陽の写真。
きれいに撮れたので、使ってみました。
ちなみに撮った場所は、「世界一長いベンチ」という名所?
確かに、端から端まで歩く気にならないほど、長かった・・・
で、今日の本題は、能登半島ではなく、ダイバーシティ。
なんとなく、思うとことがあるので、書いてみます。
いつも通り、オチまで意識していませんが。
ダイバーシティ、多様性は、ちょっと前に流行った言葉ですが、
重要性は誰もが理解しつつ、行動のできないことの一つかと思っています。
Social Inclusionという日本語での社会的包摂と言われることとも関わるのですが、
違いを理解し、その違いを受け入れていく、と言う事がダイバーシティの主です。
最近の問題意識と関わるのですが、今までの社会の中では、
唯一の理想的な回答・社会を求めてきました。
理想として有名なのが、ユートピアという言葉です。
ユートピアは日本語では理想郷とも言われますが、
社会がこうあってほしい、人としてこう生活したい、と言う事を、
言語化・イメージ化していったものです。
このユートピアは、社会や技術の発展とも密接に結びつきつつ、
社会のあり方として、多くの声の大きな意見を受け入れつつ形成されてきました。
これが大きな声が偏ったものでなくなり、違ったユートピアもあるのでは、
というあたりからゆらいでいったような気がしています。
一方で、ディストピア(ユートピアの反語)として、
ジョージ・オーウェルの1984、動物農場など、
社会のあって欲しくない姿についても色々と出されてきました。
その多くは、管理・監視される中で、希望や自由がない社会、
または、差別が強く、生まれながらの違いが社会生活に影響を与える姿でした。
で、何が言いたいかと言うと、最近の日本社会を見ていると、
多様性とは正反対の方向に進みつつあるような気がしています。
国が「一億総活躍社会」というよくわからないテーマを掲げ、
枠をはめてモノゴトを進めようとしているように思えます。
たぶん「活躍したくない」という自由や意見は封殺されるのでしょうね・・・
なぜこんな事を思うかと言うと、
男女平等社会の実現=女性が働く社会
といつの間にか言い換えられているように強く感じているからです。
社会と関わり、社会を作っていく中で、企業で働くだけが全てではありません。
地域のために活動する、と言う事も社会を作っていく中で重要ですし、
家族と言うコミュニティを支えるために活動する事も重要です。
これは、別に男女のどちらかが担うわけではなく、
両方ともに担っていけばいいですし、
そんな姿を認めていく事も広い意味でのダイバーシティの一環だと思うのですが、
どうも違うようです。
そんなあたりが気になったので、今回のネタにしてみました。
なんとなく、独り言として、満足したようなしていないような・・・
また、どこかで続きを書くかもしれません。
ではでは。
みち
北海道出張に行くので、先取りブログ。今日は木曜日ですが、忘れませんでした。今週こそ。先週・先々週共に忘れかけていて、思いだして引き返して書くというなさけない状態・・・来週も忘れずにいくぞ。予告:来週の写真は北大。