[ ] の記事一覧

2009.09.06

スポーツ健康科学部のウリ!その5

立命館スポーツ健康科学部はアスリートを集める学部ではありません。

 

求める人材は「スポーツ健康分野」に興味・関心がある層です。

スポーツ健康分野には自ら競技を実践する者もいれば、それらをサポートする者もいる。

また、競技力だけではなく、健康分野にアプローチする者もいる。

そのような幅広い層を対象としています。

 

そのため、運動ができない方でも問題ありません。

その証拠として入試でも実技を一切課していません。

また、実技科目についても「スポーツ指導実習」や「健康スポーツ指導実習」など、

「指導」というフレーズが必ず入っています。

 

http://www.ritsumei.jp/spas/spas02_j.html

 

つまり、競技力を評価するものではなく、指導の仕方を評価するという意味です。

もちろん、運動が得意な層に入学していただいても問題ありませんが、

そうでないスポーツ健康分野に興味のある層にも是非来てほしいと思っています。

 

 

2009.09.05

プロモーションデイ

今日は北海道の江別市にある慶祥高校で立命館大学プロモーションデイが行われました。

 

他学部からも多くの先生が参加されてましたが、僕はスポーツ健康科学部の説明や、新学部での学びの例として運動生理学の講義についての話をしました。

 

予想以上にたくさんの2年生、3年生に参加して頂き、特に熱心な学生はノートを取りながら、真剣な眼差しで話を聴いてくれました。

 

今日参加してくれた皆さん、ありがとうございます。

 

 

慶祥高校は立命館慶祥となってから今年15年目だそうです。

 

豊かな大自然に囲まれた学内には広々としたグラウンドが広がっていました。アメリカのハイスクールを彷彿させるキャンパスです。

 

学生もきっとのびのびとクラブ活動を楽しんでるに違いない、と勝手に想像してしまいました。

 

 


IMG_7700.jpg

 


写真は立命館慶祥教員の近藤先生に撮影していただきました。

近藤先生、今日はお疲れさまでした。




2009.09.04

ブログを書いていて毎回悩むのは

書き出しをどうするか、ということ。

ふっと思いつけば、すっきり書けるし、思いつかなければ、けっこう悩んだり。

他の文章を書くときも同じで、最初の一文が一番の悩みどころ。

 

他の人に文章を読んでもらうには、出だしでつかめるかどうか。。。

 

うーん。。。今回の文章はいまいちだなぁ。

ブログ書きでスランプ??(・_・;)

 

さてさて、今日は相談会の話を。

 

 




相談会は行ったことある??

色んな大学が、色んなところで相談をしています。

オープンキャンパスが大きなイベントだけど、それ以外にもいっぱい相談会をしています。

 

立命館大学のスポーツ健康科学部で言えば。。。

 

 

うーん。。。今までやったのもリンク探したけれど見つからなかった(T_T)

 

気を取り直して。。。

 

私は今月は、

9/13 体育進学セミナー  場所:大阪体育進学センター

9/19 体育・スポーツ・健康系進学相談会&願書配布会 場所:京都 みやこめっせ

で相談会に出ます。

近畿圏からしか来れないかも知れないけれど、一度来てみてください。

知らないことは知らないことで、いろいろあると思うので、

気軽に聞きに来てくださいね。

 

<道>

 

 

2009.09.03

研修から帰ってきました

九月に入り、新学期も始まりましたが、いかがお過ごしですか?

ニュースでは、新型インフルエンザの流行が伝えられていますし、

皆さん、感染予防に心がけて下さいね。

 

さて、私は、一週間の研修から、戻ってきました。

今回のトレーニングコースは、16 もの部門に分かれて、様々な内容が扱われていました。

私が、参加したのは、fMRIのデータ解析を扱うコースで、

約60人ぐらいの受講生が参加していました。

 

参加したメンバーは、大学院生、お医者さん、

企業の研究者、私のような大学教員と、

本当に多種済済で、色々な人に会えて、楽しかったです。

 

 
seiriken.jpg
生理学研究所の先生方からも、

「立命館が、スポーツ健康科学部を作るんだって!聞いているよ」と言われて、

我々の新学部も、その存在が広まっているなと実感しました。


新学部も、生理研のように、国内の一大研究拠点となるように、

教員、職員、学生が一体となって、育てていきたいですね、

皆さん、協力して下さいね! (^ ^)


それでは、また。失礼します。

 

                                      敦

追伸: 来週は、成弘先生が、出張なので、私が新棟の進捗状況をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

2009.09.02

第60回日本体育学会(広島)

先週は日本体育学会で広島に行ってきました。場所は広島大学東広島キャンパスです。広島駅から1時間ばかりかかりますので市内から通うのが大変でした。体育系分野の総合学会としては日本では唯一。今回が60周年ということで、体育学の移り変わりをリードしてきた伝統的な学会です。

広島と言えば、食べ物は広島焼きやカキが有名です。広島焼きは相変わらずうまいですが、今の季節、岩ガキは大きくてクリーミーでとても美味!広島の日本酒にピッタリでした。新設マツダスタジアムもかなり盛り上がっていました。ヤクルトを相手に広島カープが0-6をひっくり返した大興奮のゲームが行われていました。ちなみに私は、阪神ファンですが...。  真

 

09082702.jpg
09082701.jpg
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009.09.01

WC2009

来週、ドイツのミュンヘンで行われる国際学会(WC2009)で発表します。
世界中の医用工学や生体工学の専門家が集まり、
もちろん日本からも著名な研究者がたくさん出席する予定です。
スポーツ健康科学部のこともしっかりアピールしてきたいと思います。

現在の新学部の教育・研究棟は

↓こんな感じ
090901.jpg




来週はドイツにいるために新学部の教育・研究棟の様子は
報告でませんが、再来週には帰国していますので
また報告したいと思います。
2週間でどれだけ進んでいるのか、私も楽しみです!
                                                          成弘

2009.08.31

人類の限界

 世界陸上のベルリン大会で、ウサイン・ボルト選手が記録した驚異的な世界記録に人類が驚かされた。まさに驚異的な100mの記録更新である。記録更新(パフォーマンス向上)の背景には、トレーニング、栄養、研究成果、指導方法、用具・道具、環境(競技トラック、風)などがあげられる。

 自らの限界、ならびに人類の限界を超える記録の樹立には、従来にはないトレーニング、チャレンジ、工夫が凝らされていたことであろう。

 いずれにしても、人類の限界という壁を押し広げた、ボルト選手の快挙に世界中の人々が歓喜し快哉をあげたことは間違いない。まさに、スポーツの魅力、スポーツの持つ力を示した瞬間でもある。

 

1.JPG 走るだけなら馬の方が早い。しかしながら、上の図にあるように、100年間馬の記録(ケンタッキーダービー)と人の記録(1マイル走)をみてみると、興味深いことに馬の方はここ50年間伸び悩んでいる。人は未だに記録を更新している。

 これはなぜであろうか?馬のトレーニングも進化し、走路、蹄鉄の改良も行われている。大きな違いは、馬は一緒に走っている周りの馬との競走はできるが、自己記録も世界記録もない。言い換えると馬は目標を持たない。一方、人は自己と他者の記録を知り、人は自らの目標を設定して、その実現のためのトレーニングと工夫とチャレンジを積み上げることができる。それゆえに、自己の記録を更新するチャレンジャーに敬意をはらい、その達成をともに喜べるのであろう。スポーツ科学は、そのスポーツ目標の実現に大いにサポートし、貢献できる科学である。まさに「誰かに尻を叩かれるのではなく、自ら尻を叩き目標に邁進する選手」に活用される客観的道具である。

 新しい学部・研究科では、実践としてスポーツ科学を利用する、選手のパフォーマンス向上へ適応するために研究する、新しいスポーツ科学を切り開くことを願っている。そして、学生の、日本の、そして人類の限界を押し広げることに貢献したい

 

                              忠

 

 

 

 

2009.08.30

スポーツ健康科学部のウリ!その4


立命館大学スポーツ健康科学部のコンセプトの1つとして
「総合性・学際性」というものがあります。

つまり、スポーツ健康という分野が経済・経営・体育・教育・
理学・工学・医学・保健衛生といった
様々な学問分野で出来上がっているということです。

そこで、その総合性・学際性をしっかりと学んでもらうために、
ほかの学部と比較をしても、全体の科目数が少なくなっています。

http://www.ritsumei.jp/spas/spas02_j.html

科目数を多く設定すると、自分の得意な科目ばかりを
選択履修する傾向にあるので、科目数を少なくして、
上記の幅広い学問分野の基礎をしっかりと学んでもらおうと思っています。

そのようにしてスポーツ健康分野の知識を基礎とし、
グローバルな視野を持ったリーダーシップを
発揮できる人材を育成していきたいと思っています。

2009.08.29

PLAY&STAY

今年は原稿の編集作業というものに初めて携わる機会があり、かなり苦労しましたが、今週やっとその作業が一段落つきました。

 

国際テニス連盟が推進する"PLAY&STAY"プログラムというものがあります。

 

初めてテニスをする子供や大人のために、コートやラケットの大きさ、テニスボールの種類などを変えることで、初心者でも初日から試合を楽しむことができる、という画期的なプログラムです。

 

大きなテニスコートで、大きくバウンドするテニスボールを扱うのは難しいものです。でもコートサイズやボールを変えるだけで、初心者の方にテニスをより楽しんでもらう。

まさにPLAY&STAY(プレーを続けてもらう)が可能なのです。

 

日本テニス協会もこのプログラムを本格的に普及することになっていて、今回このプログラム教本を日本語訳することとなりました。

 

で、僕の役割は、12人の翻訳チームの原稿をまとめる監訳です。

 

いや、かなり甘く考えてました、編集作業を、、。自分の担当箇所を訳すのよりもず〜っと大変でした。。

 

でも、この訳本をきっかけに、一人でも多くの方がテニスというスポーツを楽しんだり、スポーツをとおして健康になっていただけるかも、と想像するだけで楽しくなります。

 

 

 IMG_0109.JPG


写真は今月テキサス大学に行った際に、友達の家で撮った写真です。


彼の庭にはテニスコートが2面もあり、そのうち1面はなんと本物の芝でできたグラスコートなんです。


それも驚きですが、このコート、あのハリケーンで完璧に水没したのに、無事だったそうです。。生命の力はすごいですね。






2009.08.28

夏休みはどうでした?

そろそろ、夏休みの終わった学校、もう少しで終わる学校、

みんなの夏休みは充実していたでしょうか??

ちなみに立命館大学の夏休みは、

7月末~8月頭にかけての試験が終わったら始まり、

9月の末まで続きます。

 

教員は夏休みは、前にも書いたようにほとんど関係ないのですが(・.・;)

 

さてさて、今日は。。。スポーツ健康科学部の紹介をしたいと思います。

よく考えると、私だけ、紹介をしていない気がする。。。




スポーツ健康科学部では、二つのキーワードを身につけた学生を育てたい、

と考えています。

 

一つは。。。

「リーダーシップ」

で、もう一つは。。。

「コーチング力」

 

この二つの力は、社会に出ても絶対に必要な力となります。

 

リーダーシップ」はどんなものか想像がつくと思いますが、

「人を導いてチームをまとめる力」

になります。

このリーダーシップに関しては、いろんな人が色んな事を言っていますが、

実践も含めてやってみることで、どんな人でも必ず身につけられるものです。

そのため、身につけて欲しいですし、身につけてもらいます。

 

コーチング」の方は、人によって、考え方がばらばらのところもあります。

体育学部では、「具体的な競技の指導力」のことを指します。

そのため、モチベーション(やる気)の向上と具体的なトレーニングや戦術について学びます。

一方で経営では、「人の成長を援助する力」のことを指します。

どのように人を褒め、育てていくのか、といったことが中心となります。

どちらにしても、

「人が成長するのを助ける」

というのは共通する部分で、実践も含めて、どうやったら人の能力を伸ばすことができるのか、

を学び、それを様々な場面で実践して欲しいと思っていますし、実践していってもらいます。

 

と、二つのキーワードについて、ちょっと長く書きすぎましたが、

こんな力を積極的に伸ばしたい人に入学して欲しいなぁ、とみんなで思っています。

 

立命館大学の一般入試までは、あと5ヶ月。

みんながんばってください。