2020.01.06

「不可能」はいつか誰かが「可能」にする

明けましておめでとうございます

穏やかな天候に恵まれた新年です
皆様におかれましても素晴らしい新年をお迎えのことと思います

本年もどうぞよろしくお願いいたします

年末に、下記の写真の広告が、日米同時に発信されました。

 

動画サイト
https://www.ritsumei.ac.jp/global2040/

https://mainichi.jp/articles/20191231/pls/00m/020/250000c


不可能は、いつか誰かが可能にする。
ならば、その「誰か」になれ。

強烈なメッセージです。
急激な変化が起こっている世界において、10年先、いや5年先を正確に予測することは困難です。
一方で、10年先に、こんな未来であって欲しい、なって欲しいと願うこと、イメージすることはできます。

新しい創造を生み出す原点は、新しいことを想像すること、といわれています。

新年を迎えた今、未来のありたい姿、あるべき姿を描き、その未来へ向かって進んでいきましょう!

本年も立命館へのご理解、ご支援のほどお願い申し上げます。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今日から授業再開、業務再開です。
新たな気持ちで、新しい一歩を踏み出していきましょう!

2020年1月10日(金) 16-19時 @立命館 朱雀キャンパス5F ホール
総長 PITCH CHALLENGE 最終公開発表会があります。
https://sdgsimpactlab.org/rimix/archives/188
【忠】

2020.01.05

明けましておめでとうございます。

もうそろそろお正月気分も抜けたころだと思いますが、
皆様いかがお過ごしですか。

新年になって担当第一回目ですので、
「子」に関する所はないかと思い、
京都国立博物館に行ってきました。

現在、京都国立博物館では、
「子づくし:干支を愛でる」展示を行っています。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ne_2020.html

 (atsushi)20200105-01

今回の展示では、「子」を題材にした、
根付けや絵画が特集されており、
「子」年生まれの私としては
大変興味深く拝見致しました。

中でも、重要文化財の「十二類絵巻」を
初めて見られて、とても面白かったです。

話としては、干支に入れなかった狸が
干支に入るために、干支の動物たちに
戦いを挑むというおとぎ話を題材にした絵巻物だそうですが、
有名な「鳥獣戯画」のように、動物たちが擬人化されて
描かれており、とてもかわいらしかったです。

ぜひ皆様も、自分の干支がどのように描かれているか
ご覧になってください。

今年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう
心よりお祈り申し上げます。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2020.01.04

Happy 2020!

あけましておめでとうございます。
2020年、いよいよ我が国では、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」を迎えます。
昨年は、ラグビーの世界一を決める大会、ワールドカップが全国12会場で開催されました。
来年には、「ワールドマスターズゲームズ関西2021」も予定され、2019年からの3年間は「ゴールデンスポーツイヤーズ」と呼ばれています。

ゴールデンスポーツイヤーズによってもたらされるレガシーとは?という議論がされていますが、
昨年末、フロンティアメイカーに参加された方から「『レガシー』とよく聞くのだが、正直、理解できていないんです」といったご相談を受けました。
スポーツマネジメント領域では、レガシーをまずは直訳である「遺産」として捉え、遺産=長期にわたる影響として理解されています。
それ以外は、レガシーは明確に定義されておらず、また一般的にレガシーを測定する尺度もありません。
ですので、「レガシー」が理解できていないというのは、もしかしたら多くの方が感じられていることなのかもしれません。

レガシーが注目されるようになったきっかけの一つが、国際オリンピック委員会(「IOC」)が定める「オリンピック憲章」です。
オリンピック憲章(「2003年7月14日から有効」版)第1章IOCの使命と役割において、「オリンピック競技大会の有益な遺産(Positive legacy)を、 開催国と開催都市が引き継ぐよう奨励する」といった文面が追記されました。
また、我が国においても、スポーツ庁が2017年4月に「第二期スポーツ基本計画」を策定し、「これからの5年間が、スポーツの価値をさらに高め、日本の未来にレガシー(遺産)を残す」と示されています。

スポーツマネジメント領域では、「レガシー」を捉えるために、それと類似した概念と差別化することで理解が試みられています。
例えば、レバレッジ(Leveraging)、持続可能な発展(Sustainability)、効果(Impact)といった概念です(Preuss, 2015)。
詳しい説明は省きますが、レガシーには、オリンピック憲章に掲げられているような有益(Positive) だけではなく、ネガティブなレガシーもあります。
オリンピックのために建設した施設がその後ほとんど使われない、といったことは代表的な事例です。
その他レガシーを理解するために一般的に使われはじめているのは、「レガシーキューブ」(Preuss, 2007, 2010, 2015)と呼ばれるものです。
レガシーキューブには、有形レガシー/無形レガシー、計画的レガシー/偶発的レガシー、ポジティブなレガシー/ネガティブなレガシーという6面があります。
例えば、メガスポーツイベントとによって旅行者の増加に期待していたものの、騒音や建造物の破損、治安の悪化などによって徐々に観光地としての価値が落ち始めたといったことがあれば、無形の、偶発的なネガティブなレガシーとなります。

(ゆ)20200104-01

2019年に開催されたワールドカップにおいて、地域の人々が試合会場やイベント会場で来日したチームの国歌を歌う姿が見られました。
個人的には、今後も競技を問わず、地域住民や観戦者が対戦相手国の国歌を歌うようなことが根付くことを期待しています。
スポーツのイベントを通じて、地域住民の他国に対する関心が高まり、両国の友好に貢献できれば、これは今回のラグビーワールドカップが残した無形の偶発的なそしてポジティブなレガシーといえるでしょう。

最後に、「遺産」を英訳すと「レガシー」の他に「ヘリテージ(Heritage)」という言葉があります。
レガシーは貨幣的価値を伴う一方で、ヘリテージは金銭的に換算ができない、かけがえのない価値があるものとして捉えられます。
世界遺産(World Heritage)が資産的価値への換算できないといえば、ご理解いただけるでしょうか。
私たちが目指すものは、その時その時精一杯の力を注いで、次の世代へとつなぎ、スポーツによってHeritageを生み出していくことのように思います。


写真はワールドカップの公認球
撮影:フロンティアメイカーの参加者ご提供
写真の無断転載はご遠慮ください。

#本年もどうぞよろしくお願いいたします
#ゴールデンスポーツイヤーズの2年目ですね
#何よりも世界が安全で皆様にとって健やかな一年になりますように

2020.01.03

明けましておめでとうございます・・・

こんばんは、嶋村です。すっかり更新するのを忘れておりました。。。といういのも正月だからですね、あ、明けましておめでとうございます。僕は年末年始特にめでたいこともなくどちらかというとイライラすることばかりでしたが、とりあえず明けましておめでとうございます。


元旦は特に何もなくとりあえず走りました。21キロくらい。まあ一昨年とは違い年末は親族との交流を図りましたが結論としては家で一人がベストという結論に至りました、あはは。というわけで昨年末も自宅でのんびり正月を迎えました(今年もそうします、絶対)。


さて最近気分的に昔に聞いていた音楽のリバイバルが自分の中で起こっています。その中でいわゆる shogazer というジャンルを割と最近よく好んで聴いています。1980 年後半から 1990 年代前半に一世を風靡したジャンルのロックで、どんな音楽であるかを説明すると、とりあえずギターの音をディストーションで歪ませ、フィードバックノイズで幻影的なサウンドを轟音で奏でボーカルは下を向いて(しばしばボソボソと)歌うというものです(笑)。ちなみに shoegazer というジャンルの名前ですが、ボーカルが(ギターを弾きながら)下を向いて(靴を見るような感じで)歌う姿に由来します。英語の問題ですよ、みなさんわかりますね(笑)。shoegazer の代表的なバンドは My Bloody Valentine や Spacemen 3 などイギリスのバンドが多いのですが、マイナーなところだとアメリカにもそこそこいて Drop Nineteens などが割と知られているかも。ちなみにこの「割と知られているかも」のレベルは、音楽オタクの嶋村が知っているレベルの「割と知られているかも」です。ちなみに Drop Nineteens が有名な Madonna の Angel という曲を shoegazer 的にカバーしたのですが本家のものとは全然違うかっこいい感じになってます。僕は結構好きです、皆さんも是非(笑)。ちなみに日本にも shoegazer の影響を受けたバンドはあります。有名なところだとスーパーカーというバンドが 90 年代から 2000 年代に活躍していました(あと最近だと「きのこ帝国」とか)。僕はスーパーカーがとても好きで今でも聴いています。


ま、とりあえず、上述のような音楽を聞いている若い頃っていろいろ気持ちが不安定だったわけですが、今でもそういうのに共感できるというのは結局今でもフラフラしているということなんですかね?ちなみに今私は radiohead の spectre という曲を聴いてこのブログを書いております。これは本当は 007 の映画で使われるものだったらしいのですが、暗過ぎるということでボツになったらしいです(笑)。


まあしかしなんだ今日のブログは(笑)?ちなみに今年の目標は今リバイズ中の論文も含めていろいろ出版できるように研究を頑張りたいと思います。


僕のブログももう今年度で終わりであることを願っていますが、あと少し(何も考えずに 笑)頑張ります。

2020.01.02

萬福寺(黄檗)の韋駄天さま


あけましておめでとうございます。

 

大晦日に京都府宇治市に位置する萬福寺に行ってきました。

除夜の鐘をつかせて頂けるお寺なのです。

特に布袋尊(ほていさん)祭りで有名です(真ん丸のお腹に真ん丸のお顔の神様)。


 

(AAoka)2020.1.2-1



門をくぐると本堂まで行灯が並び、心穏やかに一年を振り返る時間でした。

また有難いことに22時過ぎから並んでいたので絵馬も頂くことができました。

記念に持ち帰っても構わないということでしたので、研究室に飾ることにしました。

 


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オリンピックでスポーツ一色になる今年、元気な一年を迎えられますことを願って鐘をつかせて頂いた後、甘酒と年越しそばを頂きました(新年を迎える前に頂きました)。

 

このお寺には、スポーツと関連がある韋駄天(伽藍を守る護法神)が祀られています(トップ写真)。

俗にいう「よく足る(足の速い)神」と言われています。

能と狂言(能楽)の舎利で登場する神様ですね。

スポーツ健康科学部の学生には、ぜひ鑑賞して頂きたい演目の一つです。

 

今年もスポーツを「する」、「見る(応援する)」、「ささえる」ことをお祈りしてきました。

守護神としての風格がございます。



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今回の目的である、金色紙に書いて頂いた元旦特別御朱印を頂きました。

 

そして、新年年頭法要が行われており、僧侶の方々の気迫から元気を頂いた年始でした(写真)。



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nao

 


2020.01.01

Hassyです。
旧年中は大変お世話になりました。
特に新たな職務が加わり、失敗も多くありましたが、周囲の方々の支えもあって、新たな年を迎えることができました。ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年にこれを書いていますので、定かではありませんが、例年通り帰省して如意ヶ岳に登っているかと思います(天気が良ければ)。
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昨年は娘と登りました。

今年は子年ということで、関連した昨年の実験の様子です。
 (th)2020-0101th4
今年も一層研究・教育に励んでいい一年にしたいと思います。
皆さまにとっても良き一年となりますように。
 (th)2020-0101th5
*昨年の写真です。昨年に感謝。

2019.12.31

2019年 年末のふりかえり

こんにちは、かわいです。

2019年は本当にあっという間でした。

春から夏にかけては研究プロジェクトの最終局面で仕上げに入り、

後期に入ってからは学部生の卒業論文に伴走し、

(卒論生のみんなもがんばった!最後の口頭試問まで走りきって!)

年末は寒暖差とアレルギーとたたかう日々です。


風景写真を見るだけでも、心が安らぐそうですが、

少し足を伸ばして鴨川を散歩してきました。

 (kawai)20191231


一年を通じて、教育・研究・社会貢献の3つを鼎立させることの

難しさを痛感しました。とくに今年度は新しい科目を開発しながら

進めたので大変でした。


学生のさらなる挑戦を可能にするような教育を構築したいと思いながらも

力不足や準備への時間不足もあり至らないところも多々ありました。

その中でも学生たちがこちらの想定していなかった挑戦へ突き進むことを

目の当たりにして心が弾みました。

その挑戦を加速させるような教育を実践するためにも、研究を進める

ことの重要さをひしひしと感じています。創造がスポーツ健康科学部

らしさだと思いますので、色々な力を掛け合わせて創造していくピース

になれればと思います。


2019年、たいへんお世話になりました。

2020年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

次の年もどうぞよろしくお願いします。


かわい

2019.12.30

この一年のご愛読ありがとうございます

時の経つのは本当に早いですね。また、年々早く感じます。

今年も、色んなことがありましたが、振り返りますとあっという間に過ぎたような感じです。

    

写真は、先日撮りました富士山です。川面にも富士が映っている素晴らしい写真が偶然撮れました。

富士山は動きませんが、四季折々の顔を見せてくれます。我々は、いろいろ動きながらも色んな観点で仕事をさせてもらっています。富士山のように、どの時期、どのような状況でも泰然自若で過ごしたいものですが、なかなか富士山のようにはなりません。

いずれにしましても、今年も、「あいコアの星」をご愛読頂きありがとうございます。
引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。

良い年をお迎えください!

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今日の午前10時から、富士山駅伝が行われます。本学の女子駅伝チームも出場します。
TVでも放映されますのでご声援のほどお願いします。

【忠】

2019.12.29

スポ健な人 (37) Fumika さん (プレエントランスデー)

いよいよ12月も終わりに近づいてきましたね
皆様いかがお過ごしですか。

今回は、特別入試で合格した高校生を対象にした
プレエントランスデーについて、紹介します。

立命館の一般入試やセンター入試は、
年が明けてからですが、
特別入試で合格した学生を対象に、
入学までに行ってほしい学びについて
説明するために、毎年プレエントランスデーが開催されています。

今回は、昨年度、プレエントランスデーに参加し、
「入学前講座」を受講した Fumika さんに話を聞きました。

Q: 「入学前講座」を受講してどうでしたか?
A: 「元々英語には自信がなかったのですが、
  基礎から勉強することができました。
  また、英語を書くという経験があまりなかったのですが、
  この講座では英語を書くことが多かったので、大変よい練習になりました。」

Q: 「スポーツ健康科学部に入ってからの印象は?」
A: 「元々、スポーツだけでなく、周りの社会についても
  勉強したいと思って入学しました。
  スポ健は、スポーツに頑張っている学生もいれば、
  英語の勉強を頑張っている学生など、いろいろな学生がいて、
  いつも刺激をうけています」

Q: 「プレエントランスデーに参加した学生へのメッセージをお願いします」
A: 「特別入試で合格して、目標がなく過ごしている高校生もいると思いますが、
   この時期にパソコンに慣れたり、英語などの勉強をしたりして
     大学での学びの準備ができるので、大切に過ごしてほしいと思います」

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(写真を撮ってくださった Arisa さん、ありがとうございます)

今回、プレエントランスデーに参加して、
この春入学予定の学生が、
きちんと学びの準備をした状態で、
会えるのを楽しみにしています。

それでは、また。失礼致します。
良い年をお迎えください。
Atsushi

2019.12.28

フロンティアメイカー in 別府市

10月18日(金)に始まった社会人向けプログラム「フロンティアメイカー育成講座」が閉講式を迎えました。
最終プログラムは、12月20日(金)からる立命館アジア太平洋大学(APU)で実施されました。
フロンティアメイカーの締めくくりは、参加者の皆さんたちのグループワークの発表です。
先週とは異なり、今回は審査をさせていただきましたが、限られた時間の中で、自社のSWOT分析や有休資源の活用、そしてスポーツを掛け合わされた素晴らしいプレゼンテーションが次々に紹介されました。
現実的な問題として、プレゼンテーションの内容が具現化されない中、一つ一つの発表がウィットに富んでいたというのも社会人ならではの機転の利かせ方であったと思います。

(ゆ)20191228-01

合宿一日目は、私が調査フィールドとして足を運んできたラグビーワールドカップのキャンプ地のフィールドワークも実施されました。
私にとってもワールドカップ開催後、初の別府市への訪問となりました。
これまでの訪問と大きく異なっていたのは、世界を代表するチームがこの地にて準備をしワールドカップに臨んだ証も追加されていたことです。
ワールドカップ以前は、「新しい香り」で満ち溢れていた「ハイパフォーマンスジム別府」と「実相寺多目的グラウンド」がしっかりと使われた空気へと変わってるように感じました。

(ゆ)20191228-02


グループワークで大賞に輝いたチームは、何でも情報が取れる時代に、東京である程度別府の情報を得ていたが、実際に別府にやってくると全く違った印象を持ったとのコメントをされていました。
また、グループワーク、フィールドリサーチにおいて、街を歩くこと、地域の方々のお話を聞くことで新しい面がたくさん見えてきたとのことです。
合宿後すぐに別府から東京にて日々の業務に戻られたことでしょうが、別府市やAPUを大好きになり、学生たちとももっと交流したいといってくださったことはとてもうれしく感じました。


(ゆ)20191228-03

このプログラムには、フロンティアメイカーJr.と称された担当教員のゼミ生・院生たちの他、別府ではAPUで学ぶ留学生たちが参加してくれました。
参加した学生たちにとっては、社会人の方々、他学部そしてAPUの学生たちとの交流の機会でもありました。
それぞれの社会人の方が、学生に対してとても大事な存在として接してくださったように感じています。
私自身も今回参加された方々と改めて機会を持ち、それぞれが得意とする分野を掛け合わせながら社会への貢献ができるようになりたいと強く感じる2日間となりました。


写真は別府市での合宿の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#そんなこんなで今年最後のブログとなりました。
#皆さまどうぞ良いお年を。
#来年もどうぞよろしくお願いいたします。