2020.01.06
2020.01.05
明けましておめでとうございます。
2020.01.04
Happy 2020!
2020年、いよいよ我が国では、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」を迎えます。
昨年は、ラグビーの世界一を決める大会、ワールドカップが全国12会場で開催されました。
来年には、「ワールドマスターズゲームズ関西2021」も予定され、2019年からの3年間は「ゴールデンスポーツイヤーズ」と呼ばれています。
昨年末、フロンティアメイカーに参加された方から「『レガシー』とよく聞くのだが、正直、理解できていないんです」といったご相談を受けました。
それ以外は、レガシーは明確に定義されておらず、また一般的にレガシーを測定する尺度もありません。
ですので、「レガシー」が理解できていないというのは、もしかしたら多くの方が感じられていることなのかもしれません。
オリンピック憲章(「2003年7月14日から有効」版)第1章IOCの使命と役割において、「オリンピック競技大会の有益な遺産(Positive legacy)を、 開催国と開催都市が引き継ぐよう奨励する」といった文面が追記されました。
また、我が国においても、スポーツ庁が2017年4月に「第二期スポーツ基本計画」を策定し、「これからの5年間が、スポーツの価値をさらに高め、日本の未来にレガシー(遺産)を残す」と示されています。
例えば、レバレッジ(Leveraging)、持続可能な発展(Sustainability)、効果(Impact)といった概念です(Preuss, 2015)。
詳しい説明は省きますが、レガシーには、オリンピック憲章に掲げられているような有益(Positive) だけではなく、ネガティブなレガシーもあります。
オリンピックのために建設した施設がその後ほとんど使われない、といったことは代表的な事例です。
その他レガシーを理解するために一般的に使われはじめているのは、「レガシーキューブ」(Preuss, 2007, 2010, 2015)と呼ばれるものです。
レガシーキューブには、有形レガシー/無形レガシー、計画的レガシー/偶発的レガシー、ポジティブなレガシー/ネガティブなレガシーという6面があります。
例えば、メガスポーツイベントとによって旅行者の増加に期待していたものの、騒音や建造物の破損、治安の悪化などによって徐々に観光地としての価値が落ち始めたといったことがあれば、無形の、偶発的なネガティブなレガシーとなります。
スポーツのイベントを通じて、地域住民の他国に対する関心が高まり、両国の友好に貢献できれば、これは今回のラグビーワールドカップが残した無形の偶発的なそしてポジティブなレガシーといえるでしょう。
最後に、「遺産」を英訳すと「レガシー」の他に「ヘリテージ(Heritage)」という言葉があります。
レガシーは貨幣的価値を伴う一方で、ヘリテージは金銭的に換算ができない、かけがえのない価値があるものとして捉えられます。
世界遺産(World Heritage)が資産的価値への換算できないといえば、ご理解いただけるでしょうか。
私たちが目指すものは、その時その時精一杯の力を注いで、次の世代へとつなぎ、スポーツによってHeritageを生み出していくことのように思います。
撮影:フロンティアメイカーの参加者ご提供
写真の無断転載はご遠慮ください。
#本年もどうぞよろしくお願いいたします
#ゴールデンスポーツイヤーズの2年目ですね
#何よりも世界が安全で皆様にとって健やかな一年になりますように
2020.01.03
明けましておめでとうございます・・・
こんばんは、嶋村です。すっかり更新するのを忘れておりました。。。といういのも正月だからですね、あ、明けましておめでとうございます。僕は年末年始特にめでたいこともなくどちらかというとイライラすることばかりでしたが、とりあえず明けましておめでとうございます。
元旦は特に何もなくとりあえず走りました。21キロくらい。まあ一昨年とは違い年末は親族との交流を図りましたが結論としては家で一人がベストという結論に至りました、あはは。というわけで昨年末も自宅でのんびり正月を迎えました(今年もそうします、絶対)。
さて最近気分的に昔に聞いていた音楽のリバイバルが自分の中で起こっています。その中でいわゆる shogazer というジャンルを割と最近よく好んで聴いています。1980 年後半から 1990 年代前半に一世を風靡したジャンルのロックで、どんな音楽であるかを説明すると、とりあえずギターの音をディストーションで歪ませ、フィードバックノイズで幻影的なサウンドを轟音で奏でボーカルは下を向いて(しばしばボソボソと)歌うというものです(笑)。ちなみに shoegazer というジャンルの名前ですが、ボーカルが(ギターを弾きながら)下を向いて(靴を見るような感じで)歌う姿に由来します。英語の問題ですよ、みなさんわかりますね(笑)。shoegazer の代表的なバンドは My Bloody Valentine や Spacemen 3 などイギリスのバンドが多いのですが、マイナーなところだとアメリカにもそこそこいて Drop Nineteens などが割と知られているかも。ちなみにこの「割と知られているかも」のレベルは、音楽オタクの嶋村が知っているレベルの「割と知られているかも」です。ちなみに Drop Nineteens が有名な Madonna の Angel という曲を shoegazer 的にカバーしたのですが本家のものとは全然違うかっこいい感じになってます。僕は結構好きです、皆さんも是非(笑)。ちなみに日本にも shoegazer の影響を受けたバンドはあります。有名なところだとスーパーカーというバンドが 90 年代から 2000 年代に活躍していました(あと最近だと「きのこ帝国」とか)。僕はスーパーカーがとても好きで今でも聴いています。
ま、とりあえず、上述のような音楽を聞いている若い頃っていろいろ気持ちが不安定だったわけですが、今でもそういうのに共感できるというのは結局今でもフラフラしているということなんですかね?ちなみに今私は radiohead の spectre という曲を聴いてこのブログを書いております。これは本当は 007 の映画で使われるものだったらしいのですが、暗過ぎるということでボツになったらしいです(笑)。
まあしかしなんだ今日のブログは(笑)?ちなみに今年の目標は今リバイズ中の論文も含めていろいろ出版できるように研究を頑張りたいと思います。
僕のブログももう今年度で終わりであることを願っていますが、あと少し(何も考えずに 笑)頑張ります。
2020.01.02
萬福寺(黄檗)の韋駄天さま
あけましておめでとうございます。
大晦日に京都府宇治市に位置する萬福寺に行ってきました。
除夜の鐘をつかせて頂けるお寺なのです。
特に布袋尊(ほていさん)祭りで有名です(真ん丸のお腹に真ん丸のお顔の神様)。
門をくぐると本堂まで行灯が並び、心穏やかに一年を振り返る時間でした。
また有難いことに22時過ぎから並んでいたので絵馬も頂くことができました。
記念に持ち帰っても構わないということでしたので、研究室に飾ることにしました。
オリンピックでスポーツ一色になる今年、元気な一年を迎えられますことを願って鐘をつかせて頂いた後、甘酒と年越しそばを頂きました(新年を迎える前に頂きました)。
このお寺には、スポーツと関連がある韋駄天(伽藍を守る護法神)が祀られています(トップ写真)。
俗にいう「よく足る(足の速い)神」と言われています。
能と狂言(能楽)の舎利で登場する神様ですね。
スポーツ健康科学部の学生には、ぜひ鑑賞して頂きたい演目の一つです。
今年もスポーツを「する」、「見る(応援する)」、「ささえる」ことをお祈りしてきました。
守護神としての風格がございます。
今回の目的である、金色紙に書いて頂いた元旦特別御朱印を頂きました。
そして、新年年頭法要が行われており、僧侶の方々の気迫から元気を頂いた年始でした(写真)。
nao
2020.01.01
子
2019.12.31
2019年 年末のふりかえり
こんにちは、かわいです。
2019年は本当にあっという間でした。
春から夏にかけては研究プロジェクトの最終局面で仕上げに入り、
後期に入ってからは学部生の卒業論文に伴走し、
(卒論生のみんなもがんばった!最後の口頭試問まで走りきって!)
年末は寒暖差とアレルギーとたたかう日々です。
風景写真を見るだけでも、心が安らぐそうですが、
少し足を伸ばして鴨川を散歩してきました。
一年を通じて、教育・研究・社会貢献の3つを鼎立させることの
難しさを痛感しました。とくに今年度は新しい科目を開発しながら
進めたので大変でした。
学生のさらなる挑戦を可能にするような教育を構築したいと思いながらも
力不足や準備への時間不足もあり至らないところも多々ありました。
その中でも学生たちがこちらの想定していなかった挑戦へ突き進むことを
目の当たりにして心が弾みました。
その挑戦を加速させるような教育を実践するためにも、研究を進める
ことの重要さをひしひしと感じています。創造がスポーツ健康科学部
らしさだと思いますので、色々な力を掛け合わせて創造していくピース
になれればと思います。
2019年、たいへんお世話になりました。
2020年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
次の年もどうぞよろしくお願いします。
かわい
2019.12.30
この一年のご愛読ありがとうございます
2019.12.29
スポ健な人 (37) Fumika さん (プレエントランスデー)
2019.12.28
フロンティアメイカー in 別府市
最終プログラムは、12月20日(金)からる立命館アジア太平洋大学(APU)で実施されました。
フロンティアメイカーの締めくくりは、参加者の皆さんたちのグループワークの発表です。
先週とは異なり、今回は審査をさせていただきましたが、限られた時間の中で、自社のSWOT分析や有休資源の活用、そしてスポーツを掛け合わされた素晴らしいプレゼンテーションが次々に紹介されました。
現実的な問題として、プレゼンテーションの内容が具現化されない中、一つ一つの発表がウィットに富んでいたというのも社会人ならではの機転の利かせ方であったと思います。
私にとってもワールドカップ開催後、初の別府市への訪問となりました。
これまでの訪問と大きく異なっていたのは、世界を代表するチームがこの地にて準備をしワールドカップに臨んだ証も追加されていたことです。
ワールドカップ以前は、「新しい香り」で満ち溢れていた「ハイパフォーマンスジム別府」と「実相寺多目的グラウンド」がしっかりと使われた空気へと変わってるように感じました。
また、グループワーク、フィールドリサーチにおいて、街を歩くこと、地域の方々のお話を聞くことで新しい面がたくさん見えてきたとのことです。
合宿後すぐに別府から東京にて日々の業務に戻られたことでしょうが、別府市やAPUを大好きになり、学生たちとももっと交流したいといってくださったことはとてもうれしく感じました。
参加した学生たちにとっては、社会人の方々、他学部そしてAPUの学生たちとの交流の機会でもありました。
それぞれの社会人の方が、学生に対してとても大事な存在として接してくださったように感じています。
私自身も今回参加された方々と改めて機会を持ち、それぞれが得意とする分野を掛け合わせながら社会への貢献ができるようになりたいと強く感じる2日間となりました。
ゆ
写真は別府市での合宿の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#皆さまどうぞ良いお年を。
#来年もどうぞよろしくお願いいたします。