2016.05.06

新宮神社例祭

naoです
草津市 新宮神社例祭(南草津駅から1号線を越えてすぐ)が5月3日に行われました。
この神社は、西暦730年に草創されたと言われています。
1523年に建立された一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の本殿は重要文化財として有名です。





今回の例祭は、新宮神社から4社の神輿が御旅所(玉川小学校隣)まで練り歩くものです。
大人ばかりでなく、約200名程の小学生が担ぐ子供神輿も元気に練り歩きました。
写真に見られる中央の一番大きな神輿は、京都の下鴨神社から約150年ほど前に譲り受けたものですが、1t以上あり60名以上の担ぎ手が必要なことから現在は台車に載せて移動させます。このような伝統ある神社が身近にあることを知りませんでした。



もう一方の神輿(右側)を住民の方や有志は、ワッショイワッショイというかけ声でジグザグに練り歩きます。
有志たちは、立命館大学の学生で16名の留学生(タイ、ベトナム、中国)とスポ-ツ健康科学部の玉川地区健康運動教室で指導してくれている仲間たちです。
御旅所までの間に数回休憩をするのですが、町内会の方々が様々なおもてなしをしてくれます(ビ-ル、お酒、ジュ-ス、つまみ、スイカ等)。
また御旅所で神様が休憩をされている間、担ぎ手らはお弁当+お酒を頂きながら楽しく交流していました。
そして、神輿が神社に戻り、ご苦労様会が行われました。

毎年参加している留学生もおり、日本文化を学ぶ最高の機会ですと感謝していました。
地域の方々も、「来年も来てくださいね」と暖かく接してくれていました。
この地区は南草津駅からBKCキャンパスの中間に位置することから、私たちの自転車やバイクのマナ-などでご迷惑をおかけしているのにもかかわらず、学生たちに今回のような交流の機会を設けて頂いておりますことに感謝しております。

今回見学して、スポ-ツ健康科学部の有志たちは、日頃から玉川地区の高齢者の健康運動教室を担うばかりでなく、地域のお祭りを盛り上げようと参加してくれていることに本当に感激しました。
草津市で一番元気な玉川地域を支えているのは、スポ-ツ健康科学部ですね。       

2016.05.05

スマートウェア

ゴールデンウイーク(GW),いかがお過ごしでしょうか.
いつまでがGWなのかは学校や企業によって様々のようですが,立命館大学は,明日5月6日(金)は通常の授業日ですので,本日までがGWです.私もGWはゆっくりできましたので,明日から気持ちを切り替えて,がんばります!

さて,今日は大学も休みですので,いつもと違って私の研究の話をしたいと思います.
私の専門は,”工学”ですので,スポーツや健康に関わる機器や用具を開発しています.最近,力を入れているのは着るだけで生体信号が計測できる「スマートウェア」の開発です.

日常生活の中で使用できる生体計測機器としては,体重計,歩数計,血圧計など,様々なものがあります.ただし,そういった機器で日々変化する自身の状態を記録したり,把握したりすることは健康の維持・増進やスポーツのコンディショニングにとって重要なのですが,なかなか継続するのが難しい現状にあります.続かない原因は様々ありますが,「めんどくさい」というのが原因の一つです.以前,「体重計,歩数計,血圧計で毎日計測しています.旅行や出張にも持って行きます!」という人に出会ったことがありますが,かなりの少数派だと思います.

今,開発しているスマートウェアは服に様々なセンサを内蔵し,ユーザーは普通の服と同じように着るだけで様々な生体情報が計測できます.下図は展示用のスマートウェアです.胸に青色で光っている部分がありますが,その部分に心電図が計測できる電極が内蔵されています.青色の光は展示用に青色LEDをつけたものですので,これがないと普通の服と見分けがつきません.写真は心電図計測バージョンですが,今後,様々なセンサが付く予定です.



心電図からは,単に心臓の動きが分かるだけではなく,健康やスポーツに重要な情報を得ることができます.長くなりそうなので,続きはまた今度にしようと思いますが,このスマートウェアは将来の製品化を目指して日夜開発中です.皆さんに使ってもらえる日ができるだけ早くくるように,がんばります!

では.

naru


2016.05.04

800本のスプーン

 先週のブログippoに続き、新歓祭の話です。前回は、店のネーミングについてでしたが、今回は、お客さんに出した商品に纏わる裏話です。

 当日を迎えるまでに、何を売るか、そして店名を決めると、次は、いくつ売るか?どんな容器に入れるか?…どんどん具体的な話に進んでいきます。学生たちは、目標の売り上げ個数や単価を“おおよそ”のところで決め始めます。その様子は、“おおよそ”なので、一時は競りのようです。

 そこで出てきたのは、食べるためのスプーン「800本」!。なんと無茶な…(驚)!と思ったのですが、よく聴いていると、「まず1個買って、2人で食べることもあるだろうし、落とす人もいるかもしれんし、2倍ちょっと用意しといてやろうよ」と。なるほど…。

 そして当日。男性陣は、一生懸命、いちご氷を削り続けます。



いちご好きの私が食べていると、「分量、ちょうどいいですか?少ないとかありませんか?」と。しっかり利益が出せるかどうかの計算はしてあったようで、お客さんが満足してくれる(でも、もう一つ買いたくなる)量を求めていた様子。


<かわいらしいお客さん[スポ健の学生たちでした]>

 そして、買いに来てくれた人たちは、「すごい、1個1個違う!」の声。お客さんたちが手にしている「白い容器の側面」には、一つ一つに手書きのメッセージやデザイン。食べて美味しく、手にして楽しく、ということでしょうか。なるほど…。


<イケそうだと予感して? 手ごたえを感じて? のツーショット>

 気持ちの伝え方、学生たちが教えてくれました。気がづくと、春がいっそうあったかになりました。

ippo

2016.05.03

書を携えて・・・。その1:薫風編

ゴールデンウィークも後半に入りましたが、いかがおすごしでしょうか?行楽地に出かけたり、スポーツを楽しんだりと外にでることが何より気持ちのよい季節となりました。その一方で、新学期からの緊張を解き、ゆったりとした時間を過ごしてみるものまた良い時期でもあります。そんな時は、やはり心を鎮めて読んでみたいと思っていた本を読むのもオススメです。

このゴールデンウィークは久しぶりに本棚から以下の本を引っ張り出して再度読み返しています。
「定本 育児の百科」松田道雄著 岩波書店
ご存知でない方は、なんだ育児書か。と思われるかもしれませんが、この本は数多ある子育ての実用書とは少し趣が異なります。

著者の松田道雄は、小児科医の経験や育児中の親や保育者らとの長年の対話により我が国固有の風土を基盤にしつつも、最新の科学的知見を常に取り込みながら、人を育てるという大きな仕事に立ち向かう若い夫婦に寄り添い、それを応援する「育児の百科」を1967年に上梓しました。それ以降、1度は絶版になったこともあったようですが、新しい科学的・医学的知見を取り込み、3度の改訂を加えることで「定本 育児の百科」として1999年に出版し、2009年には文庫化され、いまでも多くに読み継がれる古典となっています。
確かに、医学の進歩著しい今となっては古い箇所も散見されたりもします(特に病気ついて)が、子供の生命力を何より礼賛し、その生命力の前では親となる存在はむしろそれに勇気づけられるといった極めて人間学的な思想書であるとも言える内容が、平易かつ簡潔な文体で書かれています。

子育て真っ最中の私も、これまで何度となく本書を開き励まされてきました。また、子育てを終えられた諸兄諸姉、これから子育てに取り組む若い夫婦、さらには未来に子育てをすることになる学生諸君においても松田道雄の人間への深い尊厳の眼差しに触れることで、人間の成長発達の不思議と、自らの成長を支えてきた周囲の存在への感謝が芽生えることと思います。
かつて「書を捨てて、町へ出よう」といった人もいましたが、「書を携えて、街を出よう」とし薫風に吹かれながらの読書などはいかがでしょうか?

スポーツ健康科学部は、文理融合を掲げて社会に貢献する人財を育成していますが、この基本的な人財育成の思想は、松田道雄が最新の科学・医学の知識を取り入れながら(アメリカやイギリスのウィルス学、眼科、耳鼻科、循環器科、伝染病学、小児外科、免疫学などの学会誌を毎週読んでいたとのこと)も、我が国固有の風土や考え方と合一した育児の考えを醸成したこととも、その軌を一にするものといえるかも知れません。


※後記
ちなみに、私事ながら本日「憲法記念日」は【ken(憲)】の誕生日となります。家族をはじめ周囲の皆様に感謝したいと思います。有難うございます。

【ken】

2016.05.02

山崎直子先生

 大型のGWに入っていますが、大学は先週の金曜日は授業日、今週の月と金も暦通り授業があります。

 先週は、バタバタとすることが多く、月曜日と火曜日にそれぞれ日帰りの東京出張がありました。「大変ですね~!」といわれますが、新幹線に乗っての移動で、座席指定で席に座れるので、本を読んだり、書類を書いたりと快適に過ごせます。毎日でも東京まで通えることができそう、と変な自信もつきました。


 今回の出張で、本学の客員教授をお願いしている、宇宙飛行士の山崎直子先生と打ち合わせすることができました。既に何度かお会いさせてもらっていますが、いつも「あがって」しまいます。常に謙虚な言動、礼儀正しい振る舞い、そして聡明な発言に、「人間としての素晴らしい魅力」のオーラに魅了されてしまいます。おそらくお会いされた方は、必ず魅了され、そして元気をもらわれているように感じています。

 さて、今回の打ち合わせは、何度となく紹介していますが、びわこくさつキャンパスでにて、9月12日(月)から9月14日(水)まで第24回日本バイオメカニクス学会を開催いたします。この学会大会の特別講演をお願いしました。大会テーマは、『未来のバイオメカニクスを解く』であり、この大会テーマに沿って、「宇宙から考える未来のバイオメカニクス」の演題で講演をいただくことになりました。打ち合わせで、火星へいくようになったらどのようなことが必要で、どのような身体の適応がおこるのか、コミュニケーションはどうなるのか、など色々と面白いお話しを伺いました。是非、興味のある方はお越しください。山崎直子先生の講演は、9月12日(月)の予定です。詳しくはHPにて案内いたします。
 http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/JSB2016/TOP.html

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週の出張で、JISS(国立スポーツ科学センター)を訪問したおりに、受付の奥から「先生~!」と声をかけられました。振り返ると2期生のShip木君がJISSの社員証をつけていました。彼は学部を卒業した後に、大学院公務研究科を1年修了し、JISSの親組織であるJSC(日本スポーツ振興センター)に採用され、JISSに配属されたようです。本人の希望するところへ配属され、思い描いたワークキャリアをスタートしました。JISSに行かれる際は、是非、声をかけてください。

相撲の国際大会で大活躍された山中未久さん(今年3月本学部卒業、現在、スポーツ強化オフィス所属)が、吉田総長からお褒めの言葉を常任理事会にてもらわれました。そのあと山中さんがお礼の挨拶をされましたが、実に素晴らしい挨拶でした。
【忠】

2016.05.01

クワキニヘルスシステムでの研究活動

もう5月とは早いですね。
日本ではゴールデンウイーク真っ只中でしょうか。

今回はこちらでの研究活動の状況についてご報告いたします。
平日は朝8時30分にクワキニ病院に来て活動を行っています。
バスで自宅から約1時間かかります。
ワイキキからはアラモアナセンター、ダウンタウンの先にあります。
部屋には3名の研究員の方々が在籍していますが
いつも来ているのはお隣のMさんのみです。
いろんな環境整備にお手伝いいただき大変感謝しています。
毎週月曜日の午後3時から(日本時間火曜日10時)は
スカイプを通じてゼミの皆さんとミーティングを行っています。



こちらのコホートは世界的にも長寿者が多いコホートです。
今は、サルコペニア肥満(隠れ肥満)と寿命の関連を見ていますが
長高齢者が母体のコホート研究はまだありません。
データの解析は統計学者が担当されますので
こちらは論文作成に集中することができます。
ある意味分担制で効率が良く、論文も量産できるわけです。



この期間にできれば医学誌にいくつか投稿したいと思っていますが、
ハワイ時間はのんびりしていますので、
焦らずじっくりやっていきたいと思います。

Good day!

sana

2016.04.30

昔、スポーツマネジメント領域、今、スポーツ人文社会科学領域

昔、といっても、6年前ですが、我がスポーツ健康科学研究科博士課程前期課程は、

・スポーツ科学領域
・健康運動科学領域
・スポーツマネジメント領域

の3領域から構成されていました。

当初のスポーツマネジメント領域所属教員が、以下の5名である。この写真、最近、撮りました。

写真


それで、この5人は、今でも、結構仲が良い。

例えば、こんな風に。。。

写真



左側の人は、目がないのではない。細いだけ。。。

あるいは、こんな風に。。。

写真

 

決して、娘と父親ではない。年のため。。。

たまには、こんな人もいる。

写真

 

。。。怯えている、何かに。。。


さて、この後、何を話したかは、残念ながら、ここでは披露できない。(ごめんなさい。忘れました。)
開学当初は、学部生1期生と院生1期生のみであったので、時間が少しはあり、よくいろんな所に行き、研究の話も含めて、5人で懇親を図っていた。

その後、研究科の改革が有った。スポーツマネジメント領域をベースに、スポーツ教育学領域が新たに加わり、現在のスポーツ人文社会科学領域ができあがった。
研究科の改革の中で、従来から、スポーツ人文社会科学に関する研究を進めておられた海老先生、岡本先生、佐久間先生がスポーツ人文社会科学領域に所属されることになった。加えて、スポーツアダプテッドの研究を進めておられる永浜先生、そして、一昨年にはスポーツ教育学・スポーツ哲学・発育発達学の研究を進めておられる上田先生、本年4月には、スポーツ教育学・体育科教育学・教育行政に関してよくご存じの友草先生及び産業心理学の研究を進めておられる杉浦先生をお迎えして、スポーツ人文社会科学領域は、総勢、12名の陣容を構えるまでに成長した。

スポーツ人文社会科学の学問分野に関する守備範囲は極めて広い。そのため、全学問分野はカバーできず、まだまだ、不十分な陣容である。だが、ここに集った教員は、とても誠実で、温かな人間である。学部生、院生の期待に必ず応えてくれます。

現在のスポーツ人文社会科学領域所属教員の懇親会が、今週予定されている。とても、楽しみである。ますます、パワーアップしそうな感じがしている。

スポーツ人文社会科学に関わる学問に関心のある高校生、大学生、どうぞ、スポーツマネジメントコース、スポーツ教育学コース、そして、スポーツ人文社会科学領域に、おいでませ~。

【 智 】

2016.04.29

体育会 主務&学連

体育会の活躍が、HPなどで紹介されています。
選手ばかりに注目が集まりますが、体育会という組織は裏方のメンバ-の支えがなくては、チームの運営ができません。
その裏方を主務とかマネジャ-と呼び、選手たちは頼っています。

男子バスケットボ-ル部の宮川航君(産業社会学部2回生)は、チ-ムのマネジメントを全て担う主務(マネジャ-)です。
温厚な性格なのですが、3回生や4回生に厳しく意見を言える存在です。
上級生らも、「彼がいなくなたっらチ-ムが回らない」と高く評価し、素直に意見を受け入れています。
また部長や監督が怠っている仕事に対しも厳しく指摘してくれます。



宮川君は、部員たちに大人として当たり前のモラルやマナ-を言うこと、一人マネ-ジャ-で仕事が回らないことに職務怠慢と部員から言われることが本当に悔しいと言います。
しかし、様々な企画等を計画し実施していく楽しさや、他大学はじめ多くの社会人の方々と接し、成長できることが楽しいと言います。

以前は、マネジャ-(主務)=雑用(水の用意)といった見方をされてきましたが、近年は「チーム運営の要」と高く評価されるようになってきました。
しかし、部員数の少ないチ-ムでは選手がマネジャ-を兼務しています。特に部費の管理運営は難しく、選手兼務では大変な仕事です。

続いて、全ての体育会運動部には学連担当(学生連盟)という仕事を担っている仲間たちがいます。男子バスケットボ-ル部の川内菜津美さん(情報理工学部2回生)は、週に3~4回程度、大阪の天満(学連事務所)まで通い、リ-グ戦はじめ多くの試合の準備に取り組んでいます。寄付や広告を集め、試合会場の確保から運営まで全て担うスポ-ツイベント会社の仕事をしています。特に1部リ-グに所属する学連担当者の役割は大きく、責任が重くのしかかってきます。ところが体育館で練習する選手と接する時間が短いことから、どうしても選手との関係が薄くなりがちです。川内さんが頑張ってくれているのから、公式試合に出場できることをチ-ム全体で理解する必要があります。



今回紹介した二つのポジションは仕事量が多すぎるし、注目されないことから、マネ-ジャ-になってもチームを辞めてしまうケ-スも多く見られます。
彼らの成長のためにも部長や監督は、主務や学連担当者の仕事内容、気持ちを十分に把握しアドバイスしなければならないと思います。
コ-チング等の授業で、多くの運動部のマネジャ-を紹介し、大学スポ-ツの実態や課題を議論したいですね。

2016.04.28

生体医工学会大会

昨日、富山県で開催された「第55回 日本生体医工学会大会」に参加してきました。



生体医工学というのは、医学に工学技術を取り入れて、生命現象を明らかにするとともに、診断や治療に有効な手段を提供する、新しい専門分野です(日本生体医工学会のHPより)。医療機器の開発もこの領域の役割の一つです。医学と工学の融合分野ですので、学会員も医療系、工学系の研究者が入り混じっています。「スポーツ健康科学とは、あまり関係ない?」と思われるかもしれませんが、スポーツ健康科学部の施設をみれば一目瞭然。MRIやモーションキャプチャなど、学部/研究科の実習や研究に使われている機器のほとんどが生体医工学分野の機器といえます。このようにスポーツ健康科学と生体医工学の関連は密接です。




私の研究室からは、大学院生のМ君が「多点電極表面筋電図を用いた動的運動時における神経支配帯位置の推定」というタイトルで発表しました。運動中の筋の力発揮を正確に測ることにつながる研究です。ポスターを用いた発表で、参加者にも興味を持ってもらったようで、活発な質疑応答がなされていました。



今後の研究にとっても有意義な発表になったのではないかと思います。

naru

2016.04.27

消費者のこころを掴むのはどれ?

さて、みなさんなら、どのネーミングがいいと思いますか?

    「 いちご けずっちゃいました♡ 」
    「 イチゴ けずっちゃいました♡ 」
    「 いちご 削っちゃいました♡ 」
    「 イチゴ 削っちゃいました♡ 」
    「 苺 けずっちゃいました♡ 」
    「 苺 削っちゃいました♡ 」

 これは、先週末行われた毎年恒例の新歓祭の準備中、話し合いの黒板に並んだ店名です。
 準備段階では、何を売るか、どんな店名にするか、どんな容器に入れて、どんな看板をつくるか…いろんなことを学生たちが話し合って企画していきます。

 実は、最初は「愛の削りいちご」が候補に挙がっていたのです。その後、「愛のアイス」「 i ♡ 愛 ♡ アイス」…と続き、「いちご 削っちゃいました♡ 」が登場。すると、ある学生が「削っちゃいました、は“ひらがな”が良さそう」と発言。みんな、それに食いつき、板書に店名一覧が登場することになりました。

 いよいよ多数決。


その結果… 「 いちご 削っちゃいました♡ 」 が一番多かったのでした。 (実はこれがbefore)

そして、当日。


…… ん!? 「 i ♡ 愛 ♡ ice 」に変身!(これが本当のafter)

【表紙写真と合わせて】 首から下げているミニ看板をまじまじと見ると、小さく…(見えますか?見えにくいほど小さく) 「 いちご 削っちゃいました♡ 」の文句が。
学生が準備中にどれほどワイワイガヤガヤやりとりして仕上げたか、想像するとおもしろくなります。

ippo