本日、本年度のスポーツ健康科学部のインターンシップおよびサービスラーニングのガイダンスが行われました。この2つの科目は、どちらも学部のカリキュラムのなかでは、専門科目のなかのキャリア形成科目として開講されるものです。
スポーツ健康科学部のインターンシップは、国内・国外併せて約30ヶ所以上の連携研修先を持ち、学生はこれらのなかから、将来のキャリア形成に役立てる目的で研修先を選び、長期休み等を利用して研修を行います。一方、スポーツ健康科学部独自の専門科目となるサービスラーニングは、周辺地域における教育委員会等6ヶ所の連携研修先を持ち、将来のキャリア形成のみならず、研修先となる地域において求められている支援を行うとともに、研修先がもつ現場の知を得ることで日頃の大学での学びを深化させることを目的に実施されています。
どちらのプログラムも、受講生が自らの意思で大学から国内外の社会へ飛び出し、積極的に学びを展開するアクティブラーニングが期待できる科目でもあります。
この2つの連携プログラム科目は、基本的に2回生以上を対象としていますが、この日の説明会には、200名を超える多くの学生が参加しました。
また、多くの連携研修先のなかから、地元の滋賀県障害者福祉センター様、および滋賀県草津市教育委員会様もご同席いただき、インターンシップ・サービスラーニングにおける学びについてご説明をいただきました。さらには、昨年度のサービスラーニングの受講生らが昨年度の学びの様子を報告してくれました。
限られた時間でありましたが、参加した学生も非常に熱心に聞いていました。
これらのプログラムを利用して、多くの学生が、大学を飛び出し、国を飛び出し、積極的な学びを展開して、また大学にその学びを持ち帰ってきてくれることを大いに期待したいと思います。
※後記
桜の花が散り少し寂しくなったところで、大学周辺の街路や住宅の庭先では「ハナミズキ」が目を引く美しさを誇っています。このハナミズキは別名「アメリカヤマボウシ」といい、原産国は北米の東海岸で、100年以上前、我が国からアメリカへ桜が送られた際に、その返礼として送られた花なのだそうです。いまではすっかりそれぞれの土地に根付き、両国の友好の印となった桜とハナミズキですが、スポ健の学生もそれぞれの海を渡って(Beyond Borders)世界に羽ばたき、美しい花を咲かせてほしいと思います。
【ken】