2016.04.06

学生たち、始動しました!

 はじまりました!新年度のあいコアBlogで、【ab】先生からバトンを受けて水曜日を担当します。
1年間、よろしくお願いします。

 4月も、もう1週間が経とうとしています。新入生は、4月1日から(入学式を挟んで)ガイダンスの連続でしたが、今日でそれも終わってひと息つくことかと思います。この数日間、新入生は緊張・不安の中で、いきなり1コマ90分で話を聴き、いろいろな企画にも参加して過ごしてきました。

 最初は、【写真】だけでも伝わってくる緊張感、よそよそしい雰囲気いっぱいです(お互いに声をかけ合うこともほとんどなく、よほどおもしろいトピックスが載っているのか、一生懸命に活字を読んでいます)。この何とも言えない距離感は、この学部の場合、初日、しかも最初にしか見られない風景です。



 初日からオリター(学生支援団体の先輩たち)の企画が目白押しのおかげで、そして1回生も早く大学生活に慣れたいと思ってくれているおかげで、この距離感は早いうちに消えていきます。1回目のクラス懇談会が終わるころには、自然と集まって話を始めました。2回目、3回目の懇談会では、笑顔もどんどん出てきます【写真】。私たちクラスの担当教員がホッとする瞬間ですし、「人と繋がっていたいと思うのは、いくつになっても、みんな同じなんだなぁ~」と、ほのぼのと和む瞬間でもあります。



 これから先、この距離が物理的にも、心理的にもグッと縮まっていくだろうと思います。ちなみに、1年経つと、その学生たちは仲間と一緒に支援団体をつくり、新入生の生活面・学習面のサポートのために(春休みもその準備に費やして)本当によくがんばってくれるようになります。

 今度入学してきてくれた学生たちは、どんなところで、どんなふうに縮まってくれるのでしょうか?いつ自分の“色(らしさ)”を出して成長してくれるでしょうか?楽しみです。これから1年、学生やその周りの変化・成長(before-after)などなど、お届けできればと思います。
 また1週間後に!

ippo

2016.04.05

キックオフ

あいコアの星を読まれているみなさま、はじめまして【ken】と申します。
【moto】先生のあとを受けて、今年度火曜日を担当いたします。
スポーツ健康科学部・研究科の “今” を配信したいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

さて、スポーツ健康科学部・研究科では、この時期、新入生を迎えて全体の雰囲気が華やいでいます。大学の正門横のしだれ桜や、スタジアムの外周を取り囲む桜も満開となり、まさに春爛漫といったところです。





新入学生は、入学後さまざまなオリエンテーションを受けていますが、
この日は、スポーツ健康科学部新入学生を対象に、大学のチアリーディングや吹奏楽団を招聘しての学部交流企画が実施されました。
4年間の立命館大学での学生生活や、卒業後にも校友とともに歌われる機会の多い大学校歌応援歌を、チアリーディング・吹奏楽団そして、オリターらのリードのもと全員で歌いました。最初は、少し小さめの声でしたが、徐々に大きな声がでるようになっていたと思います。ぜひ、所属するチームや応援の際に大きな声で歌い、熱い思いで試合を盛り上げてください。



さて、今年度は、BKC正門近くに屋内・屋外プールや室内運動場などを併設した「スポーツ健康コモンズ(仮称)」(下図:完成予想図)が落成することになっており、スポーツ健康科学部・研究科にとって、さらに大きな飛躍の年となります。

活気あふれる学生さんの熱意と、それを支える充実した教員・施設が統合するスポーツ健康科学部・研究科は、いよいよ、新入生、在学生と、教職員のみなさまが手を取り合い、Beyond Borders を実現させる飛躍の年の「キックオフ」を迎えています。

【ken】

2016.04.04

スポーツ健康科学部のビジョン

4月1日から2016年度がスタートしました。桜も満開となって新入生を歓迎しています。

土曜日の【智】先生のブログにあったように、4月1日に、学部の新入生歓迎式があり、学部教職員を代表して挨拶をさせてもらいました。


そのときに、立命館大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科のビジョンを話しました。昨年から教職員と議論し、この組織としてどの方向へ進むのか、志、想いを含めてビジョンとしてまとめたのが、

    ヒト・ひと・人を科学し
    プロフェッショナルとして
    未 来 を 拓 く


です。スポーツ健康科学という学際的で総合的科学として人間を扱うときに、アプローチは人文・社会・自然科学の全てからおこない、その知を統合した科学として追求し、その成果を人財養成、研究成果、社会連携(コミュニティ)、国際化へ展開して、未来を拓き、社会に貢献しよう、という意味を込めています。

その実現にむけて、本学部・本研究科に関わる学生、院生、教職員が一致団結してこのビジョンへ向けて進んでいくことを確認するために、『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言 を一人一人に行ってもらうことにしました。宣言文に各自が署名し、その裏には夢・目標がかけるようになっています。新入生だけでなく、教職員の皆さんにも宣言してもらいます。

宣言文に署名することで、再度、気持ちを新たにし、そして目指すべき目標を文字で書いて具体化することで、その実現可能性はかなり高まることでしょう。スポ健ファミリーのみなさんが、望んだ目標を達成できることを心から願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

写真は、テニス指導が上手い事務室のTsuじさんが設置してくれた、立命館の会見用のボードです。新入生が撮影スポットに使えるように配慮してくれました。ちなみに、撮影されているのは新任助教のMasa先生です。みなさんも良かったら活用ください。

4月1日に【It’s me】先生からバトンを受けました。【It’s me】先生、6年間、本当にお疲れ様でした。今後も、教職員一同で、素晴らしい人財を育て、先端的な研究成果が発信し、社会から喜ばれるための素敵な組織・チームになるようにつとめて参ります。引き続き、学内外の関係者の皆さんには、ご支援とご協力のほどお願い申し上げます。
【忠】

2016.04.03

ハワイ大学でのサバティカルプログラム

4回生の皆さん、卒業おめでとうございます!
また新1回生の皆さん、ご入学おめでとうございます!

4月1日より、敦先生とバトンタッチします。
敦先生、長い間お疲れ様でした!ありがとうございます。

ただ今、米国ハワイに滞在しております。
今回はハワイ大学医学部老年学科で
半年間お世話になることになりました。
しばらくは日本を離れますが、
スポーツ健康科学部・同研究科の皆さんの
グローバルなアクティビティに活用できるよう
ハワイ大学のスタッフと連携を図りたいと思います。

ハワイは常夏で過ごしやすいところです。
まずは半年間生活するための準備に取り掛かりたいと思います。
食生活が心配ですが、体重はマイナス5kgを目指して帰国したいと思っています。
そのためのスポーツ活動もまたお知らせいたします。



Nice day!

sana

2016.04.02

新入生歓迎式典

4月1日(金)は、新入生歓迎式典一色であった。

教員は、大会議室に、8:40集合。



その後、大教室(R101教室 注「R」というのは、ラルカディアという建物の略称)へ大移動。
新入生は、大渋滞に巻き込まれているという一報。開始を、9:05にする。

学園紹介DVD・新入生歓迎ムービーの視聴(これは、とてもよい)。
学部長からご挨拶、伊坂新学部長。
田畑前学部長から、バトンを受け継いでスポ健を率いる。

新入生代表者が、以下を声高らかに宣言。そして、教職員も以下を宣言。
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『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言

立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになることを
ここに宣言いたします

2016年4月1日

氏名 ○○ ○○
見届け人 ○○ ○○
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続いて、パネルディスカッション。
4回生1名、3回生2名、大学院生1名、計4名が、エールを新入生に送る。
その後、学生団体の紹介。オリター、AA、自治委員会、学生委員会、ICナビ。

246名の新入生と教職員の写真撮影。

この後、クラス分けテスト、クラス懇談会などがあり、きっと、新入生は、疲れたことでしょう。

4年後、
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになって
卒業されることを切に願う。

【 智 】

2016.04.01

ご入学おめでとうございます

そろそろ満開、BKCキャンパスのクインススタジアム周りの桜の下を走りました。一年間で一番感動するBKCランニングコ-スです。「今日は新入生を精一杯お迎えしますね~」と言っているようです。

(写真 下)

ところで、毎週金曜日にお世話になるnaoです。このブログに登場させて頂くのは2度目です。宜しくお願い致します。以前は、頑張っている学生の方を紹介させて頂きました。
今年度は、二つの視点で書かせて頂こうかなと思っています。一つ目はスポ-ツコ-チングの視点で観たことや感じたこと、二つ目はご飯を美味しく頂くために取り組んでいる健康マラソンの紹介です。
ゼミ生からは、「お酒を飲むために走るカブトムシ」と言われています。滋賀の日本酒が大好きで、また体型が四角形で胴体が大きいからです(手足が短い・・?)。

ということで、今回は3月20日(日曜日)に参加してきました淀川国際ハーフマラソン(21.0975㎞)の紹介をします。京阪守口市駅から10分ほど歩いたところの淀川河川公園で開催されました。
河川敷なので走りにくいのかな?という不安がありましたが、平坦でほとんどがアスファルトで整備されている走りやすいコ-スでした。
オリンピックメダリスト(銀・銅)有森裕子さんの「頑張れ!」という激でスタ-トしました。有森さんってスタ-なのにスタ-ぽくないところがいいですね。
「・・初めて自分で自分をほめたいと思います」と言ったオリンピックの感動話を聞きたいな~。



記録を狙うというより、参加者のほとんどが、自分の目標で走りますという暖かい雰囲気でした。
私も、無理せず1㎞を5分半で走ろうと目標を持って参加しました。
タイムは1時間52分、15㎞ぐらいまでは予想タイムで走っていました。
しかし、残り5㎞ぐらいで、65~70歳ぐらいの方に簡単に抜かれてしまったことにショックで、「これは抜き返すしかないやろ!」と闘争心に火がついたのですが、腕を大きく振ってもスピ-ドが出ないのです。
結局追いつけなかった。呼吸などはしんどくはないのに~。
「・・初めて自分で自分のカブトムシ体系を恨みます・・・」。

そう考えると、先日行われた名古屋ウィメンズマラソンでの田中選手と小原選手のゴ-ル前3kmからのラストスパ-トの争いは凄すぎ! なんであんなダッシュができるのかと本当に不思議です。
日々スプリント練習しているとっても、フルマラソンの残り3㎞をほぼ全力で走るなんて~それがアスリ-トなんですね。

会場では、高校生の方々が一生懸命に受付業務をしておられました。
コ-スに設置された給水場所では、地域のボランティアの方々が必死でコップを並べてくれていました。感謝しています。



また出発前の男子便所が混まなかったのが良かったです(ランナ-にとって、重要なチェックポイントですね)。また来年も走りたいコースです(参加賞品のTシャツがかわいい)。


2016.03.31

平井嘉一郎記念図書館開館式

昨日 立命館大学衣笠キャンパスに新設された平井嘉一郎記念図書館の開館式が行なわれました。故平井嘉一郎様は、立命館大学法学部卒業後、コンダクターを始めとする電気機器メーカー(http://www.nichicon.co.jp/top.html)を創業され50年以上経営に携わってこられた方です。この図書館の建設は、平井嘉一郎様の御遺志を基に、平井様の奥様である信子様からの寄付によりなされたものです。1階にはコモンズ、2階、3階と上がるごとに、静かな空間となるというゾーニングを取っています。机や椅子は、いろいろな形態があり、飽きずに図書館に行きたくなるという感じでした。今後、嘉一郎様の期待である“しっかりした自分の展望を持ち、海外に展開できる”立命館大学の輩出する義務が大学に課せられています。

もう一つ

It’s meがスポーツ健康科学部の学部長をさせていただいて6年が経過し、晴れて今日が最後の日です。

 2010年 スポーツ健康科学部が立命館大学の13番目の学部として新設されて26年間の学部長生活でした。本当にあっという間でした。

 多くの教員、職員の方々に支えられて、どうにか任期を全うすることが出来ました。本当にありがとうございました。

 また、今日がスポーツ健康科学部ブログも最後となりました。1年間のいろいろなことを書かせていただきました。良い思い出ばかりです。

 

 さらにもう一つ

先日、Its meと、研究に関して関係の深い若手研究者の皆様に還暦祝いの会を開いていただきました。まだ、大学教員を退職するわけでもないし、最初はお断りしましたが、皆様の熱心なお誘いを尊重し、また還暦までは数ヶ月あり、より還暦という自覚はないのですが、お祝いは早いほど良いということで、お受けしました。

 多くの方から小生との研究上のやりとりでや、小生が語ったことなどを紹介してもらいました。そんなこと言ったかな?と思いつつも、それらが若井研究者の方に忘れられないようなインパクトを与えたと言う事実を聞くに当り、やはりこのような会を開いていただいたことは良かったなと思いました。このような会を催していただき、あとと少なくとも10年間は教育・研究を継続する気力を得ることが出来ました。

2016.03.30

桜の季節。

<RecOだより 156>

BKCの桜が咲き始めましたが、湖岸の風を受ける自宅近くの桜のつぼみはまだ堅く、開花はもう少し先、と思っていたところ、比叡山をバックに、早咲きの一輪を発見。



琵琶湖にばらまかれているような黒い点は、鴨達(カルガモ、オオバン等)です。

琵琶湖で見る桜。7回目となりました。
スポ健も7回目の入学式を迎えます。

学部生と共に院生も入学式。
写真は、2013年入学当時のab研院生3名。
彼女たちが修了時にプレゼントしてくれたアルバムの最初の頁の写真です。



写真右は、論文掲載がスポ健HPで紹介されたばかりのIさん。
管理栄養士として大学スポーツ寮の管理栄養士として勤務した後に入学。
その経験と本人の希望から、在学中に3回、栄養サポートのため、アスリートの海外遠征に帯同してもらいました。
昨春、スポ健博士後期課程に進学と共に、私の前の職場でもある、国立スポーツ科学センター(JISS)の契約研究員となりました。オリンピックイヤーである今年、リオでの栄養サポートと研究の両立に大忙しです。

スポ健研究科開設から6年間で、ab研も8名の修士が巣立っていきました。
内7名は、管理栄養士。
国家資格を健康スポーツ分野で活かす「高度専門職業人」を目指し、スポ健研究科に入学して来る院生が多く、在学中に、研究者としての学びを深め、修士論文に取り組みながら、公認スポーツ栄養士の資格取得を目指します。先週ご紹介した通り、今年2名がこの資格を取得しました。

管理栄養士養成課程とは異なる空気(多分)のスポ健研究科は、とても刺激的な環境となるようです。
指導教官である私の存在は、徐々に小さくなり、自ら動き、色々な先生方から貴重な指導を受け、先輩、同期の院生に助けられながら、修論作成を通じ「研究力」を身につけます。

同時に、地域ジュニアアスリートとその指導者、保護者に向けた栄養サポートや、雑誌、書籍作成のサポート、他研究室研究へのサポート等を通じ、スポーツ健康分野での管理栄養士としての「実践力」を身につけることが求められます。



写真は、前出アルバムですが、『女子部活食』は彼女達がレシピ、調理を担当しました。
表紙のショートケーキ風ab研寿司(写真左中)も、彼女たちの力作です。

入学した年と卒業する年のみの修士課程。
この2年間は息つく間もなく過ぎて行きますが、この間に得られるものの大きさを、その成長を端から見ながらいつも感心しています。

今年の桜の季節、ab研は新たに3名の院生を迎えます。
全員管理栄養士課程卒業。全員新卒。
仮に今年管理栄養士の資格取得したとしても、仕事をしたことがなければ、管理栄養士とは言えません。これから、の面々。
でもきっとまた、それぞれいろんな人にお世話になりながら、勝手に大きく育ってくれるでしょう(笑)。

さて、一年間おつきあいいただいた、RecOだよりも無事(?)最終回。
水曜日は Ippo先生にバトンタッチです。
Ippo先生、どうぞよろしくお願いします。

他の曜日の先生方のブログ、皆様からのご感想・・・
一年間、お腹いっぱいいただきました。
ごちそうさまでした。
ab

<最後の別腹>
右、上品なこしあんに桜の葉の香りの道明寺は「叶 匠壽庵」の桜餅。左は桜の花と桜餡が特徴的な「たねや」の桜餅。どちらも滋賀を代表する和菓子屋さんです。



昨年abゼミ卒業生Mさんは叶 匠壽庵さんに就職。先日、仕事の様子をとても楽しそうに語りに来てくれました。一方、今年卒業のKさんは、4月からたねやさんへ就職予定。
二人の社会人としての活躍を祈りながら、おいしくいただきました。

2016.03.29

旅立ちと始まり

 先週、スポ健学部3期生の卒業式と大学院の修了式がありました!Motoのゼミ生11名と大学院修士課程1名が卒業・修了し、社会人として、または、進学して大学院生として4月から旅立っていきます。家族の一員ともいえるゼミ生と離れるのは寂しい限りですが、社会に出て、大きく飛躍してもらいたいと思っています!また、大学院進学する人はさらなる高みを目指して、一緒に頑張っていきたいですね!どちらにしても、4月から自分自身の力で道を拓き、チャレンジしていく始まりですので、勇気をもって前進してもらいたいと思います!


 本日がおそらく、Motoの今年度最後のブログになるかと思います。振り返ると1年間スポ健でのいろんな出来事を書いたような気がします。ときにはネタがなく、困ったときもありましたが…、現在のスポ健を紹介できたかなと思っています。4月からは火曜日はU田先生が担当です!きっと私よりも面白いネタを披露してくれると思いますので、ご期待下さい!

 最後に、Motoの院生が中心となり、念願のHPを作りました!URLは以下のとおりです!

https://www.ritsumei.ac.jp/~iemitsu/

是非、見てください!!


Moto

2016.03.28

博士学位授与式

先週の各先生のブログは、卒業式のものが多かったですね。

教員として、教え子たちが学部、研究科での課程を修了し、その達成感と充実感を持って巣立ってくれるのは何より嬉しいです。これからの彼らの飛躍を心から願っています。

さて、今週のブログは、大学院博士課程学位授与式についてです。大学院開設から6年が経ちました。昨年は博士1期生から博士号取得者が2名出ました。今回は3名の博士学位取得者が誕生しました。左から土谷君、治郎丸君、佐々木君の3名です。博士号を取得するには、博士学位請求論文をまとめ上げなければなりません。スポーツ健康科学研究科では、そのための基礎論文を2編以上学術雑誌に掲載(もしくは掲載確定)されなければ、まとめることができません。投稿論文として基礎論文をまとめながら、研究として一定の領域を切り開いたものとして博士論文をまとめなければなりません。その過程全体を通じて、専門研究者として自立、独立できる力量をつけることになります。

写真の3名は、その自立研究者として認定され、これからまさに研究活動へ邁進していくことになります。いよいよこれからが研究者としてのスタートになります。同時に、自らの切り拓きたいフィールドを思い切り突き進んでいくことになるでしょう。大いに期待しています。

下の写真は、当研究室として初めての博士号を取得した治郎丸君です。総長と並んで写真を撮らせてもらいました。社会人院生として時間をやり繰りしながらまとめました。同時に、会社、家庭など多くのサポートをもらっていたことも本人が十分自覚しています。これから多くの方への感謝に応えるべくさらに研鑽してくれるでしょう。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
卒業式の日に、学部1期生がお祝いに駆けつけてくれました。彼が実験、データ整理を手伝ったO塚先生の研究が論文となり、その共著者にもなっています。論文の別刷を誇らしげに持っていました。今後のキャリアにも、生きてくるでしょう。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=205
【忠】