2016.02.06

イノベーションと多様性

今日の写真は、北野天満宮の写真。
学問の神様と言われる菅原道真をまつる天神さんです。
梅がちらほら咲きつつあるようで、ちょっとずつ、春っぽくなっています。

今回は、ブログ内容とはまた関係なく、入試シーズンと言う季節感と併せてみました。


で、ふと思うと、今日を含めてあと8回の担当となりました。

土曜日は、落ちがどうなるのかわからないブログですが、
3月26日の最終担当(のはず)の日には、一年間の大団円を迎えられるはず、です。
たぶん・・・ですが・・・


で、内容を何にしよう・・・と思いつつ・・・ちょっと前に何かアイデアが生まれて、
ふっと過ぎ去ったなぁ、と・・・

そうか、昨日、経営の先生と話をしていて、
多様性の大切さ、について話をしていたから、この話しにしようっと。

タイトルに「イノベーションと多様性」と入れて・・・


さて、タイトルが決まったところで、本格的に書き始めます。

「イノベーション」とは、聞いた事がある人や、内容について詳しく知っている人も多いと思いますが、
説明から始めていきたいと思います。

イノベーションとは、技術革新と昔は教えられましたが、
近年は辞書も変わったようで、オンラインで見てみると、「革新・刷新」となっています。
つまり、何か新しいモノを生み出す事をイノベーションと呼びます。
検索すると、あちこちで引っ掛かりますが、
元々はシュンペーターというオーストリアの経済学者が、
『経済発展の理論』と訳された本の中で提唱したものです。

(・・・今回は、教員っぽい内容だぞ・・・自分で感心してどうする・・・)

私の理解では、経済成長が成し遂げられていく中で、
何がその成長の中心となるのか、と言う事から生み出された概念だと思っています。

その上で、良く言われるのは、
イノベーションとは、全く新しいモノを生み出す、と言う事を目標にするのではなく、
新しい組み合わせを生み出して、その結果として新しい価値を生み出す、
と言う事です。

この違いは、出発点の違いです。
何もない中で、全く新しいモノを生み出そうとしても、生み出すことはできません。
むしろ、今あるモノの新しい組み合わせを生み出す事によって、
結果的にイノベーションが生まれる、という事です。

私自身が良く例に出すのはコンビニですが、
コンビニは、社会を変えるようなインパクトを与えました。
営業時間にしても、中食にしても、ペットボトルにしても、
コンビニの影響で定着したと言っても過言ではありません。
結果的に、冷蔵庫をもたずに生活をする、という人も増えました。

この誕生には、諸説はありますが、社会的な制約が大きかったのだと思っています。
コンビニが誕生した1980年前後には、大規模小売店舗法という法律があって、
規模の大きな小売のチェーン店を出店しようとすると、地域の同意を得なければ出店できませんでした。
その過程として、地域の商店街が大型店の中に出店するようなスタイルも生まれています。

で、コンビニのサイズは、この大規模小売店舗法の対象とならないサイズで、
自由に出店できるものでした。
アメリカのサウスアイランド社が、セブンイレブンというブランドのチェーンを出していて、
それを導入したのですが、日本に合わないようなスタイルのソーダを売るような店で、
しかもチェーンとしては、いまいちな状況でした。

そこで、法律に引っ掛からずに自由にできるという事を利用して、
長時間営業・・・当時は10時~17時ぐらいの営業時間が小売店では普通でしたが・・・を始めました。
セブンイレブンも、元は7時~23時まで営業しています、というものです。
その中で、消費者のライフスタイルの変化・・・労働時間の変化や若者の生活時間の変化など、
に支えられて成長して来ました。
当然、出店して、色んなニーズに合わせていく中で、現在のような品ぞろえに落ち着いたのですが、
コンビニの根本は、
法律外+長時間営業+若者に特化
という単純なものです。
その後、POSレジの導入などをして、
仮説→検証というニーズを先にかなえようとするモデルを作っていきます。

つまり、イノベーションとは単純な事です。

他にもヤマト運輸もイノベーションで出されますが、
当時、どこも郵便局ぐらいしかしていなかった個人宅への小口荷物の配送、
に特化する事で急成長を成し遂げました。
運輸で言えば、大口の取引先の荷物でトラックを満載する、と言う方が、
金額としては大きな金額が一定入りますが、
そうではなく、単価の高い小さな荷物を集める事で、
売上を伸ばしていこう、としたのがヤマト運輸です。
元は、三越の配送を中心的に担っていたのですが、それだけでは下請けとして、
将来がない、と思ったのもあるとは思いますが・・・

しかし、イノベーションで長くなってきたな・・・まあ、あと8回だからいいか・・・


で、タイトルの「イノベーションと多様性」に話を戻すと、
コンビニにしても、ヤマト運輸にしても、新しい発想がなければ、生まれなかった、
というものです。

つまり、小売にしても、通常の発想では、

品ぞろえが豊富な方がお客さんが喜ぶ
そのためには、陳列するスペースが必要
地域に納得してもらって、ある程度の大きさの店舗を出さなければ、

となりますし、

文中で書きましたが、運送にしても、

トラックを満載しなければもったいない
満載して届けられるような荷物を取らなければ
大口の荷物を出してくれる先に営業して契約をしよう

という発想になります。

で、新しい発想を生み出すためには、あえて新しい刺激を受けるしかありません。
つまり、同一業界で同じ仕事をしている人同士で話をしていても、
なかなか新しい発想にたどり着かない、裏返せばやはり同じような発想をしてしまう、と言うことがあります。

これを変えるためにも、違った人から新しい刺激を受けて、違った発想をしていく、と言う事が重要です。
そのための多様性が必要だ、と言う事に尽きます。

ただ、新しい刺激を入れても、受け手が受け入れる素地がなければ、
結局、同質化した集団から刺激は排除されて、何も起きない、と言う事もよくあるのですが・・・


で、そうそう、最初に戻ると、元々経営の先生と会話していたのは、学生の話で、
やっぱり、
違った学びをしている、
違った考え方を持っている、
違ったものの見方をしている
こんな集団を作って刺激がないと、
新しいものは生まれないよね、
と言っていた事から、こんな話になったんだった・・・


さて、ここまで飽きず読んだ方は、ぜひ、自分自身に問うてみてください。

同じ考えに固執していないか、
同じ考え方の人とばかり話をしていないか、
違う考えの人と積極的な対話をして刺激を受ける機会を失っていないか、

です。
このあたりの刺激が良いと考えるのは、私自身の好みもあるのですが、
毎日が同じ日々で、10年間同じ考えで、同じ事を反復しているのでは面白くない。
むしろ、今日と明日と、少しでも自分自身を変えて、
ちょとでも成長しつつ、なんか新しい事をやって生きていきたい、と思っているからです。

平穏な日々を望む人がいるのは、充分わかりますが、ただ、20年経って振り返ってみた時に、
日々同じで、新しい事が周りで何も生まれていない、というのは、
ちょっとさみしいかなぁ、とも思います。

そんなこんなで、日々楽しく、忙しく、人生は遊び!と割り切って活動している私でした。

ではでは。
みち
今回は、長いぞ・・・これだけ長ければ、2週間分ぐらいあるんじゃないだろうか(笑)来週は、とても短縮バージョンになったりして・・・ただ、スケジュールを見ると、長く書けそうな気もする・・・会議中に(笑)

2016.02.05

地球ゴマ

ある方から「ボールを指の上で上手く回すにはどうすれば良いか?」という問い合わせを受けました。詳細はまた後日報告できれば、と思います。この問い合わせをきっかけに「コマ」の事を少し調べ直したので、今日はその事について。

回っているコマは何故倒れないのか、説明できるでしょうか?また回転速度が落ちてくるとコマは首を振る様な動きをしますが、それは何故でしょうか?説明には「角運動量」の概念を使います。物体には慣性モーメントがあり、それに回転速度を掛けたものが角運動量です。まず Newton の第1法則(慣性の法則)と同様に、回転しているものは回転し続ける=角運動量は保存される、という性質があります。これがまず一つ。

それから、角運動量を持っている物体の軸の向きを変えようとすると、それと直角な方向にトルクが発生します。コマが傾いている時、重力はさらにその軸を倒す方向に作用します。コマが回っていないときはこのまま倒れてしまうのですが、回っている(角運動量を持っている)時は軸の向きを首振りさせる様なトルクが発生するのです。そのためコマは倒れるのではなく、首振り運動をする様になります。

写真は地球ゴマと呼ばれる製品です。これはフレームの中にコマが入っているため、回っている状態で手に取る事が出来ます。上記の「角運動量を持っている物体の軸の向きを変えようとすると、それと直角な方向にトルクが発生します」という現象を文字通り手にとって体感することが出来ます。

この地球ゴマ、私が子供の頃はポピュラーな遊び道具でした。この度また購入したのですが、どうやら丁度製造終了になるタイミングらしく、サイズにより数千円~2万円という値段がついていました。フレームとコマの軸・軸受けの部分に精密な加工が必要で、他のメーカーでは類似品を作っていない模様です。懐かしいアイテムでもあり、もう少ししたら手に入らなくなるのかな?と思うと残念です。今回手に入れたこのコマはずっと大事にしようと思います。


2016.02.04

英国・ユニバーサル社とのミーティング

この時期の定例となったユニバーサル社とのミーティングにロンドンを訪問しました。

この会社は、いち早くTABATAトレーニングの商業化を目的に
It's meを含めて立命館大学との事業協定を結びtabataofficialとして、
トレーニングの普及の世界展開しています。

TABATAトレーニング特設サイト
http://goo.gl/GwAacv

ミーティングには、副社長のAngelaとアドバイザーのJohnny, さらに日本人弁護士のKen一さんが参加しました。
また、立命館大学ロンドンオフィスのuphill本さんが加わりました。やっと、認知されるようになってきたTABATAトレーニングの日本での展開について議論しました。
契約の3年間の延長と積極的な日本での展開の方向性が確認されました。

メールのやりとりでは、なかなか分からないニュアンスが実際に会って話すと、よくわかります。今後も、ロンドン訪問は続けたいと思っています。



もう1つの話題

 ロンドンには、大英博物館をはじめ多くの博物館があります。
その中で 昨日、地下鉄のサウスケンジントン近くのScience museum に行ってきました。
特別展示として “チャーチルの科学者“がありました。

偉大なイギリス首相であったチャーチルは、政治力の高さで有名ですが、
科学に非常に興味をもっていたことはあまり知られていないようです。
戦争時ということもあり、軍事技術への援助もしていますが、
神経や筋肉が動くときに発生するアクションポテンシャルの研究を行ったHodgkinやHuxlayらの基礎生理学者の研究に大いなる興味をもったようです。(薄紫色の写真(Nerve and Brain)

イギリス生理学協会の機関誌であるJournal of Physiology (London )は、
当時から、運動生理学を含む生理学の最高のメディアです。

視野の広い宰相に英国で育まれた基礎生理学が、今、立命館大学スポーツ健康科学部で
競技力向上のためのスポーツ生理学や、健康科学として発展しています。

2016.02.03

卒業生の活躍。

<RecOだより 148>

豆まき、恵方巻・・・今日は節分。はみなさんどのようにお過ごしですか?

さて、先週末、山口県徳山市に行ってきました。



 写真左、現徳山高校野球部監督H先生とは、20年来のおつきあいで、先生の前任校の時代から、色々な形で、選手や保護者の皆様へ栄養サポートを行なって来ました。
 今は、年1回のペースですが、H先生が近隣の野球部に声をかけて下さって、栄養講習会を開催しています。
 最近は、当時の選手の皆さんが先生となり、野球部の監督、部長として、参加して下さるOBも増えてきました。
今回、その一人の先生が、実は私のゼミ一期生OBの恩師だったことがわかり、いろんな人のつながりを感じて嬉しくなりました。

 写真右は、そのゼミ生の一期後輩になる、abゼミOBのNatsuo君。
 食品会社(日本食研)に昨年春就職。現在山口支店に配属となり、今回、会いに来てくれました!
 在学中からとってもいい笑顔のNatso。社会人になって、ますますその笑顔に磨きがかかったようですね。
 同じくとても優しい笑顔のH先生も「柔らかい素敵な笑顔の卒業生さんですね〜」とおっしゃっていました。
 慣れない土地での社会人1年生。戸惑う事も多いと思いますが、きっとその笑顔で乗り切っているのだと思います。Natsuoのこれからに期待します。


<今週の別腹>


 おみやげにいただいた、山口銘菓、ういろう。「外郎」とも書きます。その名前の由来は、「外郎」という黒い色をした口中清涼剤に似ていたたため、と言われています。ういろうは米粉と砂糖を蒸したものに色々な材料が加わります。

ちなみに羊羹(こちらの名前の由来は「羊の羹(あつもの→スープの事)のにこごり」との事)の材料は小豆あんと寒天、となります。

ういろう、というと関東出身の私は名古屋をまず思い浮かべてしまいますが、京都、そして山口でも有名。こちらでいただくういろうは、小ぶりで柔らかいのが特徴。今回いただいたのは、小豆、抹茶、夏みかんの3種。

ごちそうさまでした。ab

2016.02.02

日本学術振興会特別研究員の採用決定!

 1月、日本学術振興会の平成28年度採用分特別研究員の選考結果で、スポ健の大学院生から、なんと、4名も採用が決定しました!この制度は国内のトップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与える制度で、大学院博士課程後期課程1年生から申請できます。採択率は1020%と非常に厳しいですが、研究者として登竜門ともいえるため、多くの大学院生が申請します。スポ健大学院生も何名も申請していましたが、その採用決定が来ました。今日はその選ばれし4名の有望な若手研究者を紹介したいと思います!


 写真は左から木戸君、長谷川君、藤江君です。もう1名阿藤君がいますが、あいにく、実験のため写真が取れませんでした(阿藤君、残念!)。それぞれ、スポーツや健康に関わる研究を行い、すでに、国内や海外の学会にて自身の研究を発表したり、英論文を作成し、国際的な学術雑誌に掲載されている3名です!

 木戸君は、「糖尿病改善のための効果的な運動方法の確立を目標に運動効果の分子メカニズムを解明」について研究しています。


長谷川君は、「肥満者における心血管疾患リスクの改善のために必要な運動とそのメカニズムを解明」について研究しています。


藤江君は、「高齢者における動脈硬化改善のために必要な運動とそのメカニズムを解明」について研究しています。


阿藤君は「骨格筋の肥大を引き起こす根本的なメカニズムの解明」について研究しています。

 いずれもヒトが健康に、そして、選手がより高いパフォーマンスを発揮できるために必要な最新の研究を行っています。機会があれば、この4人の研究の詳細を紹介したいと思います!!

是非、世界を代表する研究者になってもらいたいと期待しています!!

Moto

2016.02.01

折り紙

正月に久しぶりに甥に会ったとき、見事におった折り紙を見せてもらいました。そのときに、感激して褒めたおかげか、新たなバージョンの折り紙をくれました。写真はその作品です。

小さいときに、折り紙でいくつか折った記憶はありますが、ここまで見事な作品は不器用な私には難しい。聞くところによると学校で折り紙の本を借りたり、インターネットで調べたりして、動物、幾何学モデルなどを熱心に折っているようです。もちろん、一枚の紙をちぎらずに折るだけで一つの形をつくりあげます。想像力と手先の器用さも必要です。

日本の科学技術の水準が高いのは、手先の器用さにあるともいわれています。ゲージでは計れない細やかな凹凸も指先で確認できる感度をもった職人さんによって、検出され製品づくりに役立てられているようです。いずれにしても小さい頃から手先を器用に使う機会が多いせいでしょう。

折り紙は、単に作品をつくるだけでなく、ロボット開発、人工血管、そして宇宙開発にも使われています。特に、「ミウラ折り」は、人工衛星のパネルから、地図の折りたたみにまで広く活用されています。

想像を形にして、そこからさらに技術へ発展させて、世の中に貢献する。まさに、「折り紙付き」の仕事です。折り紙に限らず、想像を創造につなげる人財を送り出す、スポーツ健康科学部の受験生の健闘を祈ります。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
本日の13時から、当方の研究室の治郎丸君の博士論文公聴会(2F大会議室)があります。公聴会ですのでどなたでも聞きに来られます。お時間のある方は是非に。
【忠】

2016.01.31

スポ健な人 (26) Takuya くん

あっという間に1月も終わりですね。
立命館大学では、いよいよ明日から全学統一試験です。

今回のスポ健な人は、Takuya 君 (4回生)を紹介したいと思います。
Takuya 君は、この春から、大手飲料メーカーでの就職が決まっています。



Q:「もうすぐ卒業ですが、振り返ってみてどうですか?」
A:「入学した時には、周りがすごすぎて、ある種自己喪失になりました。
  そのまま何となく学生生活過ごしていたのですが、
  何とか人に胸を張って言えることがしたいと一念発起して、
  3回生の時に、ミスキャンパスの企画やスポ健運動会 (LTE) を
  企画・実行したのが印象に残っています。」

Q:「就活はどうでしたか?」
A:「正直、最初は苦戦しました。ただ良い人に出会えて、
  その人に、エントリーシートを見てもらったり、
  企業研究をどうやっていくかのアドバイスをもらって、
  それからはスムーズにいけました」

Q:「企業はものすごい数あるわけですが、どうやって企業を絞ったのですか?」
A:「大学時代に楽しかったのは、企画を考え実行することだったので、
  社員の主体性を重んじる、自分でやれる企業という観点から、
  就職活動を行いました。」

Q:「スポ健での学びで就活に役立った科目はありますか?」
A:「英語 P での英語発表の経験がものすごく役に立ちました。
  この授業の中で、人を楽しませることやどのような間を入れると
  人に伝わるかなどが練習できました。この経験が、
  人に何かを伝える際に役立ちました。」

Q:「後輩へのメッセージをお願いします」
A:「スポ健は、学生の仲も良く楽しいですが、
  外に出てみて、色々な人と接して、
  鼻を折られる経験をしたほうが絶対良いと思います。
  そうすることで、より専門性の高い学びに興味が持てるし、
  自分自身の成長にも繋がると思います。」

私は、Takuya くんが二回生の時に、
英語 P のクラスで担当しました。
あの時から、「 笑い」を取り入れ、発表していました。
今回、色々と話を聞いて、とても参考になりました。

それでは、また。失礼致します。
受験生の皆さんが、全力を出し切られることを心よりお祈り申し上げます。


2016.01.30

未来を志向すること

今週の写真は、草津のとある場所。
ここが、今後面白く変わっていく予定です。
どう変わっていくかは、お楽しみにしていてください。

ところでふと思うこと。
・・・なんだかわからない写真を掲載して、次報を待て!でいいんだろうか・・・
いや、たまには、謎かけみたいな写真があってもいいじゃないか(笑

そんな開き直りの今日この頃。


さて、本題。
(・・・実は本題に入ろうとして、何を書くべきか考えています・・・)
お、思いついた!
と言う事で、ブログのタイトルが「未来を志向すること」に決まりました。
(・・・実はさっきまでの打ち合わせの方向性がこの内容だったり・・・)

そう、自分自身の経験で言えば、未来を志向して、
自分自身の行動を変える事を意識し始めたのは、
やっぱり子どもが出来てからでした。


理由は単純。

1.社会は連続して作られている
2.自分がすること、していく事によって未来が一部でも作られる
3.子どもが生きていくのは未来の世界
4.この未来の世界を作っていくのは、今の私の責任

という構図を、ふと強く認識したからです。

言い換えれば、親の背を見て子は育つ、と言うやつですね。
・・・ちょっと飛びましたが・・・

自分自身がきちんと責任を持って行動をし、
子どもの良き手本として、
また未来を作る事を意識して行動していく事で、
子どもから見た社会も変わっていくのではないか、
と思っています。

で、「未来を志向すること」に戻っていきますが、
結局のところ、ビジョンをどう持つのか、
また子どもが大きくなった時に、どんな社会であってほしいと思うのか、
そして、そのために何をするのか、
によって構成されると思います。

(・・・今日は飛び気味かもしれない・・・そういえば、シューマンの飛翔という曲、好きだなぁ・・・)

一時期有名になったバタフライ効果ではないですが、
ちょっとした事でも取り組んで行く事で、大きく変わっていくかもしれない、
いや、変えなければ、と思うのであれば、行動しなければならない、
と思いました。

自分自身が子どもが生まれて、今まででずいぶん変わったなぁ、
と思うのが、この行動の部分です。
結局、思ったとしても変化は起きず、
行動する事によって変化は生まれていきます。

なので、「未来志向」というのは、
未来を想う事ではなく、
未来に向かって行動する事なんだなぁ、と考えています。

「ない」と不満を言うのではなく、
「なければ作ろう!」と思わなきゃね、
という今日この頃でした。

・・・でも、作る事に関わり過ぎると、量が多すぎて回せなくなりがちなので、
そこは気を付けましょう・・・

今日はこの辺で。
ではでは。
みち
飲み会も数が増えると酔いやすくなるようで、最近酔っ払うのが早くなっています。ついでに酔っ払っていると、時間の経つのも早く、あっという間にモノゴトが過ぎ去っていくような気もしてます(笑

2016.01.29

階段を上ろう

この頃基本的に階段を使うようにしています。運動のため、と特に考えている訳ではないのですが、何となくエレベーターを使わない様にしてみました。一度習慣化するとそれが当たり前になって来ます。この習慣は引き続き続けてみようと思います。ちなみに1月エレベーターを使った回数は3回程でした。

階段を使うことでどの程度の運動になるのか?を計算してみました。

インテグレーションコア南東側の階段は、ワンフロアにつき22段あります。そして一段が約18センチメートルです。そのためワンフロアにつき 22×18=396 で、3.96m 上ることになります。1階から6階までだとこの5倍の 19.8m です。

体重が 80kg だと、身体に作用する重力は 80×9.8=784N です。この重力に抗して先程計算した高さを上るには、784×19.8=15523J の仕事が必要です。

この仕事量をカロリーの単位に換算します。1cal=4.19J の関係から、15523J=3705calと求まります。よく使われるキロカロリーで言うと約 3.7kcal ですね。炭水化物のエネルギー価を 4kcal/g と考えると、3.7kcal という量が炭水化物 1g 弱に相当することが解ります。脂質なら 0.5g 以下です。

もちろん身体運動のエネルギー効率(車で言うところの燃費)は 100% ではありませんので、実際のエネルギー消費は上記よりも大きくなるでしょう。それにしても絶対量としては、1階から6階まで上るだけではそれ程の運動量にはならない、と考えて良いと思います。

とはいえ一事が万事、生活の中で活動量を増やす工夫をしてみようと思っています。良いアイディアがあったら教えてください。

(写真はインテグレーションコア南東側の階段です。)

2016.01.28

タバタトレーニング再開

 先週 立命館大学朱雀キャンパス(https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/)において 中断していたタバタトレーニングが再開されました。広報課のysmさんが中心となり、始めたそうです。場所は、予約していた会議室が使えなかったこともあり、広報課の会議室で行いました。4名の方がトレーニングするとぎりぎりの感じでした。タバタトレーニングを始めて体験される方が2名いらっしゃいました(ちなみに1名の方は翌日、筋肉痛あり、もう一人の方は無しでした)。朱雀キャンパスは立命館大学の本部ですが、学生が少なく、運動する場所がありません。是非、職員の皆さんの健康増進のため、特に多数いらっしゃる女性職員の方のために運動できる部屋を提供して欲しいと思います。健康を掲げるクールな立命館を一つのブランドにして欲しいものです。

 

 

 

もう一つの話題

 先週、学校法人立命館の理事会と評議員会の新年懇親会がありました。校友(立命館大学卒業生)であり評議員であるGate river様とお話をさせていただく機会がありました。今後、京to市も健康寿命延伸について施策を考えているので、是非、協力して欲しいということでした。