先週の木曜日が、3回生演習(ゼミ)の初日でした。
ゼミでの研究内容はそれぞれのゼミで異なりますが、ゼミを通じて身につけさせる基本的な能力は共通させています。そのため、学部の教職員がFD活動などを通じて議論し、授業概要、到達目標を統一したシラバスを作成しています。
3回生の専門演習Ⅰでは、「グループワークを行い、リーダー・フォロワーとしての立場の双方を経験する事により、調整力ならびに伝承力を獲得する。」ことが、その学びの柱の一つとなっています。教員間でどのような進め方であれば、このことを理解させることができるのかをグループワークで取り組み、いくつかのワーク(ならびにワークシート)を作成しました。いわば、授業素材をみんなで知恵を出して創り上げています。
初日のゼミで、上記のテーマをねらいとして、『紙だけでできるだけ高いものをつくる』について取り組んでもらいました。制限時間は15分。道具は、A4用紙ののみ。条件は、私がノートで扇いでも倒れない。写真のように、短時間でかなり頑丈なタワーを積み上げていきました。何よりも、意見を出しながら、良いアイデアに対してさらにそのアイデアを広げたり、深めたりの議論ができていました。まさに、上記のテーマにかなったワークとなりました。
今回の学びが、これからのゼミでの研究活動につながっていくと強く感じています。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
生まれてはじめての骨折を経験しました。寝て起きて階段を下りると激痛!しばらくすると治ると高をくくっていましたが改善せず、レントゲンをとると脛骨の遠位端にくっきりと骨折した部分(矢印)があり。ここは三角靱帯で覆われているところです。夜中にトイレに行って、強い外反を起こして剥離骨折したのか、寝ていて、壁を強烈にインサイドキックしたのか謎です。しかも誕生日であったので、やはり加齢でもろくなったのか、などいろいろ考えました。でも骨折の痛みも経験でき、治れば骨が強くなる、しかも授業の教材としても使える、と考えれば得をしたように感じます。
【忠】
2015.04.13