2014.08.26
2014.08.25
筑波大学・図子研究室との研究交流会
USC訪問、カナダ・カルガリーでの国際ランニングシンポジウム、その後バンクーバー経由で、19日に帰国しました。涼しいところから戻ってきたので日本の蒸し暑さを改めて感じています。
20日―21日はゼミ合宿に行ってきました。JISS見学、筑波大学・図子研究室とのゼミ交流会、筑波宇宙センター見学の内容でした。JISS見学ではJISS研究員の稲葉先生にアテンドしてもらい、日本のスポーツ科学研究、スポーツ科学サポートの現場も観てきました。
筑波大学・図子研究室とのゼミ交流会初日は、お互いのゼミの紹介を学生同士で行いました。4回生にとっては卒論へ向けた節目のプレゼンにもなりました。図子研の院生のしっかりとした発表も聴けて大いに刺激となりました。さらには、夜の懇親会では、和やかな雰囲気の中、双方の交流が加速的に深まりました。2日目は筑波大学の研究・実験施設ならびにスポーツ施設の見学と図子研究室、伊坂研究室双方の院生による本格的な研究交流の時間が持てました。特に、図子研の発表で、実験機材を持ち込んでの実演を交えた発表は、“現場に役立つ研究”を強く意識した内容でした。ディスカッションでも、質問した当研究室M1のY井君が自分の意見を実際にその装置を使って検証させてもらうなど、通常の研究会ではみられない実践的な議論で大変興味深いものでした。
双方の学生・院生にとっても大いに刺激された研究交流会となりました。これも今回運営していただいた図子研究室の皆さんのおかげです。ありがとうございました。
同世代で同分野の研究を進めている仲間との交流は、単なる情報共有、研究交流にと留まらず、人間力を高めるきっかけにもなりました。今回の研究交流を通じて、ゼミ生たちは、直接交流による「心と体の化学反応」によって多くの刺激と影響を受け、さらに成長する機会を得たことでしょう。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週International Calgary Running Symposiumへ参加してきました。ランニングに関わってこれほど豪華なメンバーが一堂に会するのはもうないのではと思えるほどでした。ランニングのエネルギー効率、シューズ、ランニング傷害、シミュレーションの分野で著名な研究者によるキーノートレクチャー、中でも、Lieberman(ハーバード大学)の進化からみた人のランニングと現在議論となっている裸足でのランニングの研究内容は、この間のホットな議論へ一石を投じてきただけに興味深いものでした。ポスター発表は、本学からは、【明紀】先生、【光O】先生でした。日本の研究水準も海外と比べて遜色なく、今後、キーノートレクチャーを任される研究者も数多く出てくるでしょう。もちろん、本学部からも。
【忠】
2014.08.24
スポ健な人 (11)
皆様いかがお過ごしですか。
今週も、スポ健で頑張っている学生を紹介したいと思います。
今回、紹介する学生は、Kohei さん です。
Kohei さんは、現在博士前期課程の1回生 (M1) で、
藤田研究室に所属しています。
では、Kohei さんにインタビューです。
Q: 「現在の研究テーマについて教えて下さい」
K: 「今は、運動によって糖代謝をいかに改善できるかということについて研究しています。」
Q: 「なぜ研究に興味を持ったのですか?」
K: 「大学で色々と学んできて、企業で言われた作業をこなすよりは、
自らクリエイティブに何かを作り出したいと考えたためです。
自分がこれがあったら良いなと思えるものや自分がイメージしたものを
作り出すことに関心があったので、研究に興味を持ちました。」
Q: 「今後の目標を教えて下さい」
K: 「運動の効果については経験的に分かっていても
メカニズムが解明されていないことがまだまだあります。
今後、研究を進めていって、欧米での学会発表や他大学との共同研究にも
積極的に参加して、運動から人の健康を考えることで、
社会貢献していきたいと思っています。」
Q: 「受験生やスポ健後輩へのメッセージをお願いします」
K: 「何をしろというわけではありませんが、後から振り返って
大学時代はこれをしましたと自分で言えることをして欲しいと思います。
遊びでも、バイトでも、勉強でも何でも良いので、何か得るもののあることや
経験を積んでいって欲しいと思います」
それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
敦
2014.08.23
人を育てる企業
2014.08.22
地域で生きる
ローソンが「介護コンビニ」 ケアマネ配置し高齢者支援
2014.08.21
学生の訪問
8/2-3にかけオープンキャンパスが開催され、多数の方々がお越しになりました。2日目の模擬講義(最新の低酸素トレーニングを体験しよう)終了後、見覚えのある高校生(Aさん)から声をかけられました。実は昨年、大阪で開催された進学説明会でブースを担当したのですが、その際にAさんが来場し、本学での学びの様子、教育の方針や求める人材などを時間をかけて説明したことを思い出しました。当時Aさんは高校2年生だったのですが、今回のオープンキャンパスに四国から駆けつけてくれました。
熱意ある、元気ある学生と話をすることで、私自身も活力をもらうことができました。そして、Aさん、Bさんのような熱意ある学生が入学してくれた際に、その期待に十分に応えることができるよう、また、魅力的な学部・研究科であり続けるために我々教員も努力をしなければ・・・と改めて感じました。
2014.08.20
女子ラクロスの試合の応援に行きました。
この前の日曜日に、宝ヶ池競技場で行われた女子ラクロス部の試合の応援に行ってきました。
これまでもゼミ生や学生の試合の応援に行きたかったのですがなかなか予定が合わず、
立命館大学に来て初めての試合観戦となりました。
ゼミ生、知っている学生が日々大学での授業で見せる顔とはまた違った
とても溌剌とした姿を見ることができて、とても良かったなあと思います。
子どもたちを連れていきましたが、それぞれ感想が異なっていました。
小学校4年生になるお兄ちゃんは、「女子」のプレ-だから、「羽根付き」みたいなものだろうと
思っていたらしいのですが(失礼ですね!)、とても激しく、そしてスピーディーな場面に圧倒されていました。
「男子のラクロスも見たいし、やってみたい!」と、普段はあんまり運動の得意ではない彼から
そんな感想が出ていました。
何かスポーツをしてみたら?と口で言うだけの私でしたので、いろいろと見せる(魅せる)機会を作っていこうと思います。
真ん中の娘は、応援席で繰り広げられる各メンバーへの応援がたのしかったとのこと。
そして「グレーター立命」の合唱についても言及し、「みんなが一緒に歌っていてよかったね。お母さんも歌ってたね」(そうよ、1回生に混じってちゃんと練習したもの)、と感想を言ってくれました。
応援の一体感もとてもよいものですね。
試合の結果も、立命の勝利でした(対 同志社大学)!! これからもぜひ頑張って勝ち進んでほしいと思います!スポーツ健康科学部に居ながら、大学スポーツの楽しさを遅ればせながらやっと体験できた、よい一日でした。
ma34
2014.08.19
プレゼンテーション
2014.08.18
予備実験(栗H先生 in USC)
先週は、USC(University of Southern California)訪問、その後、カナダ・カルガリーでの国際ランニングシンポジウムに参加してきました。
USCでは半年間の在外研究中の栗H先生と研究の打ち合わせ、ならびに現在USCで進めている研究プロジェクトの予備実験を見学させてもらいました。
プロジェクトの内容はまだ研究途上ですので詳しくはかけませんが、写真のように手作りの実験装置をUSCの大学院生と作成し、針筋電図の挿入箇所を確認するために超音波エコーを使いながら慎重に予備実験データを取っていました。練習台となったマイケル君とはお互いに、針筋電図のトレーニングを行っていました。現在、IRB(研究倫理審査書類)を提出し、本実験まで予備実験を何度も繰り返します。1回の予備実験(一人)にも3時間ほどかかります。良いデータを取るには粘り強く、準備よく、納得するまで、実験のプロトコールを見直す必要があります。
そのためには、研究仮説をまずは十分に練り上げることが最初です。USCのDr.Kuligは、「仮説を立てるには、研究背景が大事、その上で、その仮説が①計量可能なこと(検証できること)、②実行可能であること、③合理的であること」を徹底してディスカッションすると【栗H】先生から聞きました。
なぜ、その研究の意義があるのかをこれまでの研究背景から明らかにして、そして合理的かつ検証可能な仮説の打ち立てが、実験開始の根本ということを、こちらの研究室は徹底されているのを感じました。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
論文指導でもDr.Kuligは徹底しているようで、最初の1文を読んで、次の一文を予測させる、というトレーニングも行っているようです。研究者にとっての最終産物であり、世の中への貢献は、「論文」を発表することです。その最終成果は、単に良いデータを示すだけでなく、世の中に考え方を問うことでもあります。そのために相応しい文章の構成が必要であることもたたき込まれいるようです。
【忠】
2014.08.17
「立命館理系応援サイト」が立ち上がりました
明日からはお盆休みも終わり、日常が戻ってきますが、
皆様いかがお過ごしですか。
今回は、「理系女子的学び方、働き方、暮らし方」が
来週の 24 (日) に開催されるのを受けて、
スポ健、理工、情理、生命、薬の5学部共同で新たに立ち上げた
「立命館理系応援サイト」を紹介したいと思います。
(「立命館大学は理系を応援します」のキャッチコピーを
考えたのは、私です (^ ^) )
立命館大学びわこくさつキャンパス (BKC) は、
西日本の私立大学で最大の理系研究拠点 であることをご存じでしょうか?
BKC では、さまざまな研究活動がなされているのですが、
その活動を、社会貢献の一貫として、社会に普及していくことを目的として、
今回の「立命館理系応援サイト」を立ち上げました。
詳しい内容は、HP にアクセスして欲しいのですが、
https://www.ritsumei.ac.jp/rikei-ouen/
主なコンテンツは、以下の通りです。
(1) 芽が出る理系マガジン:
高校の教室で学ぶ理科と、大学での先端研究のつながりを紹介。
理系への興味の芽を育てることで高校生の理系学習を応援する。
(2) 理系女子応援:
理系女子の活躍のフィールドはますます拡大している。
先輩リケジョの学び方、働き方、暮らし方を通して、
あこがれの未来の自分に出会ってみる。理系が気になる女子を応援する。
(3) Science Visit:
高校生対象の連続ミニ講義に参加し、びわこ・くさつキャンパスを体感する。
大学の授業体験を応援する。
(4) 出張講義:本学の多様な研究分野の大学教員が高校の教室へ出向き、
模擬講義を行います。高校生の知的好奇心を応援する。
ちなみに私が 7/19 に実施した Science Visit の模様も、
以下のページで確認出来ます。
https://www.ritsumei.ac.jp/rikei-ouen/event-report/
またアクセスしてみて下さい。
「理系女子的学び方、働き方、暮らし方」の申し込みも
以下のページ からリンクが張られています。
ぜひお申し込み下さい。
http://ritsumeikan-rikeijyoshi.com/
それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
敦