Hassyです。
Goto先生のブログにもありましたが、私も本日からアメリカスポーツ医学会に研究発表に行ってまいります。
今は機内からアップ・・・しているわけではなく、事前入力しています。
次週には、学会での様子をご紹介できるものと思います。
さて、国際学会ですので当然英語での発表、ディスカッションとなります。
最近では特に「グローバル化」という言葉を目にします。
文科省でも「若い世代の「内向き志向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図るため、大学教育のグローバル化のための体制整備を推進する。」
として、事業推進を展開しています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sekaitenkai/1319596.htm
その基盤としての英語力が重要なのは言うまでもありません。
スポ健でも、通常の英語科目に加え、3回生を対象とした「専門英語」があり、私と敦先生で担当しております。
この科目では当該分野に則した学術論文を中心に読みこなし(2人で計8本の国際誌)、発表して論文紹介するようにしています。
学術論文は、敦先生はしっかりとテーマを確立し、それに関する論文を幾つかまとめて各グループに提供されていますが、私は自分の興味で、比較的新しい、まだ読んでいない論文を提供し、読んでもらっています。
スポーツ健康科学といっても、扱う対象は広範囲ですので、学生にとっては背景もよくわからず、しかも今まであまり触れてこなかった学術論文を読むわけですから、相当きついだろうと思います。
しかし、スポ健生1,2期生は、かなりの努力をし、これまで見事な発表をしてくれました。
今年も、この授業の厳しさを知った上で受講してくれた強者たちですので(笑)、発表が楽しみです。
一方で、グローバルといっても、英語が巧みであればいいわけでなく、重要なのは異なる価値観、文化をもった者同士がどのように協働していくか、その重要性を再認識しなければならないことを、mozawa先生もとある会議で発言されています。
同様のことを、法政大学の田中優子総長も述べておられました。
私も僅かですが、アメリカに留学経験があり、そこで色々な国からの学生や研究者と話す機会に恵まれました。
時には価値観の違いから、数時間も論議することがありました。
そうして、いい意味での対話力が養われたように思います。
私が思うグローバルは、またまた登場ですが、Jin先生の4月19日のブログ、社会人基礎力で言えば、「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」でしょうか。
そういう意味でも、学生には多様な人と対話し、喜怒哀楽していって欲しいと思っています。