2013.10.05

淡海生涯カレッジ

本日は毎年恒例となっている淡海生涯カレッジで中高齢者の方々対象に講義と実技を指導しました。

今日のコンセプトは「ファンクショナルトレーニング」。
ちょっと流行りの言葉ですが、スポーツのパフォーマンス向上だけでなく、日常生活の機能改善にもつながるトレーニングの理論について講義してから、筋力の向上を目指した運動、異なるスポーツの動作を利用した有酸素性の運動など、1つ1つは短時間ながらも高強度の運動を皆さんに体感していただきました。
実技指導の後半はT鳥くんにサポートしてもらいましたが、あっという間の2時間でした。

皆さん辛そうな顔をしながらも、最後までしっかりと運動をこなしていましたし、活発な質疑応答ができたのも良かったです。

satoshi

p.s.  運動指導に必死で、今日は写真取り忘れました(^^;

2013.10.04

「日本のスポーツの過去と現在─その問題点と課題」

こんにちは。

 

後期金曜日3限は、USF特別協力科目・NFL協定科目「現代社会の要請・変貌するスポーツビジネスの展望」の日です。

 

今日は第2回講義。

今日から4週は町田光客員教授(NFL日本代理人)による総論。

 

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教室は満員!!

標記タイトルについて、町田先生独特の熱い語り口に受講生は聞き入りました。

 

来週の講義も楽しみです!!

 

BULLCO

 

 

 

 

 

2013.10.03

4回生卒業論文中間発表

本日、ゼミ4回生の卒業論文中間発表会が開催されました。スポ健では、健康運動科学、スポーツ科学、スポーツ教育学、スポーツマネジメントの4コースで全20ゼミがありますが、今回は2ゼミ合同で発表が行われました。sanaゼミはharu先生のゼミと共同で20名が、発表2分、質疑応答1分で90分間行いました。sanaゼミは、身体活動量、体力、身体組成をテーマに子供から高齢者までを対象として、健康関連因子との関連について検討しています。haruゼミでは、スポーツ競技における心理的評価とパフォーマンスとの関連についてのテーマが多くみられました。どれも健康づくりやスポーツトレーニングの現場で行かせることができる内容であり、オリジナリティの高さがうかがわれました。1期生の卒業論文は、スポ健が初めて世に出す成果ですので、学内外で注目されると思います。卒論の進み具合はそれぞれですが、提出日は12月19日ですのであと3カ月を切りましたので、完成に向けてがんばってください。sana

 

 

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2013.10.02

ワークシート

こんにちは。ma34です。

後期が始まって一週間が経ちました。
今日水曜日は、1回生の基礎演習の日。
2名が欠席で、みんなが揃わなかったのが残念でしたが、
みんな一回り成長して、元気な姿をみせてくれたので一安心でした。

さて、基礎演習後期では、大きな課題、ゼミナール大会での発表(その前に論文づくり)があります。
本日第一回目で、夏休みの成果発表をしましたが、
少し調査・調べ学習をすすめてきた班、何にもしなかったんだろうなあという班、
素直に何もしてません、と反省する班、色々です。

授業でも話しましたが、大変な課題なのですが、
それを達成する過程で、「知らないことを知るってわくわくする」「楽しいな」と思ってもらいたいと
心から思っています。

(それをAAさんが最後のコメントとして言ってくれたのがもっと嬉しかったのでした)

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そんな学びを支えるツールとして役立つかわかりませんが、
AAさんと相談して、写真のようなワークシートを創りました。
(写真左側。右側は「学習科学論」の第一回目ワークシート。「学習」から思いつくものを挙げています。講義15回目でもう一度同じようにやります。変化が楽しみです。)

学びの「見通し」を持ち、かつ学びの「足跡」が残せるように、うまく活用されるとよいと思っています。

1回生には大変な後期ですが、みんなのぐっと成長する姿を見られることを楽しみに、
私も頑張りたいと思います。

ma34。

2013.10.01

秋シーズン

 過ごしやすい季節になりました。あの暑さから抜け出られたかと思うと、ほっとします。

 いよいよスポーツの秋・・・シーズンを迎えました。アメフトも一足先にシーズン突入し、ラグビーもこの週末が初戦でした。選手でもないのに、朝からそわそわしすぎた日でした。

 学生の方がしっかりしていて、緊張している彼・彼女たちに、応援するだけの私が落ち着かせてもらう始末...。「緊張して気持ち悪いです・・・」と言いつつも、「先生任せてください!勝ちます!」「今年は先生をお正月まで、東京につれていきますね!」と言われると、ここに着任して応援に行くようになってからの様子を思い出します。どうしてもチームが勝てない状態だったり、怪我をしてなかなか試合に出られなかったり、観客が少なかったり...いろいろありましたが、ここにきてチームが揃ってきているように見えます。

 今シーズン、スポ健の学生たちが、それぞれのチームを引っ張ってくれています。何とか、彼・彼女たちが目指してきたものに近づいてほしい、の一言です。応援に忙しい秋になりそうです。 
【ippo】

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勝利の女神、Fukuさん&Okaさん(スポ健でお世話になっていた事務室の方々)、ラグビーの魅力にはまりつつある!?

写真は、Fukuさん撮影。立命館、ゴールの瞬間。
















2013.09.30

icSPORTS 2013

標記の学会へ参加してきました。この学会の正式名称は、The International Congress on Sports Science Research and Technology Support です。第1回目のため、運営面で少し今後工夫が必要なところはありましたが、工学系、生理系、心理系からマネジメント系まで、「スポーツ科学」に関する幅広い関係者が集いました。

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この学会では、フルペーパー、ショートペーパー、エクステンデッドアブストラクト、アブストラクトのうち、いずれかを選んで演題を申し込みます。そして、審査委員の審査(レビュー)を受けます。伊坂研究室の院生Cかづみさんは、エクステンデッドアブストラクトで申し込みましたが、審査結果表をみてびっくり、6名も審査委員がコメントと採点をつけていました。

学会では、フルぺーバーで採択された演題は30分、ショートペーパーとエクステンデッドアブストラクトは、15分。アブストラクトのみはポスター、というようにスクリーニングの上、発表時間に差がつけてありました。また、フルペーパーとショートペーパーのみがプロシーディングス(講演論文集)に採録されます。さらには、フルペーパーの中からベストペーパーが表彰されます。

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 学会発表の質を担保するための一つのシステムと感心しました。日本からも大学院生2名が、30分の講演を行っていました。世界の舞台で、研究成果を30分発表させてもらえることは滅多にありません。そういう意味でも力をつけられる学会といえます。

 


来年は、101618日の間、イタリアのローマで開催されます。英語で研究成果を発信し、力試しをしてみませんか?


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 <今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ポルトガルのヴィラモーラのビーチも素敵でした。会場(写真のホテル)まで宿泊先のホテルから歩いて30分(Cかづみさんの高速歩行に引きずられて)。その間、ずっと青空と青い海を眺めながら。広々とした海と青空をみると不思議と気持ちがゆったりします。そのせいか、色んなアイデアが湧いてきます。発想する意味でもときにはゆったりする時間が必要ですね。




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【忠】

 













 

2013.09.29

新しい「出会い」と「学び」を活かしたい

後期開始直前の917日・18日と、宮城県石巻市そして福島県郡山市に足を運んだ。今回は、台風の影響で夜行バスが3時間も遅れてしまい、目的地・石巻着が午後3時少し前という状況だった。1日目の行動はごく限られたものになってしまったが、新しい「出会い」があったし、2日目には、新しい「学び」があった。

石巻市渡波にある万石浦(まんごくうら)小学校の代替養護教諭のA先生と、ごく短時間ではあったが、お会いしてお話を伺うことが出来た。A先生は近隣の荻の浜から通っているのだが、津波被害に遭って、現在はご両親と「仮設住宅」住まいだと言う。但し、荻の浜地区では、「人的被害」は無かったという。そんな話を聴きながら、ふと、牡鹿半島を挟んで北側にある谷川(やがわ)浜のことが頭を過ぎった。

そこでは、集落は壊滅して多くの人が亡くなっている。私の父方の親戚夫婦もそうだ。「人的被害」の有無の「差」がどのようにして生まれたのか。

例えば、谷川小学校も校舎は完全に津波に呑み込まれ、浜側に近い体育館は跡形も無く押し流されてしまっているが、子どもたちは全員無事だった。一方で、大川小学校のような悲惨な状況が生まれている。このような「差」がどのようにして生まれるのか。そんなことにも思いを巡らしていた。

石巻から女川に向かう国道沿いに建つ万石浦中学校に隣接していて、それぞれの学校は津波被害も然程ではなかったようだが、小学校と中学校の間には「仮設住宅」が建ち並んでいて、はっきりと「被災の爪痕」を感じさせてくれる。

もし正式に採用されると、宮城県では最初の男性養護教諭となるA先生。子どもたちの健康の問題はもちろん、命や安全の問題について真正面から取り組む、学校保健の中心的な担い手として成長していただきたいものだ。

郡山では、助産師のMさんたちが取り組んでいる「子育てチャット」を覗かせていただいた。この活動は、平成17年から継続しているもの。そして、「東日本大震災」にともなう原発事故後には、このような「子育てサークル」は行政レベルでも数多く取り組まれてきているという。

若いお母さんたちが小さい子どもたちを連れて参加し、子育ての様々な不安や悩みを出し合い、みんなで解決を図って行こうとする、ごくありふれたささやかな活動だという。しかし、参加しているお母さんたちの中には、「原発事故後」に結婚して郡山に住み着いた方もいたりして、大変「重い課題」にも向き合っている活動だということが理解出来る。

例えば、矢部史郎『放射能を食えというならそんな社会はいらない、ゼロベクレル派宣言』新評論、など徹底した排除の論理の一方で、一ノ瀬正樹『放射能問題に立ち向かう哲学』筑摩書房、など混沌とした放射線被爆の健康影響に対して明るみをもたらそうとする論理とがぶつかり合っているのだから。

こうした「出会い」や「学び」については、学生諸君にも伝えて行きたいものだ。先ずは、後期の授業にどのように活かしていけるのか?  それが問題だ。  mm

2013.09.28

セミナー開催しました

  昨日はスポース生化学の授業の一環として、順天堂大学大学院 スポートロジーセンターから田村好史先生をお招きして、『生活習慣病における脂肪筋・脂肪肝、インスリン抵抗性の意義と食事・運動の役割』と題して講演していただきました。

  MRSを用いた筋細胞内の脂肪と糖尿病のリスクであるインスリン抵抗性との関係性を肝臓と骨格筋での糖質・脂質代謝の観点から分かりやすく講義頂きました。昨日は院生だけでなく、学部生も多くセミナーに参加してくれたのが嬉しかったです。

  スポーツ健康科学部で日頃から学習している、健康増進に向けた食事と運動の重要性を、最新の糖尿病の研究の観点からも重要な因子であることが確認できたのは、学生にとって大きな成果だったのではないかと思います。
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satoshi


2013.09.27

今年度のUSF特別協力講座・NFL協定科目が始まりました!!

こんにちは。

朝夕、ようやく涼しくなりましたね。

 

さて、立命館大学では2001年度からアメリカ、プロフットボールのNFL(National Football League)と協定に基づき、優れたスポーツビジネスを学ぶ協定科目を開設しています。

そして、昨年度からは、有為な若者の成長をサポートしたいとUSF(United Sports Foundation)の特別協力をいただいています。

 

今年度のテーマは、社会や人の変化を知り、その中での新しいスポーツとスポーツビジネスの可能性を考えることです。

 

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第一回はこの講義のねらい。

諸橋寛子USF代表理事

町田光NFL日本代表

そして、ぼくの3人でディスカッションしました。

 

教室は400名を超える学生たちの熱気に溢れました!!

 

BULLCO

 

 

 

 

 

 

2013.09.26

滋賀県立草津東高校-体力測定第2段

からっとしたすごしやすい天候が続いています。これからは、秋本番。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、スポ健としても活動が高まるシーズンではないでしょうか。

先日、草津東高校の2回目の体力測定を実施しました。超音波を使った部分的な筋量評価で痩せと健康について解説しました。今回は、アスレチッククラスの1年生約40名を対象としました。測定個所は、大腿前部、腹部、上腕前部です。少なかった箇所の筋トレ方法を解説し、最後に、超音波法による筋組織厚から腹筋王子、腹筋クイーン、を選出しました。体格からは想像がつかないような生徒が選出されて、大いに盛り上がりました。草津東高校の皆さん、是非、スポ健を目指して、今後も勉強とスポーツがんばってくだい!sana

 

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