2011.06.24

Gクラス白熱教室、白熱セミナー

Hassyです。暑いですね。先週の基礎演習もアツかったです。
スタンフォード白熱教室をご存知の方も多いでしょう。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/stanford.html

我がGクラスも全くこれにならって「6色の考える帽子」http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/stanford/110522.htmlをやってみました。(まあ端的に言えばパクリです。。。)

1グループ5人で、「小さな家族経営のお店が大型チェーン店と競合するには、どうしたらいいか」を題材に、まず全員が情報を列挙するモード、そしてアイデアをどんどん出すモード、肯定的に考えるモード、否定的に考えるモード、情熱を持って接するモード、そして思考過程を整理するモード、と次々に思考モードを切り替えて行き、そして各人が好きな思考モードでもう一度考え、、、という具合です。

各グループ色々な意見が出ていたようです。ここでは導きだされた結論よりもむしろ、そこに至る過程でどのようにすればチームとしての創造性を発揮できるのかを肌で感じてもらうところに主眼があります。

北米屈指のスタンフォード大学も顔負け!?の、非常に楽しい白熱した議論が展開されていたように思います。
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続いて、先週の金曜日には金沢大学教授の増田先生にお越しいただき、「筋の酸素ダイナミクスを追って」と題してセミナーをして頂きました。
先生がこれまでされてきたミオグロビンを中心とした生理学および生化学的知見の紹介をはじめ、大学院生に向けた「研究」のメッセージまで頂戴することができました。研究にはやはりセンスが必要で、そのセンスとは、WHYの心、つまりどうして?なぜ?と感じる心なんだ!と。そうした心でもって、スポ健の優秀な先生方と探求していける喜びを感じながら、頑張って行って欲しい、という素晴らしいメッセージでした。本来ならご自身の大学の院生さんたちに強く伝えたいメッセージを、こうして我々に対して向けて頂いたわけです。ありがとうございました。
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最後の質疑では、院生や学部生から活発な質問が多くでました。増田先生もこうした積極的な質問に大変喜んでおられました。

さて、本日はNS研究会でHassyの発表です。白熱セミナーとなるよう頑張って発表させていただきます。

2011.06.23

演じる。

 私はプレゼンが苦手です。

 幼稚園教諭になりたくて短大に入学しましたが、学生時代、部活のトレーニングや授業の疑問から、研究の謎解きにはまっていった結果、今にいたっています。研究結果を伝えるためには、プレゼンで研究を分かりやすく伝えることが大変重要になります。どうすれば、万人に分かりやすく説明できるか、思考錯誤の連続です。特に、学会発表において大勢の人の前で研究報告や、限られた時間内で端的に分かりやすく伝える能力が重要で、時と場合によっては、自分を売り込むための手段にもなります。無理やり学会発表しなくても、論文を書いた方が業績になるのですが、プレッシャーを感じながら研究報告するきっかけと、次の実験へのステップになるので、敢えて発表するようにしています。また、発表することで同じような研究をしているグループとディスカッションでき、新たな研究の方向性に気づくのも、大きなメリットになってきます。

 スライド作りの原点は大学院修士の発表会でした。紙芝居作りのように、プレゼンのスライドをつくり、プレゼンが苦手な私は指導教員の先生の前での発表や、同期の仲間や先輩からもアドバイスを頂きながら何度も練習し、自覚しない間に丸暗記していたことが懐かしいです(暗記は全く無意味ですが)。

 そんなことを振り返りながら、今週の火曜日はラン智タイムFDセミナーで、Sanada先生司会のもと、研究トピックスの報告を担当させていただきました。(研究内容の報告については、論文が通ってからブログで?!と思っています)ちょうど昨年の今頃、NS研究会で発表させて頂いた際、忠先生から「プレゼンしている自分を演じればいいんよ」と、アドバイスいただいたことを思い出しました。「演じる」簡単な響きですが、私には困難を極めます。このアドバイスを頂いてから、重要なプレゼンのたびにその言葉を思い出します。今週のプレゼンは好きな研究のことだったにもかかわらず、納得いく発表にならなかったのですが先生方がたくさんの質問、コメント、アドバイスをくださったお陰で、とても楽しい刺激と次の実験へのステップが明確になった気がしています。ご意見をくださったことにとても感謝しています。1つ1つの意見を大切に次へ進みたいと思っています。ありがとうございました。


能力がなくても、一流を目指して努力を重ねることで、限りなく一流に近づくことができる」ような気がしています。生物学的に考えてみると、「努力を継続できる力は、能力がない者に備わって行く能力」なのでは?などと都合良く思うようにしています。

 今年度は、大学院の1期生が2年間の集大成である修士論文の完成を目指します。発表会はまだ先ですが、スポ健初の修了生を陰から密かに応援しています!香


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助教部屋の靴入れです。昨年、伸先生が買ってきてくださいました先日、キム哲先生が名前をはってくださいました。ありがとうございます〜。結構気に入ってます(^-^

「ブログに載せてくださいよ〜」というリクエストにお答えして、掲載しました。

1番上:キム哲先生

2段目:伸先生

3段目:私。

研究分野も性格も、全く異なる助教3人トリオですが、時折、いろんな話を展開しつつ、自然体で仲良くやっています。

キム哲先生も伸先生もプレゼン能力は非常に素晴らしいのでお手本にさせてもらっています。









2011.06.22

3月11日から100日が過ぎて!?

5月の連休の時と同様、今回もJR石巻駅前の「駅レンタカー」が使えた。こうしたこと一つ一つが「復旧」の兆しではある。第一そして第二内海橋を越えて、旧北上川河口付近東岸の湊地区:にはいった。牧山の裾野と旧北上川に挟まれた比較的幅の狭い地域だけに被害が大きかったようだ。そして、渡波地域に至る幹線道路は一部陥没していて土砂に埋まり、轍も出来るほどの荒れた道になっていた。自動車の走行もまま為らないところがあった。道路から川岸沿いの建物の被害が特に大きい。湊地区を経由して、サンフアン・パークに向かう途中にあるのが渡波地区だ。石巻湾に面していて津波の被害はやはり甚大だ。海岸から1キロ弱の幹線道路沿いの建物は軒並み津波に浚われてしまっている。道路も陥没したりして、ところどころで渋滞している。 

「サンファンパーク」は、伊達政宗の命を受けた支倉常長ら「慶長の遣欧使節」が乗船して、メキシコまで太平洋の波濤を越えていった500石船・サンファン・バウティスタ号が復元されて台座に収まって展示されているところだ。今回の津波で、マストを折るなどの被害があったようだが、しっかりと台座におさまっていた。公園内の博物館は、地震の被害があったようだが、現在も避難場所として使われている。一度逆戻りして牡鹿半島の尾根伝いを走る「コバルトライン」を走って行こうとしたが、入り口から少し入ったところで「通行止め」だった。「コバルトライン」入り口から少し北に位置する女川を経由して、海岸道路沿いに谷川に向かうことにした。

女川の被害については、凡そ把握していたつもりだったが、眼前に広がってきたのは「瓦礫の原」。岸壁付近の建物は跡形なく浚われてしまっている。かなりの高台まで、建物はほとんど残っていない。湾口が広く奥に萎んだ女川の地形が、殊更、津波の被害を大きくしたようだ。町役場も、高台にある小学校を借りて臨時の業務をこなしているという。そして、標高37メートルほどのところにある町立医療センターの1階部分まで津波が押し寄せたというのである。情けないことに、こうした「惨状」を目の当たりにして、それ以上奥の谷川まで行く気力が失せてしまった。「がっくり」して石巻まで戻った。またまた、目的を果たせなかった。

今回もそうだが、現地の人々や若い自衛隊員の何人かと話が出来たりしていて、「災害」の深刻さということについては、「臨場感」をもって考えることができる。そして、例えば学校保健制度を裏打ちする「学校保健安全法」のとくに「安全」は、どこまでの守備範囲として「想定」されていて、それが今回の大震災に際しては、どのように「効力」を発揮することになったのか、といった点での研究者としての関心が頭を擡げたりもする。しかし、そうした想いをどのように復旧・復興まで繋げていけるのか。「為す術を持たず」といったところだ。

メディアの映像で何度も映し出された門脇小学校は、階下部分は津波ですっかり破壊されており、加えて火災によって完全に「廃墟」と化している。現在、学校機能は、裏手の山に続く鰐山にある門脇中学校の校舎を借りて何とか果たされている。小学校を背にして周辺を眺めると、一面「瓦礫の原」。約1㎞先に広がる雲雀野海岸からの津波をまともに受けてしまった地域だ。この付近には、拠点病院としての石巻市立病院があるが、周辺は依然として瓦礫の山で、この間の雨の影響だろう、道路も「泥んこのでこぼこ道」と化しているのだ。

少しの「救い」は、馴染みの蒲鉾屋、菓子屋そして床屋などが営業を再開し出しているということだ。 mm生

2011.06.21

チームワークと気付き。

<RecO だより 63>
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 先週の朝食実習は【Ippo】先生のIクラス。
 前日、エポック宿泊の学生も多く、ちょっと眠そうでしたが、「チームワークばっちりのクラスです!」との通り、みんなで協力して、早々に楽しそうに準備が進み、早めの「いただきます」となりました。




 前日の疲れが出たのか、まだしっかり起きていないのか、ごはんの減り方は今ひとつでしたが、この日の主菜、鮭の切り身は皮までしっかり全部食べてた学生が多かったのは、うれしく思いました。



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 早めの進行で、時間に余裕があったので、後片付けは準備の時に実力を発揮できずに終わってしまった学生にまかせ、準備を頑張った学生には、先にSATシステム(フードモデルによる栄養計算システム)を先に説明し、彼らからクラスの学生にSATを紹介してもらうことにしました。




 さすがチームワークの良さを自任する【Ippo】クラス。グループで色々相談した後、自分たちの食事を例に、一つ一つ丁寧に説明してくれました。☆5つ(満点)の鐘が鳴った時には、クラスメイトから拍手が。
 私が説明しただけで終わっていたら、きっと学生達は気付かなかった点を、いっぱい気付かせてくれる説明でした。ありがとう。




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  帰り際、流しのゴミに気付いて、きっちり始末をつけてくれた学生。
  実に頼もしい、ナイスフォロー!

  最後にまた、チームワークの良さを見せてもらいました。【abc.】
  




<今週の別腹>
 
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   草津市玉川公民館で、藤田先生のセラバンド教室が始まりました。
 栄養調査とその結果からの食育プログラムも行う予定。この様子も随時、報告します。



 





2011.06.20

ゲストスピーカーによる講演

スポーツ健康科学セミナーⅡにおいて、

6/9 木村季由 先生(東海大学准教授 ラグビー部監督)

6/16 柴田 麗さん 尾崎道大さん(()明治、ザバス担当)

の講演を頂きました。

 

木村先生からは、この間13年間のラグビー部強化を通じて考えてこられたことを中心に話して頂きました。13年前に就任時は、リーグ戦グループ2位のチームを任され、近年はリーグ戦4連覇、ここ3年間は大学選手権ベスト4以内(2010年は惜しくも準優勝)の強豪チームに育ててこられました。1時間の講演では、語り尽くすことはできませんので、要点をかいつまんで披露頂きました。そのいくつかを以下にまとめました。

 

 

20110620-1.JPG 1.大学院・助手時代に学んだこと

 日本体育大学を卒業後、社会人経験を経て、日本体育大学の専攻科、大学院研究科へ進学、そのあと助手として2年間勤務。この頃に学んだこととして、

 ①心構え(attitude)を養う

 ②研究(勉強)の方法を学ぶ

 ③客観的視点を持つ

 ④知識欲を高める

 直接、現場指導につながるものばかりではないが、考え方のベースとなり、身につけたものの置き換え、応用する力となった。

 2.東海大学就任時の目標設定は、「大学日本一」

 その内容は、「大学選手権優勝」そして「日本一良いクラブ」

 全てはこの目標実現に向けて、『覚悟を決め、腹をくくる』。前者は競技力の向上、後者は、「良いクラブ」の中身を議論しながら、日常の規律も高めながら、かつ妥協せずに前進させていった。

 また、実現のために、125名の選手、20名のスタッフ全員に役割があり、クラブの目標に向けて、必要な人材として各自が動く。特に4回生がしっかり動くような文化を創り上げてきた。

 3.目配り、気配り、思いやり

 合宿所のあり方の中で、地域の一つの存在として意識する。この地域に「東海大学のラグビー部の合宿所があって良かった」という存在なる。そのため、週2回の地域清掃活動もイベントにせず、日常の一つとして取り組む。準優勝した翌日も「通常通り地域清掃活動」。

 4.理想と客観(あるべき姿)

 自分たちが目指すものは何なのか?どうなりたいのか?どうあるべきなのか?これらを具体的に越えに出してみる。また、指導者は諦めずにいいつづける。

 大切なことは、漫然としたものでもイメージを持つこと。自分に何ができるのか。何ができないのか?何が必要なのか?そしてどうあるべきなのかを常に意識させる。本人として、そしてクラブとしてのあるべき姿を意識させる。

 5.最後に

 「人は一人では生きていけない」

 「人間が幸福を感じる三要素。やりたいこと、やるべきことがあること、それができること。(高樹のぶ子)」

 大学は、上記の三要素を探せる絶好のチャンスである、ということで締めくくって頂きました。

 

20110620-2.JPG6/16のゲストスピーカーに講演は、2名体制によるはじめての講演でした。

最初に、尾崎さんからお話し頂きました。尾崎さんは、福岡大学法学部を2001年に卒業され、明治製菓(現在、明治)に入社されました。大学時代は、アメフトの選手として活躍され、一方で怪我も多かったようです。就職活動の時に、「スポーツに携わる仕事がしたい!」ということでスポーツ関連の仕事を探され、栄養・サプリメントで選手に貢献したい、ということで同社に入社。ただし、入社してから、毎年「ザバス」を担当したいという希望をもつが、「イソジンうがい薬」の担当を長く勤めた後、念願かなって2008年から担当となり、ザバスのマーケティングを担当している。この間、社内で自分の希望を言い続けたこと、同時に、任された仕事を最大努力で実践してきたことが、自分のやりたい仕事(担当)につながったとお話し頂きました。

20110620-3.JPG もう一人の柴田さんは、ザバススポーツ&ニュートリションラボ所属で栄養サポートが主な仕事。この間の経歴は、武庫川女子大学体育学部卒業、その後、栄養士の専門学校(2年間)で栄養士の資格を取り、管理栄養士の資格を取るために必要な栄養士の実務実習をするために健康食品の会社に勤める。さらに、筑波大学大学院で修士号も取り、スポーツ栄養士のセミナーでAB先生に出会い、諦めかかけていた「スポーツ栄養」に携わるために、現職につく。ザバスの世界観「スポーツ界への貢献、日本の健康なココロとカラダづくり」を実現するための現在の活動状況を丁寧にお話し頂きました。

 若いお二人ならびに食品関係への興味・関心のため、質疑応答は今までの中でも一番活発でした。授業後も残って頂き多くの質問を受けて頂きました。ありがとうございます。

 

【忠】

2011.06.19

二回生の英語 P3 で中間発表を行っています

梅雨の中休みも終わり、また雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

私が担当している二回生向けの英語P3では、
英語で、ディベートとパネルディスカッションを
行うことが出来るようになるの事を、到達目標にしています。

今月に入って、中間発表が行われていて、
毎回、必死に準備をしながら、授業に臨んでいてくれています。


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左は、ディベート
右は、パネル・ディスカッションの様子です。




スポーツ健康科学部では、発信型の英語教育カリキュラム ですので、
受験生のみなさん、きちんと高等学校で、発表するための英語の基礎力を
身につけておく事が、とても重要です!
自らが主体となって、積極的に授業に参加してください。

それでは、また。失礼致します。
             敦





2011.06.18

フットサルチーム(All.1)頑張れ

スポーツ健康科学部に、「あいつはいろんなことに頑張っている」と信頼されていると仲間が多くいます。
今回はその仲間の中から横山周平君(スポーツ健康科学部2回生)に忙しい時間を頂戴してお話を伺いました。
横山君は、オリターで活躍してくれているばかりか生活協同組合学生委員としてもスポーツ健康科学部を支えてくれています。
仲間らは、一言、「めっちゃ頑張ってる奴」。

 

実は、今回彼が日頃取り組んでいるサークル活動に私は興味を持ったのです。
横山君は、フットサル(日本フットサル連盟:日本サッカー協会の傘下の団体)のAll.1(オール ワン)というチームに所属しています(BKCには約10チームぐらいあります)。
まだ歴史の浅いチームですが、昨年度は滋賀県代表で関西学生リーグにおいてベスト4に入る強豪チームです。
サークルとしては登録団体ですが、まず同好会に昇格し、将来は体育会のチームとして位置づくことを目標に活動しているチームです。意識は準体育会としてかなり高いそうです。
また滋賀県社会人リーグ1部に所属しかなり、注目されているチームでもあります。

 

横山君は、そのチームのゴールキーパーの選手として活躍しています。縦(38m-42m) × 横(18-25m)と狭いコートに5名(1名はゴールキーパー)が動き回る競技で、サッカーのゴールキーパーとは少し動きや役割が異なるそうです。
ハンドボールのゴールキーパーに近い動きをするのかなと思います。
また蹴りだされるボールの速度が速いことから、選手の視界に入らない展開も多く、ゴールキーパーの的確な指示も必要だろうなとお話を聞き感じました。

 

明日19日(日曜日)、全日本大学フットサル選手権に向けての滋賀県予選(びわこ成蹊スポーツ大学会場)が行われます。
ぜひ、昨年と同様、びわこ成蹊スポーツ大学(体育会)に勝って、関西の頂点に立ってもらいたいと願っています。
全国でも関西のレベルが非常に高いそうですよ。ほとんどの大学が体育会で、学内の施設を使っての練習だけど、横山君らは学外の施設を用いての練習だから大変。何年後かの体育会昇格目指してチーム一丸となって頑張ってくださいネ。

 

横山君はプロスポーツのマネジメントはじめスポーツイベント企画などに興味を持っているそうです。
今後さらにスポーツマネジメント系での学びを積極的に取り組みたいと大きな夢を語ってくれました。
2回生って、将来の夢に向かって走り始める時期でもあります。「俺は、こんなこと頑張ってるよ」「こんなこと、勉強を始めたよ」と仲間に話し、また仲間の話を「そっか~、俺も頑張るわ」聞いてあげるような仲間作りを皆に願っています。

 

 

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全国大会に出場が決まったら、ユニフォーム姿のメンバーで登場をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.06.17

前期セメスターも中盤にさしかかりました

Hassyです。前期も中盤にさしかかり、各授業も一定のリズムを掴みつつあるように感じます。
先日の「スポーツ指導実習」では、広報部から撮影が入り、皆やや緊張した様子でしたが、非常に見事な指導を展開していました。

カメラさんが入るも、椅子を使って下半身をうまく使いながら 
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シュートを打つ練習の指導をしています。(右)


こちら(下)はディフェンスのポイントならびにポストマンのボールのもらい方を説明しています。皆真剣に聞いてくれています。聞き手が真剣であると、教える側もしっかりと丁寧になりますね。

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こうした学生たちの活躍も伝えるべく、 
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先日大阪の方へ高校訪問に行って参り
ました。
進路指導の先生方は非常に熱心で、
スポーツや健康をしっかりと科学し、
真に国際的に活躍する人材をしっかり
と育てて欲しいと、期待を寄せて
頂きました。ありがとうございました。

実は先月、1回生対象の「基礎演習」の授業で、グループ毎にプレゼンテーションをしてもらいました。テーマは「立命館大学スポ健の魅力を伝える!」です。ただし、伝える相手はグループ毎に異なり、小学生であったり保護者であったり、関東在住の高校生であったりします。
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内容はどのグループも素晴らしく、私も大変勉強させてもらいました。
実際に中高生などにも学部生の生の声を聞いてもらうと、非常にインパクトがあるんじゃないかと感じました。
         この様子だと今年のゼミ大会は我がGクラスが席巻か!?

ところで先週末に、京都大学で「第3回分子骨格筋代謝研究会」が開催され、私も参加致しました。全身の代謝制御に重要な器官である骨格筋を中心に、その代謝制御機構を分子レベルで解明していこうとする研究会です。
本日、16:30からアカデミックラウンジでセミナーを開いて頂く金沢大学の増田先生や、スポ健からは聡先生が発表されました。一緒に参加した院生(院生は無料です!)の◯藤さん、Ma2健君、2連木君、2ジ君なども大変勉強になったようでした。
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首都大学東京の
藤井先生から質問     
を受ける聡先生


金沢大の増田先生、本日のお話も楽しみです。
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2011.06.16

進化し続けること

  先週、大阪体育大学の石川先生が測定に来られました。石川先生は、大阪体育大学で修士を取得した後、フィンランドのユバスキュラ大学で学位を取得され、そのままDr. Komiのもとで、研究員として働いていらっしゃいました。大学院では1年違いだったので、毎日のように顔を会わせていましたが、彼は出来の悪い私とは正反対でとても優秀で別格でした。
 2007年のECSSでお会いしてから4年ぶりの再会でした。お互いに容姿は変わった!?のかもしれませんが、話しはじめたら一瞬にして十数年前へタイムスリップし、昨日まで一緒にいたような感覚になりました。本当に不思議です。
 石川先生の測定も拝見させていただき、大学院の頃を思い出しました。よく院生同士が予備実験で、筋電測定の時には足を貸したり、自転車を漕いでもらったり、トレッドミルを走ってもらったり、失敗して最大酸素摂取量を1日に2回も測定してみたり、いろいろな身体を張った実験を思い出しました。スポ健でも大学院生のみなさんが、お互いに被験者をしていますが、その姿をみながら懐かしい気持ちになることがあります。


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大学院生の佐々木君の足を測定。
さすが、関西インカレ優勝者の足。
石川先生の目がキラキラ輝いていました。
貴重な研究データの提供、ありがとうございました。







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佐々木君(右)、自分の結果に興味深々です。
「人」が対象の測定はとても活気を感じます。









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石川先生と研究室のみなさん。
とても優秀な方々でした。
大阪府泉南郡からお越しいただきました。貴重な時間をありがとうございました。







 現在、石川先生は母校に戻って准教授として活躍されています。忠先生のお部屋で研究のお話をうかがい、素晴らしい研究者として、常に先を歩んでいることが、嬉しくて誇らしい反面、マイペースすぎる自分に対して悔しさも感じ、もっと努力しなければ!という気持ちにさせてくれました。新鮮な刺激をくださった石川先生に本当に感謝しています。
 お声を掛けくださったO塚先生、お心遣いありがとうございました。

 一昨日は、大阪体育大学の伊藤美智子先生を訪問させて頂きました。ダンスの指導法について相談にうかがってきました。まさか、こんなかたちで母校をたずねられるとは思ってもみませんでした。美智子先生は、ダンス指導のスペシャリストで、とてもパワフルで素晴らしい授業をされています。今後も何度か、授業を拝見するためにおうかがいさせて頂く予定です。「いつでも困ったことがあったら聞いてー。卒業生だから、頑張ってほしいのよ」と言ってくださいました。プレッシャーはありますが、嬉しい気持ちの方が大きくて、将来は私もこんなことが言える教育者になりたい!とまた努力のきっかけをくださいました。これもO塚先生に頂いたチャンス、とても感謝しております。
 美智子先生訪問の後、7年ぶりに陸上競技場に足を運び、懐かしい風を感じることができました。研究室の先輩の足立哲司先生がお時間をさいてくださり、久しぶりに実験室や研究室を拝見させて頂きました。測定機器等は当時のままで嬉しかったです。足立先生の奥様も大学院の同じ研究室ご出身で、後期はインスのエアロビクスの授業に来てくださいます。ACSMADI等の資格を持っておられ、たくさんの現場指導経験をお持ちですので、ぜひ機会があれば、学生さんもお話を聞けたらいいな、と思っています。
 人と人との繋がりは本当に大切だと改めて感じた週でした。どこで、どのようにして繋がっているか分からないからこそ、緊張感があって楽しいのかもしれません。
 院生のみなさんも、自身の能力に限界を決めず、逆境をチャンスに変えられる能力を備え、どんどん新しいことにチャレンジして欲しいと感じています。
これは、私自身に対する課題でもあります。チャレンジの積み重ねによって、研究者・教育者としてだけでなく、人として成長し、進化し続けられるような気がしています。香



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今週のabc.先生のブログに引き続き、助教部屋の仲間たちです。
左から「ブミラ:ブミ」「ぺぺロミア:ペペ」「サンセベリア:リア(尖っているやつです)」
みんな、この時期に急成長し、新しい葉がたくさんできました!学生のみなさんの成長も同じく、変わっていく様子を見るのは本当に楽しいです。

今日は忠先生に用事があったので、里子に出した「ペペ」を久しぶりに拝見しました。かなり大きくなっていて、嬉しかったです。秘書のETSUKOさんの育て方が上手なのでしょう。
助教部屋では、キム哲先生がお誕生日にいただいた「リア」がいつも水浸しです。。。水泳のトレーニングさせているみたいです。ますます尖って一番大きくなってますが、オーバートレーニングにならないように願っています。香








2011.06.15

「学校保健は何者だ」??

614()、経済・経営学部で開講されている「ウェルネス論」での講義内容に関わって。

この日の「テーマ」は、「学校保健での健康づくり」だった。保健行動科学を学問的な拠り所としながら、自己実現を図る実践的な「健康づくり」としてのウェルネスの発想の中にあって、教育の場における健康づくりの支援である学校保健をどのように位置づけて行ったらよいのか、について考えてもらった。

すでに学習済みの「ヘルスビジネス」による健康づくりの支援に関わっては、兎角私たちは「社会的地位の保全・向上」に敏感であるだけに、例えば、「Money is the key all doors open.」よろしく、「顕示的消費」としての健康づくりが起こったりもする。そうした構図と比較して学校保健はどうなのか?ということを考えてもらうことにもなる。

そもそも学校保健は、母子保健・職域保健・高齢者保健と密接に関わりあいながら「総合的保健」の一翼を担っている。1978年の「アルマ・アタ宣言」にみる「プライマリー・ヘルス・ケア」の観点から言っても学校保健の役割は重要なものであるが、さらに1986年の「オタワ憲章」以降の世界的な「ヘルス・プロモーション」の流れの中でも、十分に光彩を放つものではある。

しかし、学生の「イメージ」は決して芳しいものではない。彼らの想い描く「学校保健」は、保健室・学校健康診断そして「保健室にいる保健の先生」(養護教諭のこと。月曜日の「研究入門」の時には、「保健室にいる白衣を着た医者みたいな人」とある学生は答えてくれたが。)といったところだ。

こんな遣り取りをしていると、ついつい、あの吉 幾三が津軽訛りで「おら、こんな村いやだ! おら、こんな村いやだ! 東京へ出るだ・・・」と熱唱する中に出てくる「・・・レーザーディスクは何者だ?」の歌詞と重なってしまって「学校保健て、何者だ?」と想いたくもなる。

それでも、「保健室や健康診断」が出てくるだけでもましかもしれない。もともと、「健康な子どもたち」を主たる対象としているのだから、学校保健があまり強烈に印象に残らないくらいの方が、実は健康的かもしれない。もちろん、ここで忘れてならないのは、健康づくりの主体が、子どもだけではなく、教職員でもあるということだ。確かに、「過労死・過労自殺」に追い込まれるほどの「引き攣った」状態の先生方が子どもたちに康づくりを語っても全然説得力をもたない。

 それは兎も角、「健康日本21」とそれを法的に保証する「健康増進法」による国民的な健康づくり運動の下で、教育の場において健康づくりを支援する学校保健をしっかりと位置づけてもらえたのだろうか、との想いが強い。 mm