2011.06.14

元気とスピード。

<RecOだより 62>
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 先週の基礎演習、RecOでの朝食授業は【聡】先生のHクラス。

 みんな、元気いっぱい、やる気いっぱいで登場です。
 何より「早く食べたい!」という熱気が伝わってきました。
 
 そのため、勢いに任せて、ちょっと雑になるところも目立ち「早く食べたいのはわかるけぢ、もう少し落ち着いて!」
 こんな注意をされながらも、無事配膳を終え、今までで一番早い時間に「いただきます」となりました。





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 当然、食欲も旺盛で、ごはんを何度もおかわりに行ったり、残ったおかずもあっという間に平らげたところで・・・遅れてきた学生2名登場(!)

 一人は全く忘れて、アスリート食を食べてきたとのことでしたが、もう一人はまだ朝食を食べていない様子。







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 どうするのかな、と見ていたら、周りの学生が自分のおかずを少しずつ工面して、少しずつちゃぶ台の場所をずれて、箸と茶碗とお椀を用意して、彼の食卓を作ってあげていました。
 こんなことが出来るのも、ちゃぶ台の魅力。








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 その後のSATシステム(フードモデルによる栄養評価システム)の実演でも、とても積極的。
 写真は、☆5つ(満点)の栄養評価を受け、喜ぶ学生と【聡】先生。

 後片付けについては、担当院生曰く「丁寧さよりスピード重視」とのこと。
 見逃しがちな、流しの清掃やゴミの始末などを院生にきっちり指導されて、片付けも無事終了しました。
 




 「ありがとうございました! 今日は素敵なちゃぶ台でしっかり朝ごはん食べたから、一日元気に頑張れます!」
 帰りの挨拶も元気いっぱい。うれしくなりました。【abc.】


<今週の別腹>
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昨年、【KimuTetsu】先生に里子に出した、観葉植物。
こんなに大きくたくましく、育てていただき、植え替えです。

観葉植物の成長については、以前【香】先生からもうれしいご報告がありました。

先生方の愛情のおかげで、植物達も、院生・学生も、しっかり成長しています。
ありがとうございます。










2011.06.13

クールビズ

いまは梅雨の時期ですが,梅雨明けとととも夏本番です.今年の夏は,昨年のような猛暑になるのでしょうか?

いずれにしても,全国的に,エコを尊重して,「節電対策」が練られています.関西でも関西電力から夏のピーク時に10%削減するためのお願いがきそうな感じです.

大学でも,エアコンの開始時期を遅らせたり,設定温度を上げたり,通常より早い時期からクールビズスタイルでの勤務になりそうです.

20110613-2.JPGスポーツ健康科学部では,実習系科目もあり,また普段から「熱い」先生も多いので,クールビズスタイルにもつかえるポロシャツを作成しました.これからこのポロシャツでの,クールビズスタイルで勤務する教職員が多くなると思います.

 

 

 

 

 

なかなかおしゃれなデザインです.【ab】先生のデザインです.白,紺,黒の三種類を作成しました.

先日,「ポロシャツデイ」を設けて,三色のいずれかの色を着用してもらい,記念撮影を致しました.

少し時期が早かったのか,黒色が多く目立ちました.

これからこのポロシャツをみかけましたら,『スポーツ健康科学部』の教職員でありますので,是非,お声かけ下さい.

 

【忠】

 

 

 

2011.06.12

アカデミック・プレゼンテーションの中間発表を行いました

梅雨本番で、関西も雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

先週の火曜日、ラン智タイムセミナーの後、
私が担当している大学院科目の
アカデミック・プレゼンテーション の中間発表が行いました。

当日は、隆文先生、仁先生、聡先生、Hassy 先生を始め、
沢山の先生方にも参加してもらいって、
院生達が緊張しつつ、初めてのポスター発表を行いました。

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Hassy 先生も書いていましたが、今回、ACSM で
発表した 森4ma 君も、昨年のこの授業を取ってくれていました。
昨年度、この授業を受講してくれた他の学生も、
様々な場 で発表を行っていますので、とても喜ばしい事です。

今年の院生も、先輩に続いて、ぜひ色々な学会で、
発表してもらえたらと願っています。

それでは、また。失礼致します。
             敦




2011.06.11

スポキャンごくろうさま

 6月4日(土曜日)、5日(日曜日)に行われた「スポキャン(スポーツ健康科学部キャンプ)」実行委員長の西澤侃(つよし)君に話を伺いました。4月にも報告しましたが、スポーツ健康科学部のオリター団は2回生で構成されており、彼らの企画すべてが初めてのもので全てが手探り状態。そのため他の学部の企画と比べ、準備に数倍の苦労があります。

きっと、今回実施された企画段階でもさまざまなトラブルを乗り越えての実施だっただろうなと。

 

  西澤君らは、1回生が入学してくる前(3月)から企画の検討を行ってきたそうです。しかし、他の学部が行う「リーダーズキャンプ」の内容と異なることから、企画の練り直しを要求されたそうです(全学の学生間の調整会議等で)。当初スポーツ健康科学部らしさを出したいということから、スポーツ大会を主軸とした企画を検討していたそうです。
しかし、研修的な内容をどのように組み込むかと何度も何度も議論を重ねたそうです。

IMG_3132.JPG スポーツ健康科学部らしい企画にしたいと悩む彼らをサポートしてくれたのが、事務室の林兄貴(アニキ)と笑顔一杯の山浦先生だったそうです。二人のアドバイスもあり、単なるスポーツ大会ではなく、コミュニケーション能力を向上させるゲーム要素を含んだ「フラループ競争」や「グループディスカッション(自分が大切にしていることを語る、自分の長所を語る)」などの企画が練られたそうです。

 

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 特にゲーム感覚を取り入れたフラループ

競争では、作戦タイムなどを用いることによって、リーダーになる者、リーダーを支える者と役割分担が自然と決まり大変盛り上がったそうです。

 

 参加者全員が満足したと言ってくれたことがオリターとして嬉しく、また自分たちを成長させたと西澤君は語ってくれました。特に準備段階では、2日間に行ったいくつかのプログラム企画を仲間に託し、西澤君は全体の調整役に徹したそうです。

 

IMG_3427.JPG 体育会などの練習に忙しいオリターも多いことから毎日のミーティングはお昼休みに実施したそうです。そのことが仲間らの時間の制約も少なく、22名ほとんどが毎日集まって準備に取り組めたそうです。効率よく会議を進めるスポーツ健康科学部の技でしょうね。

 

しかし企画を終えて、22名のオリター全てが同じ達成感を持ったかどうか・・?

西澤君自身が、どうしても自分が頼みやすい仲間ばかりに業務を託し過ぎたことが反省すべき点だと話してくれました。また今回は山浦先生、小沢先生、佐藤先生らに参加して頂いたが、来年はもっと多くの先生に参加してもらって、スポーツ健康科学部しかできないスポキャン(スポーツ健康科学部リーダーズキャンプ)を企画したいと抱負を語ってくれました。私も必ず参加しますね。

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  ところで西澤君は、健康マネジメントに大変興味を持っており、フィットネスに行きたくても行けない高齢者にインストラクターを派遣するフィットネス人材派遣会社を立ちあげたいと夢を持っています。10年後にやってくる20歳人口の急激な減少、そして高齢社会への突入、そのために皆が健康づくりをもっと意識しなければならないと。そういった厳しい社会のために働く夢を語る西澤君は、本当にかっこよく、スポ健のリーダーとして力強さを感じました。

 

  今回もスポーツ健康科学部の仲間は、将来の夢をしっかりと語れるところが本当にスゴイ‼と思いました。

 

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西澤君に決めて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、林兄貴に提供していただきました。

 

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

2011.06.10

ACSMその2 〜大学院生の活躍〜

前回ブログではスポ健研究科修士2回生のMa2健君の活躍を紹介いたしました。
今回は、GH先生の愛弟子、森4ma君です。
低酸素トレーニングが食欲コントロールに働くグレリンやレプチン、そしてエネルギー代謝にどのような影響を及ぼすかを調査した研究で、将来的には低酸素トレーニングでのメタボ解消を期待させるものです。コロラドでの学会にふさわしいテーマと言えるでしょう。

森4ma君は、敦先生のブログにもありました去年のアカデミックプレゼンテーション1,2を受講しており、その成果を私も期待しておりました。発表は期待通りの堂々たるもので、非常にわかり易い、しっかりと練習されていることが容易に感じ取れるものでありました。
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質疑応答は緊張した様子でしたが、これも経験。
必ずや次に繋がると思います。
そもそも彼にとっての初めての学会発表がACSMの口頭発表というわけですから、大したものです。
おめでとう!!
           GH先生の見守る中堂々と発表する森4ma君


院生に負けじとベテランのMoto先生が発表。部屋毎にテーマ別にポスターを囲んで議論する、ある意味最もタフなセッションでしたが、遺伝学のテーマポスターの発表を乗り切って、共同研究者の真先生と典先生と共に安堵の表情を浮かべるMoto先生。さらには、復路でのロッキー山脈とグランドキャニオンの壮大な景色。
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こうして我々は無事戻って参りました。

ところで修士2回生の2連木君は去年に引き続き勉強のためにACSMに参加しました。
また、学会期間中に開催される5kmの持久走にも参加し、高地環境をものともせずに19分台の好成績を収めました。
持久走では速かったものの、帰りの便では空港でのCheck-inに5分程度遅れたことで、9り原先生共々搭乗拒否されたようです。やむなく900ドルで新規チケットを購入して、翌日に帰国するという結末に。この規定については私も知らなかったのですが、海外渡航の多い皆様、是非注意したいものですね。http://www.unitedairlines.co.jp/core/japanese/SI/airportinfo/checkin.html






2011.06.09

目標とする職業

 ACSM参加された先生方が無事に戻ってこられ、スポ健にも活気が戻りました。最近、「この実験と仕事が終ったらブログを書く」と気分転換と自分へのご褒美になっています。ブログをきっかけに、視野が広がったようにも感じていて、観ることから学ぶ大切さを改めて気づいています。それと「必ず建設的な文章を書くこと」を自分の中の密かなルールにして楽しんでいます。先月、フロリダにあるNASA・ ケネディ宇宙センターから宇宙に出発したスペースシャトル「エンデバー」が最終ミッションを終えて帰還しました。小さい頃から、恐竜は大好きなのですが、 スペースシャトルにも魅力を感じていて、一度はブログに登場させたかったので、今がチャンス!と念願が叶いました。

 そして、昨日の早朝、宇宙飛行士の古川聡さんが搭乗した宇宙船ソユーズが打ち上げられました。およそ5ヶ月にわたって、医学実験のため、国際宇宙ステーションに滞在するそうです 古川宇宙飛行士の医学実験ミッション)。

 私が博士課程を修了した2008年、JAXAから日本で10年ぶりに宇宙飛行士の募集が新聞に公表されたことを思い出しましたJAXAホームページ)。

 東北大にいた頃、農学部に在籍していた陸上部の後輩が宇宙飛行士を目指していました。なぜか農学部も仙台市の中心にあり、お互いに研究室も家も近所だったの で、時々、一緒に走っていました。ジョギング中の話題と言えば、お互いの実験や研究室の話、そして進路のことがほとんどでした。将来が不安にならないと言 えば嘘になりますが、会話がネガティブにならないように、暗黙のルールでお互いが言葉を選んでいたような気がしています。そうすることで、不安から解放さ れていたのかもしれません。宇宙飛行士の公募があった時は、本当にいろいろ調べていることを聞かせてくれました。受験資格は体格の規定からはじまり、語学力は必須条件です。さらに最終選考になると集団生活の中でのコミュニケーション能力はもちろん、ippo先 生のご専門でもあるリーダーシップ能力が評価されます。宇宙では、わずかなミスによっても生死にかかわる危機に陥る可能性があります。万が一、そうなって しまった場合の危機管理力が非常に重要で、どんな場面に出くわした時でも、冷静さを失わず的確に判断して指示できるかどうか、また、場の雰囲気を平穏に保 ちながら行動することができるかなどが評価されるそうです。

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こんな本がありました。
「ドキュメント-宇宙飛行士選抜試験- 光文社新書 大鐘良一」
 実際に危機的な状況に追い込まれると、自身でもどんな行動を取るか分かりません。震災後、危機管理力の重要性がよく取り上げられています。冷静な判断力はどうしたら身に付くのか、私にとっても大きな課題の1つです。

 





 現在、彼女は学振 を取得して北里大学でポスドクをしています。農学部では発生生物学を専攻していたので、宇宙空間で生物の発生に興味を持って研究を続けていて、時々情報交換しています。目標とする仕事を目指して努力し続けていると、必ず、目標にしている仕事、もしくはそれに近い仕事につくことができるような気がしています。院生のみなさんも、きっと将来への不安を抱えながら研究活動を続けている人が多いと思います。不安に陥りそうになった時は、目標だけを見つめて、ひたすら進んで欲しいと感じています。香



2011.06.08

「丙午(ひのえうま)」を科学したい?!

 

66()、担当している「研究入門」・後半クラスの授業が始まった。学生とは、4月初めに合同で担当者紹介・ガイダンスをして以来の再会だ。

改めて「社会科学的」アプローチの仕方について話をした。しかし、その前に、前回のブログでも触れた「カオス」の一くさりを。学生たちは意味が解ったようで、笑いが生じた。自然科学的アプローチの話は前任者のH先生から具体的・詳細に講義されてきているはずだ。それに比べるとこの「社会科学的」授業は、学生たちにとって「曖昧模糊」としたものに写るかもしれない。

初回なので、「科学とは?」そして「自然科学とは」また「社会科学とは」の説明と、具体的な研究成果の「発表」について、学会で適用される分類、例えば「総説」「原著」「研究ノート」などの分類にも触れたメモを配って、若干の説明を加えた。そして、「スポーツビジネス(ヘルスビジネスにも適用できる)のフレームワーク」の図を借用してきて、「スポーツする人(健康を求める人)」の周辺に位置する4つの要因である「モノ」「場所」「技術」「情報」が密接に関係し合う構造のもとに成立する「スポーツ(健康)」の中のどの部分を対象にして研究を進めるのかについて少し話をさせてもらった。

要は、こうしたスポーツ(健康)が成立しうる構造の「社会的な諸関係」について科学することが必要だということになるが、その「科学的」なことで全てが割り切れるものでもないということをつけ加えておいた。

例えば、「合計特殊出生率」の推移だ。これを大雑把ではあるが板書する。1947-49年の「第一次ベビーブーム」の時期から出生率は経年的に低下して1970年代の「第二次ベビーブーム」で少し盛り返し、それ以降現在の1.34までずっと低落傾向にあることが分かる。但し、この「第一次ベビーブーム」から「第二次ベビーブーム」のグラフの動きの中で「特異」な年がある。突然「出生率」がガクンと落ち込んで1.58を示すのである。翌年は回復する。一旦盛り返した「第二次ベビーブーム」後、この数値をとうとう下回って1989年に「1.57ショック」なるものが起こる。もちろん現在はその「ショック」以下の数値だ。

1966年・「丙午(ひのえうま)」がそれだ。学生諸君には、「科学的な目でもって、歴史の証人になってほしい」と願っている。同じ干支は60年に一度だから次は2026年になる。学生たちは、交々「俺ら35になるな?!」と。これだけ科学が進歩した時代にあってもこうした「因習」はなかなか手強いものかもしれない。

数値やグラフの陰に潜むこうした問題に光を当てていくのがまた「科学」でもあるということでまとめ、後半の30分ほど使って小レポートを作成してもらった。8つの「新聞記事」の中から、一番関心のある記事を選択し、「記事内容の概要」「そこから学べること」について記述してもらい、さらに大まかにではあるが、「記事内容から発生する問題関心」「そこから構想される研究テーマ」について記述してもらった。 mm

2011.06.07

自覚と成長。

<RecOだより61>

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 先週の朝食実習はGクラス。担任の【Hassy】と学部長【Izumi】先生が出張中のため【道】先生が参加して下さいました。
 今年も【Hassy】クラスは元気いっぱい。でも先生不在を自覚してか、一部の学生は早くから集合し、自分から仕事を探しながら、先へ先へと動いていました。
 感心。ちょっと大人を感じました。








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 そのため、食事も早めの時間からスタート。後片付けもテキパキと順調に終了。
 でもやっぱり、最後は疲れたのか、床暖房の誘惑に負けて・・・(【Hassy】 先生、ご安心を。この後、すぐ起き(こし)ましたので)。






  さて、先日スポーツ栄養学の授業で、滋賀大学の堀越先生に滋賀の伝統食についてのお話しを伺った後、ディスカッションの時間に、琵琶湖博物館の話になりました 。
 「ぜひ一度行ってみて」と堀越先生と一緒に学生に勧めたところ、その日の感想に何名かの学生から「せっかく滋賀に来たので周辺から色々見てみたい。他にもお勧めの場所があったら教えてほしい」との声が。


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 私自身、滋賀県民になって2年目なので、まだよく知らないのですが、ずっと気になっていた場所に、先週末、自転車で行って来ました。

 寿長生(すない)の郷。和菓子の叶匠壽庵が有する、大津市の南東、大石の里にある、63000坪の広さの農園・庭園です。

 丁度、田んぼは田植えを終えたところで、カエルが顔を覗かせていました。




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 梅の木はもうすぐ梅の実狩りを迎えます。

 園内ではこの他にも、季節に合わせたお菓子や食事がいただける他、色々な催し物も開催されています。
 石山駅からは送迎バスもあるようです。季節毎の自然の成長を味わいに、足をのばしてはいかがでしょう。
 






 この近くには、「立木観音」の通称で知られる、立木山寺もあります。瀬田川沿いを自転車で帰る途中、通りかかり、立ち寄ったのですが、急な石段が700段以上続く山寺とは知らず・・・。
 厄払いと共に、とてもいい運動になりました(汗)。【abc.】


 <今週の別腹>

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   寿長生の郷で買って帰った、笹に包まれたくずもち。涼味です。

 そういえば、庭園内を案内していただいた際「クマザサって、熊笹ではなく隈笹って書くのが本当らしいです。葉っぱが育ってくるとだんだん、歌舞伎の隈取りのように周りが白くなるからやそうです」と教えていただきました。
 









2011.06.06

トレーニング機器の開発

先週末まで、コロラド州デンバーの巨大なコンベンションセンターで開催されたアメリカスポーツ医学会に参加してきました。本学関係者の様子は【hassy】先生が詳しく書いてくれています。

 

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[写真左、コロラドロッキー、右、学会会場の前で立っている"青い熊"]

 

 

この学会は、世界中からスポーツ医科学分野に関する研究者の発表、最先端の研究トピックするに触れる機会です。同時に、展示会場では、これらの研究成果を活用したトレーニング装置、トレーニング方法、サプリメント、研究分析機器、書籍などが展示・紹介されています。ただ、景気低迷の影響か例年よりもブースが少ないように感じました。

 

健康増進、スポーツパフォーマンスの向上にとっての王道は、「日常的なトレーニングの継続」にほかなりません。ただ、その継続へのモチベーションを高め、さらに効果的、かつ効率的な方法を人々は求めます。そのために科学的客観性、合理性を伴った商品を市場は求めています。一番手軽なのは、「飲むだけで○○の効果有り!?」の商品ですが、王道からはかなり外れますね。

 

この間、私自身は従来にないコンセプトで、従来には与えられなかったトレーニング刺激が実現し、選手のパフォーマンス向上に貢献できれば、といつも願って研究開発に取り組んでいます。このテーマに関して、これまで特許申請も経験してきました。ただ、インパクトが小さいのか、マーケットが小さいのか、実用化へはもう少しハードルがあります。研究成果と合わせて、大きなインパクトにしていきたいものです。是非とも、「飲むだけで○○あり」を凌駕するものにしたいですね。

 

https://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/

 

【忠】

 

 

 

2011.06.05

北陸地方の高校訪問に行ってきました

梅雨の便りが聞こえてきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

私は、6/2・6/3 と石川県と福井県の高校訪問に
行ってきました。当日は、スポーツ健康科学部の説明をし、
意見交換を行いました。

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訪問した駅で撮りました。
左の駅は、名水100選に選ばれた水だそうです。
右の駅では、6/3-6/5までお祭りが行われる事が
告知されていました。


高校訪問は、私たちがどのように見られているか
生の声を聞く、貴重な機会です。
今回の訪問でも、参考になる意見を頂戴しました。

今回、訪問した高校は、以前、金沢の大学に
在籍していた時に、訪問した高校もあり、
また、金沢では、昔を思い出しながら、
町並みを眺めていました。

今期は、大阪と福岡の高校も訪問する予定です。
また、このブログで、報告したいと思います。

それでは、また。失礼致します。