[ 2011年12月 ] の記事一覧

2011.12.11

スポ健生、TOEIC-IP 受験の週です

本格的な冬の訪れを迎えていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

スポ健の学生は、12/7 (水) 〜12/9 (金) に、
一回生・二回生共に、TOEIC-IP テスト を受験しました。

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プロジェクト英語を担当して頂いている
木村先生・山本先生 と一緒に、私も三日間、
試験監督の補助として、参加しました。

スポ健の学生は、春と秋に、年二回、
TOEIC-IP テストを受験しており、
全員の学生に、それぞれの ベスト記録 を出してもらいたいものです。

結果は、クリスマス前後に届く予定ですので、
楽しみにしていて下さい!

それでは、また。失礼致します。
                                     敦




2011.12.10

ベンチ入りを目指し頑張る仲間

今回紹介するのは、来年こそはレギュラーとして試合に出場したいと汗を流している前田翼(2回生)君です。
前田君は男子バスケットボール部員ですが、今秋のリーグ戦で一度もベンチ入りできず、悔し涙を流しました。

IMG_0209.JPGまたチームも1部リーグ7位で、インカレに出場できなかったことも悔しい思いをしたそうです。
特にリーグ戦中は、スカウンティングリーダーとして先輩、同級生や後輩に丁寧に分析した資料を提示し続けてきたこともあり、選手以上にインカレに出場できなかったことは悔しかったと思います。


私が彼を凄いなと思ったことは、中学、高校とバスケットボールを続けてきたそうですが、高校では勝ちを目標とするチームではなく、2回戦ぐらいで敗退するのが当たり前のチームだったようで、もっともっと勝ちを意識するチームでバスケットをしたいと願ったそうです。
そういった思いから、関西の大学バスケットボールリーグで平均身長は低く、また選手の技術もそれほど高くないが、練習量でその不足部分を補い1部リーグで活躍している立命館大学に憧れて浪人して入学してきました。
他の選手と比べ技術差や体力差はあるけど、自分に厳しく日々の練習に取り組んでいると力強く語ってくれました。


IMG_0211.JPG現チームはじめ前田君自身、試合で発揮できる体力を強化することが今の課題だと言います。
特に敵選手と比べ身長の低い分、敵チーム以上に動き回ることが求められます。
運動量を増加させても、正確なシュートやフリースローができる集中力と技術を強化したいそうです。
また今秋のリーグ戦では、前半リードしているのに後半(4Q)で逆転されることが多くあったそうで、勝ち方を学ばなければならないそうです。
自分たちのリズムで試合をする戦術の強化でしょうか?


将来は教員になりたいと。レギュラーになりたいと頑張る生徒の気持ちが分かる先生ですね。
コーチらは、彼のまじめさとバスケットボールへの熱意は誰にも負けないものがあると言います。
ぜひ来年度は、ベンチに入って活躍してほしいと期待しています。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.12.09

チャオ!

ボンジョールノ!!Hassyです。

先週はベネチアの国際映画祭、、、、失礼、国際学会に行って参りました。

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深夜着で疲れていましたが、荷物受け取りがルーレット様になっていて、楽しいお出迎えでした。これもアイデアですね。





IMG_2605.jpgのサムネール画像
そしてなぜかポスター発表から学会はスタート。
私は初日ですので、早々に発表を終了。
今回は脂肪組織学会の第1回大会ということでして、主に形成外科の先生たちが多く参加していましたが、ブラジル人の生理学者などと活発に議論できました。

オープニングセレモニーは教会内でスタート。
雰囲気抜群でした。
学会主催者の心憎い演出だと思いました。



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パーティーはリゾット(右)や長芋とサラミのグラタン?(おそらく、私の舌が間違っていなければ。)(真ん中)おいしかったです。
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美人に囲まれながらのお昼(別に独りで写真の女性相手に食べていたんではないですよ!学会で知り合ったイタリアやイラン人女性たちとです)

お昼からワインが出てくるあたりがさすがイタリア。



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夕食。ベネチア料理らしいのですが、塩鱈をすりつぶしてサワークリームと混ぜているようです。
それを、これまた小麦、卵、塩鱈を練り上げて焼き上げたパンのようなものにたっぷりと塗って食べるのです。
おいしかったです。(最後は胸焼けしました)




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ベネチアで一番気に入った場所からの眺めです。
30分くらいずーとこの景色を見ながら、今回学んだ脂肪組織のこと、研究のこと、家族のこと、授業のこと、朝のおいしかったエスプレッソのこと、昔の恋人のこと、などを考えていました。
この分野の日本人研究者たちとの新しい出会いもあり、有意義な学会でした。


2011.12.08

恩返し。

 私事で恐縮ですが、ランニング学会で研究費をいただきました。金額は本当に微々たるもので、一度学会参加すれば使い切ってしまうくらいのものです。しかし、私の中では金額は問題ではなく、ランニング学会は、修士1年のみなさんと同じ頃、研究発表デビューした学会で、(現在の「運動免疫」の研究分野とは離れていますが)自分を育て続けてくれている学会なので感謝の気持ちとともに研究成果を残すことで恩返しして行きたいと思っています。将来は「ランニングと免疫!」。。。そんな簡単に結びつきませんが、身体の免疫担当細胞が実は自律神経系の評価指標になりうる可能性に着目して、アスリートのコンディショニングに活用できないかという思いを込めて取り組んでいます。博士課程に進学を決意した原点になる研究テーマでもあるので、Nature Scienceレベルとはかけ離れていますが、いつか自分がラボを持った時、「運動免疫学」に興味を持つ学生さんたちと一緒に「なぜ、免疫系とコンディショニングなのか?」という純粋な問いに対するメカニズムを追求し、アスリートのコンディショニングに役立つ研究として現場に還元する!と心に決めています。その時はきっとスポ健で研究者の卵?ひよこ?として、学生のみなさんや先生方に育ててもらったことが生きてくると信じています。

 お金がなければ実験はできないかもしれません。しかし、研究者はアイデアが命。隣の席のキム哲先生は、ご自身お学部時代の経験から「研究は実験環境も必要かもしれないけれど、アイデアが大切!」とよくお話されます。私もそう感じます。ある程度の実験道具は必要かもしれませんが、「自分はどこででも研究できる!」、という自信はゼロの苦労から身に付いていくものかもしれません。

 博士課程の頃に所属していたラボは、私が入学した当初、運悪く?研究費が全く当たらなかった年でした。キムワイプ(実験用のティッシュ)を買うお金も惜しみながら実験していたことを思い出します。ボスの永富先生は別のラボや企業に借金までして、実験をさせてくださいました。「出来る限り、消耗品も洗浄して使い回しする!」というボスの一言に「もし、将来的に自分がラボを持ったとして、スタートが本当にゼロだったら?もし、ティッシュと実験台しかなかったとしたら、自身のやりたい研究に到達し、結果を出すための実験をするには、どのような手段を選ぶ?どう売り込んで成果を出す?」と、真剣に考えるチャンスを与えてくれました。(もっとも、入学したてのD1の私にはそんな余計な心配するな!と先生や先輩はおっしゃってくださったのですが)考えざるをえない環境下に置かれたスタートが、今後に生きていると感じています。

「恩師から頂いたこの恩は、自分が必ず研究者になって返す」今も、この気持ちは決して忘れないようにしています。


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「こうだ!」という勢いでセットアップが始まったかと思うと一瞬のうちに組み立て完了。毎日、ちょこちょこ考えていた私は何だったんだろう。。。と少し落ち込みました。以前、実験動物のepitrochlearis muscleをさっと一瞬のうちに採取されたテクニックには本当に驚きました。何年も解剖器具を触っていなくても、サッと出来てしまう技や、装置を見ただけで、パッと組み立ててしまうのは、それだけ思考錯誤した経験があるということなのでしょうか。私はもっともっと努力が必要だと感じた瞬間でもありました。Izumi先生、いつもお忙しい中、本当にありがとうございます!


 今週、火曜日の教授会の後、Izumi先生がお忙しい中、5階の実験室に来てくださり、筋肉の糖の取り込みを測定するためのインキュベータのセットアップをご教授くださいました。まだまだ不足部品はたくさんあります。Izumi先生が来てくださるまでは、セットアップされたものの写真を見ながらの作業でした。。。新しい実験をする時、他のラボに見学に行ったり、見よう見まね、思考錯誤でのスタートは、永富先生の教え(得意技?!)でもあります。時間と労力を要しますが、苦労した分だけ身になります。最初はお忙しいIzumi先生に尋ねるのも申し訳ないと思い、いただいた写真を見ながらの作業...その手探りが生きているからか?、Izumi先生がサッと組み立ててくださったことで、すぐ実験のイメージが湧きました。私にとっては初めて取り組む実験装置。とても楽しみな半面、不安も大きいです。しかし、これが基礎実験の醍醐味?でとても楽しくて、大好きな部分です。来週、Izumi先生のお弟子さんにあたる寺田新先生が来られ詳細を伝授してくださいます。立命館に来て1年10ヶ月、学生のみなさんからは「先生!」とよばれている私も、まだまだ発展途上の身。マイペースすぎる私ですが、私にとっては、今の大切なボスとも言えるIzumi先生のもとで、しっかり実験の成果を出すため、日々努力しようと思っています。香







2011.12.07

「バベルの塔」に導かれて?!

125日・月曜日。夕方の会議が多少早く終わったので、途中からではあったが、「バベルの塔」の上映会に足を運んだ。この映画は、高垣博也氏の監督によるもので、「映画紹介」にあるように、「原子力発電の基本的問題をわかりやすく解説しており、今後のエネルギー問題を考える上でも大いに参考になる」ものだ。

大学3年になる末娘が、インタビューを受けた81人の内の一人として「チラッ」と画面に登場するということだったし、彼女の友人たちが「京都学生プロジェクト」として「学生上映会」に漕ぎ着けたものだという曰く付きのものだった。

私が観ることが出来たのは、後半30分ほどにしかならなかったが、大変解りやすく改めて勉強にもなったものだった。初めから上映会に来ていた妻や娘たちはもちろん、小学3年生の双子の孫たちも真剣に観ていたようだ。

1つだけ「これは必要だったかな?」と思わせる場面があった。それは、真ん中に日本列島を描いた地球儀を被った人物が、「ロシアン・ルーレット」よろしく、最後の引き金を引いて斃れる場面だった。今回の「東日本大震災」に際して、連日流される「被災映像」が、重要な情報の一方で、子どもたちには情緒不安など心理的な影響が出ているということが、頭を過ぎったからだった。

我が家の孫たちには、その影響はなかったようだし、孫の1人は殊勝にも、「電気を我慢してもいいですから、原子力発電所はいりません。」と「アンケート用紙」に応えていたようだ。

実は、私は今、1220日締め切りの『雑誌論文』を抱えている。「特集仮題」は「環境問題と健康教育」とあり、その趣旨は「現代のかかえる環境問題は地球規模で緊急の大きな課題となっている。これらの問題を概観し、私たちはこれらの問題とどう向き合えばよいのか。どう読み解けばいいのか。そして、教育の果たすべき役割とは何かを考えたい。」とある。

「国連人間環境会議」(1972)以来、地球規模の環境問題解決のために幾多の議論と作業が為されて来てはいるし、成果も出てきてはいる。しかし、私たちの「生活の場」としての地球環境は、常に私たちに「自然の驚異」として抗うべくもない力を見せ付けてくれる。19951月の「阪神淡路大震災」がそうであったし、今年311日の「東日本大震災」もそうだった。そんな中で起こったのが「福島原発」の大問題であり、まさしく、人類史的な大きな課題だ。

「材料」が余りにも多く、「どのような切り口でまとめて行こうか?」と考えていた時の「バベルの塔」だった。映画の編集途中のものを観た学生たちが、自分たちと同じ学生に観せたいとの思いが実現させた「上映会」だった。学生たちからは解りにくい部分の指摘があって、それが反映されて映画は完成したという。

こうした、学生たちの「思い」も受け止めながら、「環境問題と健康教育」にどう接近できるのか。暫く、頭を悩ましそうだ。 mm

2011.12.06

食を育むシンポジウム。

<RecOだより87>
 12月4日(日)、以前このブログでも紹介しました
「食とスポーツを育む会」主催のシンポジウム
「勝てる身体を育むために 子供たちの食は生きているか」
を開催しました。


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会場はスポ健ラルカディア103。
参加者は、選手のお母さんを中心に206名。とても賑やかな会になりました。









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第一部のセミナーから始まり、
第二部では彦根東高校野球部の取り組みを前監督今井先生と報告。









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第三部はパネルディスカッション。
パネリストは光泉高校男子バスケット部監督の寺田先生、八幡中学校野球部監督野田先生、八幡工業高校ラグビー部監督の小宮山先生。
それぞれの食への取り組みについて、お話しをいただきました。







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フロアーからの質問も多く、アンケート用紙にもたくさんの感想をいただきました。
今週末には、これらを総括し、このシンポジウムの内容を含め、「食とスポーツを育む会」の情報をお届けする冊子の作成に入ります。
 







 また、今後、メンバーの先生方はそれぞれの現場での取り組みを続け、その結果を勉強会で報告、検討し、その結果をまた次のシンポジウムで発表していただく予定です。
 選手の食事の行動変容には、選手自身はもちろん、指導者や保護者の意識と行動が大きく関わります。
 この会がその橋渡しを担い、成長期アスリートの食とスポーツを一緒に育んでいくことができればと思います。
 
 シンポジウム開催に際し、たくさんの方々にご協力をいただきました。
 ありがとうございました。
 また次回の開催に向けて、みなさん、よろしくお願い致します【abc.】






2011.12.05

他大学調査

20111204.JPG先週の月曜日は,スポーツ健康科学部事務室の【龍】君,【環】さんと,お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センターへ訪問調査に出かけてきました.この調査は,Faculty Development(FD)活動の一つで,学部の教育内容をさらに良くするために,他大学での先進的な取り組み,教育内容を調査して,学部の教職員が情報を共有し,議論して教学改善を進めることになります.

スポーツ健康科学部の教学理念(人材育成像)に,「グローバルな視野とリーダーシップを備え,スポーツ健康科学を理解して社会に貢献する」を掲げています.今回は,お茶の水女子大学が取り組まれている,リーダーシップ教育についてお聞きしました.

 

「みがかずば 玉もかがみも なにかせん

  学びの道も かくこそ ありけれ」

 

という校歌にもなっている言葉(和歌)が教育理念の根幹にあります.卒業生には、すでに各界・多方面で活躍している方がたくさんおられ,お手本となる存在があります.そのようなトップリーダーを輩出するとともに,「すべての人にリーダーシップは必要」という考えにもとづいて,センターがその発信拠点となっています. リーダーシップのとらえ方には,様々あるようです(詳しくは2回生の【ippo】先生のリーダーシップ論で)が,お茶の水女子大学では,「サポート型リーダーシップ」の方向で養成していると伺いました.講習(座学)とともに校外でのインターンシップと連動させて,実践的に学ばせて,より深い理解を進めています.スポーツ健康科学部での「理論と実践」による「リーダーシップ」養成にも通じるところがありました.詳細な報告は別の機会に.

 

<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>

先週,国立長寿医療研究センターに勤めている清家 理さんに,セミナーの講師をお願いしました.本学に着任した頃の教え子で,その後,臨床の現場(メディカル・ソーシャル・ワーカー)として働きながら大学院に通い,今年,京都大学から博士号を取得しました.この間,定点観測のように,お会いする機会があり,成長していることを感じていましたが,今回の講演でよりパワーアップして実力をつけていることに感激と感動しました.

スポーツ健康科学部・同研究科の卒業生からも,たくさんの感激をもらえることを楽しみにしています.

 

【忠】

 

 

 

 

 

 

2011.12.04

高校訪問で、九州に行ってきました

一挙に冬の寒さが到来しましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

スポ健の先生方は、秋の高校訪問を行っているのですが、
私も、今週、福岡県・佐賀県の高校 を、訪問してきました。
広報の仕事で、九州を訪問するのは、
6月・9月に次いで、今年三回目!です。

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博多駅前でライトアップが行われ、
とてもキレイでした!








途中、スポ健連続セミナー で、
お邪魔した 立命館プラザ福岡
立ち寄り、広報の情報を共有して頂きました。
今回の訪問でも、プラザの職員さんの訪問のおかげで、
スポーツ健康科学部の教学内容への理解が
広がっているのをを実感しました。

入試も近づいてきていますが、今後も、
スポーツ健康科学部の教学内容をきちんと
理解してもらった上で、受験してもらえるよう、
頑張っていきたいと考えています。

それでは、また。失礼いたします。
                                            敦





2011.12.03

雪山に行きたい!スキー部の仲間

昨日あたりから急に冷えてきました。でもまだまだ暖かいと悩む仲間、石井理沙(スキー部 2回生)さんにお話を聞きました。

IMG_0177.JPG石井さんたち体育会スキー部の仲間は、1年間で3ヶ月程度しか雪上練習ができません。とにかく石井さんが取り組んでいるアルペン競技は、約1000mの標高差の斜面を想像できないスピードで滑り降ります。京都や滋賀では、そういった練習場がないので、とにかく雪のある場所を探さなければならないようです。
この秋、雪を求めイタリアへ遠征し練習してきたそうです。とはいっても授業があるので、すぐにBKCに戻らなければならず、感覚だけ取り戻してきたという程度の練習なのでしょうね。そして定期試験が終わったら、すぐに北海道や長野で行われる大会に出場して、試合に出場しながら練習をするというスタイルだそうです。
ほとんどの種目の選手は、十分な練習をして試合に臨みますが、立命館大学のスキー部は試合が練習を兼ねるのですね。知らなかった~。
くれぐれも怪我には気をつけてほしいと願っています。


石井さんに「君の滑りの特徴は?」と質問しましたら、ディスクに保存されている映像を見せてもらいながら勉強させてもらいました。ウェーデルンじゃなくて「あえーでるん」というレベルの滑りしか出来ない私でも分かる説明をしてもらいました。

IMG_0180.jpg「雪と喧嘩しない滑り」という表現がぴったりの格好いい滑りでしたが、石井さんはもっともっと積極的にパワーアップさせた滑りに改造したいと言います。また時々アタックし過ぎ、空回りした滑りになることも・・・と課題を語ってくれました。

毎日、必死にスキーのことを考え、とにかく何事も勉強だという姿勢には感激しました。スキーは、環境の変化に対応した道具の扱いをする競技。また体力だけでなく、スピードを恐れない勇気と判断を必要とする競技だということ本当に勉強させてもらいました。
石井さんの今年の目標、インカレ入賞。
また教職めざして、頑張ってほしいなと思います。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.12.02

ひとまず基礎演習論文提出、特別セミナー

Hassyです。現在ベネチアで学会に参加しております。この様子はまた次回に紹介したいと思います。

先週末は、名古屋大学野依記念館での第18回時間生物学会に参加して参りました。初めて参加した学会ですが、質の高い研究の話を聞くことができました。

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また、驚いたのが、妻の大学時代の友人2人と偶然学会で会ったことです。どこでどう繋がるか、わからないものですし、そういうのが楽しいですね。

 

今週水曜日、学部1回生の小集団科目である基礎演習で、なんとかゼミ大会用の論文提出を無事、どのグループも果たしてくれたようです。

このあと、論文の審査と分科会での発表が評価されます。

今週の頭は、各グループから深夜に(2〜4時くらい)にどしどし論文添削願いのメールが来ました。精神的、体力的にも相当きつかったようですが、なかなかこうしたグループでの活動を極限までやる機会はないと思うので、必ずや今後に活きてくるものと思います。

 

今週火曜日は、私が担当している院生対象のアカデミックプレゼンテーション(英語)の授業で、学術振興会特別研究員(札幌医科大学)である宮崎充功先生をゲストスピーカーとしてお招きし、「骨格筋肥大のメカニズムを分子レベルから再考する」と題して特別セミナーを開いて頂きました。また、昨年度までケンタッキー大で研究員として5年間研究留学されていた経験から、英語にまつわるエピソードについてもお話頂きました。 

骨格筋肥大の過程では、機械的な刺激やホルモンなどがストレスとして筋細胞に働きかけ、筋細胞ではそれらに応答して幾つものタンパク質が反応し、最終的に筋タンパクを合成するわけです。したがって、そのメカニズムの詳細を調べるためには、実験動物などを用いて、薬剤で種々のタンパク質の働きを阻害したり、遺伝子工学的にタンパク質の発現を強化、あるいは抑制したりして、どのような影響が、この場合だと筋肥大に生じるかを解析する手法がよく用いられます。宮崎先生がこれまで精力的にされてきたこうした研究成果を丁寧に話して頂き、聡研究室の院生Ma2ta2君などは「今執筆中の修論に本当に参考になった」と言っておりました。

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また、スポ健学部生1、2回生それぞれ数名が参加しており、「難しい〜」と言いながらも「導入と結論はわかりました」とか、「勉強の必要性を感じました」、あるいは「○○の視点で考えないといけないのではないでしょうか?」など、かなり手応えのある反応をしていたと思います。学部生の初期に、こうした運動科学研究が盛んに行われていることを肌で感じることが非常に大切であると思います。今後の成長が楽しみです。

宮崎先生ありがとうございました。