2016.10.21
[ 2016年10月 ] の記事一覧
2016.10.20
イベント開催間近!!!
まず10月21日(金)は,立命館大学と順天堂大学による「スポーツ健康科学研究交流セミナー」です.最先端のスポーツ健康科学について研究の話を聴くことができます.
場所は,立命館大学びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1階のアカデミックラウンジです.15:30から行います.参加費無料でどなたでも参加いただけますので,スポーツ健康科学関連に興味のある方は是非参加してください.
もう一つ,上記のイベントにも関係があるのですが,このブログでも何回か紹介したスポーツ健康コモンズ竣工記念「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルが10月22日(土)に開催されます.様々な運動が体験できる他,COI拠点の研究成果やスポーツ健康科学部の研究施設見学など,内容は盛りだくさんです.お子様からご年配の方まで,幅広い世代の方が同時に楽しんでもらえる企画になっていますので,是非ご参加ください.
naru
2016.10.19
秋シーズンの週末
紅葉となるにはもう一息ですが、秋の行楽は始まっているようで、京都・滋賀では、たくさんの観光客の方々を見かけます。
この秋以降にシーズンに入る部活動もたくさんあります。
今シーズンは、なかなか応援に行けずにいたのですが、先日は少しだけ出かけてきました。
学部生、大学院生、そしてOBOGも後輩たちの応援に来ていて、チケット売り場やスタンドで私も声をかけてもらいました。
スポーツでの繋がりの強さをうらやましく思う瞬間です。
試合では、ゼミ学生や学部の学生たちがたくましくフィールドを駆け巡り、しっかり声を出して指示を出している様子に、大学での時間の経過を感じさせられました。
4回生は最後のシーズンです。卒後の進路に、これまで狭義に打ち込んできた心意気をぶつけてもらいたいと願っています。
そして、下回生は、その先輩たちから何を学びこれからに活かすのか…、それぞれの想いを各自の心に刻んでくれるといいなと思います。
ippo
2016.10.18
専門演習〜プロジェクト企画
2016.10.17
スポ健学生の活躍(総長報告)
2016.10.16
オープンゼミDAYが開催されました
2016.10.15
JSF ジュニア・スポーツ・フェスティバル くさつ
2016.10.14
あざい お市マラソン
2016.10.13
運動フェスティバル会場の下見
会場はもちろん立命館大学びわこ・くさつキャンパスにできた新しい施設「スポーツ健康コモンズ」です.
先週,ブログで書いた通り,この運動フェスティバルでは,様々な運動を体験することができますが,我々が開発している「スマートウェア」もお披露目します.まだ参加者の皆さまに着てもらえるだけの数量がないため,代表として私の研究室の院生が着て,運動のイベントに参加します.コモンズ1階のアリーナで開催する運動イベントにスマートウェアを着て参加する予定です.今日はそのための会場の確認を行いました.
1階アリーナでは,スマートウェアだけではなく,超音波スピーカーが図のように何台も設置されています.このスピーカーも運動イベントで使用します.超音波スピーカーの体験もお勧めです.普通のスピーカーはスピーカーを中心に音が広がりますので,スピーカーの周囲にいれば音が聞こえます.アリーナに設置している超音波スピーカーはスピーカーの向いている方向のみに音を伝えます.ですので一人や特定の範囲だけに音を伝えることができます.この不思議なスピーカーも是非一度体験してみてください.
また,下見ついでに近々プールを利用した実験を行う予定ですので,プールの下見も行いました.昨年は学内にプールがないため外部のプールを借りて実験を行いました.学内にプールがあると本当にありがたいです.
またプール実験の場所の候補としてもう一つ,スイムミルの見学も行いました.このスイムミルは,水流を起こし,それに逆らうように泳ぐことで同じ場所で泳動作を行うことができます.一定速度で泳ぐ,定点で動作を観察するなど色々な使い方ができます.本日は時間がありませんでしたが,他にも色々なことができそうです.新しい機器をみると色々と想像が膨らみます.
スイムミルは,運動フェスタで公開はしないと思いますが,その他にも見どころ満載の施設です.運動フェスタにお越しの際には,そんな施設にも注目してください.
naru
2016.10.12
鹿児島の地で“想う”
今月はじめにさかのぼって… 鹿児島に出かけてきました。もう10月で、関西は涼しくなってきたというのに、鹿児島はまだ真夏の気温を記録中でした。
九州出身の私ですが、鹿児島大学は初めての訪問でした。大学の中には、稲盛通りがまっすぐにのびていました。あの、京セラやKDDIの創業者である稲森和夫氏のご出身ということだからでしょう。
稲盛通り
出かけたのも、その稲盛和夫氏の基調講演を含めたシンポジウムが、鹿児島大学稲盛アカデミー主催で行われたからでした。2009年以来の母校での講演という、稲盛和夫氏の基調講演の後、日本の著名な先生方によるパネルディスカッションが行われました。
学部学生や院生、教職員がホールを埋め尽くしている中で、「“考える”よりも、自分が心にどのようなことを“想う”かが非常に重要だ」というお話をされました。それが、人間性を養うことにもつながると。これが、生き方、考え方なのだと。
講演後は予定時間を超えて学生の質問を受けられ、なかなかいい味の掛け合いに、会場も盛り上がりました。
(稲盛経営哲学研究センターの紹介とともに、センター長から「何を研究し教育するか」の話題提供中)
いま、立命館にも稲盛経営哲学研究センターが2015年6月に開設され、稲盛経営哲学を学際的、国際的に研究し、その成果を発信しようとして取り組んでいます。私も、周囲の方の支えのもとでそのメンバーに加わらせて頂いており、いろいろな分野・大学・企業の方々と一緒に活動することができています。学生にも、リーダーシップや組織について、もっともっと研究レベルでも関心をもってもらえることを願っているところです。今回鹿児島に出かけたことで、稲盛氏ともほんの少しでしたがお話しをさせて頂く機会に恵まれ、「心理を勉強している」とお伝えすると、すぐに握手をしてくださいました。これまでの稲盛氏の取り組みを重ねると、どれほど人の心というものが重要で、そこに人々の関心が寄せられることを願っておられるか、その握手の一部始終に反映されているような気がしました。このような反応をされた経営者/リーダーの方は、私は初めてでした。
社会の中で、短期的な成果を求めれば求めるほど、なぜか心理は地味な分野になっていきます(成果にすぐには結びつきにくそうな印象だからでしょう…)。そういうときでも、心が健やかな状態で居続けることができるように土壌をつくり、大学にいる人間だからこそできることを地道にやっていきたいなと、鹿児島の地で桜島を見ながら思いました。
ippo