実りの秋を迎え、空が一段と高く感じられるようになってきました。
週に一度、OIC(大阪茨木キャンパス)で授業を担当していますが、OICキャンパスに併設されている市民公園では学生や近隣市民の方が、ウォーキングやストレッチなど、それぞれが運動に取り組んでいる様子をよく見かけます。
(撮影した日は早朝だった為まだ誰もいませんでしたが・・・)
OICには、経営学部、政策科学部、総合心理学部などが設置されていますが、他のキャンパスと違って、大学構内への入構についての関門などがなく、市民の方々が気軽に大学構内に入ることができます。そこで、小さなお子様を連れてこられ、市民公園で遊んでいる様子を見かけることも少なくありません。地域社会に広く開かれたキャンパスづくりをコンセプトとして「地域とつながる、地域と育つ」を推進してきたことによるキャンパスの雰囲気が醸成されていることがよくわかります。
また、公園の外周路には、スタートからの距離が記されており、ジョギングやウォーキングをする際の目安とすることができるようになっています。これらを用いて、学生対象にスポーツ方法実習として、ウォーキングの授業も開講されています。
さらに、公園横には、コーヒーショップやレストランも設置されており、運動後に食事や休憩ができるようになっています。OICのフロントゾーンは、いつも(学生だけではなく地域などの)多様な人がいる「Treffpunkt:たまり場」となっています。こうしたたまり場からいろいろなアイディアや連携が生み出されているのだと思います。
前回のエントリーで紹介したBKCスポーツ健康コモンズも、OICの併設市民公園のような Treffpunkt となり、地域と大学を結ぶ役割を果たすことができるように大きく期待したいと思います。
【ken】