[ 2025年06月 ] の記事一覧

2015.03.04

素敵な先生方からの学び

おはようございます。ma34です。

いよいよ3月になってしまいました。
このブログを書くのも今日を含めてあと4回となってしまいました。
寂しいです。

さて、この時期には年度末のさまざまな大事なイベントがあります。
この前の土曜日には、午前中に子どもたちの保育園の発表会がありました。
その午後には、京都の英語科の先生方の研究会(同志社中学校を中心とした会)に
参加してきました。

午前も、午後も、感動の涙がとまらない一日になるとは、
予想もしておりませんでした。

午前中の子どもの発表会は、子どもの成長を見て確かに泣くだろうなあとは思って臨みましたが、
実は、一番涙を誘ったのは、
ナレーションをしながらも、子どもたちの姿を見ながら涙でうるうると目を潤ませていた担任の先生の姿を見たときでした。

ステージが終わってから、先生は子どもたちに
「いつも皆はとっても素敵だけれど、今日はとくに最高だったよ!」と涙目で言ってくれたそうです。
長女の心にもその言葉と表情がぐっと染み込んだらしく
帰り道に、その先生の言葉がとっても嬉しかったこと、
そして自分たちが成し遂げたことが素晴らしいものだったと自信を持てたようでした。
子どもたちを想う先生方の日々の取り組み、熱意に頭が下がり、心から尊敬します。

午後は、3名の先生方の実践報告を聞きました。
どの先生も大変お忙しいなか、生徒の一人一人の実態に応じて工夫をされ、
かつ、「自分の授業の質を下げたくないし、本物の英語に触れさせてあげたい」という思いを語られました。

わたしが感動の涙を流したのは、
ある、京都府下のいわゆる「困難校」に務める先生のお話でした。
英語にも、そもそも学習全般にもまったく興味を示さない生徒たち。
それでも、最後の授業で何かしたい、ということで
最初の授業ではよく行われる自己紹介や、自分のことについて書いてもらうプリントを、
最後の授業だけれど。。と言って用意されたそうです。

何気ないプリントのようでいて
「学校の場所で一番すきな場所は・・・」「学食で一番すきなメニューは・・・」
「私は来年、こういうことができるようになっていたい」
「今年、私はこれができるようになった」
と、子どもたちが学校という場に所属感を持って欲しいという思いや、
自己肯定感が高くない子どもたちでも、自分自身の成長を自分で気付いて欲しいというメッセージが込められていることを知りました。

当初、先生は、二つくらい書いてくれたらいいなあと思っていたとのことですが、
普段、ぜんぜん活動に参加しない生徒たちがとてもニコニコと、やる気になって
辞書まで引きながら、書いていったそうです。
たとえば、
学食の唐揚げが好きで、唐揚げって書きたいんだけど。。。と友達と相談していた子どもが、
「KFC」と書いたことに笑い、そこから「そっか、フライドチキンやんっ!どう書くん?」と
嬉しそうに書いていたそうです。

その様子を語る先生は、どんどん涙声になり、
それでもとても輝いた笑顔でお話されていました。

「一番勉強から程遠いと思っていた活動が、それでもいいと思っていれた活動が、
 彼らにとって 一番の学びになった授業だった」

という一言がとても印象に残りました。
わたしも、会場にいた参加者も、みんながもらい泣きをした時間でした。

私にとって、教育(保育も含めて)という領域が心から好きだなあと思った瞬間でした。

午前も午後も、共通していると感じたのは、

   子どもは(人は)、自己を表現することを欲しているということ、
   そして他者から認められ、自分でも自分を認められるとき、人はとても幸せに感じるということ、
   そして教師や大人はそうした学びを促す重要な役割を担っているということ、

この3点です。

3月。
忙しい時期ではありますが、今年はわたしも学生と一対一で話す時間をなるべく作ろうとしています。
勉強のこともそうですが、人生のことを何とはなしに話すこと、
その時間を大切にして、できれば彼らの学びを促していけるような語らいができるとよいと思っています。

ma34


2015.03.03

セミナー

Hassyです。

本学部の伊藤さつきさんが、モーグルのW杯で2位に表彰されました!
おめでとう!!

本日はResearch Institute of Sport Science, Semmelweis
University, Budapest, Hungary教授のZsolt Radak博士によるセミナーがありました。

Exercise and brain functionというタイトルです。

「活性酸素」は悪いイメージがあって、激しい運動をすると活性酸素が産生され、身体にダメージを与えるということが一般概念としてあるようですが、Radak先生は豊富な動物実験によるエビデンスをベースに、比較的ハードな運動であっても、生理的範囲の活性酸素は非常に好意的に脳や骨格筋に作用することを、分子レベルから個体の行動解析までの多岐の実験結果から示唆されました。

そして、すべてのprincipleとして、行き過ぎと少な過ぎは良くない、適正な範囲というものがあるということを強調されていました。
そして、運動というのは、そうした「適正」の範疇に入ることを述べておられました。
大変興味深いご講演でした。
ありがとうございました。

私も来月から、運動が脳機能に与える急性効果についてヒトを対象に研究するべく、半年間、コペンハーゲンの方に学外研究留学をさせて頂きます。
その概要や抱負について、本日話す機会を賜りました。

担当科目をはじめ、様々な校務に関して、教職員の方々の多くのサポート、カバーがあって赴任できるわけです。
その分、学部や大学の研究・教育に貢献できるよう、しっかりと研究留学の勤めを果たしたいと思います。

また、今年のヨーロッパスポーツ科学会議はスウェーデンのMalmoで開催されますが、コペンハーゲンから近いので、お立ち寄り下さい。

2015.03.02

アスリートパフォーマンス研究会 2015年研修会

昨日、下記の内容で研究会(研修会)を開催しました。25名の参加者がありました。

 

セッション1 10:00-12:00

     「コアトレーニングの理論と実習」

     講師:横井 星一 (立命館大学大学院スポーツ科学研究科、NSCA公認CSCS)

セッション2 13:00-15:00

     「アスレティック・リハビリテーションの理論と実習」

     講師:岡松 秀房 (立命館大学スポーツ健康科学部助手、NATA公認ATC)

セッション3 15:30-17:30

     「ストレングス&コンディショニングの理論と実習」

     講師:樋口 貴俊 (立命館大学総合科学技術研究機構研究員、NSCA公認CSCS)

参加対象:健康運動指導士及び健康運動実践指導者、JAFAインストラクター、

     他 両資格と同等の有資格者 今後、資格取得を目指す方

 


普段からエアロビクスのインストラクターとして指導されている方、自治体の職員として住民の健康指導に当たっておられる方、高校の先生などなど、幅広い層からお越し頂きました。

 講師は、スポーツ健康科学部の特任助教、ポスドク、大学院生の3名でした。ATC、CSCSの資格をお持ちで、実践面での指導経験もあり、講義と実習を交えた内容で、受講生から高い評価をもらっておりました。

 指導に熱が入り、実習もかなりハードなところまで教えていたようで、受講生のみならず、講師も少しばてている様子もありました。いずれにしても、自らの身体で実践しながら、実習者にとっては最新のリカレント教育になったと自負しています。

 今回参加できなかった方は次回ぜひお越しください。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

昨日は高校の卒業式であったところも多かったのでは。私も息子の卒業式に参列しました。卒業生、在校生、教職員、来賓、保護者が一堂に会し、厳粛な雰囲気の中で、生徒たちの成長が感じられる卒業式でした。3年間、情熱と愛情を注いで鍛えてくれた先生、保護者の方々が送り出す卒業生を、受け入れる大学側は、各人の可能性を伸ばす舞台として、そして社会の礎となる「社会人」へと磨きをかけるための学問研究を身につけさせる使命を担っていることを再認識させてくれました。学生は可能性を秘めた原石であり、学びあい、気づきあいを得て、自立・自律した社会人へと成長させる舞台である「スポーツ健康科学部」をしっかり整えて、新入生を待っています。

【忠】

 

 

 

2015.03.01

アメリカ便り (20): Visitors#1

今日から三月ですね。
いよいよスポーツ健康科学部の今年度の受験も
後期分割方式 (3/5) を残すのみとなりました。
受験生の皆さん、悔いの無いよう全力を出し切って下さいね。

今週は、日本から嬉しいお客様が二人も来て下さいました。
お二人とも、カリフォルニア州で用事を済ませた後に
わざわざ東海岸まで足を運んで下さいました。



(前列、左が Toshi 先生、後列が、Syuhei 先生です)
こちらに来るまでは、西海岸で昼間は T シャツで過ごされていたのが、
東海岸に来ると、雪が30cm 近く積もっていて、
分厚いコートという別世界に驚かれていました。
お二人とは、ワシントン D.C. で、ロブスターロールを食べながら、
色々と情報交換に花が咲きました。

スポ健の Toshi 先生からは、南カリフォルニア大学での
大学院について、話を聞かせてもらいました。
以前、この欄でも書かせて頂きましたが、
アメリカの大学・大学院では、同じ科目が週2回あるのが
基本となっています。そのため同じ15週と言っても、
30コマの授業があり、日本よりもかなり深く学ぶ事が特長です。

Toshi 先生は、南カリフォルニア大学で、
大学院の MRI に関する授業に参加されていた際、
週二回の授業を二人の先生が担当していて、
1回目の授業では、臨床担当の先生が、
2回目の授業では、理論担当の先生が
「同じ論文を、異なった視点から読み解いていく」
という授業についてお聞きしました。

論文というのは、英語の読解力はもちろんですが、
背景知識の有無、読む人の問題意識の在り方によって、
読まれ方がかなり異なってきます。
そのため別々の先生が同じ論文を読むことで、
「この論文にはこういう読み方もある」ということを示すことが
非常に学生にとっても、ためになり、
また教える側にとっても、色々気づきがあって興味深いと感じました。
(私が、Hassy 先生と一緒に行った学部の専門英語も
1つの授業でしたが、Hassy 先生の発想や視点が聞けて
非常に楽しかったのを覚えています)

学部で、週2回の授業を取り入れるのは、
システム上色々と難しい点があると思うのですが、
大学院なら、すぐにでも取り入れられるのではと思いました。
スポ健をさらに良くするためにも、
色々と情報を集めることが重要ですね。

Syuhei 先生からお聞きした話については
次回に書かせて頂きます。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#19>>
今回、昼食を食べたお店は "China Town" にあります。
残念ながら D.C. には、"Japanese Town" はないのですが、
メリーランド州の北西部の Rockville に、日本人が沢山住んでいて、
"Japanese Village" と呼ばれる地域があります。
(私も、スポ健の F 本 先生に教えて頂いて、そこの近くに住んでいます)

2015.02.28

“おもてなし”という言葉…

お・も・て・な・し…
2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地を手繰り寄せた滝川クリステルさんが発したこの言葉と身振りは、流行語としてだけでなく、その後、日本の文化を象徴する言葉として多くの人々に再認識されました。

この「おもてなし」という言葉、その語源は、「持って成す(ものを持って成し遂げる)」「表裏なし(表裏のない心で接する)」ということにあると言われているようですが、何となく、サービスを提供する側がお客様の気持ちを察し、ニーズを捉えたサービスの提供や振る舞いをすることによって、満足してもらうために施す行為と解釈している人が多いのではないでしょうか?実は、私も以前は、そう思っていました(笑)


もてなすということに欠かせないのが、“ごちそう”ですが、この「ご馳走」という言葉に用いられる漢字は、ともに「はしる」ということを意味します。つまり、駆けずり回って食材を調達し、そしてそれを客人に振る舞う…という言葉が示すように、てっきり、“おもてなし”は、上げ膳据え膳の延長線上にあるのかと思っていました。ところが、「おもてなしの源流-日本の伝統にサービスの本質を探る(英治出版)」という本を読んで、“おもてなし”の本当の意味というか、本質を知りました。




その本の冒頭で、「日本の“おもてなし”は、もてなす側だけでなく、もてなされる側にも相応のふるまいを求めるものだとわかってきた。日本伝統の“おもてなし”において、主人と客は“ともにその場をつくり、楽しむ”関係にある。一方的な関係ではなく、いわば双方的な、独特の関係性に彩られている」と書かれています。

よく考えてみれば、高級料亭にしても(行ったことはありませんが…)、東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンなどでも、一方的に何かをしてもらっているのではなく、サービスを提供する側とサービスを提供される顧客側とが心地のいい「場」をともに創り上げていることがわかります。つまり、コラボレーション(collaboration)やコクリエーション(co-creation)と言われる価値共創が、顧客満足度を高める重要な鍵を握っています。“communication”“community”“cooperation”のように、“co”概ね“co-”から始まる言葉は、「共に」という意味合いを持つ言葉が多いのですが、提供する側と提供される側というような主体と客体が完全に分離するのではなく、両者が一体化するところにこそ、価値の高いものが生まれるのだと思います。

おもてなし…
授業を“おもてなし”と呼ぶには、抵抗がありますが、主体と客体が一体となり、授業という最高の場を学生と教員がともに創り上げ、その場を楽しむ…
そんな日が来るのでしょうか…(笑)

Jin


2015.02.27

教師の育成

先日、現場の教師とスポーツクラブのマネージャーを務める友人数人とチャット&スカイプを通じて「教員養成」について話しました。論点は、自分で考えられない・考えようとしない指示待ち姿勢、思考から「人」が抜けている、指導案・教室案が書けない若い教師と指導者がまずます増えているという指摘でした。そこで、大学における教員養成のカリキュラムを調べて見えてくる課題を現場で補おうとしています。いろいろな話を2時間以上もし、多くのことを考えました。
教師という職業は、どんどんその責務が大きくなっています。かねてから、何かある度に問題が学校にあるように扱われる、教師の責務と家庭の責務の混同に対し違和感を覚えてきました。その一方、1日の多くを学校で過ごす児童生徒にとって、教師の存在、影響力が大きいということも事実です。前任校の入試では、教師になりたい受験生の多くが志望動機として、それまでに出会った教師の影響を挙げていました。

教師に求められることは何か。そのために大学で学ぶべきことは何か。もちろん、教壇に立って効果的な授業を展開し、学級経営できる、即戦力としてすぐに働ける教師の育成が大学のカリキュラムの中だけでできるものではなく、実践を通じ身に付けていくことの方が多いと思います。そうした時の大学の役割は、やはり思考する力、思考しようとする姿勢の育成ではないかと感じています。スポーツ健康科学部において、教師を目指そうとする学生に対するカリキュラムと教員養成大学や教育学部のカリキュラムは異なります。また、これらの大学では2年生の頃から教員採用試験に向けた自主勉強会や現場教師である卒業生が催す勉強会が開かれます。このような学生と採用試験で机を並べることになります。なかなか手ごわい。教員養成大学や教育学部にはない本学ならではの強みは何か。立命館大学の卒業生が現場で高い評価を得られるために何に重点を置かなければならないのか。そんなことを改めて考えました。本学の担当教員と非常勤の先生方からのご助言やご協力をいただきながら、内容を見直してきたスポーツ指導実習が4月から始まります。友人たちから指摘されたことも心に留めながら、現場のニーズを把握しながら、大学ですべきことを考え続けたいと思います。

2015.02.26

FD研修

本学部では年に2回、学部や研究科の教学などについて議論をするFD研修を行っています。本日、FD研修会が開催され、10時から多くの教員や職員が参加し【教学課題】【学生支援】【大学院課題】の観点からグループワークを行っています。スポーツ健康科学部・研究科が誕生して約5年が経過し、順調に学生が成長していることを実感しています。一方で、学部・研究科設置当初は想定をしていなかった解決すべき様々な課題が出てきていることも事実です。そのため、比較的時間に余裕のある授業期間外に、気持ちを落ち着けて終日かけてじっくりと意見交換する機会は貴重です。

それでは今から、最後のプログラムに参加してきます。

2015.02.25

学び舎と恩師

おはようございます。ma34です。

昨日は、教授会の時間まで、研究の相談も兼ねて
古巣である京大の指導教官を訪ねておりました。
ただ、研究の話だけでなく、
学部生のときも、大学院生のときも、
私の悩んでいるところをさりげない一言で指摘してくださる先生で、
例に漏れず、昨日も一番今考えているところ、悩んでいる話題へと
自然に会話が流れて行きました。

いつまでも恩師は偉大な存在で、こちらの心をよく見通してくださっています。
大変ありがたいことです。

そして、キャンパスを歩いていて見えてくる懐かしい風景は
昔の色々な学びや思い、悩みを一気に思い出させますね。

ちょうど国公立は明日が入学試験であることもあって
キャンパスには受験生と親御さんがたくさん歩いていました。
私にもこういう日があったなあと遠い日々に思いを馳せつつ、
その日からの今までの一歩一歩を確認する、よい時間となりました。

また、少しの時間だけ、後輩の学位論文口頭試問の見学もさせていただきました。
その後輩が卒業論文を書いていた頃から知っておりますので、
その成長ぶりに圧倒されていました。
わたしも頑張らないと!とパワーをもらえました。

指導教員の存在、そしてそのメッセージ、また色々な経験とともに記憶に残る学び舎。
どちらも自分にとって大切なものです。

4回生はもうすぐ卒業ですね。
立命館大学、そしてスポーツ健康科学部での学び、BKCの風景。
みなさんの土台としてきっとこれからも位置づいていくと確信しています。

昨日はそんなことに思いを馳せた一日でした。



2015.02.24

問題の作成

Hassyです。

いよいよ明日から国公立大の前期試験ですね。

受験生の皆さん、体調を万全にして実力を遺憾なく発揮して欲しいと思います。

私も今回心から応援している受験生がいます。

頑張って欲しいと思います。

 

さて、試験には当然問題が出題されますが、皆さんのなかで、これまで何か問題を作成した人はどれだけおられるでしょうか?

 

我々教員も、定期テストなどで問題を作成しますが、これがやはり難しいのです。

知識の詰め込みだけでは解けない(思考力が試される)問題や本質を理解していないと解けない問題など、いわゆる良問は作成者の腕の見せ所ですが、裏を返せば作成者は論理的に思考し、対象の本質を理解していないと問題は作成できません。

 

とあるKY大の教授で、(物理学だったか?)テスト問題に、学生自身に「良問」と「あまりよろしくない問題」を作成させ、それぞれの解答のみならず、どこがどう良くて、どこが悪いのかを指摘させる問題を出されたことを伺いました。

これは問題としての難易度は相当高いですが、問題自体はまさしく良問です。

学生の皆さんは、今後、何かの試験対策をするときに、友達と問題を出し合うのも良いかもしれません。

 

また、教える過程も同様の効果がありますね。

例えば実験でも、先輩が後輩に指導する過程で、自身の認識不足に気付いたり、疑問が沸き起こって調べて学んだりすることはよくあることだと思います。

私も授業の準備の度に勉強することがあるものです。

 

さて、スポ健とはあまり関係ないですが(笑)、小学生のドリルとかで出てくる1語を埋めて二字熟語を完成させる問題で、息子に出題するところをヒートアップして夫婦で問題を出し合っていました。。。

 

まず妻から。。。

 

いかがでしたか?同じ漢字があると難しくなるのでは?という趣旨です。

 

それでは私から。。。

 

③番は、妻は回答できず、答えを聞いて、「今までの人生で殆ど体験していないから出てこない。。。」と。。。(苦笑)

⑤番には③番か④番が入るものとして、そのどちらにも熟語が成立するものを⑥番と⑦番には入れてみて下さい。

 

さあ、受験生の「合格」を祈願して、最後の出題です。


気になって受験どころではなくなった場合はご容赦ください。笑

2015.02.23

福HR君の結婚式

昨日、大学院博士後期課程に在学中で、トレーナーとして活動している福HR君の結婚式と披露宴が、京都の北山でありました。親族、職場関係者、友人に囲まれた和やかで、ふんわりとした雰囲気に包まれた素敵な結婚披露宴でした。

 

HR君は、研究者ならびに現場のトレーニングサポートの二足のわらじを履いています。会社の上司より、社内での研究論文を読み込む勉強会でのリーダー的役割と、社内研修における現場へのスポーツ科学導入を一手に引き受けているようです。これからのスポーツ現場の指導者には、科学的エビデンスの活用、科学成果の応用が求められてきます。もちろん、現場での指導力が合わさることが条件です。そのような、サイエンスベースの力をもった、スポーツ指導者、アスレティックトレーナー、ストレングスコーチの輩出に我々も貢献しなければなりません。

 

HR君がその代表的な存在になってくれることを期待しています。これからは、家族と力を合わせながら、仕事、研究の両立をさらに進めてくれるでしょう。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

2/25(水)13時から、アカデミックラウンジで、熊本県立大学の青木朋子先生による、手指の運動制御に関する研究セミナーがあります。非常に優秀な先生で、研究成果も興味深いものです。春休みですが、どなたでも受講可能ですので興味のある方はぜひお越しください。

【忠】