日本のニュースを見ていると、大寒波が来て
大雪の地方も多いようですが、
皆様、いかがお過ごしですか。
先日、立命館大学が、ワシントン D.C. にあるアメリカン大学と
協力して実施している二つの大学の学位を取得できる『
学部共同学位プログラム (DUDP)』で
学んでいる学生と話す機会がありました。
https://www.ritsumei.ac.jp/studyabroad/type/univ_program/advanced/dudp.html/
事の発端は、日本大使館の方と話をする機会があったのですが、
その際に、「DUDP の立命館大学の学生が非常にしっかりしていた」と聞いて、
ぜひ会って海外で学ぶ事について色々質問したいと思って、
立命館の国際課を通じてコンタクトを取り、
アメリカン大学で行われたピザパーティに参加しました。

現在、12名の学生が、DUDP で学んでいます。
単位が取れないとビザが更新出来ず、
日本に帰らないといけなくなるので、みんな必死です。
何人かと話したのですが、大使館の人が言っていたように、
非常にしっかりした学生だと感じました。
こちらに来てまだ半年の学生も、1st semester をどんな形であれ、
切り抜けた自信が感じられました。
英語について聞くと、最初は授業の内容を理解するのは大変だが、
教科書を必死に読んで、予習復習をこなしていくと、
1st semester が終わる頃に、
だんだんと話が分かるようになってきたとのこと。
こちらで暮らしてみて大変なのは、やはり高額な学費とのこと。
寮費も含めてですが、授業料が約46,000ドルかかります。
最近の円安傾向のため 1ドル120円で計算すると、約550万円に相当します。
立命からの奨学金が240万円 + アメリカン大学からは学費の30%免除があるので、
もちろん全額を負担するというわけではありませんが、
それでもかなりの負担です。日本政府も、大学も
留学を推し進めようとしていますが、
こういった金銭面での負担を和らげる政策をもっと取るべきだと感じます。
(アメリカの感覚では、私立大学の学費はこのぐらいかかっても
当然という感じですが、日本の感覚だと、正直高いですよね・・・
ちなみにハーバード大学の場合は、約58,000ドルです。
https://college.harvard.edu/financial-aid/how-aid-works/cost-attendance)
ただそれでも尚こちらに来て良かったと学生達が言っていました。
こちらでしか得られない貴重な体験や、厳しい環境の中必死に勉強する経験を
生かして、国際機関や外資系企業で働きたいと言っていたのが印象的でした。
アメリカン大学でのDUDPの対象学部は、
国際関係学部や経済学部などで、
スポーツ健康科学部は該当しないのですが、
スポーツ健康科学部の実施しているGAT プログラムは、
二つの大学の学位を取得し、ATC の受験資格が得られるプログラムです。
やる気のある学生にぜひ受講してもらいたいと考えています。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/education/strength/global.html/
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#18>>
昨日は、"Valentine's Day" でしたね。
日本では、相変わらずチョコレート狂想曲のような感じでしょうか?
アメリカでは、"Valentine's Day" は、男性が女性に
プレゼントやカードを送ったり、デートに誘う日なので、
日本のように女性が男性に何かを送るという習慣はなく、
アメリカ人男子学生に日本の様子を伝えると、
"That's interesting!" と驚いていました。