先日、アドバンスト・コーチング(実習)プログラムの報告会がありました。英語の頭文字を取って、「ACP」プログラムといっております。
このプログラムは、「理論と実践」を教学の柱としている本学部における特徴的なものです。随意の実習プログラムで、参加要件として、スポーツ指導実習の科目を2クラス以上受講し、2つ以上の「AもしくはA+」の成績を持っていること、を明記しています。「スポーツ指導実習」でスポーツ指導の理論と実習を学び、よりその実践能力を高めるために、全学の共通基礎科目である「スポーツ方法実習」に、実習生として授業に入ります。事前学習から始め、15回の授業参加、そして報告会と密度高く、実践経験と指導力量を高めるプログラムです。2012年からスタートしたプログラムで、このプルグラムを運営するにあたって、中心的な役割を果たしていただいたのが、写真の空閑先生です。
空閑先生の指導を2年間受けた学生もいました。その学生は、先生から本当によく指導を受けていて、後半のところでは「指導者らしく」授業の中で、受講生を前にして指導できるまでに育ちました。ACPの実践的な学びのおかげもあったのか、見事に教員採用試験もクリアしてくれました。今後も、『空閑門下生』から、先生のように、メリハリの効いた授業実践ができる先生がつぎつぎと誕生することが期待されます。
空閑先生には、多くのACP実習生がお世話になり、最終報告会では多くの修了生が集まって、感謝の色紙を手渡しておりました。空閑先生、本当に長い間お世話になりました。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週参加したあるセミナーで、チャンスをつかむための能力開発として、『将来予測する訓練』を積んでおくことが良いという話を聞きました。その前後に、オムロン(株)の方と打ち合わせする機会があり、懇談の中で、創業者の未来を描く「SINIC理論」についてお話しを聞きました。詳しくはHPにも載っていますので、そちらをご覧ください。話題もつながる時はつながりますね。
【忠】