2014.12.04
[ 2025年07月 ] の記事一覧
2014.12.03
卒論・ゼミ大・・・の中での学会発表
今日は、基礎演習(1回生)のゼミナール大会に向けた論文提出の日です。
ただいま、17:00を回ったところ。
どの班もちゃんと出せたのでしょうか。。。シンパイハツキマセン。
卒論の提出も、いよいよ来週の8日(月)から始まります。
赤沢ゼミは初めて、4回生が卒論を提出することとなります。
11月ごろからようやく焦りだしてくれたゼミ生ですが、書き出すとぐんと書ける人、
色々な思いが溢れて、なかなか筆が進まない人・・・と色々です。
私は筆が進まない人代表のような人なので、
周りがサクサク進めているなか、どんどん焦ってしまう心がよくわかります。
これまでたくさん本を読み、現場に飛び込んでいった人ほど、整理することが大変で書けないのですよね。
でも、書いて書いて、削って削って・・・練って練って・・・で、より良いものができることを楽しみにしています。
そんな怒涛の日々のなか、自分の学会発表もありました。
会場は、今、ゆるキャラ第1位を獲得して、話題の、群馬。群馬大学でした。
(第25回教育目標評価学会)
今回は、昨年度作成した、学校現場で活用してもらいたい小学校外国語活動の文字学習用パンフレットについて
研究の背景、現在での議論を踏まえた意義を発信する目的で発表をしてきました。
2月には、小学校外国語活動の専門家の研究会でもう一度発表をしますが、今回は教育目標・評価の観点で
色々な指摘をもらえることを楽しみにしておりました。専門のフィールドが違えば、出てくる質問の視点も変わります。
私が弱いなあと思っているところをしっかりとつつかれて、今後の研究で押さえておくべきポイントが明確になりました。
自分の思っていること、考えていることを論文という形にまとめて、発信し、意見や質問をもらうこと。
産みだすのは本当に苦しい作業ですが、
そこから生まれる楽しさをぜひ4回生にも、また1回生にも味わってほしいと思っています。
ma34
2014.12.02
熱く!
2014.12.01
火事場の馬鹿力
今日から師走(しわす)となりました。普段はゆったりと過ごしている先生もバタバタする月、という意味で師走というようですが、いつも走り回ってアクティティの高い、スポ健の先生方にとって、12月は走るというよりも跳び回っているような月かもしれません。
先日、滋賀の公立高校の生徒さんから電話があり、「火事場の馬鹿力」について調べているのだけれども、より深く知りたいので当方を訪ねたいとのこと。意欲あふれる生徒さんとの出会いを楽しみに、当日までに送ってくれたFAXによる質問状をみながら、どのように説明すれば理解してもらえるかをあれこれ考えながら当日を迎えました。
待ち合わせ時間前に会議があり、そこから研究室に戻ってくる時に、それらしい生徒さんたちが「あいコア(インテグレーションコア)」前にいたので、声をかけると、訪ねてきてくれた生徒さんたちでした。20分以上も前に、集合してくれていましたので、少し施設を案内しながら研究室へ。
質問状の内容に答えながら、火事場の馬鹿力について科学的に検証されていることを一通り説明しました。ご存じのように、「火事場の馬鹿力」は、普段は全力で力を発揮したつもりでも、大脳の抑制によりすべての筋線維を使うことができない(筋の心理学的限界)。ただ、「火事」のような危急存亡状態ではその抑制が取っ払われて、普段ではでない力がでることを意味します。もちろん、アスリートは、普段から全力発揮をすることで、筋自体が持っている限界(筋の生理的限界)近くまで力を発揮できます。一方で、普段大きな力を使わない高齢者は、普段はあまり力が出ず、「火事場」での力発揮とのギャップが大きいので、よく話題にのぼるようになります。いずれにせよ、潜在的に持っている力以上はでません。
上記のようなことを生徒さんたち答えながら、かつ追加質問に受け答えする中で、生徒さんたちが
スポーツ健康科学に関する理解と知識を深めたいというモチベーションの高さを感じました。かえってこちらが元気をもらいました。このようなスポーツ健康科学に興味ある生徒さんが増えて、この分野が盛んになることを願っています。
卒論提出までのこり2週間あまりとなりました。そろそろ、尻に火がついて、「火事場の馬鹿力」発揮が必要なゼミ生たちもいるのでは?冷静沈着にまとめきって欲しいと願っています。提出も火急にならず、早め早めに。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
11/22-23 東京お台場の産総研で日本トレーニング科学会がありました。本研究室からも5題発表しました。初めて学会を経験する学部4回生から、大学院院生、ポスドク、先生がたなど。
そのうち、「身体重心の挙動からみた三段跳の跳躍タイプに対応する踏切技術」のタイトルで発表したF林先生の研究が、学会大会奨励賞を受賞しました。このデータは、修士1期生で、おそらく世界で初めて、実際の三段跳の動作解析を行ったK泉君のデータを再解析したものです。パフォーマンス向上につながる研究成果です。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=107
【忠】
2014.11.30
アメリカ便り (7): Thanksgiving Day
皆様いかがお過ごしですか。
アメリカでは、今週の27日の木曜日に
Thanksgiving Day (感謝祭) がありました。
感謝祭の起源については、諸説ありますが
一般的には、アメリカに到着した清教徒たちが
ネイティブアメリカンたちから教わった栽培技術を用いて
初めて収穫した作物に感謝するために始まったと言われています。
元々は様々な日に祝っていたと言われていますが、
リンカーン大統領が、11月の第四木曜日に定めました。
(ちなみに、カナダでは、10月の第二月曜日です)
Thanksgiving Day は、祝日になっていて、
学生たちも、自分の地元に帰って家族で集まって、
七面鳥を焼いたりして、お祝いをします。
またその翌日には、Black Friday といって、
日本の初売りのような大きいセールがあります。
写真の七面鳥 は、メリーランド州立大学 College Park 校で
一緒に学んでいる院生さんたちとお祝いしたときのものです。
こちらの大学では、Fall semester もそろそろ終わりで、
Final Exam が近づいてきています。
テストになれば、徹夜徹夜の連続ですので、
その前に鋭気を養うと意味でも、
感謝祭でホッと一息という感じなのでしょうね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#7>>
日本では、20歳から飲酒可能ですが、
アメリカではほとんどの州が21歳からです。
また飲酒に対して、日本と比べて厳しく
レストランでお酒を頼んだり、スーパーでお酒を買おうとすると
"Your ID, please" と言われ、身分証明書を見せなければ
お酒を楽しむことが出来ません。
私はお酒を全く飲めないので言われませんが、
周りの院生は、必ず言われています。
2014.11.29
京都きっず…未来のオリンピックを担う子どもたち
2014.11.28
ラストスパート
2014.11.27
卒業論文の提出期間が近づいてきました
2014.11.26
サービスラーニング事後振り返り
今日は、一回生の基礎演習では、ゼミナール大会の論文締切一週間前ということで、
どのグループも血眼になって頑張っていました。
こちらも、AAさんとともに、よりよい論文になるように一生懸命検討しました。
この時期になって、やっとお尻に火が付いたようで、これからの頑張りを応援したいと思います。
2時間目は、草津東高校、草津市教育委員会とのサービスラーニングに参加した学生と
事後振り返りの時間でした。
体調不良で欠席した学生が多かったので、小規模な振り返りの時間となりましたが、
小規模だからこそ、ざっくばらんに、かつ自分自身の問いを深めることができたように思います。
面白かったのは、
学校現場の先生は、どんなときに「怒る」(しかる)のか?ということ。
子どもたちに怒ることができない、と悩む学生に、ある先生がこうおっしゃったそうです。
その先生のつぎのようなポイントを教えてくれました。
1.誰かを身体的に傷つけたとき
2.誰かを精神的に傷つけたとき
3.集団の和を(故意に)乱したとき
学生にとっては、「逆に言えば、この3つに当てはまらないときは怒らなくてもよい」と考えると、
怒る・叱るポイントが絞れて、メリハリがついてよいと感じたそうです。
また、そうした意見の後には、叱るときには集団のなかで伝えたほうがよいのか、
その子を一人だけ個別に呼んで叱ったらよいのか。。。という問いが話題になりました。
実習の中で出会った先生を思い出して、なぜあの時には集団で?なぜあの時は個別で?と
共有しながら、こういう場合には全体なのでは?こういう子どもだったら個別なのでは?と
具体的に場面を想定しながら語り合えていました。
同時に、今回の実習での大きな学びは、自分はまだまだ成長中であること(できないこともある)を再認識したことのようです。今後、また現場での学びの機会をたくさん持ちたいという言葉と、そこで今回見ていなかった(意識していなかったポイント)を今度はしっかりと見てみたいという思いが聞けました。
彼らが今回のサービスラーニングの実習や振り返りを経て、次の学びをどのように展開させていくのか、楽しみにしたいと思います。
ma34.
2014.11.25