2014.11.14
[ 2025年07月 ] の記事一覧
2014.11.13
学生アスリートにおける体調管理
2014.11.12
学校現場における授業改革を肌で感じてきました
こんにちは。Ma34です。
11月は研究という領域でも学会シーズンの一つで、わたしも11月中に二つの学会発表を控えておりますが、学校現場でも研究発表会・協議会が目白押しです。先週の金曜日から、今週の月、火と、大学の授業が終わったらすぐに出張で、小学校外国語活動・中学校英語の小中連携(岐阜県)の研究発表会への参加、京都府の高等学校英語科の授業の指導助言へと行っておりました。
今回の参観のなかで、どの授業にも共通していたのが、ipadの活用と、プレゼンテーション。スポ健の1回生もPPTを活用した英語でのプレゼンテーションをしっかりと学びますが、小学6年生からすでに同じような活動が展開されていました。ペアとペアがそれぞれツーリストとツアーコンダクターになって、行きたい国をプレゼンするという課題では、クイズやジェスチャーを混ぜながら、お互いの理解を確認しながら進められていました。その堂々と英語を話す姿に驚きました。また、中学生になると、小学生のわかりやすい単語に言い換えたり、説明を変えたりと、臨機応変に英語を用いている姿も見られました。
高校の英語科もどんどんと先進的な取り組みが始められています。昨日見た授業では、教科書の内容理解に「先んじて」、内容の骨子にあたる「問い」を教員が提示し、ipadをグループで活用しながらresearchし、presentationにまとめています。すべてのグループが同じ問いを深めるのではなく、自分たちの知らない「問い」に答えるプレゼンを見ることも要求されます。その上で初めて、教科書本文を読んで詳細を理解するという授業でした。
これまでのオーソドックスな授業を転換するような授業です。参観していたわたしもドキドキ・ワクワクの授業でした。また、「よいつまずき」を見せながらも高度なパフォーマンスを見せてくれた子どもの姿にゾクゾクしました。
Ipadの活用においても、授業の組み方についても、子どもたちの姿がいろいろと教えてくれます。Ipadの効果的な使い方も、子どもたちの方がいろいろと創造的に開発してくれるようです。道具を使いこなす力、そして学びを自分で広げる力、それを活性化させるための授業とは??…と色々な可能性を感じた一週間となりました。まだ咀嚼しきれていないほどです。
いつも教職や担当の授業で学生に伝えることですが、教職をめざす学生さんには、自分が受けてきた授業だけを軸とするのではなく、色々な面白い・工夫された授業を多く見る機会を持って欲しいと思います。どうしても、自分の受けてきた授業がスタンダードになりがちですが、それでは過去の授業方法の「再生産」にとどまってしまいます。
また、今、教育現場も目まぐるしく変わっていくなか、上記のように、スポ健での学びは先進的な学校現場の学びと軌を一にしています。つまり、社会に出て求められる力そのものにつながります。ぜひ、そんな視点で、十分に学び取ってほしいと思います。
Ma34.
2014.11.11
Obesity 2014 at Boston
2014.11.10
実験シミュレーション
一雨ごとに秋が深まっていきます。秋は実りをもたらせてくれます。学生、院生の成長も著しいものです。
昨日の日曜日に、実験室をのぞくと、ポスドクの【Sが】、【樋G】、院生【W智】、学部生【Mきき、D智、土K】君などが、本実験に向けての実験シミュレーションを行っていました。これは、本番と同様に被験者を用意して、通し実験を行います。プロジェクト研究などで、複数の研究テーマを同時並行して実験データを取得する場合は、複数の実験を組み合わせて行います。そのために、被験者への負荷を少なくして、できるだけ多くのデータをとるために、実験の順番、待ち時間などの工夫が必要になります。そこで、実験の順番、実験の進行を確認するために、本番と同様にシミュレーションを行う必要があります。良いデータを取るためには、このような準備が何より大事です。これを繰り返して、十分に練り上げた上で実験データが取得でき、さらに慎重に解析して、科学的な検証結果、そして論文にまとめて、世の中に「研究成果」として送り出されます。
何事もそうですが、十分な準備が大事です。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
学部事務室の依頼で、久しぶりに新聞社の取材を受けました。ゼミ生にも協力してもらいました。本学部の特徴的な学びを紹介してもらえるようです。取材を受けて、改めて学部の人材づくりを再確認、リマインドされました。人に話をすることは、確認するための有効手段ですね。
【忠】
2014.11.09
アメリカ便り (5): Farmers Market
急速に秋が深まってきました。
(写真は、大学本部の建物です。
緑の芝生と黄葉のコントラストが美しいです)
秋と言えば、「食欲の秋」ということで、
「食」に関する話題について書きたいと思います。
日本でも「地産地消」という言葉が聞かれるようになってきましたが、
アメリカでは、よく Farmers Market が各地で開催されています。
メリーランド州立大学構内でも、
毎週、水曜日の午後になると、近くの農家が
Farmer's Market を開いており、
野菜や果物、肉や乳製品を買うことが出来ます。
私も、Japanese pear を買いによく行っています。
(日本の梨ほどは甘みが無いのが残念ですが・・・)
スポーツ健康科学でも、「食」に関するシンポジウム
[第四回スポーツ健康科学セミナー: 成長期の体と頭を育てる食事]
11/16 に開催されますが、こういうFarmers Market が
立命館でも定期的に開かれると良いですね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。
敦
<<街でよく見かける英語表現#5>>
有機野菜を英語で言うと、日本語でも使いますが、 "organic" と言います。
では、普通栽培の野菜はどう表現されるかというと、
"conventional" と言います。
スーパーや市場では、これらを見て、どちらを買うべきか悩むわけです。
2014.11.08
“支援”という行為…
2014.11.07
企画の難しさ
2014.11.06
論文の掲載と嬉しいおまけ
2014.11.05
1回生基礎演習の様子。
こんにちは。Ma34です。
今日は基礎演習の後、1回生はスポーツ大会をクインススタジアムで行っていました。
ゼミナール大会【12月中旬】と、それに先んじる論文提出【12月3日】が迫ってきて、見通しが立ってきたグループ、かなり進んだグループ、いよいよやらないといけないなとやっと気がついたグループ。。。とそれぞれのペースがありますが、全体として今日の授業は、いよいよ大変なシーズンがやってきたなという雰囲気の基礎演習となりました。
そのような中、サブゼミの時間を利用してスポーツ大会。とてもよいと思います。
運動してリフレッシュすること、そしてクラスや友人関係の団結を強められるとよいですね。
活力を得て、学びあう関係性も強めて、いざゼミナール大会に!と勢いをつけてほしいと思います。
そして、毎度のことながら、AAさん(2回生)の頑張りに関心しています。前期のオリターさんの頑張りも目を見張るものでしたが、スポ健のこうした【文化】を1回生も肌で感じてくれていることでしょう。
これからの時期のみなさんの頑張りと成長に期待をしています。教員としてこの時期の学生の成長を見ることがとても楽しいなあと思います。(毎年、論文検討は大変なのですが・・・) さあ。どんな論文が仕上がるのかな。。。
Ma34.