こんにちは。ma34です。
いよいよ、「もういくつ寝ると~、お正月~♪」という時期になってきましたね。
とくに後期が始まってからは、あっという間に年末になってしまった感覚です。
さて。
今週の月曜日は、祝日でクリスマス・イブ、そして月曜日の年内最終授業だったこともあり、
学部・回生を超えて参加できる「教養ゼミ」のクラスでは、
みんなが「楽しく」、かつ「学べる」、開発教育の教材「貿易ゲーム」を体験しました。
スポ健の学生さんがほとんどのゼミですが、みんな聞いたことのないゲームだったようです。
けれども、私の大学院のゼミ仲間である、滋賀県立大学の木村裕(ゆたか)先生にファシリテーターをお願いし、彼の抜群の進行もあいまって、受講生のみんなが、本当にいきいきと動いた時間となりました。
■貿易ゲームとは、簡単にいうと、
・グループに分かれて(一つのグループが一つの国)
・用意された紙(=資源)とハサミやカッター、色鉛筆などの道具(工業技術)、お金を使い、
・配られた見本に合わせて製品を作って、市場(マーケット)に売り込み、買ってもらう
・最後に多くのお金を持っていたグループ(国)が勝ち!
というゲームです。
国の状況により、紙(資源)は豊富だけれど技術が無い国、あるいは資源は無いけれど技術は豊富に用意されている国といったように、設定状況が異なります。
また、国どうしの交渉や、出稼ぎ、分業といった、製品を作るだけではない、実際的なやりとり・仕組みも自然と生まれてくるのも面白いところです。
木村先生にもお褒めの言葉をいただきましたが、
チームワークの良さ、そして優れたアイディアがぽんぽん出てくるところは、
さすが立命館の学生!、さすがスポ健!という、みなさんの強みが十分に出ていたと思います。
木村先生も数多くファシリテートしてきた中で、先生自身もわくわくするような体験はそうそうできない!
と言っていただきました。
座学で学んできた貿易における新興国・工業先進国との摩擦も、実際にからだ、そしてこころも動かすことで、改めて理解できた、という受講生の感想が多かったことも授業の意味はあったと思っています。
年内最終週に、学びの多い時間となったようで、「終わり良ければすべてよし!」としたいと思います。
1月からも、のこり2週の授業がありますが、
今まで蓄積してきた知識を総合化し、実践的に考えられるような機会が持てるよう、
冬休み中にいろいろと考えたいと思います。
それでは、みなさま、よいお年を★