昨日までの寒さも、今日は小春日和のように穏やかで温もりを与えてくれるような何となく優しい陽気となりました。この時期、5年ほど前の想い出ですが、前任校での健康運動実習で、12月中旬としては異常な暖かさに恵まれ、急遽屋内種目(卓球)を変更し、半袖姿で外に出てソフトボールに興じたことを覚えています。日本はもはや温帯地域ではなく、確実に亜熱帯に入ったのだとの思いを持っておりましたが、昨日までの天候を振り返ったら?(ンン-)となりかねません。
12月には珍しく初雪の降った(奈良)日曜日(9日)朝、第3回目奈良マラソン2012が開催されました。標題からは、さも走ったかのように思われますが、式典に来賓として参加しただけです。17,000人以上の参加者で、いつになく奈良市内は活気づきました。時々雪がちらつき天理市内の山岳コースでは足下が心配されましたが、途中からは雲の切れ目から日がさし、ランナーには先ず先ずの天候ではなかったかと思います。男子の1位の記録は2時間24分24秒、女子では2時間43分16秒でした。マラソンに限らずすべてのスポーツに通じるかと思いますが、この日、この時、この一瞬のために、可能性を信じ、時には極限を目指し、普段からの心身の鍛練(古い人間でしょうかトレーニングよりもこの言葉が好きなのです)に努め、挑戦し続ける姿には、ストイックな哲学者のような魅力を感じます。なお、後日伺った頃では岡本先生が出場されていたとか。来年ご一緒させてくださいとお願いしました。頑張らないと!(老ブロガー・ハル)