[ 2025年05月 ] の記事一覧

2012.10.25

やっと読書の秋、実現!!

Hamaです。

先週、本を2冊紹介しましたが、実はもう1冊注文していました。

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「化石の分子生物学 -生命進化の謎を解く-」

 更科 功 講談社現代新書









この本は、先週の本「ネアンデルタール人」と同様なジャンルの本です。

「ネアンデルタール人」も少し始めの方は読んだのですが、ちょっと置き忘れてしまい、先にこちらの本から読むことにしました。

 

 この本の中で、とても興味深いのは、ジュラシック・パークの夢をほんとうに実現できるかどうか、という第5章です。

「ジュラシック・パーク」は、蚊が閉じ込められた化石から、蚊が吸った恐竜の血を見つけ、そこから恐竜のDNAを採取して、バイオテクノロジーを使って、恐竜を現代によみがえらせるとういう物語です。映画にもなりましたから、みなさんも見られているかもしれませんね。

 

 恐竜は、6500万年前に絶滅したとされていますから、それよりも古い地層を掘らなければ、恐竜のDNAは入手することができないわけです。でも、1994年には、8000万年前の恐竜の化石からDNAが抽出されたということです。しかし、読みすすめていくうちに、実はこのDNAは、人間のミトコンドリアDNAに一番近いことが判ったということでした。残念ながら、恐竜のDNAではなかったようです。

 

 ちなみに、先週から取りかかっていた研究費の計画書は、無事に、大学内の担当部所に提出しました!!あとは審査待ちです・・・。

 

Hama












2012.10.24

世界報道写真展を見に行きました

こんにちは。ma34です。
水曜日は基礎演習に、インストラクショナルデザインに、そしてブログ更新に・・・と
結構忙しい一日になっています。

今日の基礎演習は、オリターの三宅さんからゼミナール大会に向けて
貴重なアドバイスを頂き、AAの平井君からミニ論文書き方講座をしてもらいました。

三宅さんの言葉には、さすが去年いろいろと経験したこともあって、
重みが感じられました。
「グループで協力することが一番です!」と。

部活にサークルに、アルバイトに、そして勉強にと忙しい中、
是非とも、みなさんがそれぞれの役割を果たし、協力して論文・プレゼンを仕上げてくださいね。

平井君からは、先日の家光先生からの論文講座を踏まえて、
より具体的な参考文献の書き方や引用の仕方についてのレクチャーを頂きました。

細かいことだけれども、色々と参考になったかと思います。

「何だかあせってきた~」との一回生のつぶやきに、
ただのあせりや不安を感じさせてしまって申し訳ないと思いつつ、
それでもやっぱりあまり時間がないことを意識してもらわないといけない、そんな時期です。

そして、後半戦は、現在エポックホールで開催されている「世界報道写真展」(国際平和ミュージアム主催)をクラスで見に行きました。

見学の時間は15分くらいかな、と想定していましたが、
みんなじっくりと見て回っていました。
途中で目を合わせてくれたクラスの学生さんは、私にうまく言葉には出来ないけれども、
深く感じ取ってくれた様子でした。

写真は、たとえば私が一生懸命言葉を連ねてもほとんど伝えられないことを
一瞬で伝えてくれます。
私たちにとって「当たり前」の日常が、
「当たり前」ではないということに気付き、
自分には何ができるのだろうと、また問いを改めて抱いた、今日の基礎演習でした。

世界報道写真展は11月1日まで開催されています。
どうぞお時間を少し作って、お立ち寄りください。

ma34.

2012.10.23

最近思っていること

さて、ブログ担当になって6カ月も末。
そろそろ半分が過ぎました。
なんとなく、ネタ切れ。。。という気分もしていて、
ここのところ、書きながら何を書くのか、を考えています。

そういえば、続きもの、で続いていないものもあったっけ。。。
それは、次回以降で読み直した上で続けていこうと思います。

それはそれで最近思っていることとして、
社会全体のグローバル化が取り上げられることが多く、
グローバル化しなきゃダメだ、という論調で語られます。

つまり、二分して言われるので、
グローバル=善
それ以外=悪
という構図ですね。

でも、実際にはグローバル化していないものも多くて、
グローバル化できないものも多くあります。

最近、こんなことをボーっと考えています。




つまり気になるのは、
その中にも、
グローバルV.S.ローカル、という構図が合って、
グローバル化に対応する都市圏と、
グローバルとは切り離された都市以外、
という構図もある、ということです。

そして、都市の論理が正しい、という無意識の思い込みがあって、
それに無意識的に従っている社会というのがあるのではないか、
と思っています。

メディアが都市の論理を多く報道しますし、
また都市圏に住む人も多く、
その人達の声は大きく聞こえてきます。

ただし、正しいということは、
多くの人が言うから正しいのではなくて、
社会がより良い在り方に近づいていくことが正しいのだと思います。
しかしながら、社会のより良い在り方は、後の歴史の評価をまたなければ、
本当に何が正しかったのかは、わかりません。

そんな中で、社会の本来の在り方として、
少なくとも多様な存在や多様な意識が存在していて、
その多様性から新しいものが生まれてくる、
ということはあると思います。
最近、この多様性の許容ができなくなりつつあって、
モノの世界に近付いているような気がしてなりません。

つれづれなるままに。。。という感じですが、このあたりで。
ん~。。。読み手のすっきり気分、は全く考えていないブログだな。。。

PS:小さい字コーナーは、最近ネタがありません。。。
ゼミの飲み会をして、ネタを仕入れるか。。。
いや、きっと飲み会をしてくれないだろうなぁ。
ネタにされるのがわかっているから。
う~ん、困った困った。。。

2012.10.22

教員紹介 その3

20121022-1.jpg今年の9月に日本バイオメカニクス学会に参加してきたことは以前書きましたが、そのときの懇親会ならびに懇談の折に、「今、この分野で優秀な若手は?」、と聞くと必ず名前があがるのが【伸】先生です。その【伸】先生から、バイオメカニクス(生体力学)研究には、次の4つからなります。1観察(知識、経験、先入観のない眼、身体的な感性、理論的な感性、会話力)、2計測機器を用いた動作の計測、3数学・物理・統計を活用した分析、4研究結果の報告・公開(論文、報告書など)。この中で特に重要なのは、1番です。知識、経験は勉強すればできます。ただし、勉強すると先入観のなく見るのが難しくなります。バイメカ研究を展開する中で、身体的な感性、理論的な感性、というところが一番大事でセンスと呼ばれるところです。講義の後半は、「感性の切れ味良い」スキーのバイオメカニクス研究、垂直跳のシミュレーション研究の紹介。」さらには、最近メディアで話題となっている「筋力余裕度」の測定と計測機器の開発研究については、現在、製品化まで模索している中で、経済、法律の知識、各種マネジメントスキルの必要性も感じているので、「スポーツ健康科学部」では、総合的・学際的に幅広く学べるのでしっかり学んで下さい、とメッセージをいただきました。

 

20121022-2.JPG「つまづく子どもを何とかしたい!」という動機から、教育学の研究を進めている【ma34】先生がお二人目のスピーカーでした。研究テーマは、「入門期英語教育における教育方法について」です。英語のつづり字と音声の関係。Phonicsは難しい。では、どう教えるのか。そこででてきたのが、実際に使いながら言語を丸ごと学ぶwhole languageという方法です。原理(Phonics)をしっかり学んでから言語教育を進めるのか、実際に使っているところから始めて原理(Phonics)を理解させるのか、どういう「順序」で何を教えるのか。これは教育にとって重要な課題です。後半のところでは、これまでの学力観は、習得(教科)→探求(総合)であり、両者の間がうまく繋げず、どちらかのみを強調すること(詰め込み、ゆとりに偏ることになる)になっていた。学習指導要領の改訂に伴う、確かな学力観(活用できる知識の重視)では、「活用」が入って、習得-活用-探求となることで、より知識・技能を使いこなし「活用する」こと、現実的な文脈の中で「活用する」が課題としても設定されるようになってきて、教育目標と評価の一体化が図られています。それゆえに、教師にとってもより現実的な課題を取り上げながら、こどもの思考、回答を総合的に見ることが求められていることを示唆してもらいました。【ma34】先生の講義で、「つまづかせない指導・教育」を学んでください。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

12/1-2に開催する日本トレーニング科学会の準備も進めております。この学会では参加者に2日間昼食の弁当を参加者に提供します。その弁当の試食会を行いました。ご参加の方は楽しみにしておいて下さい。

http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/trainingscience2012/

 

【忠】

 

 

 

 

 

 

 

2012.10.21

J.S.F. KUSATU 2012

常日頃は陸上競技部員のランニングや跳躍の試技風景、あるいはアメフトやラグビー部の試合風景が見られるクウィンス・スタディアムですが、先週の金曜日は少し様子が違っていました。「ウワーッ」という少しかん高い大勢の歓声と拍手が、同所で大型波動プールのように起こっていました。昼休み近くの時間帯には、アクロスやユニオンの建物から何事かと様子伺いに出てくる学生、教職員の姿も多く見かけました。そこで開催されていたのは、ジュニアスポーツフェスティバル(J.S.F.)でした。

 

この行事は、草津市教育委員会の主催、草津市小学校体育連盟の主管で、草津市内13小学校の6年生全児童(約1200名)が参加します。「運動好きの子どもを育てる」ために「スポーツを通して、すべての子どもに感動を与える」ことが、この大会のコンセプトです。「記録を伸ばす喜び」、「仲間と協力する素晴らしさ」、「鍛え上げられたアスリートの力と技を間近に感じる」、「新しいスポーツの魅力に触れる」等々、様々な経験を通して運動が大好きになることが大会準備・運営にかかわるスタッフから期待されています。

その内容も盛り沢山です。学級対抗での長縄8の字跳び、学校対抗の男女別リレーで、児童達が挑み・競い合っていました。サッカーやアルティメット、ラクロス、ダブルダッチ、チアリーディング、陸上競技のブースをグループで次々とまわり、初めて観る・体験する子もいて、あちらこちらで拍手と大きな歓声があがりました。また、昼休み後の全体セレモニーに続いて、チアのパフォーマンスや大学陸上選手とのリレーマッチ、サッカーのエキシビション等々が行われ、歓声と拍手とが素直に起こっているのが私にはとても印象的でした。(写真はリレー競技の一場面と声援送る児童の一部です)

 

SIMG_7829Relay.jpg「地域の教育力」と古くからしばしば言われます。この行事には「地域のスポーツ力」が大きく貢献しています。一般社団法人「草津市体育協会」が共催、JFLの「MIOびわこ滋賀」も協力、NPO法人「くさつ健・交クラブ」も後援しています。草津市に立地する立命館大学も共催に名前を出し、BKCの施設使用の便宜を図っています。それに止まらず、子どもたちの観る・触れる直接体験の素材を提供してくれるのも体育会クラブやサークルの学生達です。特にスポーツ健康科学部は、「サービスラーニング」受講生17名が市内各校に散らばり、児童の本大会に向けた事前練習の指導補助にも加わり、当日の子どもの誘導係や競技の観察員として活躍していました。さらに、学生ボランティアとして当日の運営に参加した24名の人たちはほとんどがスポーツ健康科学部の学生達です。長縄審判や計時、また各種目ブースでの子どもの誘導・指導にテキパキとした動きを示していました。これらの学生達の活動に加えスポーツ演武のデモに参加したアスリートの中で見られた、スポ健生達のリーダーシップ溢れる働きも多く見られました。

 

○○教室というのを何回かもしくは何ヶ月か行った後、子どもや父母の方々に私はよく次のように尋ねます。「身体は丈夫になりましたか?」「上手くなりましたか、そして好きになりましたか?」「友達できましたか?」

スポーツの体験、感動がその人の「生きる力」になるためには、上の質問にどれかに「イエス」と答えることができることが必要だと感じます。スポーツを「する」「みる」「語り感じる」「仕事にする」、あるいは「~に挑戦する・競争する」「~で楽しむ・和む」等々、スポーツは現在では、人びとの生涯の様々なステージで「特別な意味」を付与して生活の一部となっています。

指導者となることを目指して様々な専門科目を学ぶ、今回参加のスポ健学部生の人達へは「お疲れ様でした」とともに次のことを考えて飛躍してほしいと思います。それは、子ども達の姿から今一度「スポーツのもつ力とそれらを人びとに伝え普及する仕事の意味」です。自分とスポーツとの出会いや感動体験を思い起こし、将来仕事として、あるいは父母として、地域住民としていかにスポーツにかかわるのか、過去、現在そして将来の(すなわち生涯の)姿をイメージし、遊ぶ(夢を現実化する)ことが、現在広く「指導者」に求められていることだと思うからです。

 

【善】

 

 

2012.10.20

プレゼンテーション

来月上旬から約1週間にわたり台湾で開催される高所生理学(高所や低酸素環境での身体の様々な生理適応を研究する学問領域)関連の国際学会に、大学院生のM嶋くんと一緒に参加してきます。また、学会と併せて開催されるシンポジウムや現地の大学にお声がけ頂き、現在スポーツ健康科学部で実施している低酸素関連の一連の研究成果を紹介することになり、その準備に追われています。


仕事柄プレゼンテーションをする機会は非常に多いのですが(大学の講義もある意味、プレゼンテーションですので)、英語でのプレゼンテーションは日本語のプレゼンテーションに比べて準備に数倍の時間を要します。日本語でプレゼンテーションをする時に私がおもに気をつけていることは、「ストーリー」と「スライドの見やすさ」です。ただし、英語でのプレゼンにおいてはこれらに加えて、「あまり細かく説明しないこと」を心がけています。日本語と同じ・・・ようにはいきませんので、あまりに難解な説明し始めて途中で後悔する・・・こういう経験が何度かあります(この事態はプレゼンが始まり調子が出てくる中盤あたりに頻繁に起きます)。そう、説明はシンプルに、これが私の場合の英語プレゼンの鉄則です(胸をはって言うようなことではないですが・・・)。2週間後のブログは、学会が開催される台湾から情報発信したいと思います。


先週から研究室内で開始した【プレゼンバトル2012】ですが、今週は予選ラウンドBグループの戦いが行われました。担当の都道府県を5分間でアピールしてもらっているのですが、綿密な下調べにもとづき、グルメ、観光スポットなど様々な情報を提供してくれています。全員と向かい合い座った状態で話をするという、あまり普段経験しないシチュエーションに緊張もすると思うのですが、今のところは皆しっかりとプレゼンテーションをしています。今週は、島根県でのデートコースのプランをひたすら話続けてくれた学生もおり、なかなかおもしろかったです。プレゼンバトル、あと2週で準決勝ラウンド進出者8名が決まります。

GOTO


2012.10.19

ストレッサーから思うこと?

特殊講義(健康・組織の心理)でストレスとコーピングについてふれる機会があり、"私のストレス"(正しくはストレッサーですが)をあげてもらいました。種々の調査などで青年期(大学生)の特徴として将来への不安、友人関係、成績などがあげられていますが、今回聞いてみましたら男女学生に共通していたのが、人間関係(クラブでの)、課題が多い、お金がない、バイト上の出来事でした。

この結果と、先の青年期の一般的な傾向と共通している点もありますが、異なっている点で気になるのが、"課題が多い"があげられたことと"将来への不安"についてがなかったことです("お金がない"は学生ですから当然のこととして)。課題が多い=授業時間外に自主的に調べたり、考えなければならない!ということですが、これも至極当然のこと。ここであえて指摘しないといけないのが、文献検索などの情報化社会の恩恵を受け過ぎ、便利さと共に選択することの煩わしさを避け、その価値を十分に吟味すること(=独創性)もなく提出される報告です。

"将来への不安"が少なかった点については、自分なりに今ここでこれをやることが将来にどのようにつながっていくかといったことをじっくり考え、将来の展望を語る"作業"をする必要性を感じていないことなのか、あるいは意識的に避けているのかなどと、妙に気にしつつ澄んだ夜空に皓々と輝く月を仰ぎながら考えたりして家路へ(老ブロガー・ハル)。

 

2012.10.18

読書の秋ですね!

 Hamaです。

実はここ数週間は、研究費の申請書を書き上げるのに時間がとられていて(本来の仕事ですが!)、

本をなかなか読めていないのです。

この申請書を終えたら、読もうとしている本が2冊あります。

 

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1)「ネアンデルタール人 奇跡の再発見」 

     小野 昭 著 朝日新聞出版



2)「形而上学の可能性を求めて-山本信の哲学-

    佐藤徹郎等 編 工作舎

 



1)は、これまで不可能だと思われていた化石中に残っているDNAの解析が可能となったおかげで、

ネアンデルタール人がヒトの祖先ではないことがわかった、と言う話です。

これから読み進めて行きますので、その内容は後日!

 

2)の本の帯には、こう書かれています。

「二兎を追う」者たちへ

ライプニッツとウィトゲンシュタイン、世界と私、心と身体、時間と無

  「人間であることを廃業しない限り、われわれは哲学し続けなければならない」

 

 さて、何が書かれているか楽しみです!

 

「二兎を追う」ことは普通「禁じ手」ですが、ライプニッツは哲学と物理学、

ウィトゲンシュタインは、数学と建築、哲学の才能を有していた、

と言うことなのでしょうか??


では、本業に戻り、研究申請書を進めます。。。



Hama



2012.10.17

基礎演習 ゼミ大会のテーマ締切日です!

おはようございます。ma34です。

今日は基礎演習の日。
Aクラスはゼミ大会へ向けて、夏休みに調べたこと・今後の課題について
ミニプレゼン大会の日でした。

ぜんぜん準備がなされていなかったらどうしよう・・・と少し不安もありましたが、
どの班も忙しいなか、調べ物にアンケート調査に、
なかなか結構、面白いものに仕上がってきています。

もちろん、まだまだ骨子や方向性が見えてきた・・・という段階でもありますが、
当初の不安はひとまず杞憂だったようです。

小沢先生も書いていらっしゃいましたが、
大学は自らが、自らのために、学ぶところだと私も思っています。
教員として、こちらは皆が学び合えるための機会を設定していますが、
(今日でいえば、ミニプレゼンの日を設定したり、
 コメントを書かせるための付箋を用意したり・・・)
やはり、自分自身で問いを深め、調べ、まとめる、ということを
身につけてほしいと思っています。

あれやこれやと手を出したくなるのをぐっと抑えて
仲間同士の意見を闘わせ、学び合いながら成長してほしいと願っているのですが、
これが結構大変なのです・・・。

口も手も出したくなってしまいます。

今日、廊下で出会ったキムテツ先生にも言われました。
「出来なかった、失敗したことから学んでくれれば、それはそれでいいのじゃないか?」

みんなの成長を楽しみに見守っていきたいと思います。

ma34。

【宣伝★】
衣笠にある国際平和ミュージアム主催の「世界報道写真展」がBKCにて開催中です。
エポックホールにて、11月1日までです。(期間中無休)
是非、お立ち寄りください!

2012.10.16

基礎演習でのゼミナール大会

そろそろ秋も深まってきて、特別入試の時期です。
2013年の4月に入学する新入生が決まりつつあって、
まだ後期の授業が始まったばかりなのに、次年度のこと。
なんとなく、不思議な感じです。

さて、本題に入る前に、先日、自分の書いたものがどんな感じで公開されているのか、
ふと見てみました。
ん?字の大きさが違う。。。
と改めて気づいて、なんでなんだろう??と謎に思っています。
ウェブで書きこんでいるのですが、普通に書いているだけなのに。。。

それでは本題に。
スポーツ健康科学部では、1回生を対象としたゼミナール大会をしています。
どこでやるのかと言うと、1回生のゼミに当たる基礎演習。
論文を書いて、それをプレゼンテーションする、という流れで、
決勝戦を12月の半ばに行います。





基礎演習は、入学時にランダムに所属するクラスを決めているので、
中には論文を書いた経験のある人もあれば、ない人もいて、
また、大学入学してから初めて書く論文なので、
落ち着かない感じです。

そんな中で、ちょっと不思議なのは、いつまでに何をするのか、
をマナバフォリオという講義に関するウェブ・ツールで公開しているのですが、
しなければならないこと、に関して、受け身なこと。

講義は、聞いて理解して、覚えて、考え方を理解する、
というのが中心ですが、
演習は、行動して、考えて、内容をアウトプットする、
というのが中心だと思っていたのですが、
どうもどちらも同じに捉えられているようで。。。

こんな状況をちょっと見ながら、
自主性
積極性
主体性
というのが重要なのが大学だ、
というのを改めて理解してもらう必要があるなぁ、と。

ついでに、今していることが何につながるのか、
という先を見る目も身につけて欲しいと思いますが、
これはけっこう難しい。

私はノルマは出しますが、
それをするもしないも本人の責任、
そしてやったこと、やらなかったことに関しての結果について、
人は責任を負うべきだ、と考えていますので、
手とり足とり無理やりやらせる、ということはしないですが。

そんなこんなを思いつつ、
もしうまくできなかったら、できなかったことからも学んでほしい、
と考えています。

散文的ですが、今日はこんなところで。
ではでは。

PS:先日、大学院の留学生OBから近況を報告する手紙が来ていました。
ん?紙じゃないな。
台湾からのAir Mailなのですが、木の日本の関所手形みたいな形をした奇妙な葉書でした。
そうか!昔は木簡だったので、その延長線上かも。
そういえば、この前は香港からブルースリーの絵葉書送ってきたっけ。。。
手紙の返事を返そうと思っても、住所知らんなぁ。。。
Face Bookで返しとこうっと。