[ 2025年05月 ] の記事一覧

2012.10.05

1週間が経ち

夏休みが終わり、爽やかな秋風と共に学生達が大学に戻り、早1週間が経ちました。少々疲れが出てきたのか、午後の後半の講義では"船を漕いでいる"学生もチラホラ。

健康的な生活を送るのに欠かせない要素として、医聖ヒポクラテスは「運動」「労働」「睡眠」「休養」「食事」の5要素をバランスよく取ることの大切さを説いています。運動、労働(学生の場合は勉学と言い換えても良いと思いますが)、食事は毎日意識的に、ある意味では努力を要することかも知れませんが、睡眠、休養は無意識の生体の防衛反応でしょうか? 授業中、所かまわず見られる光景でもあります。

 夏休み中の生活から大学での勉学・講義中心の生活に戻るには生活リズムの切り替え、特に,早朝の起床、混む電車やバスでの通学等のストレスを訴える学生がいますが、人間はこのような物理的なストレスには結構適応力があり、慣れるものですが、心理的なストレスには比較的弱い面があります。そのようなコーピングとしては運動(ジョギング)が最も有効であると一人確信しております。(老ブロガー・ハル)*30年前UCSF,医聖の前での写真も添付しました。

2012.10.04

クレアチン摂取の効果

Hamaです。

 

今、最も用いられている摂取の方法は、体重㎏あたり1日あたり0.3gのクレアチンを7日間(少なくとも3日間以上)摂取して筋肉の中のクレアチン/クレアチンリン酸の量を最大に増やし、その後、増えたクレアチン濃度を維持するために、1日当たり35gのクレアチンを摂取するという方法です。

 そうすることにより、多い場合には約40%の筋肉の中のクレアチンリン酸の増加が起こります(増加範囲:0-40%)。 

 

 ただ、0%の増加と書きましたが、増えない人もいるのでしょうか?

 

そうなのです、実は、摂取によっても筋肉の中のクレアチンリン酸が増加しない、いわゆる非反応者(non-responder)が存在することがわかっています。

その場合には運動のパフォーマンスの増加も見られないのです。このnon-responderの特徴は、投与前の筋肉の中のクレアチンリン酸濃度が、もともと高い人に見られるようです。

 

 これまでの研究では、それらの研究のうち、約70%でクレアチン摂取後に運動パフォーマンスが増加するとされています。

 その増加は10-15%程度です。私達は、クレアチン投与後に筋パワーの増加とクレアチンリン酸からのATP再合成率の増加、さらにはその増加量が総ATP増加量と関連することを見出しました。

 トレーニングとクレアチンの長期摂取を同時に行うと、最大筋力、スプリントパフォーマンス、パワーが増加します。

 

【今週の1shot!!

10月号のRUNNERSに、最近行っている研究が紹介されました。
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Hama
















2012.10.03

研究入門(2回生)キャリア企画

おはようございます。ma34です。

秋空のもと、先週の土曜日は息子の運動会でした。

忠先生がブログに書かれていらっしゃいましたが、
草津市内の小学校では、スポ健のサービスラーニングを受講している学生が支援に入り、
奮闘する姿が見られたのですね。
残念ながら我が家は京都府内になりますので、みなさんにお会いすることはできず。。。
きっとまたたくさんのことを学ばれたのだろうと思います。

さて。
今日は月曜日に開催された研究入門(2回生)でのキャリア企画について
思ったことを少し書きます。

キャリア企画では、2回生全体をいくつかのグループに分け、
そこで2~3名のゲストの方(企画・営業職の方、専門職の方)と、担当教員がパネルディスカッションをし、その後、学生グループによるディスカッション、という二本立てでした。

私が担当させていただいたところでは、
  植草 宏美さん(株式会社 東レ 岡本先生ゼミの卒業生)
  勝見 壮史さん(朝日新聞社 種子田先生ゼミの卒業生)
にお越しいただき、ご自身の興味関心がどのようにお仕事につながっていらっしゃるのか、
また大学・大学院時代の学びがお仕事にどうつながっていらっしゃるのか、
お話いただきました。

コーディネーターとしてうまく回していくことができなかった・・・・と私自身反省もありますが、

・何か自分の好きなことをとことん突き詰めてみること
・人脈を広げていくこと
・常に「なぜ?」「どうして?」という問いを持ちながら生きること
・目標を立て、そこまでの段階(ステップ)を定め、一つ一つやり遂げていくこと

の重要性を語っていただき、
2回生にとって、まだおぼろげながらも、今すべきことや、将来へのビジョンが
少し具体的になってきたのではないかと思います。

ただ、グループディスカッションを聞いていて思ったこともあります。

2回生の今、「まだまだ足りないこと」が見えてきたり、スポ健生の「強み」がわかってきたことは
今回の大きな成果だと思います。

けれども、
それを「どう具体的に、何をするのか」という、個別具体的な目標、
言い換えれば、
「明日からこれをやってみよう!これだけはやり遂げてみよう!」という
「すぐに行動できる目標」、「自分自身だからこその目標」というレベルまでは
まだまだ具体的に考えられていないのではないか、
ということです。

「コミュニケーション力」「プレゼン力」を高める!という目標を掲げるのなら、
じゃあそのためにはどうすればよい?何をすればよい?というのを
是非自分自身で、具体的に考え、是非行動してみてくださいね!

・・・先週も書きましたが、私も20歳に戻りたい・・・
  戻れるなら、もっと色々な職種を見たり、知識を増やしたり、
  それこそコミュニケーション能力を高め、人脈を広げられたのに・・・と。
  

みなさんがどんどん成長されるのをいつも楽しみにしています。
私も負けないように、今からでも 頑張ります。

≪松生先生、いってらっしゃい≫
 先週、松生香里先生が10月よりオーストラリアへ在外研究に行かれるとのことで、
 キムテツ先生、大塚先生とともに壮行会ランチを開催しました。
 松生先生に半年間もお会いできないなんてさびしいですが、
 どうかお体に気をつけて、頑張ってくださいね~!!
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ma34.



2012.10.02

高校生のプレゼンテーションを聞いてきました

先週の木曜日に、高校生のプレゼンテーションを聞いてきました。
場所は、草津東高校の体育科2年生の生徒40名です。
ただ、時間がないので、うち20名のプレゼンテーション。
今週も20名のプレゼンテーションを聞いてきます。

元々、草津東高校の体育科で、総合的にスポーツを考える力を育成したい、
ということで始まって、1年生から3年生に至るまでに、
スポーツの実践と、実践から得た疑問を解決するための勉強、
この二つをまとめていく、という位置づけのプレゼンテーションです。

緊張している生徒さんも含めて、原稿を読んでいる生徒さんも多かったけれど、
一部には、大学生顔負けのプレゼンテーションをする生徒さんもいたりして。
けっこう楽しく聞かせて頂きました。





その中で、高校生の思う疑問は。。。

もっとうまくなるのに、身体鍛えたていきたい!
もっと実力を発揮するために、心のコントロールができるようになりたい!
身体を作るのに食事が大切なので、食事を変えていきたい!

という三つの話が中心でした。

一生懸命頑張った生徒さんも多くて、内容も盛りだくさんだったのだけれど、
残念なのは、
疑問
検証
結果
の流れの中で、疑問とその一般的な方法、に留まっていたことでした。
好きなスポーツと関わって、この部分をより良くするのに、
いくつか方法があって、その中で自分の状況と合うのはこの部分で、
だからこの方法を選ぶ!
そして、方法を実行してみたら、前の状況からこんなに変わった!
というところまで、なかなか行き切れていませんでした。

毎年、実践して検証して・・・というサイクルを継続させれば、
きっともっと勉強にもなるし、伸びるのになぁ、と思ったり。

とは言っても、前に別の高校で同じようなプレゼンテーションの指導をしたことがありますが、
その時に比べても充分良かったと思います。

将来が楽しみ。

ではでは。

PS:授業が開講したので、書く暇を作り切れていません。。。
いつ書きだめができるのやら。。。

2012.10.01

バッタリ!

昨日は、非常に大きい台風17号が近畿を通過しました。今日は関東から東北に向かっているようです。くれぐれもご注意下さい。 

20121001-1.jpg 先週のブログでアメリカに出かけていたことを書きました。帰りは、ファーゴ(ノースダコタ州)からデンバー(コロラド州)、サンフランシスコ(カリフォルニア州)そして関空へと3つの飛行機を乗り継いで帰国しました。

 デンバーで、スポーツ健康科学部3回生の赤坂友里さんと妹の里奈に、バッタリと遭遇しました。デンバーに暮らしている幼なじみの友達のところへ1ヶ月間滞在していた、と眼をキラキラ輝かせて話してくれました。滞在中には、友達の家族、友人たちと触れあいながらアメリカの文化を十二分に吸収したようです。

  この夏休みに、学部生は思い思いの活動を行ったようです。特に、3回生は、いよいよこれからのキャリアを考える時期に来ています。後期開始早々に、キャリアに関わるイベントが目白押しです。これまでのキャリアとこれからの未来を見据えながら、先輩たち、企業の担当者の話を聞き、『自らのキャリア』についての考えを深めて行くでしょう。一期生に学部の先輩はいませんが、大学には多くのOBOG、在学生の先輩がいます。是非、自らの進路を切り開く相談相手として、キャリアセンターも含めて活用してください。

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<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

運動会シーズンになりました。小6の娘の運動会にでかけました。そこで、バッタリっとスポーツ健康科学部の女子学生に会いました。サービスラーニングで、草津市の小学校で活動して、その一環で運動会の補助をしていました。きびきび明るく動く彼女たちをみて、未来を担うこどもたちと触れあいながら、自分自身もしっかりと成長させているのを感じました。

【忠】

 

 

 

2012.09.30

四季の移ろいと「色」

ジョギング、サイクリング、ウォーキングなど屋外の長距離移動を伴うエクササイズに何とも言えない味わいが含まれています。これは、誰しも感じているところではないかと思います。風を切る顔面や首筋の感覚と、後方へ流れ過ぎる視野が、独特に含まれている中身です。通り過ぎる街並みと庭先、目の前に開けた瞬間にその真只中にいる感じの田園風景、低いけれども勾配のある山々と両脇に大きな土手をもつ河川等々、私が現在住んでいる町(京都府亀岡市)はこれらとすぐに出会える地区です。住めば都と言いますが、私は幼少の頃に育ち、また子育ても行った現住の地をいい所だと再認識しています。かつての先輩・同僚(既に退職された)のK先生からは、「君は郷土愛に満ち溢れている」とよく冷やかされたものでした。当時も今も、そう言われてむしろ「すがすがしい気分」になったのをなぜか覚えています。

 

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後期セメスター開始後初めての週末、4つばかりあるウォーキング・コースの内90分コースを選択しました。田園と河川、それに織りなす山々と急流が創り出す保津峡渓谷が望めるコースです。山手の方に進んでいくと、畑や田んぼの畦道に赤い花々が目につきました。写真の中程から右下にみられる「火事花」です。正式には彼岸花(学名:Lycoris radiata)で、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。広くはユリ科の多年草ですが、3番目の名前が仏教の経典に由来したり、余りに怪しいほど赤いのでよく不吉なことと結び付けられたりしたために、「カジバナ」と呼ばれたのかもしれません。子ども時代、大抵の親は「こんなもの、摘んできてはいけません」と言ったものでした。

 

 さて4つのコースはそれぞれ、四季の移ろいによって様々な「色」を強調してくれます。3月中下旬位からは田園の一面、「蓮華草」の白とピンクが緑の上に散らばっています。少し経てば黄色の「菜の花」が加わってきます。同じ頃、河原の土手や周囲の山に点在する「桜」の白と薄ピンクが目立ちます。4月から5月上旬には、街並みの庭先、ビルの前庭それに山々にみられる「ツツジ」の白、薄ピンク、薄紫、黄色など、花の大きさもちょっと豪華です。

田植え後の幾筋もの「稲苗」の緑色ラインと水田表面の反射光が創り出す画面も見事です。「紫陽花」の白・薄青・薄紫、「向日葵」の黄色はそれぞれ、雨と強い日差しとのセットです。9月になると田んぼの稲穂は緑々と成長し、農家や旧市街の所々には鉢植えや地下植えの「菊」が白や黄色に大輪を咲かせています。

 稲刈りが終わると田園の色は一変します。また、晩秋11月には周囲山々の紅葉で、赤・黄・橙色と地の緑が見事に調和しています。積雪で純白の田園や氷でシルバーに輝く溜め池や河川の表面もまた、四季の移ろいで自然が創り出す色彩風景です。

 

 「ウォーキングやサイクリングなんて、なぜ楽しいのだろうか」と、20歳代や30歳代にはとても不思議な気がしていました。気がつくのが遅かったのかもしれません。四季の移ろいの中での色の変化は、昔からそこに存在したものです。こちらが感じ取り、自分の振るまいとの関わりを深める能力の磨きに私がだいぶ劣っていた結果だ、と今ではおおいに感じています。こうなると、これからまた「歩き、乗り、走る」のが、より一層好きで楽しみになりそうです。

 

【善】

 

 

 

2012.09.29

大学生の研究発表

今日は大学院生の研究に関する話です。

大学院に入学すると普段の授 業もありますが、本格的に研究活動を開始します。実験や調査などを行い、最終的に修士論文を提出して受理されれば、修了となります(もちろん所定の単位を取得することが必要ですが)。大学院では学部と比較して授業数も少なく、時間に余裕がありますので腰を据えて研究に専念することができます。ちなみに、私の 研究室には6名の大学院生がいますが、今日も朝から3Fの実験室では実験を行っています。また、嬉しいことに、大学院生だけでなく、数名の学部生も手伝い として自主的に参加しています。そして、大学院生が学部生に実験の手技などを直接教えていきます。大学院生にとっては、指導を通して自身の研究への理解が深まり、責任感も増すという、いわゆる相乗効果も期待できます。こういった一連の光景を傍から見て「うんうん」とうなづきながら小さな喜びを感じる・・・こういった場面が増えてきています。


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さて、今週の木曜日はスポーツ健康科学研究科の修士課程1回生(博士課程前期課程) が大学院での研究計画をポスター発表しました。大学院生や関連する教員が集まり、専門分野を超えた幅広いディスカッションが展開されました。自分の専門分 野に対する深い知識を得ることはもちろん大事、しかし、関連する領域についてもある程度の専門的知識がないと「スポーツ健康科学のプロフェッショナル」になることはできません。その意味で、様々な分野の研究発表を一緒に行うという今回のような企画は大変意味があると感じています。インテグレーションコア1Fの廊下にポスターが掲示してありますので、興味のある人はぜひチェックをしてみて下さい。

GOTO


2012.09.28

大学に活気が戻り

 これまでの残暑が何処へやら、さわやかな秋空のもと、後期の授業開始と共に大学に活気が戻り、学生在っての大学を実感しています。また、体育会系クラブにおいては、夏休み中の合宿での成果を競う秋期リーグ戦等、様々な大会が目白押しと思います。

この前の日曜日に今期第一戦として対同志社戦があり、関西大学のアイスアリーナに行って来ました。試合で重要なことは勝敗といった結果でなく、「試し合う」と書くように、各自が練習で取得した技術、戦術を、勇気をもって使ってみることが大切であることを試合前のミーティングではいつも言っています。一人一人がこの試合では何を発揮したいのかと。

 スポーツ心理屋の目から見てみますと、試合の面白みはの一つに、「歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る」(論語)のように、普段は目立たない選手が、ピンチの時に真価を発揮してチームを救ってくれる場面に出会えることをあげることができます。またそれを機会に大化け(急激な進歩)することがあります。このように学生の人間的な成長の場に出会えるのも教師冥利・指導者冥利といえるかも知れません。頑張れ!(必死に頑張っている選手にこの言葉は、時には残酷にも思える場合もありますが・・・・)

(老ブロガー・ハル)

2012.09.27

実は筋肉の中のクレアチンリン酸を増やすことが出来ます!

Hamaです。

先週、クレアチンリン酸の話しをしました。クレアチンリン酸は、短時間(10秒内)の高強度運動の時に使われて、ATPを再合成して、高いパワーを出すことができます。

 

筋肉の中のクレアチンリン酸の濃度は、だいたい2030mM程度ですが、この濃度を増やすことができれば、短距離が速くなりそうですね。。。

 

そうなのです。実は、筋肉の中のクレアチンリン酸を増やす方法があるのです。クレアチンリン酸の前駆物質のクレアチンを多く摂取すればいいのです。

 

これまでの私達の研究(Kurosawaら)により、130g10gでもOK)のクレアチンを2週間程度経口摂取(食べる)すると、筋肉の中のクレアチンリン酸が10%程度は増えることがわかっています。

 

サプリメントはちょっと抵抗があると思う人もいるでしょう。確かに、クレアチンは牛肉などに含まれていますが、これだけのクレアチンを摂るためには、何㎏もの牛肉を生で食べる必要があり、現実的ではないのです。

 

では、サプリメント摂取により増えたクレアチンリン酸は、はたして短時間の運動のパフォーマンスをあげる事ができるのでしょうか??次回にその話を!!

 

≪参考文献≫

Y. Kurosawa, T. Hamaoka, T. Katsumura, M. Kuwamori, M. Kimura, T. Sako, and B. Chance. Creatine supplementation enhances ATP synthesis rate during a single 10 sec. maximal exercise. Mol. Cell. Biochem. 244(1): 105-112, 2003.

 

【今週の1 shot!!

うちのゼミ生がインカレトライアスロン競技個人6位、団体で優勝をしました!

クレアチンを摂ったわけではありませんが・・・。

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Hama










2012.09.26

1回生基礎演習 「キャリアディスカバリー」

こんにちは。ma34です。

後期授業のスタートの日、今日は早速基礎演習第1回目です。
夏休みの間にどんなことを皆が経験したのか
またお話をきかせてくださいね。

今日は盛りだくさんな内容でした。
キャリア企画「キャリアディスカバリー」です。

2部構成で、
第Ⅰ部は、岡本先生、小沢先生のゼミのご出身である4名の卒業生の方と
コーディネーターの山浦先生によるパネルディスカッション
(テーマ)「働くこと」、
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第Ⅱ部は、各クラスで3グループに分かれたグループディスカッション
(テーマ)「社会に求められる 大学でつけておくべき力」
でした。
グループディスカッションでは、各グループで
大学生活での具体的な行動目標を「キャッチコピー」という形にまとめ、
発表するという課題がありました。
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1回生のこの時期から、将来、社会に羽ばたき活躍していく自分の姿を想像することは
もしかしたら難しいのかもしれません。
私自身も、1回生のこの時期に何をしていたのか思い出してみると、
あまり記憶がありません。
とりあえず、単位が取れているかどうか、後期の授業はどうするべきか、、、
そんなことで頭がいっぱいだったかと思います。

けれども、4名のパネリストの方々のお話を聞いて感じていたのは、
それぞれの方がみな共通して、
一つには、
自分なりに「これだけは頑張る!」「これが好き!」という「軸」を見つけて、
それにとことん突き進むことのできる方であるということ、
そしてもう一つ、
仲間を大切に、人との出会いを大切にし、感謝する気持ちを持っていらっしゃるということ
を感じました。

今日のこの機会を通して
まだ将来がおぼろげであることを改めて感じた人も
これから進みたい道、学びたいことを見つけ始めた人も、
もうすでに色々と歩みだしている人も、
それぞれが少しでも将来を考えるきっかけになったのではないかと思います。

私も、このような機会が大学時代にあったなら・・・
違った年の取り方ができたかもしれないと思いながら、
それでも、今日、このような企画から新たに学んだことを生かして、
私も意識して前を見ていきたいと思いました。

ma34.