こんにちは。ma34(masayoです、masashiではありません)です。
今週も基礎演習の話題です。
今日はAクラス(赤沢)、Bクラス(家光先生)、Cクラス(岡本先生)の合同ゼミでした。
それぞれの先生の自己紹介・研究テーマの紹介が行われました。
トップバッターは家光先生、そして赤沢、岡本先生の順でした。
(プレゼン能力、コミュニケーション能力に優れたお二人の先生に挟まれて、
とっても緊張してしまいましたが・・・)
家光先生は、遺伝子のお話、遺伝子と肥満の関係性についてお話されました。
クラスの学生さんの感想を読ませてもらうと、チンパンジーと人間との遺伝子の違い(たった1パーセント)に驚く声や、効果的なダイエット法について、とても興味を持ったようでした。
私自身は冒頭の自己紹介で、「家光、という苗字からわかるように、徳川家の末裔で・・・」というご冗談にまんまと騙されましたが(笑)、
自分自身の体に悪いダイエット経験を振り返りながら、家光先生のご研究が進めば、多くの人が安全で的確な減量に取り組めるようになるのだろう、と大きな期待感を持って聞き入っておりました。
2番手の赤沢は、教育方法学とはどのような分野なのか、という分野の紹介、そして自身の研究テーマ(アメリカにおける入門期英語教育の教育方法)の紹介を行いました。
生活と学問をつなぐこと、断片的知識を蓄積するのではなく、本質的な知識とは?本質的な理解とは?を考えることが大切だということを、問題例を出しながら、考えてみました。
入門期の英語教育については、「評価」に焦点をあて、個々の学習者を丁寧に評価する機会を設定することの重要性や、学習者にとって「励まし」になる評価の在り方について、アメリカのwhole languageというアプローチを題材に紹介しました。
これまで、授業を受ける方であった皆さんが、すこしでもその背景にある考え方に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
トリの岡本先生は、野球と球技(ラグビー)を題材に、それぞれの競技における走り方の違いを画像や映像で見せて下さいました。競技特性によって、単に「走る」という練習でも、異なるアプローチが必要になるということを、具体的な例をみることによって、私も実感することができました。
また、一番印象にのこったのは、指導の現場で、長年の経験によって体得されている「指導のコツ」のようなものを、実際の実験などで科学的に証明するという研究の面白みです。
そのような「指導のコツ」を拾い上げていくことも面白そうですし、実際に科学的に証明されたものを現場に返し、さらなる指導改善に結び付けていくことができるということも、研究としてやりがいを感じられるだろう、と強く思いました。
今日の合同ゼミで、私自身もあらためて研究の面白みを感じ、現場や人々に還元できる研究をすすめていかなければならない!と思いを新たにしました。
(あと、プレゼン能力をもっと向上させたいという思いと。。。)
1回生のみなさんも、今日の話を聞いて、「研究って面白そうだな」とか、「この分野って意外と(!?)面白そうだな」と思ったことを生かし、これからの授業を受けていってほしいなと思います。