[ 2025年06月 ] の記事一覧

2011.02.04

高齢者の血管を若くするには?

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 ここ数週間は寒い毎日でしたが、今日のBKCキャンパスは非常に温かい1日でした。今、立命館大学では入試の真っ盛りです、受験生の皆さんのご健闘を祈るばかりです。

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 後期の授業、後期試験も終了し、キャンパス内はひっそりとした感じですが、今週から、スポ健の実験の方が活発になってきました!! 【Moto】は現在、高齢者の筋力トレーニングにより動脈硬化リスクがどのように改善するのかを【聡】先生や【真】先生とともに検討しています。動脈硬化リスク改善には、ジョギングやサイクリング、水泳などの有酸素性トレーニングが効果的という研究がたくさん行われてきました。ですが、高齢者は、筋量や筋力が年々低下することで転倒による骨折が原因となり、寝たきりになることから、いかに筋量や筋力を維持するかが問題となっています。そうなれば、高齢者の筋力トレーニングもやらないと!となるのですが、はたして血管にはどのように影響するのか、まだ完全には解明されていません。そんな研究に今、取り組んでいます!! 興味のある方は是非一緒に研究してみませんか??

 ちなみに最近運動不足を解消するために自転車をみんなでこいでみました。次の日、足よりもなぜか肩がだるくなりました。。。なぜでしょう?? でも運動は爽快ですね!

by Moto

 

 

 

2011.02.03

そろそろ春ですね

 静岡・三島に行ってきました。明日は暦上での春。静岡も三島もあたたかく、昼間はコートがまったく要りませんでした。

さて、今回、この2地域の共通キーワードは「モノづくり」。

 

 静岡では修士論文審査会が行われました。社会人院生の方の審査会で、アルミニウム業界を題材に、金属製品のマーケティング戦略がテーマでした。論文の主旨は、アルミニウム業界あるいは金属製品の価格競争から抜け出すために、"「消費者を意識したモノづくり」という価値観"をどう構築していくかという視点で、具体的な展開の方向性を示そうとした力作でした。

 

20110203.jpg アルミニウムのことを意識したことがほとんどなかっただけに、こういう機会は貴重でしたし、知らない世界を見せてもらえるのは楽しい時間でした。

 そして、1年後は、この研究科からも修士論文が...!

 

(写真: 夜も明るい大学・・・ 右側は理系棟。お茶(カテキン)の研究が盛ん)。

 

 

 

 三島市では、メインの仕事の合間にうかがった話が興味深く、また深刻でもありました。

 某有名企業の立派な建物がマチの主要道路のそばにあるのですが、今は物流倉庫になっているとのこと。以前は、ここで研究開発等も行っていて、多くの中小関連企業はその部品の受注・下請けをしていたそうです。・・・が、その拠点が中国に移されて、この中小企業は全滅状態になったとのこと。他にも、環境的な条件もあって、苦心されている様子でした。

 

 それでも、この地域の中小企業の経営者の方々は明るくてユニーク。モノづくりをこよなく好いておられるようでした。そして、お邪魔したところの理事長さん曰く、「単に大学に行って、有名な企業・大企業にただ勤めるのではなく、本当に好きなものを見つけて目的的に追求できる幸せ、"あなたがいないと困る"と言われる存在になれることの幸せ・・・今の若い人にも感じてほしいものですね...」と。

 学生だけでなくて私も、そう感じられるようにならねば、です!

  

ippo

 

 

 

2011.02.02

国立教育政策研究所教育課程研究センター関係指定事業研究協議会

125日~27日まで、文部科学省及び航空会館で実施された国立教育政策研究所教育課程研究センター関係指定事業研究協議会に参加した。

 

幼稚園、小学校の全教科・総合的な学習の時間・特別活動、中学校の全教科・総合的な学習の時間・特別活動、そして、高等学校の全教科・総合的な学習の時間・特別活動を対象にして、(1)学習指導の改善充実を図るため、教育課程の編成や効果的な教材開発、指導方法等の工夫改善についての実践的な調査研究、並びに、(2)指導方法や教育課程の改善を図るため、学習指導要領に定める目標等の実現状況等についての実践的な調査研究、の研究発表があった。

 

 

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すごく、簡単に言うと、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の全教科等について、(1)新しい指導要領に対応した教育課程をどのように作成し実践すればよいか、という教育課程に関する研究と、(2)新しい教育課程を実施した場合、そこで実施した教育課程を通して獲得した学力をどのように把握すればよいか、という学力把握に関する研究、の発表会である。

 

 

小学校体育、中学校保健体育、高等学校保健体育について、それぞれ4校、合計12校が23年間にわたり、それぞれが勤務する学校で研究を進めた。学校名のみ簡単に紹介します。

 

 

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[ 小学校 ]

・宇都宮市立横川東小学校

・練馬区開新第三小学校

・甲賀市立貴生川小学校

・盛岡市立北厨川小学校

 

[ 中学校 ]

・伊万里市立伊万里中学校

・熊本市立鹿南中学校

・大仙市立大曲中学校

・北海道教育大学函館中学校

 

[ 高等学校 ]

・愛知県立西春高等学校

・石川県立金沢桜丘高等学校

・学校法人呉武田学園呉港高等学校

・長崎県立猶興館高等学校

 

滋賀県の甲賀市立貴生川小学校も発表した。びわこくさつキャンパスの近くにある学校である。

 

発表者は、研究を実施して本当に良かった、と語っていた。

 

我がスポーツ健康科学部の卒業生が学校体育に関わり、そのような研究を進める機会を得て、全国発表に臨む日が来ることが楽しみである。

 

 

【 智 】(20110125-27 文部科学省にて)

 

 

 

2011.02.01

食の文化研究会。

<RecOだより 43 早稲田編>
 いつもコメンテーターとして参加させていただいている、早稲田大学文化構想学部複合文化論系主催の「食の文化研究会講演会」の最終回「食文化のかたちをみちびくシンポジウム」にパネラーとして参加してきました。

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 このブログでも何度かご紹介してきましたが、この研究会は早稲田大学文化構想学部の先生方と料理研究家土井善晴先生が中心となり、「食は現代日本を最も鮮明に映し出す鏡である。なぜなら食の変化は必ずその背景にある、社会・家庭の問題と関係しているからである。」との趣旨から「食の様々な専門家、学生、非専門家が集い、食の一つのテーマについて積極的に意見を戦わせ、お互いのものの見方を変換することでダイナミックな化学反応を起こさせる」ことを目的に、今年度は日本の様々な食のプロフェッショナルをゲストに迎えての講演会が行われました。

 今回はその総括としてのシンポジウムでした。詳しい内容はHP(http://shoku.fukugo-waseda.jp/)をご覧下さい。
 
   今回のディスカッションの中で印象深かったのは、会を運営し、食のスペシャリストにも取材に行った早稲田大学4回生からの「研究会に参加する前、私にとって、食は、生活の一部ではあるけれど、ファッションの一部でもあって、あまり強い関心事ではなく、雑貨や洋服を選ぶのと同じ、あるいはそれ以下のレベルでしかありませんでした」という一言。食べ物も含め、全てコンビニエンスストアで事足りてしまう学生も少なくない、という現実から考えると、なるほどなぁ、と感心する一方、それでいいのか? 各個人が、家庭が、そして社会が、もう一度しっかり考えるべき問題だと痛感しました。

 いつか、彼らとスポ健の学生との交流ができれば、と思います。同世代の、それぞれの専門の立場から考える「食」の見方の意見交換はそれこそ私が予期しない化学反応を起こしそうです。

 シンポジウムの後、懇親会が行われました。
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 ほぼ皆勤でご参加だった、明走会のみなさん。土井先生のお仲間でもあるみなさんですが、驚くことにこの方々、70才で50km、100kmのマラソンに参加することが当たり前の皆さんです。食に対しても貪欲で、私の話にも興味を持って下さいました。「食べる力は生きる力」だなぁ、と改めて感動しました。

 


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 最後の写真は、この講演会を毎回見事に仕切ってくださった、早稲田大学の山本先生。先生の仕切りのおかげでどれだけ発見があったことか! とってもすてきな先生です。
 これら研究会での活動も含め、来年度もRecOでは様々な試みを企画・検討しています。どうぞお楽しみに。【abc.】




 

2011.01.31

セレンディピティ [serendipity]

先日,東京出張のため新幹線で上京中の折り,窓をのぞくと富士山が見えました.もちろん,富士山は雲が無ければ毎回見えるのですが,今回は左の窓(東京に向かっての進行方向の左)ではなく,右側の窓からみえたのです! 長年,新幹線に乗っていますが初めての出来事でした.ここ数年は,年間20回近く行っていますが,「まさか」という感じでした.静岡駅の手前でした.すこし遠目にみえて,絶景の構図でした.是非,新幹線で上京の折は見逃さずにご覧下さい.今回は,予想していない発見でしたので,残念ながら写真に収めることができませんでした.次回チャンスを逃さないようにします.

 

表題に書いた,セレンディピティを辞書で引きますと,【予期せぬ良い物[楽しいこと]を見つけ出す才能、掘り出し上手】とあります.今回のできごとでこの言葉を思い出しましたが,最初に聞いたのは,高名な研究者の講演会です.そのときに強調されたのは,世紀の大発見の陰には,このセレンディピティが必要であること,ただし,その背景には日常のこつこつとした努力の集積があり,その積み重ねが「偶然」「予期せぬ」そのきっかけを呼び込むのだ,ということです.

 

ニュートンが万有引力を発見したのは,リンゴが落ちたのをみたからではなく,それまでの考えの蓄積の上に,「リンゴが落ちる現象」がきっかけになったということでしょう.さらに言えば,ニュートンの日常の努力が,「偶然/偶発的」リンゴの落下を誘発したともいえます.いずれにしても,立命館大学スポーツ健康科学部の関係者(学生,院生,教職員,保護者,共同研究者,施設などの協力者など)の皆さんは,大いにセレンディピティをお持ちです.今後の入学試験で,本学部の関係者となる新しい学生・院生の皆さんも,このセレンディピティの発露を楽しみに,本学部・本研究科へお越し下さい.

 

【忠】

 

 

 

2011.01.30

プロジェクト英語の授業で、最終発表が行われました

この冬、何度目かの冬将軍が猛威を振るっていますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

先日、私が担当している、スポーツ健康科学部の
プロジェクト英語のクラスでは、最終発表が行われました。

この最終発表では、全員の学生が、一人 6分間で、
スポーツ健康科学に関するテーマについて、
パワーポイントを用いながら、英語で 発表しました。

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私のクラスの学生達のテーマは、
「ジャンクフードと健康問題」
「順位を付けない徒競走は、教育的効果はあるのか」
「新しいスポーツクラブの経営形態について」
など、
非常に面白い内容で、聞いていて楽しかったです (^ ^)




いよいよ来週から入試が始まりますが、
今度の新入生が、どんな発表を聞かせてくれるか、
また、今の一期生が、来年、どこまで成長してくれるか楽しみです!!
みなさん、頑張って下さいね!

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
              敦


 

2011.01.29

bjリーグオールスター戦!

1週間前の話なのですが...(笑)

 

先週のブログでは、bjリーグのオールスター戦に先出し開催された日本スポーツマネジメント学会のセミナーについて、ご紹介しましたが、今回は、その翌日に行われたbjリーグのオールスター戦の模様を、写真を中心に!(笑)、ご紹介します。

 

bjリーグは、イースタン・カンファレンス7チームと、ウェスタン・カンファレンス9チームの合計16チームが参画し、日本バスケットボールリーグ(JBL)とは、一線を画す形で開催されているプロバスケットボールリーグです。

 

bjリーグは、リーグを1つの事業体とみなす「シングル・エンティティ(単一事業体)」を採用し、各チームの自律性以上にリーグ全体の繁栄を最優先に考えた運営が行われているユニークなプロリーグです。つまり、各チーム間の戦力の均衡化を図るために、選手全員の年俸総額の上限をリーグでコントロールするサラリーキャップ制度や、選手の移籍をリーグが管理しています。

 

ここでは、詳しく触れませんが、興味がある人は、bjリーグのホームページを参照してみてください。

http://www.bj-league.com/bj/Top.do

 

さて...今日の本題ですが...

やっぱり、スポーツ観戦は、最高です!

会場は、大阪エヴェッサのホームアリーナである大阪府立体育館で行われました。

 

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テレビでもごくわずかしか、取り上げられていないので、bjリーグのオールスター戦の結果について、あまり知らない人が多いかもしれませんが、とにかく、おもしろい試合でした!

 

オールスターを観戦した人や、バスケットボールファンの人は、ご存じでしょうが、なんと!今回のオールスター戦は、残り0.5秒のところで、ウェスタン・カンファレンスのチームが奇跡の逆転勝利を収めました!表示している写真は、その逆転の瞬間のスコアを記したものです。

 

 

試合は、午後から行われるのですが、会場への入場は、9時!

なんで?と思われるのでしょうが、試合開始前までに、様々なアトラクションが行われます。

 

その1つが、ダンクコンテスト!これがまた、とにかくすごかった...。

 

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オールスター戦には、イースタン、ウェスタンともに12名ずつの選手しか選出されないのですが、このダンクコンテストには、オールスター戦出場選手以外の選手が出場します。

 

昨年、仙台で開催されたオールスター戦でのダンクコンテストで、日本人で唯一選ばれ、そして優勝を勝ち取った仙台89ersの橘選手が、ディフェンディングチャンピオンとして会場に訪れました。

 

 

 

 

写真にあるように、大阪開催ということもあり、橘選手は、道頓堀の「グリコ」ならぬ?、「ダンク」の文字をあしらったウェアで入場し、会場を沸かせました。

 

 

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また予選を勝ち抜いた橘選手は、決勝戦では、なんと!スパイダーマンの衣装を身にまとって、ダンク!見事、2年連続のチャンピオンに輝きました。

 

もちろん、彼のダンクシュートもすごいのですが、それ以上に、会場のお客さんの心をわしづかみにしていました(笑)。

 

ちなみに...本場NBAでも行われるダンクコンテストは、衣装などを身にまとうことは一切なく、ダンクのすごさのみを競い合うようですが...(笑)。

 

 

今回のオールスター戦のメインスポンサーは、お味噌汁で有名な「マルコメ」でした。

 

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会場内では、液体みその試供品の配布、試飲などが行われると同時に、アリーナ内のコート中央やゴール付近には、「マルコメ君」のイラストやマルコメ君のマスコットが登場し、会場を楽しませてくれました。

 

また得点が入るたびに、「マルコメ~!」とDJ風の音声が流れて、スポンサー告知に対する配慮がなされている様子がうかがえました。

 

 

 

 

ハーフタイムを始め、作戦タイムやゲームの合間には、観客を飽きさせない様々な工夫が施され、チアリーダーが踊ったり、イス取りゲームを行ったり、また試合中もゲームの展開をわかりやすくさせるため、オフェンスとディフェンスとでは、会場に流れる音楽が違ったりするなど、「見せる」工夫が、随所になされていました。

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ちなみに...

試合会場、選手やスタッフと同じ場所に座る特等席は、1席10万円で、コート付近の指定席は、1席1万円、私が観戦した2階指定席は、1席5,000円でしたが、自由席以外は、ほとんど満員でした...。

 

この様なイベントを支えているのがボランティア...

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うちの大学院生たちも数名、イベントボランティアに参加し、会場案内や場内整理、チケットのチェックなどを行っていました。写真に写っているのは、龍谷大学の学生さんと、立命館大学の大学院生です!

 

イベント運営を実体験できるだけでなく、他大学の学生さんたちもボランティアに参加するため、大学間の学生交流にもつながるよい機会です。

 

ぜひ、みなさん、今度は、一緒に参加しましょう!

観戦者としてでも、ボランティアとしてでもいいので...

 

 

 

2011.01.28

運動能力と遺伝率

 筋力トレーニングを行ったときに筋肉がつきやすい人とつきにくい人がいると思います。また、ランニングしても持久走がいつまでたっても苦手な人がいると思います。これらの運動能力やトレーニング効果の個人差にはいろんな要因が影響しているのですが、最新のデータには、「遺伝」が大きく関与している可能性があるということが報告されています。

「遺伝」というとほとんどの皆さんが思いつくのは「お父さん、お母さんに似ている」の「遺伝する」などだと思います。何が遺伝しているのか、というと、DNAというA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)、という4つの記号の配列から成る身体の構築に必要な設計図を引き継いでいるわけです。このDNAの設計図のちょっとした違いが、骨格筋の中のたんぱく質の構造に影響して、運動能力やトレーニング効果の個人差に影響している可能性があります。

 

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 【Moto】は、DNAのどこの設計図の違いが運動能力に影響するのかを研究するために、アスリートたちのパフォーマンスと遺伝タイプ、さらに、実際の筋の中の遺伝子やタンパク発現をみて、どのくらい影響しているのかを研究しています。その中の1つの実験を今週、共同研究を行っている前村公彦先生が立命館大学に来て、行いました(上:筋バイオプシー採取した筋、下:遺伝子解析)。

この研究を進めていけば、その選手の遺伝的背景にあう練習メニューや強化ポイントなどが組み立てることができ、非常に期待しています。興味のある大学院を募集しています!!

 

by Moto

 

 

 

2011.01.27

地域・組織の活性にキーパーソンあり

今日は静岡でした。

そこでの打ち合わせのテーマは、「地方自治体の経営マインド」についてでした。そこで出た話の一つに、B級グルメ(焼きそば)で一躍有名になった地域、「富士宮市」のことでした。

 

富士宮市が焼きそばで成功した最大の要因は、4人のキーパーソンだそうです。とくに、そのうちのお一人は渡辺英彦氏。すっかり有名人になっておられますが、この方のタレントは勿論、どうやらそのネットワークの掴み方・活かし方、行動力が見事だったようです。

とくに、「やきそばG麺(市民によるお店調査隊の名前)」、「天下分け麺の戦い(イベントの名前)」、「三国同麺」、「ミッション麺ポッシブル」といったおやじギャグを使って、メディアを動かして、地域市民を楽しませたことは認知度を上げるのに効果的だったとのこと。どうも見(魅)せ方がうまそうなリーダーです。

 

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行政側にも、積極的に活動した方がいらっしゃったらしく、うまくタグを組むことができたことも成功要因だったのでしょうし、新しいことに挑戦するマインドとそれを受け入れる風土も整っていた(つくった)のかもしれません。

今後の問題は、これをどう持続させるか...すでに手を打って展開しているそうです。そのまた向こうでは、どう仕掛けていくのか...楽しみです。

 

スポーツ健康科学部では、いろんな場面でいろんな味のあるキーパーソンが現れます。元気な地域や組織にユニークな人あり、のようです。

 

 

【ippo】

↑ この日はいいお天気でした。雲ひとつある青空。

今年は、例年よりも富士山がよくお目見えし、しかも綺麗だそうです。

 

 

 

2011.01.26

スポーツ健康マネジメント演習I・II (大学院の科目)

スポーツ健康マネジメント演習IIIがそろそろ終了する。

スポーツ健康マネジメント領域の大学院生を対象にした演習である。

人数は、8人と少ない。1年間も授業を行うと、結構、突っ込んだ話もできるようになる。

  

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修士論文の作成に向けた演習は、研究室単位で行うところが多い(と思う)

だが、スポーツ健康マネジメント領域では、領域という単位でこの科目を展開している。

 

マネジメント、経営、心理等、様々な社会科学領域の先生方が、それらの学問を素地において、様々な論議を展開する。

このようなことを日常的に行えるのは、大変刺激的で、格段に研究の幅が広がる。

取り組んでいる研究が妥当であるかどうかを、様々な領域から判断されていくのである。

 

スポーツ健康マネジメント領域の院生には、そのような機会が提供されている。

このことを十分に認識して、修士論文の作成に取りかかって欲しいと思う。

 

【 智 】(20110112 スポーツ健康マネジメント演習II)