[ 2025年06月 ] の記事一覧

2011.01.25

幕張の「野球食」。

<RecOだより42 幕張編>
 今年で11年目になりますが、毎年1月第3週目の週末は幕張に行っています。
 全日本野球会議((財)日本野球連盟とプロ野球機構が作った会議)が主催するBCC(ベースボールコーチングクリニック・全国野球指導者講習会)で2つのセミナーを行うためです。
 一つは成長期選手とその保護者を対象とした栄養と食事のセミナーです。
 
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 このセミナーにはおやつレシピの試食も入ります。毎年前年を上回るお申し込みがあり、今年は200人強とのこと。用意した資料の他に、中学野球部がチームで参加してくれていましたので、彼らの朝ごはんをサンプルに「成長期球児に必要な朝ごはんになっているか?」の検証も行いました。今年も和気藹々とした楽しいセミナーになりました。

 翌日は全国の野球指導者450人を対象とした栄養学のセミナー。今年は昨年のセミナー「成長期野球選手の増量食を考える」について、この1年実際に取り組んだ事例報告として、滋賀県立彦根東高校野球部監督 今井義尚先生にゲストとしてお越し頂いて、その内容の紹介と、体格、戦績のデータから、今回の取り組みについての評価を行いました。


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 昨年のセミナーの目的は「おいしい増量」。多くの成長期野球選手、そして指導者も、なんとか増量したいと思うがあまり、食事が「食べなければいけない」「食べさせられている」苦行になってしまっていませんか? という問いかけと 本来食事は楽しくおいしいもの。その原点を忘れてしまっては、無理が来る。おいしく続ける工夫を選手自身が身につけ、食事に対して「自信」をつけることが大切。という内容で、それぞれのチームの環境に合わせた「おいしい増量」を考えてみませんか?という提案でした。 

 この提案を受けての、彦根東高校の取り組みについては、このブログでも既に何度がご紹介してきましたが、今回はこの一年間のとりまとめの発表だったので、事前に今井先生とは、それぞれのデータを持ち寄って、何度も打ち合わせをしました。


 今井先生とはもう10年以上のおつきあいですが、スポーツ健康科学部の開設に伴いご近所になり、彦根東高校野球部との今年度のおつきあいは、いつものサポートの他に、週三回、連取後に提供する夕食(野球部食)の監修や栄養計算、試合観戦などなど、とても密度の髙いものになりました。

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 一冬越して全員の選手が増量し、多くの選手が自分の目標値に到達し、その結果が、スタミナ(夏の大会では他のチームの選手が試合中けいれん等で試合が中断する中、熱中症知らずでした)、集中力(ほとんどが逆転勝ち!)、長打力(例えば、20試合に1本しか出なかったホームランが、3試合に1本出るようになった、等々)、につながったのだと思います。 

 これらの内容を今回、事例報告として、ご参加いただいた指導者の方々のチームがそれぞれの環境に合った「野球食」を作っていただく参考にしていただければ、と思いながら今井先生とお話ししてきました。
 セミナー後、今井先生はたくさんの指導者の方々に囲まれていました。大成功だったと思います。


 さて、彦根東、夏の結果は準優勝という、とても悔しい結果に終わりましたが、昨年11月、今回の評価のためのアンケート調査に協力するため集まってくれた3年生を見て、考えが変わりました。
  
 彼らにとってこの「負け」は私の想像していなかったパワーを生んだようです。
 
 キャプテンは「僕たち、決勝は全然負けた気はしていなくて、実際、安打数は相手は4本、ぼくらは10本。でも、結果は負けちゃった。だから、終われなかったんです。勝って甲子園に行っていたら、気持ちの上で一区切りついたと思うんです、でも甲子園での相手チームの活躍をテレビで見たりすると、自分たちが出ても甲子園でも勝負できていた、という自信も。それで、みんな終われなくて、大学でも野球を続けるって目標を持って、今、受験に取り組んでいるやつが多くなったんだと思います」。
 これがキャプテンの思い込みでないことは、他の選手みんなの荷物に見え隠れする、分厚い参考書やノートでわかりました。
 今井先生も「今年の3年生は、引退後の成績の伸びが例年以上だと、ほめられています。まあ、それだけ上に伸びる余裕があったって事ですけどね」とうれしそうに話して下さいました。 食事によって、生活リズムを整えコンディショニングを行う「野球部食」は「受験食」にもつながります。

 県内屈指の進学校でもある彦根東。彼らの進路と今後の活躍も追っかけて行く楽しみが増えました。【abc.】

(写真上 選手と保護者に向けてのセミナー・写真中 指導者に向けての講演会で今井先生と 写真下 彦根東「野球部食」の実施風景)
 
 
 

2011.01.24

「こうのとり」宇宙へ!

1月22日の午後に,無人宇宙飛行船「こうのとり」がHⅡBロケットにのって,宇宙空間へと飛び立っていきました.1月22日には,国際宇宙ステーションにドッキングして,必要な物資の供給と宇宙ステーションででた廃棄物を受け取って,大気圏で燃焼してその使命を終えます.

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20110124-2.JPG写真:JAXAにある「こうのとり」のモックアップ

右は,コンパートメントごとに収納品を分けているのがみられます.

 

 
このミッションは,東京スカイツリーの屋上から地上の人間へ目薬をさすよりも難しい課題ですが,これまでのロケット事業の研究成果の蓄積とシミュレーション,精緻な計算で,このような壮大な計画が実現に結びつくのでしょう.1月28日,世紀のドッキングに期待しています.

 また,「はやぶさ」が,小惑星イトカワから運んできた物質も,兵庫県のSpring-8で詳細な検討がなされています.宇宙の解明に大きな前進を生むことになるでしょう.

それにしても,今回の「こうのとり」ならびに,「はやぶさ」というネーミングが,イメージを醸しだし,我々をロマンへと誘ってくれています.大きなプロジェクトには,やはりネーミングが大事です.

 話は変わりますが,今朝,スポーツ健康科学部1回生が研究室に来てくれました.「BKCにプールをつくるために大きな働きかけをしたい!」という熱意に溢れた学生さん5名です.おそらく多くの教職員も同じ気持ちを持っています.ただ,要望,要求をしっかりとあげていくための仕組みと取り組み方について,意見交換しました.プールを含めたスポーツ施設のあり方について,学生ならではの視点でプロジェクトを立ち上げてくれるでしょう.このプロジェクトにも夢とロマンを感じさせるネーミングを期待しています.

【忠】

 

 

 

2011.01.23

生島 淳 さんの講演会が行われました

まだまだ本格的に寒い日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

今週の1/19 (水) に、スポ健の学生が主体となって、
Sport Graphic Number でお馴染みの
スポーツジャーナリストの 生島 淳 さんをお迎えして、
第一回スポーツ健康科学部講演会が開催されました。

生島さんは、昨年「スポーツを仕事にする!」(ちくまプリマー新書) を
執筆されましたが、以前、忠先生が書かれておられたように、
その中で、立命館スポーツ健康科学部が大きく取り上げられています。
今回は、それがきっかけで、講演会が実現しました。

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講演の内容としては、
「スポーツジャーナリストになった経緯」
「スポーツジャーナリストの実際の仕事」
など、実際に、世界で活躍されている方ならではの、
興味深い話が満載でした。

また、個人的に、一番、印象に残ったのが、
生島さんが、「大学で語学を学ぶ事の大切さ」
繰り返し強調されていた事でした。
「海外のスター選手とインタビューする際にも、
通訳を交えると、質問出来る項目が半分になる」と
スポーツジャーナリストにとって、語学、
特に英語が出来る事の重要性を、実際の経験を元に
話しておられました。
学生にも、英語を学ぶ事の大切さを改めて認識しているのが、
ひしひしと伝わってきました。
生島さん、本当に、ありがとうございました!

今後も、色々な方に来てもらって、
刺激に満ちた講演会が続くと良いですね (^ ^)

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
                 敦

 

 

 

2011.01.22

地域密着型プロスポーツクラブ成功の方程式...

日本スポーツマネジメント学会が、「地域密着型プロスポーツクラブ成功の方程式」というテーマでセミナーを開催しました。
2週間前のブログで紹介したセミナーです。

 

今回のセミナーでは、新潟を熱狂の渦に巻き込んだアルビレックス新潟取締役会長の池田弘さんや2009年にJリーグに加盟し、初年度から黒字化に成功したファジアーノ岡山スポーツクラブ代表取締役の木村正明さん、またびわこ・くさつキャンパスが位置する滋賀県に本拠地を置く滋賀レイクスターズ代表取締役の坂井信介さんが登壇されました。


セミナー当日は、関西圏を中心としたスポーツ関係者のみならず、スポーツビジネスに従事する方々が120名も参加し、会場は、熱気にあふれていました。

 

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開会に先立ち、日本スポーツマネジメント学会会長である早稲田大学の原田宗彦先生が今回のセミナーが「地域密着」を鍵にチームをどのように黒字化させ、リーグの安定化を図るべきかというセミナーの趣旨について説明され、登壇される方々の先行事例からヒントをつかんでほしいとお話しされました。

 

 

 

 

 

 

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まず、特別講演として「bjリーグと地域密着プロスポーツクラブ成功」と題して、日本プロバスケットボールリーグ取締役会長の池田弘さんがbjリーグ設立の経緯やシングルエンティティ(単一事業体)として、リーグ経営の安定化を図るために、バスケットボールというスポーツそのものを普及させるためのカップ戦の開催やバスケットボールクリニックといったアカデミー事業にbjリーグは、力を注いでいるということでした。

 

 

 

また池田会長は、地域住民や地元企業との地道な関係性の構築が、やがてナショナルブランドとの関係構築のきっかけとなり、そしてリーグが世界へと羽ばたくというシナリオができるのではないかと述べられました。

 

 

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次に基調講演として、「地域密着型クラブ成功の方程式」というテーマで、ファジアーノ岡山スポーツクラブ代表取締役の木村正明さんが講演されました。

 

木村さんは、岡山市出身で、ゴールドマン・サックス証券で執行役員などを歴任された後、岡山に貢献できる仕事がしたいという熱意を持って、ファジアーノ岡山を立ち上げられ、現職に就かれました。


お話の中で特に関心を引いた内容は、「地方都市」という言葉でくくられるような、ある意味、ネガティブな要因をいかに克服するかということでした。

 

お話の中では、岡山県は、政令指定都市の岡山市を県庁所在地に持つものの、「ふるさと納税」がワースト1であったり、地元愛着度がワースト3であったり、また小学6年生に文部科学省が実施した調査によれば、都道府県の位置を尋ねた正答率が45%以下でワースト10に入るなど、「岡山」という都市名を掲げても住民との結びつきを強固にすることが難しい条件にあるというお話をされました。

 

Jリーグで成功するクラブの共通項が「親会社が存在し、実業団からの歴史を持つ」「行政の力強いバックアップがある」「2002年にワールドカップの開催地であった」という共通項がある中で、ファジアーノ岡山は、新幹線の駅から徒歩15分でスタジアムまで行けるという強みを持ちつつも、「サッカー」を全面的に打ち出す以上に、「岡山」という地域を前面に打ち出し、サッカーにポジティブな態度を抱いていない人を取り込むことにエネルギーを注いだということでした。

 

また地方都市ならではという点では、悪い風評が広がりやすいため、とにかく、チームにダメージをもたらすようなことは排除するように努めたということでした。年配の方々からの印象を悪くしないために、選手には、「茶髪禁止」を徹底したということでした。

 

木村さんは、会社の朝礼や宴など、1日5件、365日会社に訪問してファジアーノ岡山のプロモーションに努められたとのことです。

 

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この後、シンポジウムも開催されたのですが、総じてわかったことは、「チームの認知度をどのように高め、その後、継続的な関係を維持するか」ということと、「収支構造の理解と収益モデルの構築が重要である」ということについて、お話しされたように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 以下の映像は、翌日開催されるbiリーグのオールスター戦に先立って開催されたレセプションの様子です。

 

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 200名以上の招待者の中に混じり、楽しいひと時を過ごすことができました。

明日は、オールスター戦、立命館大学からボランティアとして、大学院生2名、学部生1名が参加しています。

当日券も、若干残っているようで、興味のある方は、ぜひ、大阪府立体育館に足を運んでください!

 

 

 

 

 

2011.01.21

1年間の成長

 今週でスポ健の1期生の学生たちは、後期の授業が終了し、1年間の学びを終えました。高校の時と授業時間の違いや私生活の変化など多くの環境の変化に少しずつ適応した学生たちは1年前に比べて随分成長したように思います。

 

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 【ippo】先生のご紹介にあったように、【Moto】も基礎演習という小規模集団の授業を担当していました。26名の【Moto】のクラスは、とにかく賑やかで、マイペースでした。そんな、クラスでしたが、最後の基礎演習で「1年間を振り返って」という題でスピーチを行うと、自分自身の1年間の反省と2年生になってからの高い目標をきっちり話しているの聞いて、成長したなぁ~と感慨深く思いました。最後に写真を撮りましたが、1年前と比較して大人になったと思いませんか(上写真:1年前、下写真:現在)??

 1年間ですが、【Moto】クラスの皆、ありがとう!! みんなの今後のさらなる成長に期待しています!

by Moto

 

 

 

2011.01.20

基礎演習のクラス...最終回

 
「基礎演習」の少人数クラスも、昨日で無事に最終回を迎えました。

学習の成果を見(魅?)せるゼミナール大会も終わり、「4月からは2回生!」という意識もほんのりと出てきているようです。

 

各クラスの担当教員は、学生からの寄せ書きの色紙をもらって、ちょっとうるっときた日になりました。

1期生ということもあり想いは強いのですが、何と言ってもこちらも新しい環境、新しい学生。手探りでやってきただけに、一緒に過ごしてくれた学生はもちろん、オリター、同じ担当の先生方、そして学部の職員のみなさんにはとても助けられました。今年度の基礎演習、ありがとうございました!

 

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左:I クラス、記念の1枚目。 

右:この日12枚目の写真。練習効果なのか、統一感はあります(!?)

 

組織づくりの様子みたいです。1枚目のバラバラ感は個人的に好きで、大切に覚えておきたい瞬間です。

 

 

20110120c.JPGのサムネール画像

 
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左: 寄せ書き。絵の上手な学生(メイ)が似顔絵を書いてくれました。お互いに、いい所を認めて引き出し合ってくれるようになりました。

 右: ちなみに、違う学生が書いてくれた似顔絵。被写体が同じで、絵の上手な人が書くと、ここまで同じように書けるものなのでしょうか??

 

 【ippo】

 

 

 

 

 

2011.01.19

教員のエネルギー

スポーツ健康科学部の学生は、スポーツの実技と直接関わる科目として、スポーツ方法実習とスポーツ指導実習を受講する。これらの違いを簡単に言うと、スポーツ方法実習は、自分が行うものとしてスポーツを位置づけており、スポーツ指導実習は他者に指導するものとしてスポーツを位置づけている。詳しく知りたい方は、以下を参照してください。

★スポーツ方法実習

1 基礎科目

  (1)教養科目

     (ア)総合学術科目A

     (イ)総合学術科目B

        (A)各スポーツ方法実習科目

★スポーツ指導実習

3 専門科目

  (3)実習科目

     (ア)コーチング実習

        (A)各スポーツ指導実習科目

同じようにスポーツに関わるのであるが、その科目の性質は異なっている。これらの区分を学生は理解して受講してもらいたい。

同様に、教員もその区分を踏まえて指導する。

今年の4月に開設された学部であるので、スポーツ健康科学部では、この区分を明確にして、指導ができるように、月1回程度の割合で、担当者を中心とした会議が行われている。

そして、教員の担当者の会議では、模擬的な指導を学部生が行うとよいのではないか、ということになった。

ここから先である。

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通常は、「それでは、次年度から取り組みましょう」というのが、ほぼ通例である。

ところが、である。それを直ぐに試してみようという先生がおられた。スポーツ健康科学部のm先生である。

「良い」と思ったことは、とにかくやってみよう、ということである。

このような進取の精神は、本当に素晴らしいと思う。

上手くいかなければ、やり直してみよう。自分がいいと思ったことは、まずやってみよう。

実は、このように考えている先生は、我がスポ健の先生には、とても多いのである。

 

 

 

スポ健の先生は、本当に素晴らしい先生が多いと思う。

私たちも、続いていきたいものである。

学部生には、これらの授業を受けて、優れたスポーツ指導・体育指導の能力を獲得して欲しいと切に願う。

 

【 智 】(201001 m先生からの写真)

 

 

 

2011.01.18

お米の力。

<RecOだより41>
 以前からお伝えしているように、教養ゼミ「食とスポーツ」は「日本のアスリートのエネルギー源、おにぎりにこだわる!」がテーマ。
 自分とお米の関係を調べるところから始め、料理研究家、土井善晴先生直々に「お米と仲良くなる方法」を教えていただきながら、各自のテーマに合わせてそれぞれ一品ずつおにぎりレシピを提案、試作、その中から各班の代表を決め、皆さんに食べて頂くことのできる(質、量、衛生管理等々)おにぎりの作成を目指しました。

 先週、最終2班の作成が行われ、召し上がって下さった方々から、想像以上の好評を得て、無事終了しました。ご協力、並びにご感想をお寄せ頂いた皆様、本当にありがとうございました。ゼミ生たちもとても貴重な経験だったようです。
 
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 今日は、それぞれのおにぎりの栄養価も計算して、レシピカードにし、合わせてそれぞれのおにぎりについてのレポートを完成させて、冊子にまとめる作業をします。

 冊子のデザイン、文章校正、印刷会社の方との打ち合わせも「文集係」を中心にゼミ生自身が行い、表紙の絵もゼミ生の手書きにする予定です。

また、密かにおにぎりに並ぶ、日本のアスリートのエネルギー源が、同じお米(もち米ですが)から作るお餅。
そこでゼミ生のお正月の宿題は「それぞれのおうちのお雑煮っを調査する!」でした。
出席を取る代わりに、各自に書き出してもらったところ、なかなか興味深いので、そのままご紹介します。

*みんなのお雑煮*
ゼミ生の出身地別に日本列島を北から

<北海道>だし、しょうゆ、かまぼこ、高野豆腐、みつば、餅
<富山>だし、しょうゆ、酒、砂糖、みりん、にんじん、ごぼう、牛肉、こんにゃく、餅(丸・角両方)
<愛知>鰹だし、餅菜、かまぼこ、鰹節、餅(角)
<滋賀>合わせ味噌(白味噌)、にんじん、大根、里芋、鰹節、餅(丸)
<京都>白味噌、海老芋、金時にんじん、大根、餅(丸)
<京都>白味噌、里芋、金時にんじん、大根、餅(丸)
<京都>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<奈良>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<大阪>自家製味噌、金時にんじん、大根、お家で作ったお米の餅(丸)
<大阪>白味噌、餅(丸) 以上!
<大阪>白味噌、厚揚げ、里芋、にんじん、餅
<大阪>白味噌、厚揚げ、里芋、にんじん(餅なし)
<広島>鰹だし、はまぐり、かまぼこ、ねぎ、餅(丸)
<広島>合わせ味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<大分>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)


地域が、京都、大阪、広島と西日本に実家のある学生が多いためか、丸餅、白味噌が優勢なのは、関東出身の私にとっては新鮮でしたが、同時に、北海道の高野豆腐、大阪の厚揚げも、とても新鮮でした。

「初めて、お雑煮の中身を意識した!」という感想から「具の意味をおばあちゃんに教えてもらった」という学生まで。
中には「お雑煮は食べない」という声もありましたが、ほとんどの学生のおうちでは、おうちのお雑煮がありました。
みんなのお雑煮、大切にしましょうね。【abc.】

PS ↓【忠】先生から原宿のお土産にいただいたTシャツ。ゼミ生も感動。ありがとうございます。

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2011.01.17

スポーツ健康科学セミナーⅠ

先週末はセンター試験でした.今年のスポーツ健康科学部の入試方式には,センター試験を利用するものがあります.受験生の皆さんご苦労様でした.もちろん2月にはセンター試験を利用しない一般入試もあります.入試方式は複数あります.それぞれの特徴をいかして,是非,立命館大学スポーツ健康科学部の門をくぐってきて下さい.

 

4course.jpg大学の後期の授業も来週で終わります.後期に開講した「スポーツ健康科学セミナーⅠ」は,キャリア形成科目として,この学部でどんな専門力量をつけられるかを学ぶために,各先生方の研究内容ならびに各コースの学びについて紹介頂きました.先生方ありがとうございます.

 

 

 

 

 

 

Saltin.jpg『専門家になる!』ということは,その学問分野の立場で考えをまとめられ提案できる力を持つというのが一つの考えです.そのために,私のレポート課題は,Saltinらの有名なベッドレストの図をみて,各コースの専門家の立場でコメントすること,にしました.専門家は,高い専門力量を有した上で,その知識を活用して新しいアイデア,提案,コメントすることが求められます.これからも新しい知見が生み出されます.常に専門家として最新の知見を蓄積するともに,他の分野へ応用できる柔軟な展開力が必要です.そのためには,しっかりとした基礎力(総合的,学際的な力)が必要です.

 立命館大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科では,このような学びしっかりできるソフトとハード,そして「ハート」が充実しています.この分野をしっかり学び,社会へ貢献してくれる新しい入学生を心待ちにしています.

大学院の出願は,今週金曜日(1月21日)までです.出願される方は,早めの準備を!

【忠】

 

 

 

2011.01.16

公開講座『シネマで学ぶ「人間と社会の現在」』に参加してきました

また年末のような寒い日が続いてますが、みなさん、
いかがお過ごしですか。

私は、昨日、立命館大学朱雀キャンパスで、
立命館人間科学研究所が主催した公開講座
『シネマで学ぶ「人間と社会の現在」』に参加してきました。

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今回の講座では、『食』をテーマにした
ドキュメンタリー映画が三本上映されました。

一回目 (11/13 ) は、『ダーウィンの悪夢』
二回目 (12/18 ) は、『いのちの食べかた』
今回 (1/16) は、『未来の食卓』が上映されました。

我々は、普段、何気なくご飯を食べていますが、
これらの映画では、どのようなプロセスで出来て、
我々の食卓に上っているか、
また社会とどう結びついてるかが取り上げられています。




 

映画の上映後、田畑 学部長 が対談に参加されました。

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その中で、田畑 先生は、
健康を維持するために、
「食」の大切さを説くと共に、
科学的な視点から、
「食」を捉えていく事の重要性と、
「運動」を組み合わせていく事の
大切さについて、述べられました。



田畑先生の話を聞きながら、
まさに、それこそが、我々が、
スポーツ健康科学部で行うべき学びだと感じました。
みなさんも、しっかりスポーツ健康科学部で、
学んで下さいね。

それでは、また。失礼致します。
センター試験頑張って下さいね!
             敦