[ 2025年06月 ] の記事一覧

2010.12.26

東京キャンパスで、出張講義を行いました

クリスマスも終わり、もうすぐ 2010年も終わりですね。
あっという間の一年だったという人も多いと思いますが、
みなさん、お元気ですか?

私は、12/10 (金) に、忠先生の後を受けて、
立命館大学東京キャンパスで行われた
「スポーツ健康科学から探る現代社会」
第二回目講義を担当しました。

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今回は、高校二年生の学生達と、
大学院スポーツ健康科学研究科 を志望する方が、
参加してくれました。

参加者は、全員、熱心に講義を聴いてくれ、
本当に充実した時を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました!

高校二年生の学生さんは、関東出身なのですが
夏の オープンキャンパス にも足を運んでくれていて、
早くから立命館のスポーツ健康科学部に
関心を持ってくれて有難かったです。

また大学院を志望する学生さんは、
先日、BKC まで足を運んで下さり、
「ぜひスポ健で専門分野を学びたい」という意思が伝わってきました。
2/19 の院試 頑張って下さいね!


来年度も、スポ健の色々な先生方が、東京キャンパスで、
講義を行いますので、是非、
スポ健のホームページをチェックして下さいね!

それでは、また。失礼致します。
良いお年を (^ ^)
              敦

追伸:
クリスマスだったので、研究室の扉にお菓子を吊っておいたら、
哲也先生が、チョコレートを追加してくれました!
ご馳走様でした!

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2010.12.25

プレエントランス:立命館慶祥高等学校に行ってきました!

プレエントランスで、立命館慶祥高校に行ってきました!

 

新札幌駅からタクシーで10分ほどのところに立地しているのですが、少し高台にあるため、町中が一望できるすばらしい場所に学舎があります。
写真を見ていただければ、おわかりいただけると思いますが、一面、雪化粧で彩られ、テンションが高くなりました。

 

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今日のプレエントランスに先だって、午前中は、ノーベル賞を受賞された根岸先生が講演されたようで、これから"Science"の扉を開こうと、プレエントランスの臨む生徒さんたちのテンションも心なしか上がっていました。

 

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今日は、スポーツ健康科学部に進学を希望されている5名の生徒さんたちにお話しししたのですが、施設・設備の写真をお見せしたり、学部で実際、どの様な授業が行われているのかをご紹介したり、また学生たちの学びに対して、真剣に向き合ってくれる教員や職員の様子などをお伝えしたり...。他大学にはない立命館大学スポーツ健康科学部の魅力と特徴についてお話ししました。

 

入学後の勉強のことや教員免許取得のことなど、参加してくれた生徒さんたちも熱心に質問もしてくれました。

 

 

 

一生感動!一生勉強!一生青春!
今日、参加してくれた生徒さんたちと4月に会えることを楽しみにしています。

 

それでは、みなさん、メリークリスマス~!

 

 

 

2010.12.24

スポーツ指導実習

 今日は本当に寒い1日です、明日はクリスマスですが、ホワイトクリスマスになるような寒さです。さて、スポーツ健康科学部では、「スポーツ指導実習」という授業があります。【Moto】も前期・後期と授業を担当していますが、この授業は通常の体育やスポーツ実技の実習とは一味違い、自分のスポーツの実技スキルを伸ばすだけでなく、スポーツを教える指導スキルも学習して、指導者の育成を学ぶ授業展開をしています。

 

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 【Moto】の授業で今日は学生2人1組で卓球の模擬授業を行いました。自分達で授業の資料を作成し、限られた時間内に実技のスキルを学習させる内容を考えて、言葉や身振りで説明し、実際に実技を行わせるのは、思った以上に大変であることを学んだことと思います。初めてにしては、みんななかなかの先生ぶりで、将来、保健体育教師として、あるいは、健康運動の指導者として、将来が楽しみだと思いました。

 今日はクリスマス・イブです!食べ過ぎ・飲みすぎには気をつけましょう!!

 

by Moto

 

 

 

2010.12.23

ゼミナール大会ファイナル

ゼミナール大会のファイナルが開かれました。

選び抜かれたチームだけあって、また、さらに推敲を重ねパワーアップしたプレゼンテーションでした。どのチームも、1回生でここまでやるのかと思わせられるほど意欲的なものばかりでした。

 

ビシッとスーツ姿できめた学生たちの様子はとても頼もしく見えました。中には、ネクタイを締められない...と四苦八苦する学生もいるなど、微笑ましい光景も。

 

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今回は、ちょっとの差でファイナルに残っていないチームもあると思います。また、次の/別の機会を狙ってがんばってほしいと思います。

 

という矢先に、23日(祝日)にラクロスの試合(新人戦)が舞洲で行われました。

スポ健の1回生も出場するというので、車を走らせて応援をしてきました。

 

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同志社との試合でしたが、見事に勝利!もちろん、スポ健の学生は活躍していました。午前中1試合だけしか時間がなかったのですが、久しぶりに立命館の応援歌(グレーター立命♪)をグラウンドで聞くこともできて、楽しい時間になりました。行ってよかったです!

 

【ippo】

 

 

 

 

 

2010.12.22

冬の嵐山・渡月橋

先週の火曜日、嵐山の渡月橋の近くにある「花の家」という所に、宿泊した。

びわこくさつキャンパスでの業務終了後向かったので、遅く到着。

用務は、教職関係の次年度以降の在り方に関する懇談会であった。

次の日の朝、衣笠キャンパスに向かうために、宿を出たところ、渡月橋が綺麗に見えた。

(鎌倉時代の亀山上皇が、「くまなき月の渡るに似る」(月が橋の上を渡っていくように見える)と詠んだことから、渡月橋の名前が付いたそうな。)

また、嵐山も綺麗であった。もちろん、桂川も。

 

 

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京都に近いのだから、いろいろと散策も楽しむことができたらいいなあ、と思う今日この頃である。

【 智 】(20101215 京都 嵐山 渡月橋) 

 

 

 

2010.12.21

師走の楽しみ。

<RecO便り36>
 先週【Moto】先生が書いて下さった通り、教養ゼミの「日本人のエネルギー源、おにぎりにこだわる」実習がいよいよ佳境に入り、2つの班の代表が、今日、本番を迎えます。
 先週はそれぞれのおにぎりの紹介を先生方にさせていただきました。

(写真上「りゅうきゅうおにぎり」の班の作ったプレゼン資料。下「豚のしょうが焼きおにぎり」の班のプレゼンのリハーサル風景)

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どちらの班もこのプレゼンに真剣で、何度もリハーサルを繰り返していました。

 さあ、今日のおにぎりの出来は? そして先生方の評価は? については来週ご報告します。不安はありながら・・・楽しみです。

 先週お伝えしたとおり、水曜日には第2回教職員向けの料理教室が開催されました。沢山の方に集まっていただき、大盛況! 
 みなさん積極的に取り組み、とても素敵なおせちができあがりました。
(写真上 料理教室の様子 写真中・下 出来上がった料理の一部(餅入りえびしんじょう→美味しかった!))

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後日、参加者の方から「とても楽しかったです」との感想をいただき一安心。

 またぜひご参加ください!


 さて、先週は、とても楽しい再会もありました。

 私の個人研究室に、今期(経済・経営学部学生対象)のスポーツ栄養学を履修しているという、2人の軟式野球部の学生が来訪。キラキラした笑顔で「僕たち実は2人とも先生に、昔会っているです!」。

 聞けば、彼らが高校一年生と中学3年生の時、当時、私の著作のサポートとして、ミズノの東京本店(エスポートミズノ・お茶の水)で月に一度定期的に開催されていた「野球食セミナー」に、お母さんに連れられて、参加していたとのこと。

 もちろん、その時はお互いを知るはずもなく、今期、私の授業を受けることになり、たまたまどちらかがその話を切り出して、とても驚いたそうです。

 思わず「立派に、大きくなって。まだ、野球続けてるんだ〜。よかった、よかった・・・」と完全におかん、というより、近所のおばちゃん化してしまいましたが、当時は考えもしなかった、楽しい再会です。

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(写真;現在軟式野球部所属の3年生と4年生)
 試験と就活もがんばろうね。【abc.】













 

2010.12.20

普通救命講習会

先週の月曜日、湖南広域消防局 南消防署にて行われた「普通救命講習会」に同僚の先生方と受講してきました。

20101220AED.JPG「普通救命講習」で習う内容は、人形を使って、人工呼吸、胸部圧迫(心臓マッサージ)など成人の心肺蘇生を中心にしたものです。

 

http://www2.wbs.ne.jp/~kajiyama/kyuumei/what.htm

 

インテグレーションコアは6階建てですが、全てのフロアーにAED(自動体外式除細動器)が設置されています。もちろん、学内の各所にもおいてあります。駅でもよく見かけます。「あなたにも救える命があります」というキャッチフレーズとともに広がっています。国体では、各会場に設置されていたり、チームドクターが携帯していることも多いです。

スポーツ場面では、最近、野球などでライナー性の打球が胸部を強打したときに「心臓振とう」が起こることが報告されています。このような時にもAEDが使われます。

 

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いずれにしても、身の周りで「命に関わる状態」が発生したときに、慌てず冷静に行動し、可能な範囲で適切な処置が講じられることは大事なことです。今回の講習で、人形ではありますが、胸部圧迫(心臓マッサージ)は、思った以上に力が必要であったり、一定のテンポ(100回/分)で押し続けるのは、相当の負担であり、心肺蘇生法を理解している人がもう一人いて、二人で行えるとかなり楽に感じたりしました。AEDについても実際に試せたことは大きな経験になりました。

 

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スポーツ分野、健康分野で運動指導を行う人材を送り出す、スポーツ健康科学部の先生方にも、その意識を持ってもらうために講習会に参加頂きました。ご参加の先生方ありがとうございました。

 

 

私が参加したときは、南消防署の救急救命士の佐山さん、松宇さんにお世話になりました。ありがとうございました。

 

【忠】

 

 

 

 

 

2010.12.19

プレエントランスデーが開催されました

寒さも一時和らいだ今日この頃ですが、
みなさん、お元気でしょうか?

昨日、立命館大学では、推薦入試やAO 入試などの
合格者向けに、プレエントランスデーが開催されました。

これは、入学が決まった学生さんに、春まで遊んで過ごすのではなく、
ちんと入学前に勉強してもらうために開かれています。

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私と修平先生は、英語のカリキュラムについて、説明を行い、
一期生のサキさんからは、実際の授業の体験談を語ってもらいました。
また、ツイッターを通じて、先輩からのメッセージも多数紹介され、
充実した内容の30分でした!

参加してくれた学生さんから、スポ健では
「勉強しないといけないな」と感じているのが伝わってきました。
スポーツ健康科学部を目指されている方も、
ぜひ一緒に学んでいきましょう!

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
                  敦



2010.12.18

シビアな政策評価を...:第2ステージを迎えた総合型クラブ(その1)

私が学生に薦める1冊として、谷岡一郎先生がお書きになった「『社会調査』のウソ:リサーチ・リテラシーのすすめ」という本があります。

この本は、少々過激です(笑)。

 

谷岡先生は、「世の中に蔓延している『社会調査』の過半数はゴミである」と冒頭で述べ、いかにいい加減な方法論で社会調査を実施し、さらにそこから得られた「ゴミ」によって、世の中の現象を説明しようとすることがおろかなのかを痛烈に批判されています。

 

この本の紹介をするだけでも、今回のブログを書けそうなのですが、本筋と内容が逸れてしまうので、社会調査をベースに卒業論文を書こうとする学生は、必ず一読してほしい1冊です。

ちなみに...

谷岡先生がお書きになった「データはウソをつく」、こちらもおすすめです!

 

さてさて...本題に戻りますが...

いまからご紹介するデータが「ゴミだ!」なんて、大それたことは言いません。いや言えません(笑)。

文部科学省が毎年実施している総合型地域スポーツクラブの実態調査のデータを用いて、クラブの育成率について、少し考えてみたいと思います。

ちょっと長くなります...まぁ、いつものことなのですが...(笑)。

 

1961年に制定されたスポーツ振興法の第4章にうたわれているように、我が国のスポーツ振興を方向づけるスポーツ振興基本計画が2000年9月に策定されて、10年の時が経ちました。

2006年9月に一度改訂され、「1.スポーツの振興を通じた子どもの体力の向上方策」「2.地域におけるスポーツ環境の整備充実方策」「3.我が国の国際競技力の総合的な向上方策」といった3つの柱に基づき、これまで我が国のスポーツ振興が進められてきました。

 

特に、「地域におけるスポーツ環境の整備充実方策」に関しては、できる限り早期に成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%に引き上げることが目標に掲げられ、その目標を達成するための具体的な施策として、2010年までに全国の各市町村において少なくとも1つ以上は、総合型地域スポーツクラブを育成するということなどが計画に盛り込まれました。


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図1に示したものは、文部科学省が調べた総合型地域スポーツクラブの育成状況をグラフにまとめたものです。

 

2010年7月現在で、創設済みのクラブ数は全国で2,664に上り、「全ての市町村に少なくとも1つ以上の総合型地域スポーツクラブを育成する」という政策目標に対して、全国1,750市町村のうちの57.0%にあたる998市町村において既にクラブが設立されました。現在、創設準備中を含めると、クラブの育成率は71.4%にまで達しています。

 

 

 

 2010年までに全ての市町村に少なくとも1つ以上の総合型クラブを育成する...

創設準備中というのは、totoからの助成金をもらい、遅くとも2年以内には、クラブが創設されるものを含んでいます。

 

設置率57.0%...

クラブ育成率71.4%...

この数値を見て、どの様な評価をされたでしょうか...

 

57.0%だから、政策目標が達成できていないじゃん!

育成準備中のクラブを含めたら、目標の7割を超えたから、まぁまぁ...かなぁ...

 

察しの通り、「57.0%は低い!」や「7割を超えたからまぁまぁ...」というのは、個人の主観によるものであり、これらの数字だけでは、高い!低い...という評価はできません。

図にも示されているとおり、地域間に格差があり、地域間の数値を比較すれば、「○○地方は、○○地方に比べて、育成率が高いなぁ...」という評価はできると思います。

 

この数値だけでわかる事実はたった1つ...

2010年までに設置率を100%にするという目標に到達しなかったということだけです。

 

実は、この数値を解釈する上で、もう1つ重要な点があります。

それは、算出された"57.0%と71.4%"という数値の意味です。

 

この数値を算出した母数は、2010年7月現在の自治体数、1,750です。

???

 

ちょっと待てよ?と思われた方は、いらっしゃったでしょうか?

 

そうです、この政策目標が設定されたのは、2000年9月です。

2005年を時限立法とし、合併後の財政支援などが促された平成の大合併といえば、もうおわかりのことだと思います。

 

2000年の時点で、全国の自治体数は、約3,300ほどありました。それが現在では、1,750とほぼ半減しています。

その様に考えれば、母数が異なる数値で政策評価をすることに、どれほどの意味があるのか...と勘ぐりたくもなってしまいます。

 

多大な労力と時間を要するため、残念ながら、政策目標を設定した時点と同様の条件で、クラブ設置率や育成率を算出することはできないのですが、この様な状況を考えれば、57.0%や71.4%という数値が一人歩きすることに対して、危惧や疑念がわくことでしょう...。

 

シビアな政策評価を...

 

ちなみに...

設置率57.0%という数値は強調されず、クラブ育成率71.4%ばかりが露出しているのもいかがなものかと...

 

来週は、第2ステージを迎えた総合型クラブ(その2)で、我が国のスポーツ振興政策の柱となった総合型クラブがどれほど成人のスポーツ実施率に貢献しているのかについて、考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

2010.12.17

学生の成長

 毎週火曜日、スポーツ健康科学部の教員で「ラン智セミナー」を実施しています。そのセミナーの前に【Ab】先生の授業でスポ健の学生が「オリジナルおにぎり」を考案し、それを先生たちの前でプレゼンしました(写真)。「りゅうきゅうおにぎり」というのショウガと 醤油に漬け込んだマグロをおにぎりの中に入れたおにぎりを考案したそうです。大学に入って、8か月、栄養のバランスを考え、味も考えて考案したおにぎりは美味しそうであるだけでなく、大学生として成長しているなぁと感心していました!!

 

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 その次の日の水曜日には【ippo】先生のブログに紹介があったように、「ゼミナール大会」がありました。【Moto】も「スポーツ栄養」の分野で座長をしました。4チームとも立派な発表で中には、自分達でアスリートのリハビリ時の食事メニューを独自に考え、栄養評価もすべて行い、骨折や靭帯損傷後に必要な栄養成分を考慮した食事を提案していましたが、すごい!!!の一言です。。。この短期間でここまで研究したのは【Moto】も驚きでした!!今後のスポ健の1期生の成長が楽しみです!

 

by Moto