[ 2025年06月 ] の記事一覧

2010.11.06

学園祭!:110℃(沸点を超えて...)

今日と明日、BKCでは、学園祭が開催されています。

 

今年のテーマは、立命館学園創立110周年を記念していることもあって、"110℃"のようです。

この"110℃"という言葉に込められた意味は、学生の「情熱」であり、学生が抱くエネルギーを集結させて、学園祭に参加する人たちの五感に訴えかけ、沸点を超える学生の"情熱"を伝えたいということにあるようです。

 

いつも「文字が多い...」と指摘されることが多いので、今日は、学園祭初日の学生の"情熱"を写真でお伝えします...。

 

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以前、勤めていた大学では、学園祭シーズンは、下宿生の"帰省期間"のような状態で、内輪だけで盛り上がっているような感じもありました。もちろん、学生数が違いますので、一部の学生しか積極的に学園祭に参画しなくても、立命館大学の学園祭は、かなりの賑わいです。

 

学園祭...

どうも雰囲気的には、バンド、ステージショー、模擬店...

大学内を歩くと、ここぞとばかりに商品の強烈な(笑)セールスプロモーションに合いますが、何となく、学園祭に込められた"110℃~沸点を超えて~"がうまく表現されているのかなぁと...

ちょっとオヤジチックな感想を抱きます...。

 

「模擬」店ですから、いずれお店を開く上でのマーケティングを体験する?のかもしれませんが、売り上げは、全て打ち上げの宴会代?に流れるのではなく、部活動やサークルの活動資金として、有効に活かされてほしいなぁと...願いつつ...

 

実際、広島県の「どんぐりクラブ屋台村」というスポーツクラブは、その名の通り、会費での運営が厳しくなれば、飲食を中心とした屋台を開いて、会員のみならず、地域住民に交流の機会や楽しい機会を提供するとともに、クラブの存在をPRしたり、屋台でお金を落としていってもらって、それをクラブの活動費として活かしています。

社会的に意味ある活動となれば、メディアが活動を取り上げてくれるため、パブリシティにもつながります。

 

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立命館大学でもひっそりと、校舎内でサークルの活動紹介や、展示コーナーも設けられていましたが、部活動や文化サークルが自らのパフォーマンスや活動の成果をもっとPRする場として、学園祭が機能してほしいかなぁと...そんな感想も抱きました。

まぁ、「市場のニーズ」といったときに、そのような行為がフィットするとも限らないということに、ジレンマも生じるのですが...。

 

というブログを書いていたら、なんとまぁ、研究室にまでセールスプロモーションの魔の手(笑)が...

 

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2010.11.05

JAXA:宇宙航空研究開発機構

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月中旬からスウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所の博士課程の大学院生のMikael Mattssonさんが来ていましたが、先週、帰国しました。10日ほどでしたが、スポ健の大学院生たちととても楽しくすごしたみたいで、みんな、マイケルが帰ってしまうのを寂しがっていました。最後に田畑学部長と院生の仲間たちと記念写真を取りました(写真)。夜には、田畑学部長をはじめ、【真】先生、【Hassy】先生、大学院生のみんなで送別会を開きました!!短い間でしたが、大学院生にとっていい経験になりました!

  

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   【Moto】は本日、茨城県つくば市にあります、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に来ております(写真)。宇宙飛行士は宇宙に滞在している間に無重力の生活を長期間送るために、骨量が減ったり、心臓など循環器系機能が低下するそうです。その予防のために事前のトレーニングが重要なのですが、どんな運動がいいのか?ということが課題となっているそうです。JAXAの研究員である松尾知明先生はそんな課題に取り組んでいる1人ですが、【Moto】も運動と心臓に関する研究を行っているため、松尾先生の研究のお手伝いをして、少しでも宇宙航空研究に貢献できればと思っています!!そして、是非、スポ健の学生の中から宇宙飛行士が生まれればと期待しています!

 

by Moto 

 

 

 

2010.11.04

Rits Super Science Fair 2010

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今、立命館大学びわこくさつキャンパスのエッポク立命21の建物を中心に、海外、国内の高校生があつまって、サイエンスについての学びを深めています。今週の水曜日午後には、スポーツ健康科学部のインテグレーション・コアを会場として、スポーツ健康科学の学びについてのセッションもありました。先生方、院生さんが英語で、施設、研究内容を紹介していました。

今回の参加者から、本学部の学びに興味をもって、将来、入学してくれるのを楽しみにしています。

 

https://www.ritsumei.ac.jp/fkc/html/news/101104.html

 

【忠】

 

 

 

2010.11.03

晴れるといいね。

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明日は、文化の日。一般的には、「祝日」であるが、立命館では、「授業日」、である。4月に紹介したが、「祝日」は、講義日と余り関係がない。

 

 11月6日(土)と7日(日)はびわこ・くさつキャンパスで、11月13日(土)と14日(日)は、衣笠キャンパスで、立命館大学の学園祭が催される。

学園祭は、私時間が学生の頃は、とても楽しかった。

大学卒業後、勤務校で、学園祭に参加することがなく、これまで過ごしてきた。

「学園祭データブック2010」を見ると、楽しそうである。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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昔、ニュージーランドを訪問し、クライストチャーチに宿泊した時に、オタゴ大学の先生と一緒になった。

もちろん、通りすがりの宿泊客同士。

 

で、「なんでクライストチャーチにいるの?」と聞いたら、その人は、「今、オタゴ大学では、学園祭をやっていて、うるさくって仕方がないから、こっちに逃げてきた」と言っていた。

 

その時は、どこでも同じだなあと思った。

 

今回は、学園祭当日に、BKCに来る予定があるので、ちょっと覗いてみようかな、と思っている。

 

 

立命の学園祭って、どんな感じなのかねぇ。楽しみである。

【 智 】(20101102 「立命館大学学園祭データブック2010,立命館大学学園祭実行委員会,2010,p.表紙頁、p.18から引用)

 

 

 

2010.11.02

サローネ・デル・グスト 。

 <RecO 便り29 イタリア編 >
 先月末、イタリアのトリノで行われた「サローネ・デル・グスト」に行ってきました。ピエモンテ州のブラで誕生し、現在では世界規模の食の運動となっている「スローフード」の哲学を普及する事を目的とした、隔年開催される国際食品見本市です。今年で8回目となりました。それと共に、様々な地球の食卓、風土、食品生産の保護探求の取り組みを紹介する「テッラ・マードレ」も同時開催されました


 サローネ・デル・グストの様子です。まず、その規模と活気に圧倒されました。

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周辺の道路は渋滞し、駐車場を探すのも大変。会場は、元自動車工場という大きな建物。
 建物内では、イタリアの州ごとにブロック分けされて、各地方のショップやメーカーのブースが並び、野菜、サラミ、ハム、果物、ワイン、ビール、バルサミコ酢など、各州の特産品が展示され、試飲試食、即売されています。
 
各ブースのスタッフの人たちは、とてもフレンドリーかつ気前がよく、特産物を売りたいというより、自分たちの取り組みや育て上げた食べ物を、しっかり知ってほしい、というスタンスのように感じました。

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会場のあちこちで、子供たちを対象とした食育セミナーが開催されました。とても興味深いものがたくさんありました!


 例えばこれはCOOPのブースでの食育セミナー先生が食材に関するクイズを出し、正解するとその食材をもらえます。

 いくつかの食材がそろったところで、それらを使ったメニューを考え、実際に料理します。クイズに取り組む子供達の熱気、真剣さに感動しました。
 
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一方、こちらはピエモンテ州の主催した食育風景。ピエモンテ州では農場や生産者を訪問しての食育を展開していて(教育媒体も作成)、その様子を放映すると共に、そこで行われている食育の模擬授業を会場にいつ子供たちを対象に行っていました。

実際の食材を触ったり、臭いをかいだりしながら、感じたことを自由に子供達同志でがディスカッションをしていました。

 
 両方とも、今後RecOのプログラムに活かしたいエッセンスをたくさん含んでいるセミナーでした。

 広大な建物の中には、どこも食べ物の楽しさが満ちあふれていました。
 おいしい食べ物は、世界から人を集め、そしてその人たちを笑顔にする力があることを改めて実感しました。【abc.】
 
 
 
 
 

2010.11.01

測定会

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左:骨密度測定

右:筋力測定

 

 

20101101-3.JPG今日は,グンゼスポーツクラブ南草津店の会員さんを招いての測定会を催しました.スポーツ健康科学部の学生の中には将来,スポーツ産業,フィットネス業界で働くことを考えている学生も多く,その大半は,健康運動指導士の資格取得を目指しています.資格認定を受けるためには,学部での授業をしっかり学ぶだけでなく,実習先(フィットネスクラブ)へ出向いての実地研修を受ける必要があります.その受け入れ先に,グンゼスポーツクラブの南草津店はなって頂いております.この実習の受け入れ以外にも,教育面,研究面さらには地域貢献でコラボレーションを深めることをお互いに確認し進めています.今回の測定会はその一貫として実施しました.

上:超音波エコーによる筋肉の厚さ,脂肪の厚さの計測

下:お互いのデータを比較しながらディスカッション

 

20101101-4.JPG  15名の会員さんにご参加頂きましたが,みなさん日頃の運動成果が如実に表れており,同世代ならびに若者世代と比較して,筋力・形態ともに優れている方がほとんどでした.今後とも定期的な運動実践を継続してもらい,次回の測定会にて,運動の効果を確認させてもらいたいです.ご参加頂いたグンゼスポーツクラブの皆さんご苦労様でした.

 

 健康を維持・増進される方々のデータについては,今後,多くの対象の方にご参加頂けるように検討しています.草津市,滋賀県,そして日本を元気にさせるのが,我々の使命でもあります.学部・研究科の総力を挙げて取り組んで参ります.

 

【忠】

 

 

 

2010.10.31

Future Campus が、さらにリニューアルされました!

秋もますます深まってきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

先日、Future Campus がリニューアルされました!
以前のブログでお伝えしていたように、
「スポ健学生の一日」のムービーがアップされました。
(画面、左下の画面をクリック下さい)

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登校時から、授業風景、課外活動、学内風景など、
色々なシーンが見られますので、実際に、
学生がどんな生活を過ごしているのかが分かります。
ぜひチェックして下さい!

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
             敦

追伸
今日31日は、Halloween ですね。
私も、研究室の扉に、カボチャ顔の入れ物を吊って、
来た学生と、お菓子を食べていました。

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2010.10.30

日本スポーツマネジメント学会に参加して...

日本スポーツマネジメント学会第3回大会が横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。
学会は、今日と明日の2日間の日程で開催されますが、初日のプログラムは、「神奈川スポーツサミット2010:プロ・行政・産業・地域・大学の連携で神奈川のスポーツが変わる」と題し、そうそうたるメンバーで盛大に開催されました。

 

"そうそうたるメンバー"...

基調講演では、サッカー日本代表チーム前監督である岡田武史さんで、「揺るぎないチームづくり・人づくり」というテーマで講演をなされました。

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岡田さんは、W杯サッカー南アフリカ大会での自身の体験を、数々のエピソードとともにお話しされたのですが、その中でも印象に残った2つを以下に記します。


1つめは、「決断と覚悟」...。
オリンピックのオーバーエイジ枠を断ってまで今回のW杯に全てをかけていたゴールキーパーの楢崎選手、同様に海外チームから移籍し、横浜Fマリノスに復帰した中村選手、これまで日本代表チームのキャプテンを務め、選手を牽引し続けてきた中沢選手...

 

チームのパフォーマンスを最高に高めるためには、楢崎選手と中村選手は、レギュラー選手として使うことができない、また同年代のそのような姿を目の当たりにして、中沢選手が難しい立場に立たされることから、キャプテンを彼から変えざるを得ない...


そのような立場に立たされる選手たちに「情念」を排除し、決断を下すためには、「覚悟」が必要であり、人々の成功の上には、多くの人々の犠牲の上に成り立っているということ...

つまり、監督という立場に立つ限りは、決断をしなければならないし、決断をするということは、何かを捨てるという行為がともなうため、その覚悟が必要である...そして戦う場面において、監督がすべきことは、チームとしての緊張感を保ち、掲げた目標に対して、メンバー全員が"本気に"チャレンジするという状態をつくる...そのためには、個々人の選手が自ら判断を下し、自らの責任においてリスクを負うという覚悟が必要である...そんなお話をされました。

 

岡田さんは、楢崎選手、中村選手、そして中沢選手は、自ら立たされた環境、立場を理解し、チームが掲げた目標達成のために、チームで最善の行動を尽くしたとお話しされていました。


もう1つは、「人間の家畜化」...。

岡田さんは、30年以上も環境問題に携わっておられ、北海道の倉本聰さんがお持ちになっている環境教育施設では、カウンセラーを務めてらっしゃるということでした。地球誕生から46億年が経過していますが、それを460mの距離に現し、子どもたちに、地球の歩みについて、お話しされるということでした。

 

通常、文化は、豊かさと比例し、国力の高さがスポーツや音楽といった文学を醸成する...これは本当なのか...。日本人は、「便利・安全・快適」を手に入れてどうなったのか?アフリカでは、飢餓で年間5万人もの方々が尊い命を失っている一方で、日本は、年間3万人もの人たちが自ら命を絶っている...。これが豊かな国の行く末なのか?

 

岡田さんが子どもたちに教えてらっしゃる環境教育は、「エコロジー」に主眼があるのではなく、「変化する様々な環境に対して、適応する人間をつくる」...という点にあるということでした。

 

 

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その他、基調講演で、林文子横浜市長が、シンポジウムでは、横浜マリノスの代表取締役社長の嘉悦氏、球団買収問題でマスコミを賑わせた横浜ベイスターズの代表取締役社長の加地氏、そしてスポーツツーリズムで官民一体となったまちづくりをめざそうとしている静岡県伊豆市の菊地市長らが登壇されました...

 

 

 

 

夜の「情報交換会」で力尽きた私の報告は、ここまで...

 

 

 

2010.10.29

身体活動は重要!

 今週から急激に寒くなりました、風邪をひいているヒトもたくさん見かけます。くれぐれも気を付けましょう!

 先週末、スポ健で国際シンポジウムが開催されました!【仁】先生や【忠】先生のブログに詳細が書かれていますが、そうそうたるメンバーでのシンポジウムでした。我らのスポ健学部長の田畑先生も従来から取り組んでいる運動と糖代謝に関する研究から立命館大学で取り組もうとしている研究内容をご紹介していただきました(写真)。

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 また、世界保健機関(WHO)のエンゲルスマン先生のお話は非常に【Moto】も勉強になりました(写真:下)。

 エンゲルスマン先生のお話の中で世界中の人たちの死亡原因は、高血圧が1位だそうです。日本でも高血圧患者さんはもっとも多い病気の1つだといわれています。高血圧は動脈硬化や心臓病の原因にもなり得るので、予防が重要です。

 また、他の死亡原因で注目したのが、「不活動」、つまり運動してないことが、なんと4位でした!!しかも肥満よりも順位が高く、如何に運動しておくことが健康寿命の延伸につながるのか、ということが分かります。 

WHO.JPGスポ健では、どうして運動はからだにいいのか?どんな運動がいいのか?という疑問点を少しでも答えられるよう研究していきたいと再認した週でした。

by Moto

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.10.28

学生が企画するイベント

1回生のビッグ・イベント、ゼミナール大会に向けて本格始動の時期になりました。

おもしろい展開をみせるグループがたくさん出てきているようです。こういうイベントを通じて、設定したテーマに近い先生のところに出かけていくグループも少しずつ増えているようで、いろんな楽しみが生まれてきています。

来週末は、このキャンパスでも立命館大学大学祭(BKC祭典)があり、その準備にも励んでいるようです。

 

さて、アイコアに通う学生の中には、教職を目指す学生もいます。前任校にも、同じように、将来の教師を夢見ている学生がいます。その科目の1つに「総合演習」があります。

"我が国の社会全体に関わるテーマについて、教員を志願する者の理解を深めその視野を広げる。

これら諸課題に係る内容に関し適切に指導することができるようにする"ための授業科目です。指導案や教材を試行的に作成したり、模擬授業を実施する時間を取り入れながら進めています。

 

前回は、この趣旨に(できるだけ)沿った素材を集めてその活用法を考え、半分を学生役(私たち3名の授業担当教員は学生役)に、半分を教師役見立てて模擬授業を行うという時間でした。

今年度の受講生は、改修工事が終わったばかりの地域遺産「登呂遺跡」を通して、静岡・日本の歴史を再認識するというもの。企画・授業指導案を設計する段階で、教員役のはずなのに学生の立場に戻って頼ってきたり、課外授業に係る手続き等が不十分だったりといろんなことが、メーリングリストで賑やかにやりとりされました。

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が、当日は、数日前までのやりとりとは違って、しっかりと教師の立場での企画と模擬授業が展開されました。生徒役の私にとっては、学びも楽しみもある内容でした。次回は、ディスカッションをしながら、この活動後の授業展開や生徒の視野を広げる学習支援の在り方を考えていきます。

 

ゼミナール大会に向けた準備でも同じですが、「子どもはみな魔法使い」と思わせられる瞬間があります。こちらが刺激をもらい楽しませてもらうためにも、学生の不思議な力を潰さないようにせねば!と改めて思います。

【ippo】

 

↑ この日1番盛り上がった火起こし場面。思いがけず、お互いの協力が必要な作業だとみんなで納得してしまいました。協力した結果、肝心の火は・・・!