[ 2025年06月 ] の記事一覧

2017.12.07

先週1週間

こんにちは、shinoです。

今週は寒かったですね。
雪が降るという予報も出ていましたので、心配していましたが、
今のところは大丈夫でしたね。

スポ健では、今週から4回生の卒業論文提出が始まりました。
来週の木曜日が最終なので、私のゼミ生も、今、まさに頑張っています。

できるだけ良いものに仕上げて欲しいと思うので、
我々教員も添削に追われ、かなり寝不足の毎日を過ごしています。

4年間の学びの集大成を見せることができる物なので、
あきらめず頑張って欲しいです。
きっと、いい論文になると思います。


先週は、月曜から整形外科の国際学会に参加していました。
行き先は、南アフリカのケープタウンでした。

今まで、多くの国際学会に参加していますが、
タイミングが合わず、アフリカに行くのは初めてでした。

南アフリカは、ラグビーやサッカーのワールドカップが開催されていますが、
その時にテレビや雑誌で、さんざん南アフリカの紹介がされていたのを
目にすることがあったと思います。

その時は、『南アフリカは治安が悪い』という印象が強く残っていました。
なので、いつもは何もせずに国際学会に向かうのですが、
今回は、相当警戒し、いろいろな情報を集めた上で、出発しました。

ですが、ケープタウンは、そんなに治安が悪い雰囲気は無く、
ヨーロッパの街に近い感じで、少し拍子抜けしました。




でも、やっぱり裏通りは危ないようで、
行かない方がいいと、現地の人には教えてもらいました。

南アフリカは首都ヨハネスブルグの治安が悪いらしいです。
現地の人もヨハネスブルグには行かないと言ってました。

日程の関係上、2日の滞在だったのですが、
大きなトラブルは無く、無事に帰って来ました。
ほとんど飛行機に乗っていた感じです。

帰ってきた日は、ちょうど日曜の朝だったので、
そのまま万博記念競技場へ直行し、
パンサーズの試合を観に行きました。




皆さんご存じのとおり、残念な結果となってしまいましたが、
よく頑張っていたと思います。
負傷者も少し出てましたが、大丈夫だったでしょうか・・・

寒い中、たくさんの応援も来てくれてました。

来年また頑張って下さい。

2017.12.06

スペインの冬到来

今日のブログ表紙の写真のような色合いが、しっくりとくるような季節になりました。
先日、ここに滞在してほぼ初めてまとまった雨が朝から降りました。スペイン・バレンシアはあたたかいイメージが強かったのですが、その日以降、朝晩はしっかりと冷え込むようになりました。この時期の体感は、滋賀の感じに似ています。

ただ、レジデンスのエアコンは暑さがおさまった時期から休眠状態で、「今日つかなければお願いしに行こう!」と思ったその日に、ようやくあったかい部屋づくりに協力してくれるようになりました。エアコンが入るのは遅いよ、という話は聞いていたので免疫はあったのですが…。オランダやロシアの気候を耳にすると、まだマシかもと思ったりもしながら。
先日のBlack Fridayではダウンジャケットに手を伸ばしたので、棲み処とオフィスの行き来も比較的平和になったところです。

(毎朝、コーヒーを囲んであたたまりつつ、スペインでの語りは続きます。)

滋賀のこの時期からの寒さは格別ですが、4回生はとくに、卒論提出を提出した後も体調をくずさず過ごしてほしいものです。

ippo

2017.12.05

体育授業実践

 昨日の雨の後、グッと気温が下がってきました。南草津駅で電車を待っていると、琵琶湖を渡って吹く風が一段と冷たくなってきましたね。
 先日、家族を連れてインフルエンザの予防接種の為に病院に行きましたが、「ワクチンが不足」しているため予防接種が受けられませんでした。とりあえず帰宅後は、うがい手洗いをしっかりとしましょう。

 先週の水曜日、先日訪問させて頂いた大阪府の小学校の体育授業と研究協議会に参加しました。
 小学校6年生の器械運動(跳び箱)の授業実践では、色々と工夫された練習の場が設定されており、児童が自分の課題に応じた場所で練習が出来るようになっていました。


 また、掲示物を有効に使って「技のポイント」の説明があり、友だちの技を見る際の評価の視点が明確にされていました。授業中、友だち同士の教え合いの場面が多く見られ、練習を通じて課題が改善していく様子を見る事が出来ました。

 スポ健3回生の(教)保健体育科授業演習でも、受講生が頑張って体育指導に取り組んでいます。今週は「球技領域:ゴール型(サッカー)」の指導が行われました。球技では、「ボールを持っている者」と「ボールを持っていない者」を分けて動きを指導する事とされていますが、今回の授業では、「空いた空間に走り込む」動きを理解する事を目標として授業が展開され、ボールを持っていない者が空いた空間に走り込み、その動きを予測して正確にパスをする練習を行いました。

 教材や練習場所の設定、学習カードも工夫されていて、良い授業だったと思います。

 体育授業を通じて何を思考し、どのような場面でどのように判断し、仲間とコミニケションをとりながら戦術を表現していく。学習者にとって有意義な「学び」のある授業を展開していけるように頑張りましょう。

【司】

2017.12.04

卒業生の活躍

 先々週の土曜日に、BKCの正門近くにできた、スポーツ健康コモンズの前の広場で、楽しそうに親子連れが運動していました。音楽をかけながら、真ん中で、インストラクターが、子どもたちを上手に運動させていて、非常に微笑ましく感じて、写真をとりました。
 

 近づいて、誰が指導しているのかな?とみてみると、卒業生の知佳さんでした!

   

 本当に、上手にインストラクションしていて、こどもたちが弾むように、生き生きと活動していました。ゼミで就職のことを話してくれたとき、「将来は地域の子どもたちに楽しく運動ができるようにして、こどもたち、地域を元気にしたいです!」、と語っていたのを思い出しました。

 まさに、思い描いたことを実現して、キャリアを積んでくれているのを教員として本当に嬉しく感じました。このような感激を頂けるのも教員冥利に尽きる話です。

 知佳さんは、普段、スポーツ健康コモンズで業務しています。管理運営業務のほかに、運動指導もしていて、今後は、今回のような親子、こども向けプログラムの指導もします。

 是非、教職員の皆さん、地域の皆さん、スポーツ健康コモンズをご利用下さい。
 Facebook で検索してみてください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週、火曜日、12月5日 14:30-18:30
第9回立命館地球環境委員会のシンポジウムが開催されます。どなたでも参加自由(無料)です。
ぜひ、お越し下さい。
詳細は下記の通りです。COIの取り組みを話させてもらいます。
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=357159
【忠】

2017.12.03

ロビン・フッド

今週はノッティンガムで開催されていたBASES(The British Association of Sport and Exercise Sciences)カンファレンスに参加してきました。

ノッティンガムはイギリス中部にある街で、イメージしていたよりもずっと小さく静かな街並みでした。かの有名なロビン・フッド伝説でも有名な街です。

BASESのカンファレンスは、通常スポーツ科学(運動生理学やスポーツバイオメカニクス)が中心の学会のようですが、今年はFEPSAC(European Federation of Sport Psychology)と合同で開催されたため、トレーニング科学の中でも、スポーツ心理学に関連したトピックの発表が目に付きました。

スポーツ心理学のセッションでは、リオオリンピックでの選手に対する心理サポートの逸話や選手帯同における苦労話など、スポーツ指導の関係者はメモを取りながら熱心に聴き入っていました。

運動生理学の分野は発表のトピックがとても幅広く、アスリートに対するトレーニング方法の検討から一般の中高齢者に対するダイエット目的の運動処方の検討まで様々で、何を見に行くべきか迷うくらいでした。



本学会では研究室の博士後期課程のとりっぴー君が小学生の疾走能力を身体組成や力学的観点から調査した結果をポスター発表しました。また、学会会場では現在ドイツに学外研究中のO塚先生にもお会いすることができました。
この学会でも立命館大学の名を知らしめた(?)ことと思います。

学会会場となっているカンファレンスセンターはノッティンガム大学の中にあります。ノッティンガム大は敷地がものすごく広くて、移動が大変でした。ノッティンガム大学は1881年にノッティンガム市内で初の市民大学として始まった由緒ある大学のようです。建築物も歴史を感じる佇まいで、ゆっくりとした時の流れを感じながらも厳かな雰囲気を感じる素敵なキャンパスでした。

学会2日目が終わったので、これから電車に乗ってバーミンガムに移動します。

satoshi

2017.12.02

この瞬間!ズポーツ観戦の醍醐味

 先週末3日間スポーツ心理学会が大商大でありました。本当に若い研究者が多く、斯界の興隆、発展に納得するものがありました。本学関係者達の発表も5題あり、立命館いい研究をやられてますね、と何人かから声をかけられました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、いわゆるメンタルトレーニングに関する研究が多い中、脳波等の生理学的指標も取り入れた混合的研究法?についても注目され、最終日には早稲田大学の先生から「30年前に細々と続けてきた研究が、質的、量的にもここまで来ましたね。立命館とともにリードしましょう」と言われました。

 この日の午後、ラグビーの対関西学院戦の応援に行きました。インカレ出場がかかった大一番。多くのOBや関係者と共に試合展開に一喜一憂していましたが、後半戦の同点で迎えたロスタイムでの展開(ペナルティ.キック)には、本学関係者の祈るような念いが通じたような見事なゴールでした。

スポーツは感動と勇気と希望を与えてくれると言われていますが、それを実感した瞬間でもありました。このゴールを失敗したら、インカレ出場は無いといった危機的な状況の中で、キッカーに担わされた期待の重さ、プレッシャーはいか程であったか。よく修羅場経験の重要性といったことも言われますが、このような厳しい状況?の中でのプレー経験からこそ、新たな自信も希望も実力も育っていくのでは・・・等々、感激の嬉し涙のつたわる顔を手で拭うこともせず握手し合うOBの方達に囲まれ、スポーツの心理でなく真理について納得しました。(老ブロガー・ハル)

4回生の卒論提出締切までいよいよ2週間となり、ゼミの雰囲気もすっかり変わり、緊張感に満ちています。以下に、ゼミ生の進捗状況と心境を紹介します。

『私は今まで関わってきたソフトテニスの動機づけについてのテーマを設定し論文を書き進めています。今までやったことのなかった分析や解析に苦しみ、院生の助言や周りの学生同士で得た知識を共有しながら頑張っているのでゼミ内の絆も非常に深まっています。1回生からこのような生活を送ったら今頃は・・・の思いもありますが、大学生活も残りわずか。悔いのない学生生活にしたいと思います』

2017.12.01

拝啓 師走の候

お疲れ様です。Hitomiです。

先日そろそろ帰ろうかとエレベーターを待つためにぼんやりと廊下に立っていたところ、ものすごいスピードで歩いてきたJin先生が「あっ、sgur先生、お疲れ様でーーす!!!」とにこやかに叫びながら(※Jin先生内比では通常音量)、一切スピードを緩めることなく、すごい勢いでエレベーター裏の階段を下っていきました。
返事を…と思った時にはすでにお姿はなく、ダッダッダッダッダッ…と小さくなっていく靴音の中で、一人目をパチパチしながら思わず「し、師走…」と口走りましたが、年末が近づき、どの先生もお忙しい毎日を過ごしていらっしゃるようです。


※現場。ちなみに師とはお坊さんのことらしいですね。

私の受け持っている授業も、色々とゴールが見えてきました。
基礎演習は今週水曜に論文の提出を終え、一息つく間もないまま、分科会用のプレゼンテーションの作成に入っています。
分析をどこまでさせるかが悩みどころで、たとえば「男女差が~」とか「○○の前後で~」と言われると反射的にT検定をさせたくなってしまいますが、統計的検定の意味も分からないままp値を見て有意と言わせていいものなのかどうか…、それとも、分からないままでもやらせて、後で理解を促すべきなのか…、う~ん、どちらがいいんでしょうね?
とりあえず、1回生の段階で研究をさせるというカリキュラムを組んでいる以上、後者の立場をとっているのだろうと勝手に解釈して、うちのクラスは統計的検定のできるデータは検定するように勧めています。
また分科会の様子もブログで紹介します。

Hitomi

P.S. iPhone Xが来ましたー!!
手に持った瞬間の感想は、やっぱり「画面が大きい!」、あと「意外と重い!」の2つでした。
ホームボタンがなくなって使いにくくなったということを聞いていたので心配していたのですが、私はすぐ慣れました(別に器用ぶっているとかではなく)。
Face ID(顔認証)も便利です。もともと私はなぜか指紋認証と相性が悪く、パスコードを入れてロックを解除するのが普通になっていたので、画面を見た瞬間にロックが外れるのはとても楽チンです。とりあえず高い買い物をした甲斐があったかな。
あえて文句を言うなら寝起きに認識されなかったことだけショックでした(笑)


P.S.2 どんなマニアックなジョジョネタでも必ず反応してくださる心強きハーミット・パープル先生…おめでとうございます!全力でファンファーレ吹いてます。



2017.11.30

もう冬ですね。

こんにちは、shinoです。

寒いですね、明日より12月です。
もう冬ですね。

お正月はスポーツの大会がたくさん開催されます。
どのスポーツも楽しみにしているのですが、

ラグビーは、高校選手権大会が、12月末から、
大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催されます。

私は、毎年、医務医員(大会ドクター)として、参加しているのですが、
その前に地方予選会があります。

先日、その地方予選会に、大会ドクターとして出務してきました。

奈良県の予選会で、会場は天理市のラグビー競技場です。

その日はいい天気で、陽が照っているところは、ポカポカと気持ちよく、
芝の観客席には、たくさんの高校生が、チームの応援に来ていました。





奈良県は、高校選手権大会で、毎年結構、勝ち進むのですが、
地方予選会に出てくるチームは10校にも満たないです。

さらに、ここ数年は、他の地方でも同じように、1つの学校では、
試合に参加できるぐらいの部員数がいないところも多く、

そのような学校は、いくつかの高校が集まって合同チームを作り、
その合同チームで予選会に出場してきます。

合同チームは、他の学校と比べると、練習時間もあまり確保できないと思いますし、
普段一緒にいるわけでなないので、なかなかチームとしてまとまるのは、大変だと思います。

勝ち進むのは、正直難しいのですが、それでもみんな一生懸命プレーしていました。



全部で3試合あったのですが、
今回も大きな怪我は出ず、無事に終了しました。

今年の年末年始も、高校選手権大会にドクターとして花園ラグビー場に行く予定です。

高校ラグビーも観ていてかなり面白いと思うので、
お時間のある方は、足を運んでください。

トップチームだけでなく、中学、高校からしっかりサポートし、
ラグビーがしっかり盛り上がるように努めていきたいと思います。

2017.11.29

一日しか時間がなければ何を見る?

「もしマドリッドに滞在して、一日しか時間がなければここを見るべし」と言われる街、トレド。
週末、まさに1日あるかないかという持ち時間でしたので、この言葉どおり、トレドに行きました。説明によると、首都がマドリッドに移るまではこの街が中心で、ユダヤ・キリスト・イスラムの3つの文化は欠かせない場所とのこと。今では、その栄華を誇った古い中世の時代から時間が止まったかのような雰囲気を漂わせる空間でした。


この土地にあるスペイン・カトリックの総本山、カテドラルはかなり尖がった形です。修復している間にオリジナルのゴシック様式はなくなったらしいのですが、この建築様式の形や用いられている技術で、ステンドグラスの発展につながった等々、その当時の発展・後世に伝える迫力が伝わる納得の立ち姿です。

皆さんは何を残して、後世の人は何を残すのでしょうか。原型はたとえ失せても、残るものは何だと思いますか……?そんなことを考えた場所でした。

ippo

2017.11.28

教職の授業

 11月中旬寒波も幾分和らぎ、少し暖かく過ごしやすい日々が続いています。
 学園祭も終わり、学年末に向けて勉学に勤しむ日々が続くのでしょう。4回生は卒論の追い込みで忙しい日々を過ごしている事と思いますが、体調管理には気を付けて悔いの残らない論文を仕上げて下さい。

 後期セメスターも終盤に入り、講義もまとめの段階に入ってきましたね。

 教職を取っている3回生対象の(教)保健体育科授業研究でも、後半の模擬授業が行われています。
 「学習目標」「学習の流れ」「学習の約束(決まり)」を提示し、学習者の「学び」がスムーズに進行する指導者の指示などが自然に出来るようになりました。また、学習目標を達成するためにどの様な教材を用い、どのように展開すれば効果的かを考える学生も増えてきました。


 (教)保健体育科授業演習では、授業実践のレベルの向上が見られるようになりました。最も嬉しく感じたのは、受講者の「授業を省察する眼」が成長してきたことが実感できるようになったことです。
 頼もしい限りです。
 後数回の授業となりましたが、最後まで頑張って取り組みましょうね。

【司】