[ 2025年06月 ] の記事一覧

2017.10.08

スポーツクライミング

先日、人生で初めてスポーツクライミングに挑戦しました。

スポーツクライミングは東京オリンピックの競技の一つでもあります。
日本人選手の活躍も期待されているそうです。
https://tokyo2020.jp/jp/games/sport/olympic/sport-climbing/

個人的にはスポーツクライミングの中でも、5メートル程度の壁に設定されたコースを上る”ボルダリング”に興味がありました。
コペンハーゲンにあるBlocs&Wallsは北欧最大のボルダリングジムがあることを事前に知っていたのですが、なかなか行くチャンスがなく、そのままになっていました。

今日こそは、と決心し、デンマーク語のホームページから(グーグル翻訳の力を借りて)初心者用のコースを予約。
インストラクターがクライミングの基本を教えてくれる、という初回コースです。
http://www.blocs-walls.dk

自転車で現地にいくと、インストラクター(Michael)が迎えてくれて、クライミング用のシューズを借ります。
同じ講座を受講するデンマーク人女性2人も初めてのクライミングということで、少し安心です。

基本的な動作を教えてもらって、先ずはボルダリングに挑戦です。

僕に気を遣ってくれて、インストラクターは最初のウォームアップから安全確保の説明まで、全て英語でしてくれました。
一緒に参加している他のお客さんがデンマーク人だったので、特に英語での会話に切り替えるのも違和感がないようで、にこやかに英語でのレッスン進行に同意してくれました。


まずボルダリング。
同じ色のブロックを辿りながら登っていきます。最初は調子に乗ってどんどん登ってましたが、手の力に頼って登りすぎたのか、途中から手の力が入らなくなりブロックをしっかり掴むことが難しくなってきました。
クライミングのトップ選手は一般人と比較して、指と肩甲帯の筋力が特に強いそうです。
インストラクター曰く、「手の力に頼らず、手は体の位置を制御するだけで、基本的には足の力で登るのが望ましい」とのことでした。なかなか難しい。。
次にどのブロックに手足を延ばして上手く上っていくかは事前に戦略が必要で、かなりの集中力も求められます。




後半はリードに繋がっているハーネスをつけて、15メートル級の高い壁に登ります。インストラクターが落下しないようにロープを握っているので、落下する心配はないものの、もう後半はほとんど手の力が残っておらず、途中で何回も落下しかけました。。でも、インストラクターのおかげで何とか登り切れた時は嬉しかった(笑)



翌日(というか数日間)は腕と足が激しい筋肉痛に見舞われましたで。。運動中は息も切れるくらい心肺機能も刺激するので、健康増進の観点からもとても良い運動だと感じました。



また挑戦したいと思います。


satoshi

2017.10.07

心の中はすでに晩秋か?

 今日(104日)は中秋の名月。この日、住んでいる奈良では、猿沢池の西側にある采女神社の例祭が催されます。この神社は、奈良時代、帝に仕えた采女(うぬめ、後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝の寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したその霊を慰めるために建てられた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした(大和物語)とされているせいもありますが、神社そのものはうっかりすると見過ごしてしまう程の小さな社ですが、今ではすっかり観光化された采女祭りは、市中の花扇奉納行列後、夜には雅楽の演奏の流れる中、猿沢の池に浮かべた2隻の管絃船(龍頭・鷁首)に乗ったうぬめ役の女性が身代わりの花扇を池に投じて、入水したうぬめの霊を慰める行事となっています。

まさに秋の到来を告げる行事ではありますが、学生にとっては卒論作成に向け、一段と拍車がかかる頃でもあり、また日の短さとともに焦りを感じ、学生一人一人の取り組む姿勢・態度など性格がよくわかる頃でもありますし、焦っているのは学生だけでなく教員も同じ?ではないかと思っています。以下に学生の心境を語ってもらいました。

4回生の福永智大です。私は今『運動学習におけるフィードバックの内容の違いがパフォーマンスに与える影響』(仮)についての卒業論文を書いています。

周りの友人は夏休み前から実験をしていましたが、「まだやらなくていいだろう」と高をくくっていました。夏休み前から取り掛かる予定であったのにも関わらず、学生生活最後の夏休みということもあり、遊びとバイトに費やしてしまい、気が付くと卒業論文に全く手をつけていませんでした(でも後悔は・・・していません・・・それなりに意味があった)。9月に入り非常に焦りを感じた私は、連日休むことなく30人の被験者を集め、つい最近実験が無事に終わり、今はデータ処理に追われています。パソコンに疎い私は、データ処理に苦難を極めていますが、佐久間先生にアドバイスを頂き、統計学の書籍を読むなどして、なんとかやっている状況です。

ゼミ生とは論文の進捗状況について牽制し合うのではなく、助け合い協力して卒論を進めていきたいと思います。9月末の時点で0文字だった男子大学生が2ヶ月で20000文字書いて無事卒業する話、ビリギャル!を凌ぐ私にご期待ください。」・・・・期待しています。(老ブロガー・ハル)

2017.10.06

行くぞ!!

お疲れ様です。購入予定の新しいタブレットパソコンを選ぶのが最近の気分転換、Hitomiです。

迷いますね。そんなにPCに詳しくないので毎回こういう時選ぶのに時間がかかります。

個人的に、タブレットと言えばSurfaceと iPadのイメージですが、メインPCがWindowsなので、やっぱりタブレットもOSは合わせたほうがいいかな。

ただ、以前Surfaceを使っていた時に、初期不良で1回交換し、さらにその後キーボードを2回壊す(それぞれShiftキー・Ctrlキーが取れるという死活問題)という、抜群の相性の悪さをみせたので若干トラウマがあります。(この話をするとだいたい「カバンにそのまま入れなければいいんじゃない…?」と言われます)

Let’s noteのXZシリーズもかなり気になっています。私は「丈夫だから」という理由でLet’s note派なのですが、Let’s noteは結構先生方の間でも人気が高いですよね。難点は…高いこと(笑)だからこそ買えるうちに…。

おすすめPCがあればご一報ください。まずはクレオテックのSさんに相談だー!

というわけで、今週も新しく始まった授業の様子をご紹介します。

まず、研究入門Ⅱ。こちらは、リサーチ・クエスチョンのたて方、論文の構成などこれから研究計画を立てていく上での基礎知識について、全体で説明がありました。



T彦先生がご登壇です。『仮説と予想は違う』というのはとても重要だし、適切な表現で「なるほど、そういう言い方をすればいいのか!」と腑に落ちました。今度、私もこっそり使わせてもらいます。

社会科学系の担当として私も少しお話しさせてもらいました。自然科学との違いを説明はしましたが、せっかく文理融合の学部ですので、自然科学/社会科学、文系/理系という枠にあまりこだわりすぎないようにして、まずは広い発想でテーマを考えてもらえたらいいなと思います。

余談ですが、約200名を前にして去年すっごく緊張した記憶があるんですが、今年は意外と落ち着いてできた気がします。馴れってすごい。やっぱり暴露療法って効果あるんだなぁ…と思いました。
(暴露療法…不安障害を改善するために行われる行動療法のひとつで、強い不安や恐怖を感じる刺激にあえて曝すことで刺激に慣れていく方法。中途半場にやるとむしろ悪化する危険もあるので注意。)

こちらは基礎演習Ⅱです。ゼミナール大会の準備がいよいよ始まったので論文ガイダンスです。Moto先生にご登壇いただきました。



すごく分かりやすい…。

こちらもちょっとだけ調査系論文の書き方について私も前に出て話したのですが、「全く専門知識がない対象に対して、専門的なことを説明する」のがいかに難しいことであるか実感しました。
自然と口から専門用語が出てくるんですが、喋りながら『あれ?これって1回生分かるのかな?』と不安になったりして、相手を考慮した説明の仕方について改めて考えさせられました。

そんなこんなで、今週は研究の基礎について、意外と普段考えてないことを改めて考えるいい機会だったな~と思います。

小集団科目、後期は前期といきなり雰囲気が変わって大変ですが、1回生も2回生も頑張ってください。

Hitomi

P.S.

Happy Birthday!!!




2017.10.05

運動フェスティバル2017

こんにちは、shinoです。

最近、朝晩がかなり涼しくなりましたね。
体調は崩してないでしょうか?
大学の授業も始まり、忙しい毎日だとは思いますが、
風邪などひかないように自己管理をしっかりしてくださいね。

先週の日曜日、BKCキャンパスで、『運動フェスティバル2017』というイベントが開催されました。
スポーツ健康コモンズを使って、運動したい人をサポートすることを目的として行われました。

ヨガやウォーキング、ダンス、ロコモ度テストなどなど、
学外の一般の人にもスポーツ健康コモンズを知っていただき、スポーツに親しんでもらうような
様々なスポーツのプログラムが組まれていまして、
子どもから高齢の方まで、誰でも気軽に参加できるようになっていました。




コモンズ前のスペースでも、地元の企業が多数出展していただいていたり、
屋外プログラムが行われていたりと、大変にぎやかでした。

私は、『ボディーカウンセリング』という
身体に関するいろいろな相談を行うプログラムを担当していました。

というのも、今年度前期より、
コモンズ内のリハビリ・カウンセリングルームで、
本学の学生アスリートを中心に、スポーツ傷害に関するカウンセリングを行っています。
という流れから、
この『運動フェスティバル2017』で『ボディーカウンセリング』を行うことになりました。

GATの学生たちも、スポーツ傷害に関係するポスターを作成し、当日も参加してくれていました。
彼らは、ポスターを観に来てくれた人に、詳しく、分かりやすく説明してくれていました。
助かりました。


私の『ボディーカウンセリング』はといいますと、
そんなに多くの人が来てくれたわけではないのですが、

『スポーツをしていますが、膝が痛いので、どうしたらいいですか?』
『下肢を鍛えるには、どんなトレーニングをしたらいいですか?』
『痩せるにはどんなトレーニングがいいですか?』

というような、
いろいろな相談を持ってきていただいたので、
皆さんに個別カウンセリングを行わせていただきました。

スポーツ健康コモンズを通した本学の取り組みを一般の人に理解していただくいい機会だと思います。

みなさんも是非ともコモンズをうまく使って、スポーツを楽しんでください。


最後に、カウンセリングルームですが、
後期からは本格運用となりまして、
火曜(10:00~12:00)と木曜(15:00~17:00)の週2回行っています。

診療所ではないので、治療を行うわけではありませんが、
スポーツ傷害で困っている本学の学生、職員は、誰でも相談に来ていただくことができます。

また、リハビリルームが併設され、ATCの方々も一緒に手伝ってもらっていますので、
必要があれば、トレーニングやリハビリを実際に教えてもらうことができます。

添付しているチラシのURLやQRコードを利用していただければ簡単に予約できます。
週2日で1日2時間、1人の予約枠が30分になっていますので、
1日の人数はそれほど多くありませんが、
スポーツ傷害で困っている方は相談に来て下さい。

いつでも見学もできますので、
スポーツ傷害のカウンセリングやリハビリテーションに興味のある方は、
一度覗いてみて、勉強していって下さい。



2017.10.04

街が息を吹き返す夜

ここスペインも、すっかり秋めいてきました。
【表紙の写真】は、カタルーニャの独立問題です。連日、新聞の表紙はこの内容ですし、一緒に食事をとっている人とも毎朝この話題になりますーデモクラシーとは何か、国家とは何か、平和とは…と。歴史的な背景もあって、私がこの問題を理解しきるには時間がかかりそうですが、そうも言っていられないほど、とてもとても重大な、歴史的な時期にあることだけは確かです。

さて、少し話題を変えて…。私が住んでいるあたりの朝は(8時ころはまだ)、ひ~っそりと静かな旧市街。ところが、時間が経つほど、とくに夜、週末になると「どうした?!」というくらい活気ある街に変わっていきます。細い道が多いのですが、その道にも、ちょっとしたスペースにもバル(の出張所)が登場します。
この写真は、夜の8時ころ(ちなみに9月中旬)です。外がこんなにも明るいせいか、この時間帯でも地図を見ながら観光続行中の人も多く見かけますし、のんびりコーヒーでも、という人も。憩いの場であり、社交の場でもあります。

夜の過ごし方はいろいろあるようで、下の写真は、私の家の近くの映画館も大繁盛の様子。中に入るだけでもワイワイと賑やかです。これでも結構なしゃべり声でしたが、(この後に比べれば)まだ静かな方でした…。

こうした夜の時間にハシゴしながら(?!)食べるもの、スペインとくれば思い浮かぶものの一つかもしれない「タパス」。タパ(スペイン語で、蓋)+ス(複数)。その昔、ワインに埃などが入らないように、パンなどで蓋をしていたのが、今の小皿料理・タパスになったとか(スペイン人は結構きれい好きかも、と思うことがしばしばあります)。
(ガッツリ系タパス)
(品よくちょい系タパス)

写真では、香りも味も、そして大きさも伝わりにくいのですが、上のタパスは大きく、安い!
下のタパスが来たときは、注文を間違ったかと思いました(3種類のタパスを注文したら、この小さめの一皿に盛り込まれて出てきました)。いろいろと " 異なる " スタイルの存在を実感して知ることが、その「土地に住む」ということのようです。

何よりも、ここバレンシアは、気候と食が人をつくっていると実感する街です。少し前には、バレンシア州の市町村の料理、文化を含んだ商業プロモーションとして、街中14か所を拠点に音楽・バンドとともに夜中までイベントが行われました。このようなときには特に、いつの間にか隣の人と会話が生まれることもあり、人と人との繋がりを大切に、しかもいち早く(ときには濃く)繋がっていく街の印象です。それだけに、どこにその繋がりを壊すような地雷があるのか…ちょっとコワくもありますが。それを知らずにいる今は、とにかくやさしい街・人たちとともにいます。

ippo

2017.10.03

京都散策2

 後期セメスターも始まり1週間が経過しました。一通り講義のオリエンテーションが終わり、講義の概要を把握された事と思います。春先の意欲が高い時期に多くの講義にエントリーをして、よく考えてみると時間と気持ちに余裕が無くなっている学生さんが、講義をキャンセルする場合が多いですね。人は「幾つになっても勉強は出来る」と言います。私もそうだとは思っていますが、勉強する環境が整っていて最も効率よく勉学に集中できる時期は、まさに「今でしょう」とも思っています。後期の授業にエントリーした学生さん最後まで頑張って下さい。
 一雨ごとに季節が進み、ずいぶんと涼しくなってきました。先週土日に夏用の布団をクリーニングして、毛布を出しました。季節の変わり目なので体調を崩さないようにしましょう。

 昨年京都に越してきて、近畿圏内の神社仏閣や城郭に行く事を目的としてバイク(250ccのスクーター)を購入しました。しかし、中々気持ちと時間の余裕が無くて、自宅駐輪場でシートがかかったままの状態です。50km程しか走行していないのでバッテリーが上がる事を気にしています。
そんな日曜日、気分転換のためバイクに乗り京都市内(桂川を北上して「嵐山」方面へ)を走ってみました。

 皇居の「二重橋」、岩国市の「錦帯橋」、長崎の「眼鏡橋」などと並び有名な「渡月橋」があります。秋の観光シーズンですね・・・橋の両端歩道は観光客の方々であふれかえり、一部車道を歩いている方もおり、路線バスや観光用の人力車が中々進めない状態でした。

 
 嵐山は紅葉で有名な観光スポットですが、まだ少し早いですね。山全体が広葉樹に覆われているので、色づいた様子は素晴らしいと思います。大学進学で関西以外から来ている学生さん、時間と気持ち(お金も)に余裕があれば、京都や大阪、奈良や滋賀の観光地へも足を伸ばしてみては如何でしょうか。私はまた紅葉の時期に訪れたいと思います。


【司】

2017.10.02

総長報告

素晴らしい天気がつづく、良い季節になりました。

○○の秋、といわれるのに相応しいです。是非、○○に、運動を加えていただけると幸いです。

さて、毎週水曜日の午後(夏季休暇中以外)は、常任理事会が開催され、学園の理事、役職者があつまり、学園における様々な課題を議論し方向性を決めていきます。この会議の冒頭に、「総長報告」として、各クラブの活躍を紹介するときがあります。前回の会議の冒頭に、大学院スポーツ健康科学研究科の『王子田 萌選手』が総長報告にて、インカレ優勝の紹介を受けました。
    

 そのあと、ご本人から、「恵まれた環境で競技に専念できることを学園関係者に感謝したい」との挨拶があり、総長から勉学にも打ち込み、かつ周りへの感謝のことばしっかり伝えられる素晴らしいアスリートである、というお褒めの言葉をもらっていました。学部・研究科の代表者としても非常に嬉しい気持ちにさせていただきました。(ちゃっかり、ツーショット写真も撮らせてもらいました。)
    

 インカレは9月初旬に行われました。暑い中での大会でしたが、
https://www.ritsumei.ac.jp/sports-culture/sports/topics/detail/?id=305

その直後に、松山で行われた日本体力医学会にも参加し、ポスターにて学会発表も行っていました。陸上ウエア、ビジネススーツともに、バッチリ似合う大学院生アスリートです。

 ご本人の努力が一番ですが、それを支えている指導者、仲間、家族、すべての力を大事にして成長していると感じています。これから修論のまとめがありますが、それもしっかりまとめた上で、社会人アスリートとしてもう一段上の高みを目指していく王子田さんを引き続き応援していきましょう。

 次は、「内閣総理大臣報告」を受ける可能性もありますので。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
    
 東京芸術大学で開催されている、「クローン文化財」展に、本学のCOI拠点の成果が活用されているので招待いただきました。詳しくは下記をご覧下さい。10月26日(木)まで開催中です。本物を超えるクローン文化財、というのがキャッチコピーです。来場者の感動と感激は相当なものでした。
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/09/20170925_01.html
【忠】

2017.10.01

ペーパーアイランド

コペンハーゲンにはペーパーアイランドと呼ばれるストリートフードを楽しめる観光スポットがあります。
ハーバーの真ん中に位置するロケーションからは、オペラハウスと劇場(Royal Playhouse)が一望できます。



デンマークと言えばスモー・ブロー(オープンサンド)やフリカデラ(豚肉と仔牛肉のハンバーグのようなミートボール)などいくつかの代表的な食べ物がありますが、ここではデンマーク料理だけでなく様々な国際的な料理を楽しむことができます。

コペンハーゲンは日本食や中華などのアジア料理はもちろん、イタリア、フランス、ドイツ料理など様々な国々の食事を楽しむことができる街です。
そんなコペンハーゲンを象徴するかのようなストリートフードがこのペーパーアイランドに集約されているといっても過言ではありません。

コペンハーゲンに来客が来たときに真っ先にお勧めする有名な観光スポットでもあります。
もともとは国が所有する土地(Procurement Association of the Danish Press)で印刷に利用する紙の倉庫だったそうです(paper islandの由来ですね)。



その再利用を国が模索する中、試験的に実施しているのが、このストリートフードだそうです。
今年で国からの土地の借用期間が終了する予定だそうですが、いつも大混雑しているので、このストリートフードに関しては大成功しているのではないでしょうか。

オープンサンドことスモー・ブローはその名の通り1枚のパンに挟むのではなくバターなどを塗ったパンの上に様々な食材をのせて食べるデンマークの代表的な料理の1つです。
研究所でも昼ご飯にスモー・ブローを食べるデンマーク人が多いです。


興味深いのはデンマーク人がスモー・ブローを食べるときにはパンの上に野菜やハム・チーズなどをのせ、それをフォークとナイフで丁寧に食べることです。
通常のサンドイッチのように両手で持ってがっつくということがないので、口に運ぶ一口のサイズが小さく、自然に食べる量も少なくなるように思います。
お皿やコップが大きいと、無意識に食事や飲料の摂取量が増加することはこれまでの研究で多く報告されていますが、もしかするとこれもデンマーク人に肥満が少ない理由の一つ?かもしれません。

satoshi



2017.09.30

後期が始まり

 普段何気なく通る学内の周回道路ですが、周囲の植物が確実に季節の移り変わりを教えてくれます。毎年のことながら、この時期、辺り一面に漂う金木犀の何となく甘い感じのする香りに秋の到来を感じると共に、後期の始まりとこれから特に感じる1日の短さに4回生は卒論への“焦り“を感じ始めているように見えます。

 今日は第1回目のゼミ、肌の色からも夏期休業中の活躍が推し量れますが、卒業論文の進捗状況はまさに多様そのものといった感じでした。以下のようなテーマ(仮の仮)について紹介してもらいましたが、皆我が身のこと、それなりに真剣に考えているように感じられました。

 ・集団的効力感とチームパフォーマンスとの関連性について

 ・笑いの効用~ストレス解消効果の精神生理学的検証

 ・競技意欲と学生競技引退イメージとの関連性について

 ・GoNoGo課題におけるオープンスキルとクローズドスキル選手の特性について~脳波を中心に

 ・高校部活動における指導者の影響~回想想起とその後のコミットメント

 ・対人関係からみたパフォーマンスに及ぼす応援の効果について

 ・試合展開とルーティンがもつ心理的効果について~テニス選手を対象に

 ・大学陸上競技部における各ブロック長のリーダーシップと競技力との関連について

 ・楽観主義・悲観主義傾向と競技特性について

 ・競技選手の原体験と競技継続性とパフォーマンスの関連性について

 ・サッカーにおけるペナルティーマークからキックまでの心理的動揺とパフォーマンスとの関係について

 ・運動学習におけるフィードバックのタイミングと内容の違いがパフォーマンスに及ぼす影響について

 心理の特性かもしれませんが、テーマだけでなく、方法論的にも臨床から実験的手法ま

で多岐にわたりますが、お互い牽制し合うのでなく励まし協力し合って研究を進めていっ

てもらいたいと願っています。(老ブロガー・ハル)


2017.09.29

まるで光ったメロンだな!

Hitomiです。いよいよ後期が始まりましたね。
第1回目の授業は初めましての学生さんも多いので、こちらもドキドキです。

今日も無事に終わって安心しつつ、くたくたになって研究室に戻ってきたところ、事務室から「メロンを食べにいらしてください」の連絡が。
ナイスタイミング!



というわけで、事務さんや他の先生方と一緒に美味しくいただきました。やっぱ疲れた時に甘いものは格段ですね。
以前スポ健にいらした先生からのいただきものなのだそうで…、どうもありがとうございました。
(何気にタイトルも復活。まさかこのセリフを使える日が来るとは)

さて、後期が始まったということは杉浦ゼミも再スタートです。
うちはまだ卒論生がいないので他のゼミに比べたら危機感は低いかもしれませんが、後期は以下の2つを必ず成し遂げてしてもらいたいと思います。

①3人一班で1つの研究を行い、個人でレポートとしてまとめる。
②自分の卒論のテーマと仮説を決める。

ゼミナール大会の上位版と、来年度に向けた準備です。
断言しますが、結構大変です。頑張ってください。

また、長いようで短い大学生活、ゼミ・卒論だけではなく充実した日々を送ってほしいので、「ゼミ以外のことでもいいよ」を条件に、「2017年度後期の目標」をボードに書いてもらいました。




顔出しNGが一人いますが(笑)、十人十色の大学生活。どんな風に成長していくのか楽しみです。

期待しています。

Hitomi